« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月の投稿

2009年9月28日 (月)

9月22日(水・休)大会総括の実行委員会報告

 みなさん、こんばんは。事務局長の首藤です。22日(水・休)、大会総括のための実行委員会総会をたかつガーデンにて開催しました。23名のご参加。午後1時から5時まで。三部構成の充実した総括になりました。

 第一部は不肖、私が「『反貧困の教育』をふりかえる~教育実践的にどうひきとるのか~」をテーマに30分報告させていただきました。担任する生徒たち18名の“生きづらさ”について報告し、自己責任論と私が考える自立像、実践的にどう具体化しようと考えているかについて、大会での論議をふまえたつもりで報告させていただきました。

 第1部メインはゲストの大手新聞のN記者。N記者には高校中退者の聞き取り事例と、最近、紙上で記事になったイギリスの若者支援の実態について報告して頂きました。私の報告などより、Nさんの報告にもっと時間を割くべきであったという感じで、とても参考になるお話でした。

 就職・進学へのモチベーションの低さ、無業者、離職へと簡単に繋がってしまう実態や貧困の世代間連鎖の指摘は、私の目の前の生徒をみていても同感です。イギリスでは「Every Child Matte」(全ての子どもが大切)という合い言葉で、それまでばらばらだった学校と地域、福祉機関など子供関係機関の連携がずいぶんすすんだそうです。特に、エクステンディッドスクールというのができていて、教員は調整役として地域のいろんな力を導入しつつ総合的な若者支援策をやっているということでした。

 このようなイギリスの施策は、大きな参考になると思いました。これは政治の課題であって、現場でどうひきとるかは難しいところがあります。ただ、私の毎日の感覚で言うと、もっと学校は福祉機関の力を借りる・・・というかすすんで連携すべきで、たとえば、専任のソーシャルワーカーが学校に1人いてほしいなあとか、生徒の日常の生活の問題が、簡単に相談できて生徒の生活権を保障するとりくみが、トントンとすすんでいくようなシステムがあればいいなあと思うことが多々あります。 これは運動の問題でもあるなあと思って
います。


 私が報告した生徒の事例の1つについて、N記者から「これはすぐにケース会議しないといけないですよ。」とお尻を叩かれました。どうしやったらいいのかなあ・・と考えている今日のこのごろです。

2009年9月27日 (日)

【立ち読み・「高校生活指導」182号①】“教育”商店街活性化大作戦

第2特集「ボランタリズム」。「一挙公開! 高生研流「参加者300人大会」のつくり方」との副題がついた、大阪大会広報班【実践記録】です。

<ここから>

【実践記録】“教育”商店街活性化大作戦
  ~一挙公開! 高生研流「参加者300人大会」のつくり方~

                                     佐藤功(大阪高生研)

1、はじめに

 かねてより親交のある教科研のOさんは、かつて大阪高生研のことを、「(教科研と)大型モールのテナント仲間」と称されました。私のイメージとすれば、「大型モール」というよりも、“教育”という名の商店街の店舗仲間。いまや、「老舗」の名前だけでショーバイが成り立つ時代ではなく、残念ながら、多くの店舗(民間教育団体)が元気を失いがち。公営大型店舗(官制研修会)や使いやすさを重視したメガショップの出現に、へたしたら、われわれの商店街はシャッター通りになってしまうんじゃないか……危機感を覚える声も聞こえてきます。

 
 そんななか、2009年夏、11年ぶりに大阪で行われた高生研全国大会は、有料参加者総数310人。参加者100人台で推移していたここ数年の「倍増」を獲得しました。有料参加者を300の大台に乗せたのは、1990年代初頭以来とか。「歓迎コンサート」では種々の楽器を手にした文化班老若男女15名がオリジナルの大会歌を振り付けつきで歌う。「別れのつどい」では、20代の若手教員が次々と登壇し、初参加の感動と今後の意欲を涙ながらに語る。そんなさまに、「やっぱりいい光景だよなあ」との声がいくつも聞かれました。

