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2009年5月の投稿

2009年5月31日 (日)

第47回大会基調発題をきいて(下)

第47回大会基調討論発題

礒山馨『〈弱さ〉で支え合う関係を学校に』をきいて

 S(中学校新採教員)


2  その後の質問から感じたこと

その後、山ほど質問が出てきた。まず、そのこと自体がビックリであった。ちなみに、半分ぐらいは「よー、分からん」というのがホンマのところです。そんな感じでしたが、「確かに!」と感じたものを、書いておきたいと思います。

それは、後半に出てきた「教師と生徒が〈弱さ〉で支え合うと言うが、教師は権力をもっている存在であることから考えると、そんな簡単に言いきれるのか?」という質問です。ちなみに、湯浅誠は、今『溜め』がなく貧困に苦しむものは、「五重の排除」にさらされているとしています。その中には、「教育課程からの排除」もあるのです(井沼さん談)。

 「教師‐生徒」に上下関係があることは、学校の授業などの場面では、明白なことだと思います。でも、その関係は、学校生活という場面の状況によって、変化するものではないでしょうか。

 教師と生徒である前に、人間として接しあい〈弱さ〉を互いに認め合いながら、育っていける場に学校がなれば確かに、よいと思います。

 でも、「そんなことは可能なのか?」とも思います。そのヒントは、大阪大会にあるのかも……。
      (おわり)

2009年5月30日 (土)

第47回大会基調発題をきいて(上)

第47回大会基調討論発題
礒山馨『〈弱さ〉で支え合う関係を学校に』をきいて

  S(中学校新採教員)

0 はじめに
 3日前まで予定もしていなかったのに、佐藤さんにくっついて、東京へ。以下は突然に、はじめて全国委員会に行ったSが基調を聞いて感じたことをまとめたものです。

1 基調の内容(理論編を中心に)
 人間は、一人では生きていけない存在である。礒山は、そんな人間が学びあう学校は「弱さを自覚した子どもたちと自分の無力さを自覚した教師とがケアと癒しを含みこんだ応答的な営みをおこなう場」であり、そのような中で人間的成長をする場所ではないかと問いかける。
 年越し派遣村村長であった湯浅誠は、貧困とは、『溜め』(がんばれる条件)がない状態であると述べている。この言葉を礒山は引き、学校は『溜め』(特に、人間関係や精神的な『溜め』)のステージを上げていく場(居場所)としてあるべきだとする。
 さらに近年の教員評価の流れが、教師同士の「同僚性」を失わせる一因となっており、教師同士『溜め』をつくり、〈弱さ〉で支え合うことが困難になってきていると分析する。

  (明日につづきます)

2009年5月29日 (金)

「ぴらいち」仕切った若者たち(上)

 5月6日に「大阪大会実行委員総会」と一緒に行われた「ぴらっと1枚ネタ交流会(略称「ぴらいち」)。
 今回は、大阪高生研の若手たちが運営しました。
 以下、運営担当のMさん、Kさんの感想です。


 漠然とした緊張感を持ちながら、我がクラスにHRで話しかけるような気持ちで臨みました。
  班のメンバー全員が一人ひとりの実践にコメントでき、全員から意見をもらえる「ぴらいち」企画は私のお気に入りで、大変楽しみにしていました。
  参加された皆さんは私の危なっかしい司会を温かく受け入れて下さり、足りない部分は補ってくださいました。ありがとうございます。    (M)

 動きが遅くたくさんの先生方にご迷惑をおかけしてしまいました。
 宣伝と参加者集約ありがとうございました。
 当日の運営もMお姉さんに頼りっぱなしでしたが、勉強会を企画する段取りが少しだけ分かった気がします。
 たくさんの人が集まって下さって、そのお時間をいただくにはそれなりの準備が必要ですね。
 至らないところも多かったですが、協力してくださった参加者の皆様ありがとうございました。
(K)

「参加者の皆様の感想は今入力中なのでもう少々お待ち下さい」とのことです。

2009年5月28日 (木)

参加申込70人超え&大会リーフレット完成しました。

「今年きた新任の同僚たちを高生研大会に誘いたいんだけど、大会の正式な案内はないの?」
 大会会場近くに勤務するG先生から。

 お待たせしました。
 大会リーフレット(公式版)、完成です。

    http://kouseiken.jp/thk3701/09OsakaTaikaiLeaf.html

 参加申込用紙はこちら。

  http://homepage2.nifty.com/osaka-kouseiken/mousikomisyokakutei.pdf

 リーフレットは「高生研HP」や「応援ブログ」からもダウンロードできます。
 どうぞ増し刷りし、同僚の先生たちみんな誘いあわせてお越しください。

 

  5月28日現在で、大会参加申込が70人を超えました。
 その多くがメールでの申し込み。
 ひと昔前ならハガキやファクス受け付けが主流でしたが、ここ数年で様変わりです。

 申し込みいただいた方には、「メールの方はメールで。ファクスの方にはハガキ等で」、「参加確認証」が送られてきますので、大会当日にどうぞお持ちください。

「まだ参加申込してない」とおっしゃるアナタ!
 左記「大阪大会申し込みへ」をクリック!

 早めの申し込み、待ってます。

2009年5月27日 (水)

「安く行く方法、安く泊まる方法を教えて」⑤ 激安編

SATOツーリストです。

「学生の身にはこだまで10000円も一泊5000円も苦しいです!」

 なげく声をいただきました。

 今までも高生研大会に参加した学生さんのなかには、テント持参や「ネットカフェ体験組」もいたよなあ。
 そういえば、大阪の若手・Kさんは去年、青森まで青春18キップで行ったっけ。
 ぼくも、「海員会館(東京)」「外国人用ドミトリー(沖縄)」「Tさんの別荘(滋賀)」など、若者たちと「安宿クラブ」つくってリーズナブルに泊まってきたものです。

