おすすめ情報

本の紹介

« おまかせHR研究会in長崎pref(中) 西海逍遙① | トップページ | 【大会感想】小さな声でもいいから声をあげる行動をしていきたいと思いました(上) »

2009年8月19日 (水)

おまかせHR研究会in長崎pref(下) 西海逍遙②

1991年完成の生月大橋が平戸島とをつなぐ生月島。生月(いきつき)の名の由来は、遣唐使時代に東シナ海の荒波を越えてきた船人がこの島を見て、ほっと「息つく」という心情からとか…

  まずは「あごだしラーメン」を食して「生月町博物館島の館」へ。江戸時代に日本最大規模を誇った益冨捕鯨の展示に、長い迫害に耐え受け継がれてきたカクレキリシタンの信仰が紹介している。ここを見たら生月島のことがほぼ理解できる。裏手の海辺から見る、水色が印象的な生月大橋の美しさ…

  白いレンガがまぶしい「山田教会」を見て、のんびり牛が草を食む「山頭草原」そして生月島北端の「大バエ灯台」へ。100mほど切り立つ断崖の上にたつ白亜の灯台からの見渡す限りの絶景!!ここから見る夕日は、もう…I氏なら言うだろう「頼む、○○○させて、一回だけ!! 」

  そろそろ日が暮れ時、今夜の宿の平戸市街に急ぐ。夕食はこれまた平戸の先生紹介の「あけぼの」へ。旬のお造り(イサギが旨かった)、平戸牛のタタキ、イカの煮付け…平戸グルメを堪能する度I氏に写メ!?             

 翌朝は平戸市街を散策。平戸のポスターパンフでお馴染みの「寺院と教会の見える風景」 その「平戸ザビエル記念教会」に「松浦史料博物館」では学芸員氏に説明をしてもらい…「井元コレクション」の○○を鑑賞して平戸島を後にする。   

  が、対岸の田平地区の「田平教会」は逃せない。1915年から3年の歳月かけて信者たちの手によって建てられた、ロマネスク様式の赤レンガ造りの教会は、教会建築の第一人者鉄川与助の設計では最後の煉瓦造教会だ。平戸瀬戸に向かって堂々と美しくたつ姿は、しばし見とれる。国の重要文化財。            

 かつて炭鉱で栄えた世知原(せちばる)の「くにみの湯」で一浴して、昼過ぎ佐世保着。駅前に聳え立つ「三浦町教会」は佐世保大空襲から生き残った大聖堂…を仰ぎ見て、西海教会巡礼を終える。                   

【番外「長崎の教会はなぜ美しいのか」】                              
 長崎市内の「大浦天主堂」(国宝)が建てられたのは、1864年。(1879年改築)  その後外国人宣教師たちは、長崎県各地の潜伏キリシタンが「発見」された地域に活動の場を拡大する。そして各地の信者たちは貧しさを克服して「神の家」を建てることに熱意を注ぐ。  五島・平戸・外海(西彼杵半島西海岸)などの各地には、外国人宣教師の設計指導のもとに、日本人の大工が美しい教会を次々に建てていく。鉄川与助という大工の棟梁の建てた教会は、こうした中で生まれ、美しい建物が残されている代表例だ。(今回の巡礼中、鉄川与助の名に何度出会ったか!?)          

 長崎の教会を訪れる人に感動を与えるのは、こうした先人の歴史的背景があるからなのであろう。

  いつか、五島・外海ヘも…                   
                   完(中村貴彦)

« おまかせHR研究会in長崎pref(中) 西海逍遙① | トップページ | 【大会感想】小さな声でもいいから声をあげる行動をしていきたいと思いました(上) »

大阪高生研総会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« おまかせHR研究会in長崎pref(中) 西海逍遙① | トップページ | 【大会感想】小さな声でもいいから声をあげる行動をしていきたいと思いました(上) »