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2009年2月の投稿

2009年2月28日 (土)

近ブロ情報を一気に

サトウです。

ご存じのように、当ブログの体裁が変わりました。

ブログに詳しい「助手嬢」の助けで、念願の「カテゴリー表示」が完成。
これで、左記「2009近畿北陸ブロックゼミ」をクリックいただくと、一気に近ブロ関係記事が一覧で出てきます。

どうぞ心ゆくまで、魅惑の近ブロ記事をどうぞ。

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑮  学習系交流会「嵯峨山レポートに学ぶ」

近ブロ、交流会「嵯峨山レポートに学ぶ」担当のFです。先日打ち合わせを兼ねて千代田高校に行ってきました。

 嵯峨山さんは、教師になって4年目の青年教師。この春卒業していった3年生が初めての担任だったそうです。2日前の感動が未ださめやらぬ様子で、「いや~、ぼろぼろに泣きました。生徒も僕自身も」そして、千代田の卒業式のメイン企画、「シュプレ」で流されるスライドショーを特別公開。生徒たちの3年間の成長ぶりを語ってくれます。言葉を丁寧に選びながら、時折はにかむ姿が、なんとも素敵で…。

 ともあれ、いま教育雑誌、組合機関紙から新聞、テレビなどメディアも大注目(明日から、佐貫浩氏に呼ばれて仙台へ報告に行くとか)の「貧困を学ぶ文化祭」の取り組み。嵯峨山氏の報告に加え、20分あまりの生徒たちと作ったスライド上映、なによりクラスの卒業生が駆けつけて(2名予定)、自らの学びと成長を語る姿は必見!

全私研、全国私学シンポ、大教組教研、全教全国教研などで感動と共感が渦巻いたレポートです。これを聞かずして近ブロは語れない。日帰り参加のかたも、ぜひ学ぶ交流会へ。

【交流会】3月7日(土) 18:00~19:30(予定。若干前後する可能性あります)

 今のところ、「学ぶ交流会(上記・嵯峨山レポートに学ぶ)」「味わう交流会(大阪・天満中崎界隈そぞろ歩き)」の2本決定。まだまだ増える可能性あり。自主企画募集中です。

2009年2月26日 (木)

【本の紹介】浦部法穂『世界史の中の憲法』(共栄書房。1500円+税)を読む。

 最近、ブログ更新をがんばっているからか、各所から本の寄贈を受けることが増えた。今回もその1つ。
 以前、『今こそ学校で憲法を語ろう』を創った際に取りあげてくれた、法学館憲法研究所からの寄贈。同研究所双書というシリーズの一冊である。

「憲法」を世界史との関連で語ってくれている。これって、「教師になって以来20余年間、世界史の授業をしたことがない」社会科教師・サトウにとっては、かなりの福音書だ。

 前回の『今こそ学校で~』制作の際、竹内常一さんが、フランス人権宣言を引いて所有権問題を論じておられたが、確かにそのときは、正直言ってイマイチぴんと来なかった。
 そんな勉強不足の身には、平易な言葉で解説してくれている本書を逆引き辞書として使うことができるだろう。「近代的人権の「ホンネ」と「タテマエ」」の項(P36)に、所有権の神聖不可侵の権利を宣言した近代人権宣言のことが載っている。
 ロック、ルソー、モンテスキューから、フロイト、ハンナ・アーレントまで、倫理の授業で出てきた人名も、「憲法」を機軸に語られており、折に触れて概説を読むことができるだろう。

 ただ、文章が平易すぎる?からか、もともとが講義で話された口話のまとめだからか、目次順に読んでいった際には、もう1つアタマに入ってこない感もあり。ところどころにはさまれている「コラム」も、もっと大胆で意外性のあるエピソードを紹介してもらえればなあ、と感じたのも確かである。

 なお、伊藤真さんを所長とする当「法学館憲法研究所」のHPは洗練され、充実したページ。本書についても、的確な読者評や各章概要が載っているので参考にどうぞ。http://www.jicl.jp/

2009年2月25日 (水)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑭ 大阪大学への妙案アクセスを1つ

「阪大の吹田キャンパスまだどうやっていけばいいのか、まだ思案し始めてもいません。
サンダーバードで10:11に京都着(10:39大阪着)っていうのが、一番早い。
そのあと、どうすればいいですか?教えてください~」

 分科会のレポーター・岡山先生からのヘルプに、「鉄道ならおまかせ!」のナカムラからすぐ返答。

「サンダーバードを新大阪で下車。地下鉄に乗り換え千里中央ヘ、約15分。阪大病院方面ゆきの阪急バスで約10分、阪大医学部前で降りたら会場はすぐそこ。ではお待ちしております」

 千里中央からモノレール・万博公園前乗り換えという方法もあるけど、バスで1本。土・日は本数少ないので注意!ということ。
 
 どうぞ皆さんお気をつけてお越しください。

(今のところ、「近ブロ行くよ」のお返事は64名。さあ、目標の「100人!」までもうひとふんばり!)

※なお、「大阪大学へ車で行きたいけど、入れますか」という声をいくつか伺っています。左記アドレスまでメールでお問い合わせください。

2009年2月24日 (火)

0224事務局会議の報告

 事務局長の首藤です。高生研全国大会事務局会議を2月24日(火)7:00pmからたかつガーデンで開催しました。参加者は7名。緊急招集でしたが、中身の濃い議論ができました。

 懸案の夏の大会全体会について、ゲスト講師を選定しました。第1候補から第3候補まで。ビッグネームです。それだけに、すでに先約も入っている可能性があるので、ここではオープンにはいたしません。しかし、すでに高生研ともつながりのある方々なので、日程さえ空いていれば招聘は可能なのではないかと思っています。

 また、来る3月7日(土)8日(日)に迫った近畿北陸ブロックゼミナールについて、進捗状況を確認しました。特に参加者組織については65名の名前を確認できています。目標の100名まで道のりは遠い。これだけの内容ですから、勉強になることは間違い有りません。各方面によびかけて広げていくことを確認しました。みなさん、ぜひご参加をお願いします。また、周囲の方々のぜひお薦めください。よろしくお願いします。

2009年2月23日 (月)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑬ 続・河添誠さんと考えたいこと