 以下、「とにかく安く!」という方向けの情報です。

●バスにもランクあり。
「足が伸ばせる」「3列シート」「トイレ付き」など、最近夜行バスのグレードが上
がってきただけに、逆に「昔ながらの4列シート」は、今や東京~大阪最低3000円台まで値段が下がってきました。

http://www.bus-hikaku.com/

「東京まで飛行機(もしくはJR)。そこから夜行バス」もねらい目か。

 その他、「片道バス、片道新幹線(もしくは飛行機)」というものも、JRや各旅行会社が出しています。調べてみて。


http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?mode=top&GoodsCd=681

●高速料金1000円
 車に分乗して来る方が増えそうだ。
 各高生研の「めんどうみのよさそうなドライバー」にご相談を。
 うまく便乗できれば、超格安。

●外国人御用達のドミトリー
「ベッドだけ」の共用部屋。外国人バックパッカーたちと泊まる。
1泊2000円ほど。
 ただ、会場が大阪大学なので、大阪南部の宿は適さない。

http://osaka.j-hoppers.com/j_index.html
http://guesthouseosaka.com/jp/lemon/index.html

●若者の宿、ユースホステル
 会場の阪大近くの便利なところにユースホステルがある。
「新大阪ユース」は世界的にも人気あるユースホステル。
 素泊まり3300円。門限23時。

http://www.osaka-yha.com/shin-osaka/shin-osaka-j/framepage2.html
 緑地公園駅から歩いて15分の「服部緑地ユース」は素泊まり2500円で門限22:00。
http://www.jyh.or.jp/yhguide/kinki/hatori/index.html

 夜遅くまで出歩かない人にオススメ。

●SATOツーリスト
 どれだけ力になれるかどうかわかりませんが、個別で相談乗れるかも?
 合い言葉は「だめもと」です。
  
taikanokaisin@occn.zaq.ne.jp

(この項、とりあえず一応終わり)

2009年5月26日 (火)

「「安く行く方法、安く泊まる方法を教えて」④ ホテル探し編

 SATOツーリストです。

ここははっきり言っときます。

 大阪高生研が高生研特別価格で交渉した「千里阪急ホテル=素泊まり5000円」は、「超格安」です。
「安いビジネスホテルを」と考えておられる方、「出張系」のパンフレットに載ってる大阪のホテル一覧をまあ一度見てみて。
ビジネスホテルでも「一泊5000円」のものはあまりない。

「千里阪急」は、この時期(特に週末)は、団体旅行の素泊まりでも普通なら軽く10000円を超すグレードのホテル。
「出張系」ツアーで来られる方も、1日だけツアーに付いているホテルに泊まり、あとは千里阪急泊が費用対効果でもゼッタイ安いと思われます。

大阪高生研がおさえているのは60名だけだから、お早めに!

 一方、大阪がもう1つ契約している「ホテル阪急エキスポパーク」は、1泊6000円だけど、大阪の公立学校の共済や互助の指定宿なので3000円引き。
 他県共済の割引もきくかもしれないので、ホテルに直接お問い合わせください。

(なお、両ホテルとも、7月中旬で仮予約60名は一度キャンセルになるのでご了承ください)
 

 以下、宿泊についてのルールです。
 各ホテルに各自でお電話ください。(先着60名までですのでお早めに)

◆宿泊斡旋について
 宿泊は各自で適当な宿舎をおとりください。大会事務局では下記のホテルを数量限定、比較的安価で確保しています。下記のホテルに宿泊される場合も、各自でホテルに直接お申し込み下さい。事務局は介在致しませんが、宿泊予約のさいは必ず 「高生研大会の参加者として宿泊」とお申し出下さい。なお、各ホテルの宿泊設定は7/31,8/1,8/2で各日先着60名までです。
 各都道府県の共済組合・互助組合等の宿泊補助券については直接ホテルにお問い合わせ下さい。

 
   ①千里阪急ホテル(北大阪急行電鉄・大阪モノレール 千里中央駅、会場からモノレールで約25分。バス15分 〒560-0082 豊中市千里東町2-1-D-1 ℡ 
06-6872-2211)
    1泊素泊5,000円 1泊朝食付6,000円(税別)部屋は男女別相部屋となります。シングル希望は7,000円 朝食付8,000円
   (千里阪急ホテルは大会期間の前後でも空き室があればこの値段で泊まることができます。)
   ②ホテル阪急エキスポパーク(大阪モノレール 万博記念公園駅5分 会場から約15分)
     〒565-0826 吹田市千里万博公園1-5 ℡ 06-6878-5151)
   1素泊6,000円 1泊朝食付7,200円 男女別相部屋 (大阪府教職員互助組合・公立学校共済組合大阪支部の宿泊補助券使用可)

2009年5月25日 (月)

「安く行く方法、安く泊まる方法を教えて」③ パックツアー旅行編

SATOツーリストです。

 
旅行社に行って、「出張応援」「出張名人」「ビジネスパック」など「出張系」のパンフをいくつかもらってきて価格比べをしましょう。
「行き帰りの旅費+宿泊」つきの料金設定がされていて、ツアーによっては「宿がついて往復旅費より安い」場合もあります。

 
 ネライ目です。

 特に、以前は「宿泊1泊分を必ず旅程初日に使わねばならない」とか「JR使用の場合は旅行の途中に自分でホテルを決めて泊まるのは不可」などの制約があったけど、最近はかなり緩和されています。

 
 東京からの場合、「格安基準=12000×2=24000円+宿代(1泊5000円(千里阪急ホテル使用))=29000円」より安いツアーを見つけたら、それはお買い得!。
 宿はチョイスできる場合が多いので、「江坂」「新大阪」「西中島南方」などの「地下鉄御堂筋線・北大阪急行線」沿いが便利です(なおかつ駅から近いホテルを選ぼう)

 また、ANAやJALなどの航空会社が出してる飛行機を使ってのツアー便も路線によってはJR使うより安いこともあります。
 そのうえ、「朝食つき」や「空港で1杯ドリンクつき」などの独自サービスがある場合もあるので要チェック。

 
【新幹線ツアーの裏ワザ】
 ツアーのうち、新幹線利用の場合はどの新幹線に乗るかでかなり多額の追加料金がかかることもあるけど、ここは「最低価格」である早朝便や夜便を指定しましょう。
「予約した便しか乗れません」と書いてあるけど、乗り遅れたとき、また逆に早く駅に着きすぎたとき、他列車(ただし、「ひかり」指定のツアーなら別の「ひかり」のみ)の自由席には乗れます。
 夏休みでも「完全満席」はめったにないから、自由席でどうぞ。

