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2009年4月21日 (火)

【立ち読み】たかが遠足されど遠足(上)

A子「先生、あたし、遠足行けへんから」

担任「え!なんで?」

 

 クラスびらきから1ヶ月。おしゃべりがうるさいくらいで、クラスにもなじんでいると思っていたA子の意外な言葉。

A子「だって、バスに酔うし…」

 と、もっともらしい理由。でも、まだ何かありそう。

担任「仲良しのB子やC子といっしょなら、酔うのも忘れてしまうかもよ。」

A子「それが…」 

 実は、仲良し3人グループでバスの座席を決めるとなると、ビミョーに私が外れるかもしれないからイヤだというのだ。げに女の子のグループはむずかしい…。

(おまかせHR研究会編「ザ、遠足!」(学事出版二〇〇八年より)

 

 今どきの高校生って、最初の出会いづくりがなかなか難しくなった。上記のようにバスの座席ひとつにも気をつかう。ていねいな指導が求められるが、残念ながら、最近の学校にはゆっくりとホームルームをしている余裕もなかなかない。

そんなときのスキマ時間活用術。

 

【4発目】遠足がだんだん楽しみになるアイスブレーキング(5分ネタ)

 固い気持ち、不安な気持ちを少しずつ溶かすアイスブレーキングに取り組んでみよう。毎日、ショートホームルームの五分を使ってアイデア一〇〇連発!

 

    広っぱにボールが一個、さあ何する?

    材料全部用意のカレーライス、ひとつだけ「隠し味」入れるなら何?

    バスの中の退屈しのぎ?楽しくなるアイデアひとつ出して。

    残念!雨。さあ、何する?

 

欲ばらず、気負わずに毎日少しずつ出してもらい、後ろの黒板に書いていく。

クラス独自で企画できる遠足と違って、行き先や活動内容がすべて決まっているお仕着せ遠足であったとしても、スキマを充実させるアイデアは出せるし、同時に、固い、不安な気持ちを自然にほぐしていける。

 

【5発目】クイズ「私はだれ?」準備編(10分ネタ)

 最初の頃の人間関係は、第一印象に左右されやすい。そこをちょっと突破するための布石を打っておこう。

 

 「遠足では、お互いをよく知ってもらいたいからクイズ大会します。今日はそのための準備だよ。名前を書かないで次の3つ(4つ)の自己紹介を書いてください」と、紙を配る。

 

    私は、毎朝○時頃学校に来ています。

    私は、「○○は好きです」が「□□はきらいです」

    私は、「○○に似ています」が、「□□には似ていません」

    だめ押しヒント 「私は…」で始まる一文を作る。

 

質問項目はあくまで例。クラスにあわせてオリジナルを考えよう。クイズのやり方はカンタン。回収しておいて当日、先生が3つのヒント(当たらないときはだめ押しヒント)を読み上げ、生徒が誰かをあてるだけ。先生の話術次第で盛り上がる。

 

                (つづく)

 

(『月刊HR』4月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当・井沼淳一郎)

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