河添さんは学校教育については、次のように述べておられます。

「学校の中で、労働者としての権利教育をもっと具体的にできたらいい…学習指導要領に制度として組み込んで、どこの学校でも教えなければならないものとして入れられないでしょうか。…熱心な先生は、あちこちにいる。だけど点でしかなく面になっていないから、制度化が必要だと…」

ここだけ読むと、制度化が上から押しつけ的な感じがしないでもなくて違和感を持ってしまう人もいるんじゃないかと思います。ぼくもその1人。もちろん後半の「熱心な先生は点でしかない」という指摘は厳しいものがあります。僕らは「1人のスーパー教師よりも80%のフツーの教師が知恵と力を出しあって…」と常々、主張してきましたが、これは簡単なことじゃない。「やっぱりあの先生だからできる」という壁はなかなか越えがたい。率直に言って、高校の場合、特に授業はお互い神聖不可侵みたいな所がある。そうかというと面白くもない反復学習を「共通授業」と称して手を抜く。同じ反復学習をやらせるなら労働基準法の反復学習をやった方がまだまし?と考えるのもありかも、と思ってしまいます。

ただ、河添さんが「学習指導要領に組み込んででも…」という背景には、単に非正規雇用の未権利状態を放置できないという思い以上のものがあるようです。

河添さんの編著で、本田由紀さんも入った「労働、社会保障政策の転換を 反貧困への提言」(岩波ブックレット№746)では、共同提言として次のように述べられています。

今後、日本型雇用における「企業内労働市場」とは異なる「企業横断型労働市場」が大きな位置を持つことは明らかである。…(しかしながら)日本の職業教育訓練の中心的担い手は民間企業と見なされ、若年労働者の職業教育訓練は、新卒で正規採用された後の企業によって行われることを基本的に想定している。…結局、新卒あるいは若年労働者を対象とした、本格的な雇用促進と公共職業訓練の法的枠組みは、これまでの日本社会には存在しなかった。(p30~31)

(それゆえ)職業能力形成についての公的責任を明確にする(必要があり、高校教育に関係した点では)職業専門学科を持つ高校、短大、大学、高等専門学校等に1~2年の職業教育訓練コースを併設するよう奨励・補助し、訓練委託を行う。いずれの場合も座額と職場における実地訓練組み合わせたデュアル形態の教育訓練(就労と平行した夜間等就学を含む)を優先的な補助対象とする。(同p33~34)

つまり、従来のスクールトゥワークでは未整備だった職業教育の公的責任をはっきりさせる延長上に学校の制度的改革も構想されているということです。だとすると、それは「総合の時間、数時間を労働権の学習に充てる」というような部分的な改革にとどまらず、普通科高校(→上級学校)→新卒一括採用→企業内教育→年功序列→終身雇用というスクールトゥワークを根底から見直す普通科教育のあり方を問うているわけです。

要は「労働権の学習?それは社会科か総合学習でやってね」ではなくて、これまでのように企業内で企業に従って生きる人生じゃない、企業と相対的に独立した人生のための諸能力が個人的にも集団的にも求められていると言っていいのではないでしょうか。

                             井沼淳一郎

全体会 3月7日 12:30~17:00

「“今を生きる若者の現実”からはじめよう

~専門家・研究者と現場教師の対話」

Ⅰ部 労働現実と学び 

河添誠(首都圏青年ユニオン)×松崎康裕(社会科教師)

Ⅱ部 人間的発達と社会 

秋葉英則(大阪健康福祉短大学長)×古川奈美子(養護教諭)

2009年2月22日 (日)

【立ち読み】「早蕨」2月号より③

 教師2年目「~コラッ!だまってやれ!~」

 男子全入、女子も数名しか落ちなかった年の1年担任をすることになりました。留年生が多かったため、7クラス募集を8クラス展開した学年で生徒指導部学年主担も担っていました。遠慮していた教師一年目・副担任であった前年度に比べて、この年は積極的に攻めにいきました。

 授業はほぼ生徒指導でした。「遅刻はするな」「授業中は立ち歩くな!50分間座っとけ!」「授業中ガムは食うな!ジュースは飲むな!」「しゃべるな!」「寝るな!」中にはマジメな子もいましたが、大半は満足に授業を受けたことがない生徒達。
始業の礼で服装を整えさせ、(バリバリの生徒指導の先生が、「始業と同時に服装を整えさせると、そのあとの授業中の指導が入りやすい」と言われていたのをマネしてずっと続けています。確かに休み時間と授業時間を区別させて考えさせるのに効果的な指導だと考えています。) 遅刻したものを廊下で説諭し、全ては一からのスタートでした。(下略)

 「早蕨」今号の注目は福本浩一さんの4年間にわたる授業実践報告。
 「困難」と言われる学校で、当初の「だまってやれ」から、「進んでできる」「もっとできる」「発言できる」授業をめざしての試行錯誤がいきいきと描かれ、これを、若手3名+ベテラン(ご本人は「ロートル」?と卑下されてますが。)1名が分析を試みてます。
 
「福本先生の実践報告を聞きながら、自分の実践と比べていました。1年目、2年目、3年目、そんな風にステップアップしてきただろうか、毎日の授業をこなすことだけに必死にいたのではないか・・・と。
そして、教材を工夫することに必死になっていたけれど、それ以外にも工夫できることがたくさんあるのだということに気付かされました」(若手・Kさんの分析より。抜粋)
 
「福本さんは、確率の時間に大きなサイコロを用意したり、色鉛筆を使って作業させるなど、小道具を使ったり視覚に訴えることを、「姑息な」手と言った。では、王道はというと、やはり数学の面白さを直接生徒に伝えることだという。そういう、頑なまでのストイックさ、融通の利かなさが良くも悪くも数学の持つ強みなのだろう」
(ベテラン・安城さんの分析より。抜粋)


 11ページに渡るやりとり、じっくりお読みください。

(全国に100人を超す大阪高生研機関誌「早蕨」読者。送料込み2000円で年6回送られてきます。今号は40ページ大増版。どなたでも申し込み可。ご希望の方は左記メールより申し込みください)

2009年2月21日 (土)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑫  文化班は楽しいぞ~学生大いに語る