 
【飛行機ツアーの裏ワザ】
 金券屋で「株主優待冊子」を買います。
 100円とか200円とか払ってこれを買うと、たとえばANAの「スカイホリデーツアー」など、7%オフになる。
 東京~大阪で2000円~3000円ほど安くなるので、これって、案外大きいよ。

 
 (つづく)

2009年5月24日 (日)

「安く行く方法、安く泊まる方法を教えて」② 飛行機編

SATOツーリストです。

「飛行機はゼッタイ乗らん」という方もおられますが、「安く行く方法」と割り切れば、飛行機もネライ目です。
特に、新幹線との競合路線は、新幹線を意識した価格設定がなされている。

東京~大阪間は、ANAの旅割(たびわり)やJALの先得(さきとく)は28日前の予約で10000円台。
羽田から神戸に就航しているスカイマークは9000円台(前割21)。
新幹線の「基準=片道12000円」より安い。
うまくバーゲンが取れれば、まだまだもっと安くなるのもある。

チケットによって、「空席があれば前の便への変更OK」のものと「その便しかダメ」の2種類あるから、ご注意を。
 
いずれも2ヶ月前からの発売(かつ、割引運賃対象席がある)なので、もう参加が決まっている人はお早めに。
(7月31日に乗るなら、5月31日朝9:30が発売開始日です)
 
なお、大会会場の大阪大学へは、「①伊丹、②神戸 ③関空」の順に便利。
関空からだと空港から会場入りまでに2時間以上かかるので、オススメできず。

<参考>

https://www.ana.co.jp/dom/fare/index.html
http://www.jal.co.jp/dom/rates/
http://www.skymark.jp/ja/fare/
 
【飛行機チケットの裏ワザ】
金券屋やネットオークションで「株主優待券」を買うと半額でチケットが買えます。
 
ポイントは2つ。
●「ANAよりJALの優待券のほうが安い」
●「有効期限切れ直前は激安」
 
 これ、東京以外の方も必見です。
 
 5月末で有効期限の切れる株主優待券を手に入れ(通常7~8000円する優待券が、うまくいけば2000円割ることも)、5月中に発行日から90日有効の「OPEN券」を購入する(半額)。
 そして、電話で便予約を行う。
 
 去年の青森大会へは、大阪メンバー(の何人か)はこの方法使って格安で行きました。
 行き・帰りで使用空港が違う場合も使い勝手いいです。
 
<参考>
 
  (つづく)

2009年5月23日 (土)

「安く行く方法、安く泊まる方法を教えて」① 新幹線編

SATOツーリストです。

「予約しようと思ってるんだけど、何乗って行けば安くいけますか?」
 そんな質問をいくつかいただきました。

 集中連載で「行き方」「泊まり方」等の情報を載せます。
 例として、「東京~大阪間」の情報をとりあげますが、他地域の方、どうぞ汎用くださいね。

まずは新幹線。
東京~新大阪の指定席片道は14050円。
これを金券屋(チケットショップ)では12000円台で売ってます。

JRの「エクスプレス早得」で12000円。
受取前なら何度でも手数料なしで予約の変更ができるのが便利。
会員制ですが、会員になる手続きは簡単です。

http://expy.jp/service/hayatoku/index.html

「ゆっくりもいいな」という方は、「ぷらっとこだま」で10000円。
http://www.jrtours.co.jp/kodama/
車内でドリンク(ジュース、ビール)1本つきます。
乗れるのはこだま号のみ。
4時間は長すぎるけど、静岡や浜松、名古屋からの設定もあるので、このあたりの方はねらい目かも。
このキップ、グリーン車用もあり、11500円とグリーン料金が割安。
大阪高生研メンバーは、以前に東京へ全国委員会に出かけた際、グリーン車でちょっとリッチな気分で会議しながら上京しました。
メンバーそろえば楽しい遠足です。

東京から「往復24000円」。
これが旅費を考える際の一応の目安となります。

 (つづく)

2009年5月22日 (金)

文化班情報

こんにちは。高生研大阪大会実行委員会文化班です。

突然の新型インフルエンザ騒動、知事のパフォーマンス的「府下一斉の臨時休校」で、高校はてんやわんや。うちの学校では授業日確保で、1学期の終業式が7月27日になりそうです。大会会場の大阪大学も休校の影響で授業が夏休みまで食い込むかも?7月31日の文化班コンサートに影響が出ないか心配です。

さて、文化班では、コンサート全7曲のラインナップが固まってきました。①09大会歌、②島人ぬ宝、③手紙、④満月の夕べ、⑤生まれ来る子どもたちへ、⑥君よ、輝け(81年大会歌)、⑦マッキーのオリジナル曲? 以上の7曲。まだ確定ではありませんが、練習を重ねています。

ところで、ソウルフラワーユニオンの「満月の夕べ」(神戸の震災の時に作られた曲だそうです)。クラリネットがいいなあと思っていたら、なんとクラリネットを吹ける人を見つけました。うちの学校のKさん。ブラバンでクラリネットとトロンボーンを吹いていたそうで、声かけてみると、乗り気でしまっていたクラリネットを出してきてメンテナンスしてくれています。次回練習から参加してくれます。期待の新人登場です。

音楽が楽しくてつながっていくなかまの輪。いいですよ~。

たぬき

2009年5月21日 (木)

参加申込書、できました。

左記「リンク」のなかの、「大阪大会申し込みへ」をクリック!

申し込みまだの方はお早めに!

