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2009年7月 5日 (日)

一般分科会情報④ 夏原常明 「学びの共同体」による学校改革のこれまでとこれから

(数学の授業での「コの字型」「4人グループ」の授業。そして授業研究をテコとした学校づくりの行方は……?)

「学びの共同体」による学校改革のこれまでとこれから/授業・学校づくり

  夏原常明 (滋賀・彦根西高校)

多部制単位制高校への再編という「上からの高校改革」の動きに翻弄されることなく、「本業である授業だけはたいせつにしよう」という思いだけは消えることはなかった。そして2008年、ついに独自の改革を探りあてた。その改革が「学びの共同体」である。「学びの共同体」は佐藤学さんが理論的な支柱となって全国の小中学校で相当な勢いで広がる授業改革を軸にした学校改革である。すべての生徒の学びの権利を実現し、どの生徒にも高いレベルの学びへの挑戦を保障し、すべての教師の成長を促進する、これらが「学びの共同体」のめざすところである。

 
 その特徴は「コの字型」の机配置と男女混合の「4人グループ」による協同学習を採り入れた授業形態にある。「コの字型」は生徒と生徒の間に教師が入り、生徒がお互いの考えを聴いたり、生徒の発言を教師がつないだりする生徒のアウトプットが多い授業である。「4人グループ」はグループに所属することで精神的な安定感があり、一斉授業では出しにくい素朴な疑問でもグループ内なら出すことができるし、生徒がアウトプット(教える)することで、教える本人も理解を確実にできる、などを特徴とする授業である。

 
 授業研究においては空白地帯とも表現される高校で、どのようにしてこの改革が導入されたのか、そして教師が専門家として成長する同僚性は構築されているのか、さらに「コの字型」「4人グループ」という特徴ある授業スタイルはほんとうに学びが発生するのか。さまざまな角度から高生研らしい分析をお願いしたいものです。

(8月2日(日)9:00~12:30。「午前中」の3時間半分科会です)

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