 先日行われた文化班の第2回練習会。
 スペシャリストたちのハーモニーに、どんどんレベルが上がっていく。ここに会場である大阪大学の学生さんたち(教育学を研究している人や4月から教師になる人たち)が何人か参加されています。

 彼らの感想です。

●小野田ゼミ3回生のSです。今日文化班の練習に初参加しました。合唱なんて久しぶりだったのですが、音楽の達人の先生方ばかりで、いろいろ議論も飛び交いながらの進行がすごく楽しかったです!ハモる部分は難しくて一人ではなかなか歌えないですが、当日は他の皆さんの声をききながら頑張ります!「島人ぬ宝」では文化班だけでなく会場全体で歌って踊るので、皆さんどうぞ羞恥心を捨てて音楽を楽しんでください★

●大阪大学4回生のTと申すものです。
 ガットネロ(※練習場としてお借りした音楽喫茶室)に結集した人間全てが音楽において何らかのスペシャリストだったため、凡夫である僕は「はるか高い次元の練習になるのでは」と相当緊張していましたが、それは杞憂に過ぎませんでした。むしろ、あまりの楽しさに、自分の歌唱に熱が入りすぎてしまった位です。本番では、なんとか自己主張を抑えながら、素晴らしいハーモニーを創り出せるように頑張りたいと思います! いまから3月7日が本当に楽しみです!
 ガットネロの雰囲気にも惚れました!ジブリの『耳をすませば』の聖司くんのおじいちゃんの店の下の部屋でみんなで『カントリーロード』をやっているような爽快な気分になれました。またあそこでやりたいものです。

 ☆乞うご期待
 3月7日(土)5:00からの「コーヒーブレイクタイム」にて堂々の本格演奏。

2009年2月20日 (金)

【立ち読み】4月はじめ・「スキマだらけ」にこの一発!

 おまかせHR研究会・牧口です。

LHRの時間、急に「この1時間は各クラスで自由にお使いください」と言われると何をしたらいいのか困ってしまいます――そんな声にお応えし、われら「おまかせHR研究会」が、『担任のアイディア100連発』と称し、「HRレクネタ」100発をご開帳して早や7年。

昨今では逆に、学校現場は何かと窮屈さが増し、「学力低下」「授業日数確保」などの声におされ、「担任裁量でクラス仲良く楽しむ時間がなかなか取れない」との声があちこちで聞かれるようになってきました。

しかし、そんな苦しい状況でも、「HR派」教師たちは、各地でそれぞれ工夫をこらして、生徒たちと楽しく遊び、クラスのコミュニケションづくりに励んでおられます。

キーワードは「スキマ時間」の活用。

学校ではいろんな場面でちょっとした「スキマ」の時間が生じることも少なくない。出欠を確認した後のSHR、進路希望アンケートをとった後に微妙な感じで余ってしまった残り時間、どうせ時間一杯かかるだろうと思っていたのに思いのほかテキパキと決まってしまった球技大会選手決めの後……。

「1時間まるまる」は使えなくとも、10分、20分……の積み重ねで、クラスが徐々になごみ、「いい感じ」になっていく。

『月刊HR』誌(学事出版)に、4月号からおまかせHR研究会で新連載を持つことになりました。

名づけて「「スキマ時間」の小ネタ100連発」。

「スキマ時間」の活用が、クラスの「スキマ」を埋めていきます。ここでは新連載原稿を少しずつご開陳。どうぞご期待ください。

第1回 4月当初は「スキマ」だらけ

さてさて、年度当初は何かと気ぜわしいもの。新入生オリエンテーションや事前登校日、健康診断などで中途半端に時間が余ってしまうのもよくある話。それも二、三年生なら自分たちで時間のつぶし方も分かろうものだが、初々しい新入生諸君はお互い黙ったまま重苦しい空気が流れるなんて事態にもなりかねない。

そんなとき、こういった「小ネタ」で時間を有効に使ってみてはいかが?という数発をご紹介。

【1発目】お手軽文集作り(10分ネタ)

 B6程度の用紙に、あらかじめ氏名・自己紹介・今年の目標といった10分ぐらいで書けそうな項目を印刷しておく。後は書いてもらった原稿を並べてそのまま印刷し、ホチキスで止めて配布する。表紙を書いてくれる子、作業を手伝ってくれる子を募集してもいいかもしれない。

 文集まで作るのは大げさだというのなら、『この1年間の目標』とか、『今年のクラスでやってみたいこと』などを書いてもらって、後日まとめて配るという手もある。前者であれば、年度末にもう一度配ってその目標が達成できたか各自振り返ってもらいたいし、後者であればそのうちのいくつかは採用してクラス企画として実現してほしい。年度当初に、「この学校は(このクラスは)おもしろいかも」と期待してもらうのは、新学期のスタートとして大事なことではなかろうか。

<以下、【2発目】これがうちのクラスのやり方・レクチャー、【3発目】和やかムードあふれる? キャッチコピー付きじゃんけんゲーム とつづきます>

 

 3月5日発売予定 『月刊HR』4月号をお楽しみに。            

2009年2月19日 (木)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑪  授業づくり分科会は、コレ!

 サトウです。

 最初、レポーターの岡山さんから送られてきた「レポート紹介」はこんな文章でした。

<以下>

郷土料理で食談を楽しもう♪ in 高校レストラン
~ 食を通じて,異質な他者とつながる…縁結び教育のススメ・北陸版 ~

 自宅で月に2回の「農家レストラン」をしている室谷さんに「弟子入り」して郷土料理を学んできた1年間の集大成として、1日だけのレストランを企画。一緒に天草を採ったり、野菜やお米について教えてくれた地域の方、交流してきた作業所やグループホームの方、保育園の先生、新米ママと赤ちゃん、保護者を招いて、地元の手作りの「安全で美味しいもの」を一緒に味わいました。
  
 地元の子どもたちの健全な成長は,地元の大人たちの共通の願いです。そこに依拠して,おもしろい,楽しい,新しい出会いや気づきがいっぱいの時間を共有できました。

新聞4社,テレビ3局・・・当日の取材の多さに生徒もビックリ……。

<以上>

 なかなか盛況のコラボ実践だったんだー。

 でも、ちょっと心配。
「特殊」な家庭科の実習体験、近ブロ参加者の問題意識と合うかなあ。
「家庭科はいいですねー、楽しそうで」
「すごい実践」ですまされちゃうかも……。