2009年5月20日 (水)

高生研公開講座に参加してきました。(下)

(下記、昨日の記事のつづきです)
金子先生が授業で目指しているのは「声を文字化する経験」をつませること。他者の視点を内面化しつつ、「ひとりでいられる授業、ひとりで学べる授業」にする。協力ではなく、コラボレーション(協働)。公的空間で互いがつながる体験をあえて創出する装置としてこの授業を行っているとわたしは理解しました。
  
金子先生の魅力は、生徒とのやりとりを反省するなかで問題行動は「生徒だけの問題だったか」と視点を変え、「空間配置」のおかしさに目をつけた点だと思います。配置という環境を整える手段としてコの字型の授業をされている金子先生ですが、なぜコの字が適しているのか、これで生徒に実際どんな影響があるのか、もう少し説明がほしかったです。
 
           (かじこ。おわり)

2009年5月19日 (火)

高生研公開講座に参加してきました。(上)

高生研の公開講座は埼玉県立新座高校の金子奨先生の「教室に公共性をつくる~コの字型授業をつくって~」。
部屋に入るとすでに席がコの字。講座は早速日本史「弥生時代」の教科書コピーをつかって始まりました。
 
金子T(以下、金)「だれか、この部分を読んで下さい」「わからない言葉はありませんか」
いくつかの質問に答えた後、
金「どのように首長が、なぜ小国が生じてきたのか、教科書をもとに説明できるように、グループで意見を交換してください」と指示。
 ここからコの字を解散して4人グループで検討を始めました。
 
教科書のやや抽象的なことばから、その時代の人の生活を想像し、グループに話し、それを深めていき、最後はこれを各グループに報告しました。
授業で金子先生は「水準を定めて」「教科書を乗り越える読み」ができるテーマ・問いを準備されているそう。
こんな深読みが必要な活動なんだから、さぞかし学習の得意なクラスなのかと思ったら、まったくそうではないらしい。
 
金「統制できませんが、でもやり続けます。教師がグループ間を回って、話かけ方、聞き取り方、つなげ方を見せてやります。2学期には私が行かなくても話が進むことを目指しています」…なんと勇気と覚悟のいる授業スタイル。
             
           (かじこ。つづきます)

2009年5月18日 (月)

フツーに起床しました。

他県の方からは今の大阪はどううつっているのだろう?

             (ブログ担当:サトウでした)

2009年5月17日 (日)

大会実行委員会総務班たより

 みなさん、こんにちは。大会実行委員会の総務班です。総務班・・・言ってみればなんでも屋さんです。大会実務にからんで幅広い仕事をやってます。大会の資料封筒作成、しおりの作成、会計、受け付体制・・・そして「おもてなし係」。この「おもてなし係」は、「大阪らしい」おもてなしの心を感じていただけるように、全国から集まってくる参加者の方々にサービスをこころがけたいと思っています。

 今回の大会は日程がけっこうハードです。また、食事をとる場所が少ないと言うこともあって、お弁当や簡単なスウィーツなどを提供したいと思っています。また、コーヒーなどのサービス(有料ですが)もあります。ぜひご期待下さい。

 なお、5月25日(月)7:00pm~たかつガーデン(百合の間)で、総務班の会議を行います。ぜひ覗いてみて下さい。(首藤)

2009年5月16日 (土)

ココロは夏の大阪。全国大会魅力100連発17 どんな本屋さんが魅力ですか?

「5月9,10日の全国委員会のあと、「本屋さんに人を呼ぶアイデア」を北は青森、南は沖縄のメンバー7人で出し合いました」

 
「大阪大会応援ブログ」に書籍班・かじこさんの報告記事が載ってます。

 「大阪一教育書が充実している本屋」・清風堂書店とタイアップし、会員リクエストをすべてそろえるほか、書籍販売会場での昼休み自主分科会から「記念プリクラ」の作成まで、「本屋さんを満員にするアイディア」が次々と。

 
「大阪大会応援ブログ」
http://ameblo.jp/09oosaka-taikai-koseiken/を参照ください。

2009年5月15日 (金)

全国委員会ご報告②

 前回の続きで、東京での全国委員会の報告です。大阪大会の全体構想が固まりました。5月24日(日)ころ、ホームページに要項をアップする予定です。

2日間で51名の参加申し込み書をゲットしました。これはなかなかさい先いいですね。

以下、要点を記します
①宿舎は各自で申し込む ②プレ企画は90名限定です。お早めにお申し込みください。 ③交流会、積極的に応募してください。 ④ホンキで300人集めるぞ。「1000人に声をかける訪問販売プラン」をやります。ぜひご協力を ⑤申し込み書式は、HPやブログで近日夕にダウンロードできるようにします。また、メールでもOK。確認はメールができる人はメールで。できない人はハガキで行います。⑥書籍は独立採算。大会財政や大阪財政にも入れません、使途は別途協議。使途の決め方を含めて、再度議論をする・・・などです。 

 今回、大阪からは代表の詫磨さんをはじめ、Iさん、Sさん、首藤の常連組に加えて、Kさん・Sさんのフレッシュな若手が同行。Kさんは、書籍担当として、書籍の進め方や、「あなたのオススメ本を教えてください」と会場でしきりに営業活動をしてくれていました。関本さんも、大会テーマについて、意見を求められ、初参加者の視点からなるほどと思わせる意見表明で、参加者の気持ちをつかんでいました。

 大会議事の最後には、詫磨代表から「大阪はホンキで300人を集めようとがんばっています!!ぜひ大阪大会にご参加ください!!」と力強い決意表明がありました。いつも、全国大会ではコーヒーを販売して財政に寄与してきた詫磨さん。なんと、今回は、「大会に参加表明をしてくれた人は2日間のコーヒーは無料」という「太っ腹」で心意気を示してくれました。51人の参加者ゲットに多大な貢献をしてくれた詫磨さんです。

交流会ついては、大阪で企画される場合は遠隔地から参加する際、予定を早く組まねばならないので、できるだけ早く企画を発表して欲しいという声もありました。一方で、今回は、他府県からの参加者の方でぜひツアーを企画してほしいという大阪からの逆の呼びかけもありました・・・。

 みなさん、夏の大阪大会にぜひお越しください。

2009年5月14日 (木)

【立ち読み】「体育祭のメンバーがすぐに決まった!」さあどうする? (下)

(「予想に反して素早く体育祭メンバーが決まってしまった!」のウレシイ悲鳴。さてそのときに……)

【10発目】(20分)
つぎは「頭脳のリレー」をやってみよう。

 
担任「リレーのメンバーは早く決まったな。さすがやな。つぎは頭脳のリレーをやってみよう。」
生徒「頭脳のリレー?何それ?」
担任「百ます計算ゲームや。」
生徒「ゲッ、数学やるの?」
担任「いやいや、そんなにむずかしいモンとちゃうで。」と言いつつ、「優勝チームには豪華賞品」と言っておく。

 
 百ます計算には賛否両論あるが、これをゲームに転用するのだ。
 もし7班あるとすれば、班ごとに1列に並び、先頭の生徒に紙を配り、0から9の数字をランダムに縦7×横7(6×6でもよい)の数字を書かせる。
その用紙が7枚できたら適当にシャッフルし、各班に配布してスタート!

