おすすめ情報

本の紹介

« 【立ち読み】「早蕨」4月号より② 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(中) | トップページ | ココロは夏の大阪。全国大会魅力100連発15 大阪大会「一般参加者」がすごい!(上)~安達俊子・尚男さん編~ »

2009年5月 3日 (日)

【立ち読み】「早蕨」4月号より③ 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(下)

(「早蕨」4月号所収「生徒にどう応答するか ――実践を記録の言葉に即して読みひらく――」(竹内常一)より)」

それをいま西野にそくしてみると、長野はかれを教室に帰すのではなくて、「これから山川と話し合うが、お前はその立会人になってくれるか! 友だちのつもりで来たのなら、付添い人になれ」といってもいいのではないか。この際、かれが調子に乗ってきたのか、騒ぎたくてきたのか、かれの気持ちが問題なのではない。かれの行動が「含意している」ことをかれにつきつけて、かれにそれを引き受けるように働きかけていいのではないか。それが生徒を「尊敬」し、生徒に「期待」し、生徒を「信頼」することではないか。

そればかりではない。客観的にいえば、長野はせっかく二人一緒にきたものを切り離し、一方を説教と処分の対象とし、他方を無関係者にしている。ここで必要なことは、いっしょにやってきた西川を付添い人にして、問題の当事者にすることではないか。それが、「無処罰生徒指導」から「自主管理」までの高生研実践史が探りだした指導の原則ではないか。

そうだとしら西野にたいして「おまえは授業サボってでも、ここにいるのが大事だ。お前の『友だち甲斐』を示すことができるのだから」と授業からフケテきたことに新しい意味(評価)を与えると同時に、西野に対する山川の信頼をつくりだすという関わり方があるのではないか。

社会的・集団的な関係性はこれほどに豊かなものを秘めているのだ。高生研は、この豊かなものを管理的秩序関係に閉ざしたり、心理的な関係に切り下げたりするのではなくて、それを社会的・集団的な関係にむけて開いていくことを追求してきたのではないか。

(下略。この後、竹内氏は生徒たちや長野のいくつかの「セリフ」をキーワードに分析をすすめておられます)

★大阪高生研機関誌『早蕨』購読ご希望の方は、左記宛てにメールにて申し込みください。

« 【立ち読み】「早蕨」4月号より② 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(中) | トップページ | ココロは夏の大阪。全国大会魅力100連発15 大阪大会「一般参加者」がすごい!(上)~安達俊子・尚男さん編~ »

早蕨(さわらび)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【立ち読み】「早蕨」4月号より② 第2回竹内塾報告 長野実践に対する竹内氏のコメント(中) | トップページ | ココロは夏の大阪。全国大会魅力100連発15 大阪大会「一般参加者」がすごい!(上)~安達俊子・尚男さん編~ »