 
 昨年、第1回の大阪大会実行委員総会にお招きした氏岡真弓さん(朝日新聞教育エディター)は、実行委員会結成当時、今回の大阪大会を評してこう言われています。
「大阪大会は、高生研だけでなく、教育団体がこれからどんなカタチをとっていくかのひとつの挑戦だと思います」
 拙稿は、高生研の内部資料ではありません。ぜひ、各種教育団体、ひいては教育に興味をもつ一般の方々に目通しいただきご意見を伺いたいと考えています。

 (以下略。「高校生活指導」182号をご覧ください)

 
 2章以下のタイトルは、以下。「310人」来ていただくために行った数々を実況しています。

2,目標は「300人!」
3,いま、時代のニーズは「高品質低価格」
4,【広報初期】まずは「名前で100人」を5月中に。
5,【広報中期】本気で1000人! 「訪問販売プラン」
6,【広報後期】「みんなで300人呼ぶぞ!委員会」へ
7,【広報ラストスパート】ラスト・10日で100人!
8,“秘策”中の“秘策”は、やっぱりこれだ!
9,おわりに

 ※『高校生活指導』182号(秋号)発売中。大阪高生研会員メンバーの原稿を抜粋しながら掲載します。

2009年9月26日 (土)

【立ち読み】「早蕨」9月号より② 数字でみる大阪大会

数字でみる大阪大会(受け付け・会計担当:西村康悦)

300という数字を決めたのはもう1年以上前で、どんな根拠で300という数字を設定したのか、ぼくは覚えていない。ただ漠然と、そう努力しなくても200は自信があったし、400となるととてつもなくてかえって目標設定としては不適切、くらいの感覚だったか?300という数字がぼくの中であくまで目標であったという根拠は、今年に入って予算を立てたときだ。(中略)

ところが、300をただの目標ではなく、本気で集めると豪語したやつがいて、大会前には、ぼくも含めみんな本気になっていた。終わってみて、300越えを達成したことはうれしいが、それ以上に目標に向かって取り組めたことが意義深い。(中略)

個々の参加者を、おしなべて数字で示すことにいささかの抵抗はあるが、今後の大会運営の資料として、さまざまな方向から、数字をはじき出してみたい。

 

前出の既知か未知かであるが、全国大会や近ブロ、大阪の例会等に来ていただいたことのある方は、ざっと数えたとことろ160余名で、323名中ほぼ半数であった。

 

都道府県別では、もちろん地元大阪が最も多く142名。以下、京都25名、東京22名、沖縄14名、熊本・滋賀12名、兵庫11名、千葉9名、岡山8名、青森・神奈川・北海道7名、埼玉6名、静岡5名、岐阜・群馬・三重4名、愛知・秋田・鳥取・長崎3名、石川・茨木・岩手・和歌山2名、鹿児島・長野・新潟・山梨1名だった。うち、青森・熊本・沖縄・岡山へは大会前に中村さんが直接現地を訪れ、参加者を増やした。大阪の割合は44%で、例年に比べ大変高い。

 

参加者の職種であるが、教員は高校教員(退職者を含む)が202名、大学教員10名、中学教員2名、小学教員5名、養護・聾・幼稚園教員各1名、専門学校教員6名であった。学生・生徒は院生7名、大学生17名・高校生12名・中学生1名だった。また、司法書士7名、社会労務士2名、弁護士1名、書店・出版7名、記者等報道関係者5名、県教委1名、一般19名、不明16名であった。高校教師が2/3だったことにまず驚き、学生・生徒が11.5%もいたことに驚いた。司法書士の方はじめさまざまな職種の方が来られていたのは、生徒を挟んでさまざまなコラボが実現している証であろう。

 

参加者の参加日数は、4日:22.6%、3日:22.3%、2日:13.3%、1日:41.8%で、これも1日参加の割合が大変高い。大阪や京都の参加者が多いことと1日参加が多いことは連動していて、今後の大会あり方、参加者のターゲットの設定に参考になるものと考える。

 

最後に、当日参加の割合17.0%と、当日キャンセル(いわゆるドタキャン)の割合8.2%の比較であるが、ドタキャンありと宣伝していた割にはキャンセル率が少なかった。当日までの受け付けが目標に到達すれば、ほぼ、キャンセルと当日参加はトントンなので、目標は達成できると考えられる。

2009年9月23日 (水)