 
「タテでプラス!」といえば、タテで1列上から下まで足し算し、答えを書き、後ろに回す→つぎの生徒が右側の列を計算→一番後ろの生徒までこれを繰り返す。
一番後ろの生徒まで到達したころ「ヨコでマイナス!」というと今度は横の計算を引き算で行い、前に回していく。
 マイナスの計算というのは意外と面倒くさく、ウンウン言いながら解いている。
「早くせーよ」「もうちょっと待って」などと言いながら、ワイワイやっている。
 もちろん一番早くできた班が勝ちではあるのだが、まちがいがあれば、一問ごとにマイナス何点と決めておく。

 
 結果発表、「優勝○班!」「豪華賞品」はいつもHRの時間に持ち歩いているアメやキャラメル、ガム(本来は自分が食べるために置いてある。女性教員のなかには、なぜか大量に持っている人がおり借りることもしばしばだ)などを、ひとつずつ配る。生徒は意外と喜ぶのだ。

 
 これを応用するといろいろできる。
たとえば、「絵のしりとりゲーム」→班ごとに絵でしりとりをする。リンゴの絵を描いて、後ろに見せる→後ろの生徒がリンゴと認識したら、ゴリラの絵を描いてつぎへ、と言った具合だ。
後ろの生徒が間違って認識したら変な「しりとり絵」になってしまい、あとで前の人の絵を何と思ったかきいてみると、描いた人の思いと全然違うものを認識しており、大笑いすることも。
  
 (今号の担当:西田浩之)
 
(『月刊HR』6月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当・西田浩之)

2009年5月13日 (水)

【立ち読み】「体育祭のメンバーがすぐに決まった!」さあどうする? (中)

  (「予想に反して素早く体育祭メンバーが決まってしまった!」のウレシイ悲鳴。さてそのときに……)

 【9発目】(30分)
大縄跳びの練習をしよう!

体育祭といえば、多くは個人競技またはリレーなど4人、5人単位で行う競技が多い。そのなかで、リレーと並んで、いつも盛り上がるのが「大縄跳び」(各地によっていろんな言い方がある)だ。

 「大縄跳び」はクラス全員で取り組む唯一の競技といってよい。しかし普段の放課後などは、生徒は部活動やアルバイトで忙しく、みんなそろわない。だからこのようなスキマにこれを練習しない手はない。

 「よし、生徒会の○○先生に長縄を借りてこよう!」
 「大縄跳び」は練習してみると、ミスをした生徒が出ると「誰や、ひっかかったんは!?」と責任を追及する生徒、「言うな言うな、練習時間が短くなる」と言う生徒、黙々と縄をまわし続ける生徒、ミスしないよう一生懸命飛んでいる生徒、さまざまな生徒の様子や人間模様が見えておもしろい。おおいに盛り上がるが、なかなか選手が決まらない他のクラスからは苦情が来るかも。

  体育祭の練習と同時にクラスのまとまりや、生徒の正確の把握(やや大げさ)にも使えるすぐれものだ。
普段から「スキマがあればこう使おう」と意識し、生徒会担当教諭に、こういう時間があれば長縄を借りられるように
しておける教員間の人間関係づくりも重要だ。           

   (つづく。(『月刊HR』6月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当・西田浩之)

2009年5月12日 (火)

【立ち読み】「体育祭のメンバーがすぐに決まった!」さあどうする? (上)

体育祭のメンバー決めの季節がやってきた。そういえば去年は「障がい物競走」のなり手がなくて苦労したなぁ。一昨年は走れる子が何人もいるのに、恥ずかしいのかお互いに押しつけあってリレーのメンバーがなかなか決まらなかったなぁ。

そんなことを思い出すと少しユーウツ。

 体育委員が前に立って決めはじめた。
「まずは玉入れ10人、だれがやる?」
 今年は順当にいってくれればいいのだが、と思いながら成り行きを見ていたら、あら優秀、何と今年はたいした揉めごともなく決まってしまった。

 さて余ったスキマの時間、どうする?

【8発目】(5分)

 優勝!?したときの一本締め、三三七拍子を練習しよう!

 担任「これだけうまくメンバーを決めたのなら優勝確実や。」などとおだてておいて、「よし、一本締めや手拍子の練習をしようやないか。」

「まずは一本締め!こうするんや、よぉぉお、パン!(と、1回だけ手をたたく)」
生徒「えー?それだけ?」
担任「それだけや。シンプルでええやろ。もう1回やってみよか。よぉぉお、・・他には三三七拍子もおもしろいなぁ。
生徒「そんなん、知ってるわ。」
担任「それならこんなんはどうや?まずは指1本出してみ。指1本だけで三三七拍~子。」

あまり音は鳴らない。これを指2本、指3本、指4本と繰りす。だんだん音が大きくなってくる。生徒も、最初は「いったい何をさせるんや」という空気があるが「なかなかおもしろいな」という雰囲気になれば儲けもの。
 
そして最後は指5本、すなわち手のひら全体で三三七拍~子。これは意外に盛り上がる。他にも江戸締め、大阪締め、博多手一本など、各地にいろんな手締めもあるから応用が利く。

 また応援の時にも、さまざまな拍手や地元の祭のかけ声などを応用すれば盛り上がることだろう。

   (つづく。(『月刊HR』6月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当・西田浩之)

2009年5月10日 (日)