 しかし、レポーター・岡山さんからきた次メールには、こんなホンネが満載で。

<岡山→サトウメール>
 今回は,生徒たちが書いてくれた感想文(フードデザイン1年間のふり返り)に助けられたような気がする。

 実は私,フードを選択している12名の生徒たち....ニガテ。
 なんも言うこときかんし!
 私語,多いし。
 ほんと,しんどかった。

 だから,一人では持ちきれる自信も見通しも持てず,どうしよう,どうしよう・・・って思って,他力本願することになる。私が作るコラボ的授業の原点はそこなんだわ~。
 自分が値打ちを感じて,大事にしたいことと,生徒が欲していることには大きな隔たり(ズレ)があって,迎合もしたくないし,かといって,ひっぱりまわすこともできない。
 その中間を行ったりきたりしている感じです……。

<以上>

 おいおい。これを聞きたかったんや。
 思わずサトウ、岡山さんにすぐ返信。

<サトウ→岡山>
(前略) めちゃくちゃおもしろいやん。

「成功しました。テレビも来ました」だけなら、「すごい実践やねんなー」とか「家庭科はいいなあ」で終わる。
 でも、
「一人では持ちきれる自信も見通しも持てず,どうしよう,どうしよう」でのコラボ。
 この「ヘルプ」の出し方、すべての教科に通じるものがあるぞ。
 これこそ聞きたい!

<以下略>

「1人でできなきゃヘルプ出す」の一形態としてのコラボ実践。

 当分科会には「電光石火のパクリ人」の異名をもつ札埜さん(京都)も運営者の1人として参加決定。
 これは他教科にも役立つ議論必至だ。
 ご期待ください。

●授業づくり分科会
        岡山 和美 (石川)「郷土料理で食談を楽しもう♪ in (1日だけの)高校レストラン~食を通じて,異質な他者とつながる…縁結び教育のススメ・北陸版~」

(以上、ご本人の許可を得て構成した文章です)

2009年2月18日 (水)

東海ブロックゼミもおもしろい!

残念ながら「近畿・北陸」とまったく同じ日開催になり、「どっちも参加したいのになあ」という声しきり、の東海ブロックゼミ。

今年の開催地は岐阜です。

中京・東海圏の方は、ぜひ、岐阜へ。

<以下詳細>

2009高生研東海ブロックゼミin岐阜のご案内
全国高校生活指導研究協議会(東海支部ブロック)

集会テーマ
「人間関係? 多様な生徒集団からのクラスづくり」

とき: 2009年3月7日(土) ~ 3月8日(日)
ところ: ホテルグランヴェール岐山
〒500-8875  岐阜市柳ヶ瀬通6丁目14番地
TEL:058-263-7111 FAX:058-263-5517
E-mail: info@grandvert.com
Home Page: http://www.grandvert.com/pc.html

日程
3月7日(土) 受付 13:30~ 開会 14:00 
分科会 14:15~17:00
第1分科会
どうしたら、クラスの人間関係を変えていけるのか?
報告者: 小川京子 (静岡・)
進学校の3年理系クラス。ガキ大将のようなNくんは明るく人気者であるが、1年の時からいじめを繰り返している。HR担任として、Nくんを取り巻く人間関係をどう変えていったらいいのだろうか・・・。

  第2分科会
一人ひとりのSTORY、みんな合わせてHISTORY
~教師9年目の初担任~
報告者: 鈴木晃一 (岐阜・清翔高校)
生徒一人ひとりが、学校という舞台に人生の主人公となって立つ。やがて、それぞれのドラマが一つに重なりあって、1普3の歴史をつくっていく……、そんなクラスを目指している、現在も進行中の実践記録です。

全体会 17:15~18:45
全体会レポート・交流会
08愛知、岐阜文化祭見て歩き
報告者: 田山地範幸 (岐阜・多治見西高校)
今年、愛知、岐阜県の高校の文化祭を見て歩きました。我が校の文化祭を変えたくて見て歩きました。皆様の高校の文化祭もお教えて下さい。レポートの研究はビールを飲みながら…、交流会で!
夕食・交流会 19:00~

3月8日(日) 受付 8:30~

講演 9:00~

講演   「弱さで支え合う関係を学校に」(仮題)
講師: 礒山 馨 (いそやま かおる)
高生研全国常任委員・2009年の基調執筆を担当

内容紹介
これまでの健康に立脚した強さを求める学校でなく、弱さを自覚した子どもたちと自分の無力さを自覚した教師とがケアと癒しを含みこんだ応答的な営みを行う場として、さらにそれを通して子どもたちとともに生きると同時に大人も育つ場として学校を再構築しよう。
(大瀬敏昭・著『学びの風景』世織書房より)

閉会行事 12:00~12:15

2009年2月17日 (火)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大 ⑩ HR集団づくり分科会は、コレ!

<HR集団づくり分科会(3月8日 AM9:00~)>

    「困難な生徒をつながりで支える」 

                                       三輪亜矢子(京都)

 初担任をした2年生のクラスに原級留置をした不登校傾向のある生徒がいました。彼女が過ごしやすいクラスにしようとがんばったのですが、彼女をつなぎ止めていたのは、私と彼女のつながりだけでした。
 結局彼女は学校を去ることになりました。

 3年生に持ち上がり、受け持ったクラスにも不登校傾向のある生徒がいて、2年生の反省を受けたクラス経営に取り組みました。

   <以上、三輪先生より>

 生徒どうしのかかわりが希薄な昨今、どうしても「当該生徒―担任」一対一対応になりがち。まるで「モグラたたき」のようにあちこちで問題が起こり、担任はそれぞれ誠実に対応するも手いっぱいで消耗するばかり……。

 最近、そんな実践報告をよく聞きます。

 そんななか、1年目の教訓をもとに、若い三輪先生はクラスのなかでつながりをつくり、集団のものにしていこうと試みた。

 さて2年目のクラスはいかに……?