【立ち読み】ことば遊びで楽しい夢を(下)

【23発目】クラスいろはがるた(30分)

「(い)一寸先は留年」  「(ろ)論より昼寝」  「(は)ハヨ行け!教室」  「(と)父ちゃん、留年決定です」  「(ぬ)塗ったらええ思てる女子」(注:女子の厚化粧を皮肉っている)  「(ら)ラブラブも今日で終わり」(注:失恋をめぐる話)  「(の)残り謹慎あと3日」  「(お)俺とか超無期停」(注:無期停学が複数回以上になると「超」がつく)  「(け)けんかごし ケータイ取られ反省す」  「(ふ)不倫ちゃうん?弁護士とできてんちゃうん?」(社会人講師として招いた女性弁護士を〈メル友〉と軽く発言したことから出た疑惑。もちろん事実無根)  「(め)飯食えば次の授業はお昼寝だ」  「(せ)先生、起こすな余計なお世話」…

 これらは「クラスいろはがるた」の読み札である。いろはがるたの例文を示してグループに分かれ、幾つかの文字を分配してクラスの1年間を振り返って読み札を考える。「い」から「京」まで揃った読み札を読めば、クラスのちょっとした歴史である。クラスの本質もわかり、総括にもなる。少々の字余りや字足らずは気にしない。「おもろい」こと優先。笑えない状態を笑い飛ばす読み札からは、客観的に自身を見つめながら批判精神を持って向き合う生徒の成長が伺い知れる。

更にHRで時間を取って取り札を作る。同じ札を3、4セット作ればクラスいろはがるた大会ができる。数年前3年生の副担任だった時、国語の時間で作成し、1セットを担任にプレゼント。担任や生徒らと、大人になって母校で同窓会を行い教室でHRをやった後このクラスいろはがるたで現代文の授業をしようと約束している。賞金以上に楽しみな夢だ(*締切は全て今年の例です)。

  (おわり。『月刊HR』10月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当 札埜 和男)

2009年9月21日 (月)

【立ち読み】ことば遊びで楽しい夢を(中)

【22発目】プロポーズの言葉(15分)

 
 男女間でにぎやかになるのが、「プロポーズの言葉」への応募。需要掘り起こしを狙った日本ブライダル協会、少子化対策の一環として実施した奈良県など、どこかの団体が実施している。毎年実施しているのが静岡にあるNPO地域活性化センター。その「プロポーズの言葉コンテスト」(5月15日締切)は恋人の聖地といわれる六本木ヒルズ展望台で表彰式があり、賞品はセイコーの高級腕時計や宿泊券。作品は河出書房新社より出版される。

 HRで「将来のために今からプロポーズの言葉を考えてもらいます」などと言おうものなら、蜂の巣をつついたような賑やかさだ。

 「この星を見てみ。たくさんあるやろ。俺もこんくらいの人を見てきてん。でも好きになれたんはお前だけや。結婚してくれ」「引越しするんやけど一緒に来(こ)うへん?」「市役所行こか?」「帰るのめんどいからここに住みたいねん。ちゅーか、ここに住ませろやー」「毎日『お帰り』って言わせてくれへん?」「赤い糸が見つかった。俺らが少子化止めたろやんけ」「俺でよかったらずーっと笑わせたげんで(好きな人にはそばにいて笑わせてほしいなあと思って)」「僕と種を土に入れて育ててくれないか?」…真剣なものからウケ狙いまでいろいろ出てくる。

 みんなで投票してクラス大賞を決めるのも、知恵を共有できて将来役立つだろう。入賞者は確かに20歳以上が多くなるが、以前高級ホテルカップル宿泊券を獲得した例もあるので勝機はある。卒業後すぐに結婚を考えている高校生には有利!?