全国委員会に行ってきました!!①「参加申し込みは51名」

 大阪高生研事務局長の首藤です。高生研全国委員会が5月9日(土)10日(日)の2日間の日程で、東京・田町のキャンパスイノベーションセンターならびに東大前の「ふたき旅館」で開催されました。大阪からは若手2人を入れて6名の参加。充実した2日間でした。

 9日(土)の公開講座のゲストは、今、「学びの共同体」の授業実践で注目を集めている埼玉県N高校の金子奨さん。コの字の授業・4人班での学びの共同化のすぐれた実践家です。参加者が生徒になり、班で教科書の弥生時代の箇所を読み込むというところからワークショップ的に講座がはじまりました。質疑応答のあと、金子さんから、そうした授業のねらいや理論について話しがあり、さらに、質疑応答という形で講座はすすんでいきました。コの字の授業・班学習というスタイルを真似ている私にとってたいへん示唆に富む勉強になった講座でした。詳細については、機会をみてアップしたいと思います。

 さて、9日(土)夜からの全国委員会では、大阪大会の概要が最終的に固まりました。テーマは『〈弱さ〉で支え合う関係を学校に~学校づくりを新しい視点から~』です。分科会は9本のレポート。問題別分科会は4本。プレ企画の「模擬授業百花実演」や歓迎コンサートなどなど、北海道のK先生は「すごい内容で、まさにこれが大阪の“コテコテ”ですね」と驚嘆されるほどの盛りだくさんの大会です。大会議事の最後に、詫磨代表から「大阪はホンキで300人を集めようとがんばっています!!ぜひ大阪大会にご参加ください!!」と力強い決意表明。その甲斐あって、2日間の全国委員会で「参加申し込み」51名分をゲットしました!!

 300人も夢ではないことが実証された感じがします。(つづく)

2009年5月 9日 (土)

【立ち読み】「早蕨」4月号より⑤ ほっとひと息 『ピアノと私』(下)

(会員の「ほっ」とするプライベートをライトに描く連載「ほっとひと息」。若手研究者・大津さんの意外(?)な一面紹介PARTⅡです。ご本人の許可得て転載)
 
 ピアノと私♪♫♬✴✴
  
          大津 尚志 (おおつたかし)

<5月6日記事より続く>

大学院にすすんでからはピアノに触れる時間が減少し、演奏技術も下降の一途をたどりました。(これって、常にやっていないとすぐにダメになるんですね)。

 
 ところが、2008年から保育士・幼稚園・小学校教諭養成課程および音楽学部のある現大学に異動したため、大学内の練習室で練習できるようになりました。学生が下校したあと、午後6時とか7時ころに練習しています。ときどき、音楽研究室に「あの男の人は誰?」とかいう問い合わせがくるようですが。今練習しているのは、スクリャービンの幻想曲という曲です。正直なところ譜読みのスピードは明らかに落ちているのですが、なんとか頑張っています。

 
 ピアノという楽器は「一人で演奏することが最も多い楽器」といわれますが、高生研文化班でも合唱というグループでの音楽活動ができるようになって嬉しいです。高校生のときは合唱の伴奏をしていたりもしたのですが。

 
 音楽が好きでなければ、この年齢まで音楽を続けることは絶対になかったと思います。大阪高生研でこういった活動ができてよかったです。「ザ・遠足」という本ができたわけですから、「ザ・合唱祭」(「ザ・文化祭」?)という本はできませんか?

  
                       <ここまで>

2009年5月 8日 (金)

ココロは夏の大阪。全国大会魅力100連発16 大阪大会「一般参加者」がすごい!(下)~氏岡真弓さん編~

朝日新聞の教育エディター・氏岡真弓さんも“現地外実行委員”のお1人。
昨年5月、大阪大会実行委員会旗揚げの「第1回総会」にゲストとしてお呼びし、教育担当記者として長年学校を外から見てこられた変化を語っていただきました。

 
その後も氏岡さんとは、ときの教育のトピックについて意見交換をしあい、また、授業でゲストとして語ってもらったこともあります。

 
目がまわるほど忙しくてなかなか動けない身だけど、「可能なら夏は大阪へ」と追求してくださっている方のお1人。
当ブログへの「登場」も、「どうぞどうぞ」と快諾いただける、気さくな方です。

 
毎日の学校内の「閉じた社会」ではなく、ここではさまざまな立場の方が、同じテーブルにつき、対等交流します。
同じ分科会で意外な方と意見を交わすこともあるかも?
高生研大会は学校の教員以外の方とのふれあいも大きな魅力です。

2009年5月 7日 (木)

おまかせHR研究会in阪大②

 みなさん、こんにちは。首藤です。4月27日付の記事以来、続きをほったらかし状態でどうもすいません。「おまかせHR研究会in阪大②」です。前回はどんな内容だったか、4月27日をまたご覧ください。

 さて、現役教師が束になって、これから教育実習に行こうという200名余の学生に「教師たるもののなんたるか」を教えようと言うちょっと破天荒な企画。学生たちがとりくむのは、現場で起こるいろんな事例を自分たちならどう指導するかです。私が副担任を担当したクラスが選んだ事例は、①「入学式で、ぼくは、おめでとうとは言わない」③「なんでもアンケートはいけないか」④「内職・中抜け、どうしたらいいの?」⑤「担任教師を代えろと理不尽な要求」の4本でした。

 各事例とも、A4版1枚程度でまとまっているのですが、それぞれその文中から何を問題として抽出するかがポイントです。そこは、やはり大学生です。短時間のうちに、自分たちで問題をぱっぱと選んで、議論に入っていきます。

 たとえば、①では、「先生の指導が自己中心的」「生徒との会話がない」「マイナスの話し合いになっている」など、教師の指導性の問題にテーマを絞って、どう改善するかをロールプレイで演じてくれました。

 どの班も、僅かな時間で問題を抽出して、改善点を織り込んで、改善された指導の場面をロールプレイするなど、手際の良さが目立ちました。(つづく)

2009年5月 6日 (水)

【立ち読み】「早蕨」4月号より④ ほっとひと息 『ピアノと私』(上)