 どうぞ期待のフレッシュ実践。ご期待ください。

2009年2月16日 (月)

早蕨です② ちょっとムズカシいのだ 関西のお好み焼き<後編>

【この文章は「大阪大会応援ブログ(左記リンク参照)2月16日記事<後編>です。そちらを先にお読みのうえ、どうぞ】

 さっき「コミュニティ的な何か」と言ったが、街のお好み焼き屋は、その街の大人の社交場であり、駅のプラットホームであり、病院の待合室…でもある。そこはパブリックな「場」なのだ。

 例えば、野球帽にスウェット上下のおっちゃん同士がビールとイカ玉でパ・リーグを応援しているカウンターに、リュックを提げた若者がズカズカ入り込んできて「雑誌を見たんですけどォ、イカが美味しいんですよねェ。どこ産のイカなんですかァ。あ、お水いただけますゥ。ワッ、なんだかベタベタしてるなあ。ここ拭いてもらえますか」なんて所作は即、大ブーイングのレッドカード。子どもが奇声を発するかの如きかかる言動は場を乱した以上の対象になる。

  その「街のルール・しきたり」を身につけるトレーニング場となるのが、関西ではお好み焼き屋であることが多い。そこらへんの街の機微がわからない人間は、(年齢的に限らず)子ども呼ばわりされてしまう。だからよその街のお好み焼き屋では少なからぬ緊張感が伴うのだ。

 お好み焼き屋では、これはなぜかわからないが、近所のおっちゃん客が正しいと決まっている。もっと正しいのは、カウンターの中で忙しくテコを動かしているおばちゃんなのだが。高級レストランはどうあれ、街のお好み焼き屋ではおっちゃんとおばちゃんが正しいプレイヤーなのだから、そうじゃない自分は規格外品。つまり不完全と認識しておかねばならない。

 お好み焼きがえらく小ムズカシくなってまったが、お好み焼きは、当たり前に自分の育った地元の街で食べるものなので、他所の違いはなかなか知り得ないし、知ったところで優劣をわかったふうに語るのは恥ずべき行為だ。

 どこの都市にもあるターミナルビルや都心のド真ン中にある飲食店ビルなどには、どこかよその街(大阪が多い)の名前を冠したお好み焼き屋もあるが、それは、いわばどこかの街のお好み焼き屋だけを違う術でコピー&ペーストして焼いているだけで、その街のリアルなお好み焼きのカウンターと同じ土俵には建てない。

 溶いた小麦粉に加えるだし配合が地元と同じで、ソースは地元から取り寄せているとかではなく、勿論鉄板の厚さ具の大きさでもない。お好み焼きはそういうものではないからだ。と言ったことを知っていれば、各々の街のお好み焼き屋で出会う店主や客が、そこにしかいないかけがえのない存在と思えて楽しい。なんでもないその土地その街のあれこれを表し、かつそれらの気配を細やかなグラデーションで描き出すのが関西のお好み焼き屋なのだ。(おわり)

                    中村貴彦

2009年2月15日 (日)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑨ 書籍係で手品!?

こんばんは、書籍係の明石です。書籍活動で、先日の大会事務局会議で議論・決定された概略をご報告します。
①販売形態について
 3月7・8日とも3階廊下にて販売。全体会・コーヒーブレークにおいては会場後方で販売。分科会には出張:「ワゴン販売」を行う。
②書籍販売メンバー(略) お手伝いいただく人を募集、呼びかけを行う
③準備
 当日、もしくは前日に書籍を搬入。
④販売促進等
 ・発表者の「人生をかえた一冊」+参考文献の販売
 ・夏の大会の参加を促進する企画の検討しました。
  夏の書籍コーナーを手伝うと宣言した人に何らかのサービスを行う、などが示された。
  これについては近日中に書籍係で検討、決定したい。
 ・購入者に贈本プレゼント
⑤今後の予定
 2月20日(金)18:00~ 大阪「東梅田」駅改札すぐの清風堂書店にて、近ブロで販売する書籍を選定します。みなさん,ご参加を。この日は清風堂書店の教育書フェアー実施中。膨大な種類の教育書をそろえる清風堂書店は一見の価値あり。
 ちなみに、この日の19:00からは、清風堂書店の実施する「授業研究所教育講座プレ企画始業式直前講座 これで安心学級びらき」で学習する手品の予習会があります。
 小学校の先生が主に対象のようですが、講演されるN先生の姿勢は学ぶところが多く、また誰にもできる(?!)手品を学ぶのは中高の先生でもお得だと思います。
 水曜日までに出欠報告が必要とのことですので、参加お問い合わせは画面左上「メール送信」にてお願いします。

2009年2月14日 (土)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑧ おもてなし班です

 総務班の首藤です。近畿北陸ブロックゼミナールまであと3週間となりました。現在参加予定は49名。目標の100名までは道半ばと言うところです。近ブロのテーマは「“今を生きる若者の現実”からはじめよう」ですが、若者が未来に希望を持てない時代にあって時宜を得たテーマだと自負しています。ぜひ、ご参加ください。

 さて、総務班の活動の特色として「おもてなし班」があります。夏の大会でも全国から集まってくる参加者のみなさんに、大会や“大阪”を楽しんでもらおうという係です。近畿北陸ブロックゼミナールでは、この「おもてなし班」が、コーヒーと軽食で接待させていただきます。無料というわけにはいきませんが、200円と100円の2種類のメニューで、コーヒーブレイクの時間に憩いのひとときをサービスさせていただきます。ぜひ、ご期待ください。

 2月11日の総務班会議では、おもてなし班のとりくみ内容や大会のしおり作成、大会予算などを議論しました。おもてなし班の活躍にご期待下さい。

 みなさん、お待ちしております。

2009年2月13日 (金)

早蕨です① 熊本、恐るべし!

最近、熊本高生研会員通信が楽しみです。どんどん進化してきて面白い。しかも「そろそろ早蕨、ださなあかんなー」と思ってる頃に、先を制して送られてくる。ちょっと焦ってしまうのです。

中味が面白くなった理由は、活動の表面をなぞる報告の羅列ではなくて、書き手が自分なりの分析に挑もうとしていること。今回のではI実践分析がよかったです。

自分の読み取り方を述べるのはなかなか難しい。若手のときは、たたかれるのが嫌で当たり障りなく書こうとするし、ベテランになるとプライドが邪魔して、ことさらに難しいことを書こうとしてしまうもの。これ、自戒をこめて。
でも熊本高生研通信には、真摯に自分と向き合おうとする志が溢れている気がします。まだ読んでない人、年会費2000円払う価値ありですよ。

さて、早蕨1・2月号、発送です。早蕨も負けてませんよ。僕のイチオシは、20代若手教師の授業実践を、同じ20代若手3人が分析した「私の実践を分析してみる」。ここにも、自分のために貪欲に学ぼうとする若手の姿が溢れています。もちろんベテランのアドバイスもいい味出しています。

楽しみにしてください。

                                                              編集長  井沼淳一郎

2009年2月12日 (木)

大会事務局会議開催!