(つづく。『月刊HR』10月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当 札埜 和男)

※高生研全国大会(大阪大会)総括実行委員会は9月22日。ご案内は下記9月14日記事をご覧ください。

2009年9月20日 (日)

【立ち読み】ことば遊びで楽しい夢を(上)

【21発目】懸賞応募(20分)

 すきま時間に困った時は国語教師に相談しよう。国語科には易しいものから難しいものまで、各種団体からさまざまな「懸賞応募もの」が掃いて捨てるほど送られてくる。お手軽で入賞可能性の高い懸賞応募ものが伊藤園の「お~いお茶 新俳句大賞」(2月末日締切)。

「君ら、お金いらんか?欲しいやろ。これからビッグチャンス与えるわ」と言って応募要領と用紙を配る。生徒は大賞の賞金額の所で目が止まる。「50万!よっしゃー、絶対獲ったる!」およそ160万分の1の確率なのだが…。ただ大賞といえども俳句の達人が選ばれるわけではない。「新」俳句なので、煩わしい季語も不要だ。また20万円、5万円、3万円、2万円、5千円…と賞金額もバラエティに富んで設けられている。賞金を獲得できなくても7千人は佳作として選ばれ、そのうち2千人は「お~いお茶」のペットボトルのラベルに作品が掲載される。佳作に選ばれるだけで伊藤園から立派な賞状が送られ、式には皆の前で表彰されることができる(結果発表は7月)。これまで継続して応募してきたが、必ず1人は何かの賞をもらっている。応募すれば誰にでもチャンスがあるのだ(今年の高校生の部大賞「振り向けば 絶景なのだと 信じたい」)。

  最近応募して楽しかったのが大修館書店主催「第4回『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう 国語辞典!」(締切9月末日)。普段自分たちが何気なく使っている言葉で、気になる言葉の意味・解釈・例文を送る懸賞応募もの。「指恋」「女前」「えら効き」…これらはいずれも入賞作品、意味わかりますか?応募作品を通じて高校生の生活世界が見えてくる。賞品は電子辞書や図書券、任天堂DSiなど。学校単位でなら「ユニーク賞」もあり、50冊以上の辞書がドサッと学校に寄贈されるチャンスも。

 
 他にも22年の歴史があり、100名に1万円図書券が贈られる東洋大学主催「現代学生百人一首」(11月5日締切)、与謝野晶子と名声を分かったOGを輩出している梅花女子大学の「山川登美子短歌賞」(9月末日締切)、「連歌」という一風変わった作品を応募する山梨学院大学主催「酒折連歌賞」(9月末日締切)など、探せばHRで取り組め且つ入賞しやすい「掘り出し物」がたくさんある。
 こういった懸賞ものをHRで取り組む場合は「席移動可、私語可」にしてワイワイガヤガヤとした雰囲気にすることがポイント。誰かとしゃべりながら取り組むことで自由な発想が生まれてくる。1人で頭を抱えても良いアイデアは浮かんで来ない。

(つづく。『月刊HR』10月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当 札埜 和男)

※高生研全国大会(大阪大会)総括実行委員会は9月22日。ご案内は下記9月14日記事をご覧ください。

2009年9月14日 (月)

高生研全国大会総括のための実行委員会総会

 2009年夏の高生研全国大会は目標の300名参加を実現し大盛況のうちに閉幕しました。300人集まってよかったよかった・・ではなく、今回の大会を民間教育研究団体として理論的かつ運動論・組織論的にきちんと大会を振り返る必要があるのではないかと考えています。そこで、総括のための実行委員会をオープン参加で開催します。内容は以下の豪華3本立て。実行委員の方はもちろん、一般参加者の方、あるいは興味のある方もぜひご参加下さい。(資料用意、祝賀会予約等の関係で、左記「メール送信」にて事前連絡いただけるとありがたいです)

とき:2009年9月22日(水・休)12:45受付 13:00~17:00
会場:たかつガーデン(ガーベラ) 大阪上本町駅徒歩10分

  【メニュー】

第1部 13:00~14:30

●「『反貧困の教育』をふりかえる~教育実践的にどうひきとるのか~」
  ◎報告:首藤広道さん(府立高校教員)
 大会では、いろんなことが見えてきたつもりになっていたが、いざ現実に生徒に向き合うと「この状況、どないしたらええんやろう?」とたちすくむ。そんな状況を報告しながら、課題提起的に大会の議論をふりかえってみたいと思います。