(会員の「ほっ」とするプライベートをライトに描く連載「ほっとひと息」。今号は若手研究者・大津さんの意外(?)な一面紹介です。ご本人の許可得て転載)
 
 ピアノと私♪♫♬✴✴
  
          大津 尚志 (おおつたかし)

2008年4月からM大学に異動して、大阪高生研にお世話になっております、大津尚志と申します。
 
 どういうわけか、ピアノを3歳の時から弾き続けています。ちなみに、私に初めてピアノを教えてくれた人は、M大学の卒業生。世の中、いろいろなところでつながっているようです。
 
 習いに行っていたのは高校2年生のときまでで、あとは独学で練習をしています。私は京都生まれなのですが、大学生になってからは関東での下宿生活になったので練習する場所が基本的にはなかったのですが、学部生のときは、「ピアノの会」というサークルに入って「会室」で練習し、自分たちで演奏会を開いていました。講義に出席するよりはピアノの練習のほうがよほど面白かったし、楽しかったです。
 
 高校生のときからラヴェルやドビュッシーなどフランスの作曲家が好きだったのですが、フランスの作曲家は楽譜にフランス語で指示を書きますのでそれが読めるようになりたかったという理由で第二外国語はフランス語を選択しました。それが、今にもフランス教育の研究をすることにつながっています。
                        (つづく)                            

2009年5月 5日 (火)

いよいよ明日6日。 「ぴらっと1枚ネタ交流会&第7回全国大会実行委員会総会」

<昨年は7月に行われた「ピラいち」。当時の報告を再掲載します>

……さて、ピラいち。すごい実践を聞くのもいいけれど、年に1回は、みんなでレポートを持ち寄ってわいわいやろうよ、と始まった「ぴらっと一枚ネタ実践報告会」。3年目を迎えた今年(※昨年です)は、19本のレポートが出されました。

 内訳は、HRづくり6本(うち1本は学級通信)、「気になる生徒」のこと3本、生徒会2本、転勤先の新しい学校の様子2本、授業通信、遅刻指導、修学旅行、学年教師で取り組んだビデオ、人権教育、就活体験記が各1本。4月、新採でいきなり担任になった若手から、教師24年目で自分のスタイルを変えようとしているベテランまで、多彩な報告でした。

 4人一組で、順番に発表―質問―評価(ホメ)ー課題(けなし)の役割を交代していきます。気軽に、けれど何気ない一言から、実践の<ほんとうの物語>を読み取るきっかけが見えたり、とけっこう深いのですよ。

 <初参加のHさんの感想>
 4人がそれぞれテーマを持ちよることで各校の様子や各先生方の取り組みを知ることができました。僕のグループは、「総合の時間(マナー向上)」「クラスの気になる生徒のこと」「24年目の新たな挑戦」「自校の生活指導」の4本。
 学校全体にわたる取り組み、学年単位の取り組み、学級運営での取り組みなど、さまざまでしたが、中でもF高校のビデオは率直によかったです。
 
 それからS先生のバイタリティは何食べたら維持(もしくは増幅)するのか?(笑)

 
 多様な顔を持つ生徒(生徒達)やその保護者との対応。職場を異にするからこその異なる視点から質問、感想、問題提起がある会でした。忙しい毎日に追われ、忘れていた思いを思い起こさせてくれたり、新たな世界を知ることができました。

 <以上>

  「ぴらいち」。教師以外の方もお気軽に。
 夏の大会実行委員総会ともども万障お繰り合わせのうえ。

***5月6日(水)

大阪府教育会館たかつガーデン(3階ローズ)  13:00-17:00 ***
近鉄上本町・地下鉄谷町9丁目下車

2009年5月 4日 (月)

ココロは夏の大阪。全国大会魅力100連発15 大阪大会「一般参加者」がすごい!(上)~安達俊子・尚男さん編~

大阪大会の「隠れた見どころ」――それは、「一般参加者がすごい」ということ。
今まで「おまかせ行商だー」「コラボだー」とか言ってあちこちに出張っていったからか、「夏の大会、おもしろそうね。一般参加するわ」と言ってくださる方、多数。

そのうちのお1人(お2人?)、北海道、青少年自立センター『ビバハウス』代表の安達俊子さん、尚男さんご夫妻も「夏、行きます!」と言ってくださってる方。

そもそも安達さんと大阪高生研の出会いは……『高校生活指導』180号所収の安達論文から抜粋してみましょう。

<以下>

「現代の貧困と若者のひきこもり」

 
 この文章は、私たちビバハウスのあり方に、いつもかけがいのないヒントを与えて下さっている大阪高生研の皆さんが、今回は編集の責任をお持ちになるとお聞きし、ご依頼を受けましたので、二人で相談のうえ、力足らずですが、日ごろの皆様への感謝の気持ちもこめて、少しでもご恩返しが出来るならばと、お引き受けした次第です。

大阪高生研の皆様は、すでに二〇〇四年から、「ヤンキー先生」ではなく(「ヤンキー先生」こと北星余市高卒業生の義家弘介さんの自民党参議院議員候補としての立候補に対する私たちのコメントは別項)、その担任だった元北星余市高等学校の教師・安達俊子に関心を寄せて頂きました。

大阪で「ホンモノに聞く 」という講座を開設されて、何も分からずに会場に入った俊子を、突然北星余市高の生徒の役割に扮したメンバーの先生たちが質問攻めにしてくれたのが、大阪高生研との出会いでした。

昨年の冬2月には、私たちの本「ひきこもりの若者と生きる 自立をめざすビバハウス七年の歩み」(高文研二〇〇八年)の出版を機に、兵庫県加古川温泉で読書会兼懇親会を開いていただきました。

      (『現代の貧困と若者のひきこもり』(高文研)より)

<下略>

「せっかく安達さんが来られるのだから、「ひきこもり」や「若者の自立」をテーマに何か夜の交流会ができないかな」

 虎視タンタンと目を光らせている大阪人がここにもいるぞ……。

                        (つづく)

2009年5月 3日 (日)

【立ち読み】「早蕨」4月号より③ 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(下)