 みなさん、こんにちは。大会事務局長の首藤です。大会事務局会議を2月11日(水・休)午後1:30~たかつガーデンで開催しました。12名の参加で、みっちり3時間半の会議でした。午前中は総務班の会議もあって、私は連続5時間半でした。でも、一気に実務がすすんだと思います。

 気になる近畿北陸ブロックゼミナールの参加申し込み状況はいろんな形態あわせて50名近くになっています。でも、宿泊が少なくて寂しい限りです。夏の大会のプレ企画を兼ねています。たくさんの方に泊まっていただきたいと思っています。

 事務局会議の内容は、順にアップしていきます。よろしくお願いします。

2009年2月10日 (火)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑦ 交流会ナイトツアー

近ブロ、交流会ナイトツアー担当のMです。先日2月4日に下見を兼ねて中崎町・天五界隈をぶらぶらしてきました。

 阪大吹田キャンパスから徒歩で阪急北千里駅まで15~20分くらいで到着。終点の梅田まで約30分千里線はのんびりしている。シンフォニーホールの横から茶屋町の毎日放送の横を通り新御堂を横切って中崎町へ。このあたりは戦災をのがれ戦前からの町並みが残っている。私の実家の近くの空堀~谷町六丁目あたりとよく似た『囲い長屋』が点在している。

 中崎町から天五中崎町商店街へ。この辺から沖縄料理の『梯悟屋』、イナダ酒店、洛二神など通好みの店がチラホラ。

 そのまま天五の交差点を突っ切って寿司の名店『春駒』、『すし政』の前を通って、関東煮「権兵衛」の赤いのれんの所を右に曲がって天満市場の方へ向かう。今日の下見は天満界隈に飲みに行ってもなかなか足を踏み入れることの無かったこのあたりが目的。このあたりは安い寿司屋が多い。

 春駒は1カン100円、すし政は75円。うろうろしてたら1カン45円の看板が!なんじゃこりゃ!一通りうろうろして、最後に天満駅前のたっちん『赤垣屋』へ。土手焼きと生中。土手焼き最高!ビールも最高!続けて串カツと生中。最高!ほどよく気持ちよくなったところで「お愛想。」

                      「…920円です…。」

というわけで、とりあえず近ブロのナイトツアーは天五界隈(行き帰りや参加人数の問題はありますが)で行きたいと思います。

来春より、なんと7年ぶりの担任が決まりました。ヤッホーです。

2009年2月 9日 (月)

大阪竹内塾 最終回報告2

みなさん、こんばんは。首藤です。第5回竹内塾の報告つづきです。

 A先生は非常勤講師ですが、積極的に生徒と関わってゆきます。A先生に心を開いた生徒は、さまざまなことを打ち明け、先生はその生徒に寄り添い、話を聞きます。そして、生徒の問題を担任や進路の先生などに橋渡しをしてゆきます。また、授業中に起こった生徒達の問題をその場で引き取り、先生の思いを生徒達に伝えます。「私がここまで介入して良かったのか?」常に迷い悩むA先生に対し、「介入は問題ない」という意見が多く出されました。竹内先生からも「A先生は(無意識に)学びの共同体」を作っているし、「正規・非正規の二分法を越えた働き方をしている」という指摘がありました。一人の生徒をめぐる多様な人々との関係を作ることの大切さのよくわかる実践でした。
  竹内先生の最後の「教育とは、大きな事を考えながら小さな事をやってゆき、小さな事をやりながら大きな事を考えることだ。大きな見通しを持った人が教育ができる。」という言葉が胸に響きました。

 さて、今回で竹内塾は一旦終了となります。本当に勉強になったし、まだやりたりないなあという思いもあります。というわけで、続きをやろうとあれこれ算段を巡らせています。実践記録を書こうということで、原稿も集まりましたし・・・。

 大会もあってすぐには無理かも知れませんが、また、よろしくお願い致します。

竹内先生 本当にありがとうございました。また、お願いします。

2009年2月 8日 (日)

大阪竹内塾最終回ご報告

 2月7日(土)1:30から、たかつガーデンで大阪竹内塾第5回が開かれました。17名のご参加でちょっと少なめでしたが、内容は充実していました。

 まず、班に分かれて4回までの竹内塾を振り返りました。班活動をいれるなど、お客さんでなく、みんなで主体的につくるという試みをやったことには肯定的な評価がでた一方で、慣れないところもあって班活動がうまく機能しなかったりとか、あるいは土曜日の設定が3回あって、私学の人には参加しづらかったこと、あるいは5回連続の出席というしばりがしんどかったなどの率直な意見もありました。でも、今回の試みは、課題もありながら、新しいサークルのあり方を追求できたということで、一定評価していいのではいかと思います。

 さて、第5回のレポートは、ある高等専修学校に非常勤講師として勤めておられる若手のAさん。そして、運営(司会)を若手2人のSさんとNさんで仕切るというフレッシュな組み合わせでした。

 Aさんの勤務校、高等専修学校は、どういう学校であるのか、広く知られているというわけではありません。詳しい紹介は割愛しますが、生徒の状況としては、中学時代に不登校を経験した生徒や、発達障害をかかえている生徒などが多く在籍していて、困難な状況があります。そこで、Aさんは、非常勤講師として生徒ときちんと向き合いながら、できることとできないことの一線を、越えつ戻りつ、生徒ときちんと向き合っています。そんな、誠実さが伝わる報告でした。(つづく)

2009年2月 7日 (土)