◎ゲスト:中塚久美子さん(朝日新聞生活文化グループ記者)
 「ホームレスや引きこもりの人には高校中退者が多くみられる。何らかのシステムは考えられないか」という問題関心のもとに「教育と雇用」について精力的に取材を重ねておられます。イギリスにも取材に行っておられ、その取材記事は8月4日付から朝日新聞朝刊に掲載されています。中塚さんの最近の取材の状況やそこから見えてきたもの、学校にのぞむものなどを語っていただきます。

第2部14:40~15:30

●実践記録 『「教育商店街」活性化大作戦』を私はこう読んだ

 今回の高生研大会の「つくりかた」について、佐藤功さんが「実践記録」として「早蕨」9月号(「高校生活指導」182号にも所収)に報告しています。「300人集める」にこだわった理由は何か、どうして「300人」が達成されたのか――同記録を読んだ、3名の方に報告(一人10分程度)いただきます。同誌お持ちの方はご持参下さい。

第3部15:40~17:00

●実行委員会総会 「大会をふりかえる」。 各係から報告と討論

● ビデオ上映「大会点描」(調整中、可能であれば上映します)

第4部17:30~

●「大会成功祝賀会」もこの日に。  (上本町界隈を予定) 

2009年9月13日 (日)

湯浅誠さん、長島義明さん、西谷文和さんから、「転載歓迎!」特集

 大阪大会でゲストとしてお越しいただいた方々から、「転載歓迎」ということでいろいろとご案内をいただいています。

【第1弾 湯浅誠さんから】
 総選挙が終わって10日あまり。
 いまだ新政権の骨格は見えてきませんが、そうかと言って生活の現場には待てない事情があります。
 鳩山代表は、民主党マニフェスト前文に「暮らしのための政治を」というタイトルを掲げ、「母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。全国で毎日、自らの命を絶つ方が100人以上もいる。この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。一体、この国のどこに政治があるのでしょうか」と言い切りました。
 それは、私たちの言葉でもありました。
 この言葉どおりの政治を実行してもらいたい。
 もし、そのことを早速忘れている議員がいるのならば、ぜひとも思い出してもらいたい。
  以下、お知らせです。

◎生活保護問題対策全国会議 大阪集会
 「働きたいのに仕事がない!
     ~急増する生活保護。今こそ「寄り添う支援」を~」
7月の完全失業率は過去最悪の5.7%。仕事を失い、生活保護を利用する人が急増 しています。なのに、「探せば仕事はあるはず」という幻想のもと、窓口で保護を断 られたり、保護を受給できても成果のない求職活動に駆り立てられるという実態があ ります。
生活保護が「最後のセーフティネット」としてきちんと機能し、制度利用者が真に 「自立」するためには何が必要か?
支援の理念と、それを実現するための人的物的条件や制度のあり方を併せて考えたい と思います。

 
【日時】
 2009年10月3日(土) 午後1時30分~5時(開場午後1時)
【場所】
 TKP大阪淀屋橋ビジネスセンター ホールA
【主催】生活保護問題対策全国会議
問合先 〒530-0047  大阪市北区西天満3-14-16西天満パークビル3号館7階
      あかり法律事務所弁護士 小久保 哲郎(事務局長)
    TEL 06(6363)3310 FAX 06(6363)3320 

詳細は、
 
http://www.labornetjp.org/labornet/EventItem/1252755135420staff01

  ※他にも「新政権に贈るイベント」と称して、湯浅さんの連続企画情報は、以下を。
    
http://www.labornetjp.org/news/2009/1252750667364staff01

【第2弾 長島義明さんから】
 大阪大会後、モンゴルのノモンハン戦争激戦地跡を訪ねた旅、及び、その近くの草原でオオカミに出会った話がインターネット新聞JAN JANに掲載されています。皆様にお知らせ下さい。

長島義明

 
http://www.news.janjan.jp/world/0909/0909029660/1.php
http://www.news.janjan.jp/photo-msg/0909/0909029650/1.php

 

【第3弾 西谷文和さんから】
 来月、10月6日ごろから11度目となるイラク取材、そして3度目となるアフガン取材に出発する予定です。
 そこで10月4日に下記のような「平和チャリティコンサート」を開催することとなりました。イラクやアフガンの実情が報道されにくくなってから久しいのですが、現地はまだまだ悲惨な状況であり、集まった募金を持参して、難民キャンプを回る予定です。 関西地方に在住の方で、4日スケジュールが大丈夫な方は、ぜひ一度顔を見せていただければ幸いです。