(「早蕨」4月号所収「生徒にどう応答するか ――実践を記録の言葉に即して読みひらく――」(竹内常一)より)」

それをいま西野にそくしてみると、長野はかれを教室に帰すのではなくて、「これから山川と話し合うが、お前はその立会人になってくれるか! 友だちのつもりで来たのなら、付添い人になれ」といってもいいのではないか。この際、かれが調子に乗ってきたのか、騒ぎたくてきたのか、かれの気持ちが問題なのではない。かれの行動が「含意している」ことをかれにつきつけて、かれにそれを引き受けるように働きかけていいのではないか。それが生徒を「尊敬」し、生徒に「期待」し、生徒を「信頼」することではないか。

そればかりではない。客観的にいえば、長野はせっかく二人一緒にきたものを切り離し、一方を説教と処分の対象とし、他方を無関係者にしている。ここで必要なことは、いっしょにやってきた西川を付添い人にして、問題の当事者にすることではないか。それが、「無処罰生徒指導」から「自主管理」までの高生研実践史が探りだした指導の原則ではないか。

そうだとしら西野にたいして「おまえは授業サボってでも、ここにいるのが大事だ。お前の『友だち甲斐』を示すことができるのだから」と授業からフケテきたことに新しい意味(評価)を与えると同時に、西野に対する山川の信頼をつくりだすという関わり方があるのではないか。

社会的・集団的な関係性はこれほどに豊かなものを秘めているのだ。高生研は、この豊かなものを管理的秩序関係に閉ざしたり、心理的な関係に切り下げたりするのではなくて、それを社会的・集団的な関係にむけて開いていくことを追求してきたのではないか。

(下略。この後、竹内氏は生徒たちや長野のいくつかの「セリフ」をキーワードに分析をすすめておられます)

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2009年5月 2日 (土)

【立ち読み】「早蕨」4月号より② 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(中)

(「早蕨」4月号所収「生徒にどう応答するか ――実践を記録の言葉に即して読みひらく――」(竹内常一)より)」

1.「なんやねん、こんな時間に」「授業どうした!」

 この言葉は、他の教師にケイタイを没収された山川が西川といっしょに授業中に(授業を抜けて)準備室にやってきたときの長野の言葉である。これにたいして山川が「先生、いまから罰当番やってや!!ケイタイ返してや!!・・」と言っている。そのあとを、長野は「西川は授業に帰し、山川と話しました」と記している。

 たったこれだけのことから色々と言われるのは、長野の意に反するかもしれないが、ここに長野の生徒に対する姿勢がよく出ている。

 第一に、「なんやねん。こんな時間に」「授業どうした!」は、授業から抜けて準備室に「闖入」してきたことを頭から咎めることばとなっている。

第二に、それにたいして山川は罰当番をするから、ケイタイを返してといっている。
これにたいして長野は「まあ、坐りなさい」といって山川と話したとある。ここのところが「話し合った」ではなく「話した」となっているのは、「説教」(説いて教えること)が主題だったことを示している。

このことは、長野が、<罰当番をする>と妥協し、ということは、形式上<罰>は認めたうえで、<ケイタイ返して>と「交渉」にきた山川の言葉を聞き損ねている。いや、そればかりか長野は、山川がかれを交渉相手にできる存在とみなしていること(たとえ、それが脅しの相手とみていたとしても)さらにいえば、話を聞いてくれる教師だとみていたことに気づいていないことを示している。

第三に、連れ立ってきた西野になぜいっしょにきたのかを聞くこともなく、授業中に抜けて出てくるのは規律違反だから教室に帰れといっている。

これらをみると、長野はどうもはじめからかれらと「話し合う」つもりがなかったと思われる。かれらの行動を管理的に咎めて、そのような行動をとるべきではないことを説教・説諭するという姿勢でかれらにたいしている。

だが、かれらの言動は長野が「理解」したようなものでないとしたら、この対応はまったくちがったものとなったのではないか。もしかれらの言動がかれらの意図を越えた客観的な「あること」を含意するものであったとすれば、長野もまたかれらもそれを意識化し、現実化するチャンスを逃がしたことになる。

                  (竹内氏の分析。次回へつづく)


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2009年5月 1日 (金)

【立ち読み】「早蕨」4月号より① 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(上)

「生徒にどう応答するか ――実践を記録の言葉に即して読みひらく――」と題して、竹内常一氏が行った長野実践の分析を一挙掲載。
「長野報告を紹介しつつ、記録の中に拾い上げられている教師と生徒の言葉を取り出し、その意味するところを確かめる形を採った」とされる竹内氏の「早蕨」用の書きおろしです。

(以下、抜粋しながら一部掲載します)
 
(前略)それはともかく、このように教師と生徒の言葉がたくさん拾われている記録を読む場合、そのなかの直接話法の部分にとくに注目し、その「指導言」(指示と評価と対話に関する教師の言葉)が実践の状況にどう関わり、その状況をどう開くものになったのか、生徒にどのように働きかけて、どのような言動を生徒から引き出すものとなったのかを確かめることが大切になります。

いいかえると、教師がどのような実践的文脈のなかで指導言(テクスト)を発したのか、その指導言がその文脈(コンテクスト)の中に閉ざされていた生徒の言葉(応答=ことば)を引き出したのか、そのなかで教師と生徒がその文脈をどのように変えた(脱構築した)のかを問うことが大切なのです。

そこで、以下、記録のなかの長野さんの言葉に注目して、記録を読みひらいていくことにしましょう。

ただし、この記録を読む場合、長野さんが昨年異動となったA高の生徒たちとの関わりについてのべているつぎのような前書きを前提にしなければならなりません。

 私の今までのやり方が通用せず、授業がまったく成立しなかった。生徒ともよくトラブルになった。1年生の生徒は、私が「上から目線」で生徒を見ていると反発した。前任校で「染みついた感覚」のようなものがあって、生徒はそれに拒否感をもったのだろう。そうした生徒の態度は、私には「基本的な(周囲の人々への)信頼感の未形成」と映った。この見方は今でも基本的に変わっていない。

この観点からすると、分析は長野さんが生徒たちの「拒否感」「周囲の人々への信頼感の未形成」を解くことができたのかをテーマとしなければならないと考えます。

                      (つづく)

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