実践記録を書こう~大阪竹内塾エントリーシートから③

 本日、竹内常一さんを招いての大阪竹内塾・前期5回講座がめでたく終了。内容は、参加者「報告班」から近日報告いただきます。

 竹内先生、毎度遠方からありがとうございました。
 全員が1つずつ「実践記録を書こう」の内容エントリー第3弾です。

【7】Gさん
■高校における「学びの共同体」の行方
 全国の小中学校に広がる「学びの共同体」による学校改革。「コの字型」に配置された、「4人グループ」による学び合い、・・・ そこではしっとりと学び合う生徒の姿が見られ、「荒れた学校」が数年で立ち直るという。「おきまりの学校改革」から脱皮し、本業の授業で勝負しようという「困難校」の改革に可能性はあるのか。数学の授業の一コマおよび授業に関する職員研修など「改革」胎動期の職場報告を。
 
【8】Hさん
■実践記録を三人称で書いてみた
          ~旅行1週間前、「クツ自由認めて」会議顛末記~
 修学旅行を、各クラスの代表生徒が集まった学代会議を中心につくってきた。学年・クラスのレクリェーションやしおりづくりなどを、なるだけ生徒たちの力でできるよう指導してきたが、突然、想定外の要求が生徒たちから出てくる。教師側提示の旅行時服装規定の1つ~「クツは運動靴のみ」~に対し、「ブーツ・パンプス等を認めてほしい」。多くの生徒の意見を受け、学級代表者会議が「修正案」を出してきたのだ。さて、そのてんまつは?

【9】Iさん
■「就職」という高校卒業後の進路選択は? 
 進路で就職担当をしています。採用が決まったときには「おめでとう」と、生徒・担任・就職担当ともに喜び合います。けれど、卒業して1年後、彼らは今どうしているのか? 職場で充実した毎日を過ごせているのか? と思うと、就職担当として心が痛むのです。就職を選択する生徒のほとんどは、家庭の経済状況を思いやる誠実な生徒たち。自分の中で見えてきた、高校卒業後の進路に就職を選ぶことの問題点や課題を。

2009年2月 6日 (金)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑥ 全体会は河添誠さん

近畿北陸ブロックゼミの楽しみは、首都圏青年ユニオンの書記長として活躍されている河添誠さんの話が聞けることです。

河添さんは既に労働組合の学習会などではあちこちに呼ばれているので、お話を聞いたことがある人もいるかと思います。でも、労働(もしくは労働運動)を通じた若者の成長発達ー諸能力の獲得ーという、教育的視点から彼の話が議論されたことはあったのかな? 

よく知らないのですが、それができるのが高生研だと思うのです。

以下は、河添誠・湯浅誠編『「生きづらさ」の臨界』(旬報社)から、河添さんの発言要旨を抜粋してみました。

(1)労働条件の改善を勝ち取るという狭い意味での労働運動では、支えられない生活の問題を抱えた人たちが集まってきている。
(2)現在の労働市場は、「効率よく器用に仕事をこなし、人間関係を構築すること」が求められるので、「不器用さ」は「空気の読めない使えないヤツ」というように、よりきわだった職場からの排除の理由になっていきます。多様に階層化された正規雇用と多様に階層化された非正規雇用が拡大した現在、若者は不器用さのグラデーションに応じて、階層化された労働に配置されていく。そして、もっとも不器用なものが、超短期の登録型派遣に就かざるをえない。
(3)それゆえ、貧困の中にあるものにとって、「自立」は目標でありながら、自分自身を締め付ける抑圧の言葉となる。
(4)若者に必要な“能力”とは何か。職場のトラブルに遭遇したとき、それに対応できる能力をこそ育てる必要がある。…労働者の権利の知識―雇用契約書の読み方、社会保険・雇用保険の知識など…それをできるだけ具体的に身につけること…解雇されながらも生きていくノウハウこそ必要である。
(5)では、そのような能力をどうやって身につけていくのか。労働現場で孤立して分断された若者にとって、まず居場所としてのユニオンが必要。“自分が誰かに必要とされている”という感覚を取り戻すことが第一歩だ。
(6)団体交渉によって、たたかいとった経験の蓄積は、若者の認識を少しずつだが確実に変化させていく。自分自身の困難が社会的に作られたものであるものとして捉え返しが可能になる。

どうですか?生活指導と重なる部分がいっぱいありそうでしょう。

でも、その一方で、河添さんは学校教育については、次のように述べておられます。

「学校の中で、労働者としての権利教育をもっと具体的にできたらいい…学習指導要領に制度として組み込んで、どこの学校でも教えなければならないものとして入れられないでしょうか。…熱心な先生は、あちこちにいる。だけど点でしかなく面になっていないから、制度化が必要だと…」

ぼくは、ここ、議論してみたいところですね。
                            (いぬま)

2009年2月 5日 (木)

2009年第1回常任委員会報告

みなさん、こんにちは。事務局長の首藤です。第1回常任委員会を開きました。6名の参加で近畿北陸ブロックゼミナールや夏の大会に向けた打ち合わせをしました。

 近畿北陸ブロックゼミナールまであと1ヶ月を切りました。全体的に実務が遅れているので、追い込みをかける必要があると確認できました。特に、総務班は近々に班会議を開きます。また追って連絡させていただきます。

 2月11日(水)13:30~17:00 たかつガーデンで事務局会議を開催します。

第1部では近ブロについて議論します。議事は①全体会の構想 ②総務班関係の実務確認 ③交流会企画 ④100人呼ぶぞ委員会 ⑤参加者組織 他です。

第2部では夏の全国大会についてこの間、大会担当常任とやりとりがあります。それをうけて①全体会の構想 ②一般分科会 ③問題別分科会 ④第6回実行委員会のすすめかた などについて担当から報告ののち、全体で論議します。事務局員の方をはじめ実行委員のみなさん、ぜひご参加ください。

2009年2月 4日 (水)

実践記録を書こう~大阪竹内塾エントリーシートから②

 竹内常一さんを招いての大阪竹内塾も次回2月7日で第1期5回が終了。
 受講生に課せられた、「全員が1編ずつ実践記録を書く」という「宿題」。
 その、エントリーシートからの抜粋連載です。