日時: 10月4日(日) 13時半開場 14時開演
場所: 大阪市立浪速人権文化センター JR環状線芦原橋下車すぐ
入場料:千円(ただし高校生以下、障害者無料)
詳細はホームページ 
http://www.nowiraq.com/ をご覧ください。

2009年9月12日 (土)

【立ち読み】早蕨今月号は大阪大会総括号!①

(「大阪大会満員御礼謝恩」として、今回の「早蕨(さわらび)」は大会参加者全員の方へ32ページ大増版をお送りしました。実行委員長・詫磨さんからの巻頭言です)

<以下>

大盛況御礼!!

7月31日から8月2日の4日間の大会に全国各地から323名の参加者を得て無事に終えることができました。実行委員会を代表してあつく御礼申し上げます。

今回の大会は大学のキャンパスを借りて行なう初の試みでしたが使い慣れていないということでのトラブルはいくらかありましたが大学という場でしたから研究討議という面からみれば最高の会場ではなかったでしょうか。

また、大会テーマ、全体会、分科会のつながりがみられて濃厚な大会になったのではないかと思います。
高生研の今後のひとつの形を提示できたと自負しています。
大会運営に関わってくださった方々にこころより敬意をおくります。


 実行委員長 詫磨秀雄

2009年9月10日 (木)

広木克行さん学習会感想①

広木先生の話を聞いていると、日々保健室で話している生徒たちの顔がいっぱい浮かんできました。保健室には日々いろんな傷つきを抱え、つらくなっている子たちが次から次にやってきます。できるだけ言葉を引き出し、思いを語れるような時間を大切にしたい、そして対話の中に笑いがあることを心がけています。言葉にすることで心が整理され、次を歩むステップにできることを日々の保健室での実践で実感しています。

 
 ますます子どもたちの育ちが深刻なものを抱えていくとのお話にゾッとする反面、一人ひとりの良さを見つける目を持ち続けていたいと思います。多忙化の中でピリピリして、余裕がなくなりていねいに話が聴けなくなる自分も一方ではいます。私たちが自分らしい人生を歩めているのか、立ち止まり点検しながら生徒に向き合えるようにしていけたらなと思います。

 
 今日は本当にありがとうございました。

              (養護教諭)

2009年9月 9日 (水)

「若者の生きづらさと発達課題」学習会は、じっくりしみ通る感じ

 広木克行氏(千代田短大学学長)をお招きしての学習会。新学期早々の月曜日6時30分開始という、普通ではあまりない設定にもかかわらず、27人の参加がありました。しかも若手参加者の方が多く、知らない顔もたくさん。「大阪高生研の学習会は内容おもしろそうだから、また何かあったら教えて」という声も。うれしいかぎりです。


 さて、広木先生のお話はレジメなしで予定時間オーバーの100分!でも、数々の現場の事例への鋭い分析、論理的で知的な解説、人間への深い信頼を土台にしたやさしい口調に、ぐっと引き込まれました。大阪高生研の汗いっぱいコテコテの笑いでつなぐ芸風とはひと味もふたあじも違う??大人の学習会でしたね。


 広木先生は、若者の生きづらさの特徴を、①自死するほどの自分への絶望と新しい攻撃性・暴力性の広がり、②貧困の中で生活文化の型を作れないために学校文化からも疎外される文化的阻隔の問題、③階層に関わりなく心を病み、ドラッグとアルコールと性とゲームへの依存に傾斜する行動、と整理されます。


 それらの背後には、日本の教育にひそむ根深い自己責任論があるわけですが、広木先生は、その根源を義務教育の履修主義にあると指摘されています。また心を病むほどの「見捨てられ不安」の背後に教育家族の関係性のもつれがあることも言及されました。


 だからこそ、生きづらさを抱える若者の発達の課題は、親子の関係性のもつれを解き、生活文化の型を獲得し、自己責任論を批判して「HELPを求める権利」を行使できる主体へと成長することである、と言います。


