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2009年4月22日 (水)

【立ち読み】たかが遠足されど遠足(下)

(昨日のつづき)

【6発目】大事なことは「全員一致」で決めよう(15分ネタ)

翌日のショートホームルームで。

先「えー、クイズ(ゲーム)をするならやっぱり賞品があったほうが盛
り上がると思います。」
生「え、なになに!?何くれるん?」
先「お菓子いっぱい!」
生「やったー!」
先「じゃあ賞品代ひとり一〇〇円集めていいですか?」
生「えー、先生のおごりやないの?」
先「そりゃつらいなあ。『全員一〇〇円出費』か、『先生のおごり』か
、『先生、かわいそうだから相談して金額決定』か。お金のことは大事なことだから全員必ず意見を言ってもらって決めようか」と言って、班長に(なければ座席最前列の人に頼んで一番後ろの人まで)ひとりずつ聞いてもらう。

小さなことだけど、みんなが意思表示してクラスの決定を作っていくことを教える大事なスキマ活用術。楽しんで話し合う経験は、クラスが小さな仲間うちに固まるのを防ぎ、クラスを意識した行動をとれるようになる第1歩。


 「お金」の他にも「クラス全員が共有する時間・場所」をつくるかつくらないか、全員でつくるとしたらみんなが無理なく参加できる形態・時間はどれくらいまでか、全員でしないことでも有志でやる時間をどこにどう組み込むか、など、話し合うネタはたくさんある。話し合いを通じて遠足委員などのリーダーを育てたい。

【7発目】即席!幸せ弁当を作ろう(有志で30分ネタ)

 教師になりたての頃、「学年ジャージで登山」なんて修行みたいな遠足があった。
何とか楽しくしようと、前の晩に生徒と学校に集まって「幸せ弁当」を作った。今から考えればヒヤヒヤものだけど、きっかけは、「お弁当をつくってもらえない」生徒の存在。そういう生徒は今も少なくないだろう。


チン!するだけの冷凍お弁当材料が発達した現在なら、レンジを上手につかってクッキングも可能。遠足の朝、三〇分早く学校に集まって作ろう。「みんなで」だけでなく、共通の要求や必要で集まる有志活動を教えるいい機会になる。

              (おわり)

(『月刊HR』4月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当・井沼淳一郎)

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