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2009年2月26日 (木)

【本の紹介】浦部法穂『世界史の中の憲法』(共栄書房。1500円+税)を読む。

 最近、ブログ更新をがんばっているからか、各所から本の寄贈を受けることが増えた。今回もその1つ。
 以前、『今こそ学校で憲法を語ろう』を創った際に取りあげてくれた、法学館憲法研究所からの寄贈。同研究所双書というシリーズの一冊である。

「憲法」を世界史との関連で語ってくれている。これって、「教師になって以来20余年間、世界史の授業をしたことがない」社会科教師・サトウにとっては、かなりの福音書だ。

 前回の『今こそ学校で~』制作の際、竹内常一さんが、フランス人権宣言を引いて所有権問題を論じておられたが、確かにそのときは、正直言ってイマイチぴんと来なかった。
 そんな勉強不足の身には、平易な言葉で解説してくれている本書を逆引き辞書として使うことができるだろう。「近代的人権の「ホンネ」と「タテマエ」」の項(P36)に、所有権の神聖不可侵の権利を宣言した近代人権宣言のことが載っている。
 ロック、ルソー、モンテスキューから、フロイト、ハンナ・アーレントまで、倫理の授業で出てきた人名も、「憲法」を機軸に語られており、折に触れて概説を読むことができるだろう。

 ただ、文章が平易すぎる?からか、もともとが講義で話された口話のまとめだからか、目次順に読んでいった際には、もう1つアタマに入ってこない感もあり。ところどころにはさまれている「コラム」も、もっと大胆で意外性のあるエピソードを紹介してもらえればなあ、と感じたのも確かである。

 なお、伊藤真さんを所長とする当「法学館憲法研究所」のHPは洗練され、充実したページ。本書についても、的確な読者評や各章概要が載っているので参考にどうぞ。http://www.jicl.jp/

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コメント

さっそく注文してみました。
来年度は、大学で日本国憲法(教職の)を教えるので、(私はいちおう法学部卒なんですよ)勉強しようと思います。

浦部法穂氏の憲法教科書を読んでいたら、「最高裁で違憲判決がきわめて少ないこと」を「グリコのおまけ程度」だと、どうどうと書いておられたのが記憶に残っています。(不正確かもしれませんが)

ええーー!おどろき。いつの間にか壁紙が変わってる!!

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