【4】Dさん
■ 非常勤講師として、生徒・担任とどうかかわるか

 高等専修学校で、非常勤講師として社会科を担当している。
今回の実践記録では、生徒・担任と「わたし」の関係性を問題にして、DVの授業等の実践を振り返りたい。
 わたしは、学校で「中途半端」な位置にいると感じている。非常勤講師の立場では、個々の生徒の問題や情報を多く得ることは少ないし、職員会議には出席しない。クラス運営に積極的に参加することもない。しかし、生徒と授業などで交流し、相談に乗ったりする機会がかなりある。またそれを担任に報告し情報を共有することや、行事等に参加し、担任等を手伝うこと多くある。
 これまでわたし自身、中途半端な位置にジレンマがあったが、中途半端だからこそできた実践があると感じている。その場面を文書にし、非常勤講師としての「わたし」が生徒や担任とどうかかわれるのか検討することを、実践記録の課題にしたい。

【5】Eさん
生徒会活動は職場を変えられるか? 生徒対象の実践報告ではなく、先生対象の実践報告? 試みたい。

【6】Fさん 
■「A子のこと」
 彼氏からDVを受けていたA子の担任をして、知ることになった彼女をとりまくDV以外の環境。今回の実践で反省すべき点と、今後類似したとき何に気をつけていくべきか、記録を残しておきたい。
                                                                                     (つづく)

※次回竹内塾。2月7日(土)1時30分~5時 たかつガーデンで。

2009年2月 3日 (火)

老いも若きもグルメを語る

「先日雪が舞う中、おいしいパン屋さんに行ってきました!」と、若手がオシャレにクロワッサンを語れば、「2009年はイケメン(麺)、100軒食破!を目ざしています」と「中年オヤジ」がカレーうどんのウンチク語る……。

  今、「大阪大会応援ブログ」では、大阪高生研の老いも若きも。たちが、(主にB級?)グルメを語りまくってます。

 http://ameblo.jp/09oosaka-taikai-koseiken/

 ハナシのたねに、どうぞ見てやってくださいね。

2009年2月 2日 (月)

実践記録を書こう~大阪竹内塾エントリーシートから①

 竹内常一さんを招いての大阪竹内塾も次回2月7日で第1期5回が終了。
 受講生には「全員が1編ずつ実践記録を書く」という「宿題」が課せられています。
 いま、素敵な記録が続々集結。
 それらエントリーシートから、抜粋連載です。

【1】Aさん
■ 私は生徒の希望をつむぎだせるか?
 ―カウンセリング的な対応をしながら~カウンセリングだけにならないために~

 中2女子。4月から私のクラス。4月当初「性的被害」を受け、その後、急速に「自分くずし」がはじまった。学校に不登校気味になり、家を出たい願望・学校を変わりたい願望・親への反発・リストカット・地元の友達との「つきあい」などなどが続く。養護教諭や本校顧問の心療内科医・学年の教員との連携・保護者との面接・本人との個別の面接・そしてクラス委員たちとの連携で対応し、10月現在は遅刻気味で登校中。題名のようにこの生徒が自立する方向をとり、希望を持つことができるために、実践的な手立て・切り口はどこにあるかを考えたいです。

【2】Bさん
■ 生徒参加型の授業とは~充実した50分にするためには~

 これまで何度か担任として、HRの実践記録を報告してきました。あの手この手を使って、考えて、HRを通じて生徒達と向かい合ってきました。今回は担任業ではなく、自分の授業についてもう少し考えたいと思います。実践報告をまとめることで、自分の実践してきた授業について考え直し、今後に活かしたいと思っています。教科は数学。生徒の嫌いな教科ランキング上位の数学。“困難な学校”の数学の授業で、やっと挙手による発表が可能となりました。「生徒に負けない授業」の実践記録を書きたいと思います。みなさんがどのような工夫を、授業でされているのか知りたいと思います。教科が違えど、使えるネタはたくさんあると思います。いろんな小ネタ・大ネタ・道具などを情報収集したい。そしてパクリたい。

【3】Cさん
 転勤して2年目、1年の担任を受け持った。入学前から頭髪や言動で目立っていた、同じ中学の2人の女子のうちの1人、沙緒莉(仮名)は当初から指導に従わず、担任に手を焼かせる。そうはいうものの、だんだんお互いに妥協と納得をしながら現在に至る経緯を実践記録として書きたい。
                                              (つづく)

※次回竹内塾。2月7日(土)1時30分~5時 たかつガーデンで。

2009年2月 1日 (日)

3月7日(土)8日(日)は高生研近畿北陸ブロックゼミin阪大⑤ 文化班、やってまっせえ!

大阪のMYです。
文化班の音楽活動に声をかけてくださり、参加しました!I先生はウッドベースを搬入・搬出のために車を出してくださいました(涙)。

1/31(土)の夜18:00すぎ上本町のガット・ネロという練習場に到着すると、ピアノ・ギター・三線と美しい歌声が聞こえてきて、いつもの高生研以上に和やかな雰囲気。それぞれが楽器と声を持ち寄り、全員で「さくら」「島人ぬ宝」を練習。

IS先生・TY先生・KH先生・HN先生・IJ先生・OT先生・MS先生・私MYの8名でかなりハイレベルな練習が繰り広げられました♪

まず発声練習でTY先生がピアノを弾いて伴奏を担当されたことにびっくり!その後ピアノ担当をチェンジされたO津先生に至っては、初見の楽譜をサラッと弾きこなしてしまうなんて!ギター&三線を弾きながら歌も歌えるMS先生&KH先生。途中でタンバリンにも挑戦されたIJ先生。美声で旋律を引き立ててくださるHN先生。他勢につられない頼もしい、アルト&打楽器のIS先生。そして、わたしは何とか楽譜から落ちてしまわないように必死でした。

不充分なところは自然とパート練習に切り替わり、問題なければ通しで練習。クラス自主LHRの大人バージョンみたいでした~。すごく楽しかったです!

近北ブロックゼミ・大阪大会ではぜひ参加者のみなさんにも一緒に歌ってもらいたい!
と文化班の活動は熱く楽しく企画をすすめてらっしゃいます。

特に女声パートを募集中ですので、興味のある方は是非お手伝いください☆ソプラノ・アルトともパートリーダーがついているので練習すればどなたにもできます。次回練習日程は現在未定ですが、詳細は後日ML上に予告されると思います。ご都合よろしければぜひ!

MYでした。

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