 発達課題というと、エリクソン的な発達段階説がすぐ頭に浮かんでしまいますが、広木先生は臨床教育学を追究されてきた方だけに、あくまで目の前の若者の生きづらさそのものの中に発達の課題を設定されていることが、よくわかりました。

                                      (文責 井沼淳一郎)


2009年9月 6日 (日)

8月29日の学級通信講座の報告

8月29日、「第1回若者企画・「朝刊太郎」まるわかり講座が開かれました。
広報期間が短かったこともあり、参加者は6名でしたが、当日は、話を聞きつけた方も1名加わり、和気あいあいとした雰囲気で行われました。

前日は夜遅くまでレジュメづくりをしていた、講師の城塚さんの指導の元、実際に「朝刊太郎」を使った学級通信づくりを、参加者一同体験しました。

参加者の感想では、
「少人数で丁寧に教えていただき、PCが得意でない私でもマスターできました。見出しの背景が簡単に可愛くできたり、写真にコメントをつけられたり…と作業自体が楽しかったです。学級通信を作るのが楽しみになりました」
「私も学級通信をつくっている者として、今回すごく楽しみにしていました。本当に「ほぉー」と感心することばかりで、あんな風にしたら♪こんな風にしたら♪と自分の学級通信へ夢が広がりました」

というものなど、予定されていた2時間があっという間に過ぎるほど有意義な学習会となりました。

今回は宣伝が直前となり、予定が合わないために参加できなかった方にはご迷惑をおかけしました。
若者企画は第2弾、第3弾と開催していく予定です。
次回以降も実りある学習会ができますよう、多くの方のご参加をお待ちしております。

                (今回の担当・三木)

2009年9月 3日 (木)

この人に聴く・広木克行先生

今日は、「早蕨」の印刷製本作業を行いました。大会速報「浪花なく友」完全版12p+早蕨大会特集号32p、大会参加者全員に送ろうと、何と印刷部数は400部!5時から9時まで4時間がかりでした。

でもでも、作業に集まってくれたのは常任+早蕨係+若手で計10人も集まってくれ、わいわい楽しくすみました。ありがとうございました。早蕨は明日発送予定です。

さて、来週9月7日(月)には、広木克行先生を迎えて「この人に聴く」を行います。
あちこちで講演活動に忙しく半年先まで予定ぎっしりの広木氏ですが、休みの日をおしてきてくれます。これは聴かないとね。

「広木克行」で検索すると各地の講演会などの報告や感想にヒットします。

一例:早期教育と子どもの発達のゆがみ

http://www.babycom.gr.jp/eco/br/1.html

「この人に聴く」の趣旨に沿い、大勢でお話を聞くというより、膝つき合わせてお話しする双方向の会を考えています。残席まだあります。ご希望の方は左記「メール送信」へ、至急メールください。

                  井沼淳一郎

2009年9月 1日 (火)

【立ち読み】夏休みを振り返る(下)

【20発目】「100連発」の結果発表(30分)
 
 せっかく100連発で夏休みの出来事をたくさん出し合ったのだから、班ごとに発表させて交流することをお勧めする。
 実は、班で100連発をするだけだったら模造紙もポストイットもいらない。模造紙は発表のためのアイテムだ。だから、記入の際は教室の後ろからでも、読めるような大きさの字で書かせよう。大きい字を書いて、模造紙が足りなくなるといけないので、余分の模造紙を用意しておく。
 さて、まずは出てきた内容の分類をしてもらう。たとえば、

 
 ① 旅行系(沖縄行った・北海道行った…)
 ② 食べ物系(スイカ食った・そうめん食った…)
 ③ 祭り系(天神祭行った・地元の祭りに参加した…)

 
というように、自分たちで“○○系”などのネーミングをさせる。ポストイットを使うばあいは、同じ系列のものを同じ場所にかためて貼って、マジックで囲って系列の名前を記入する。模造紙に直接書いたものは、空きのスペースに系列を記載して、その系列にあてはまる事例を口頭で説明。
 次に、自分の班から出てきたさまざまな意見の中から、特に他の班の人にも伝えたい事例をいくつか選ばせる。おまかせホームルーム研究会で行うワークショップの中では、よく

 
 一押し
 二押し
 これも捨てがたし(若干数)

 
というのを選んでもらう。
 プレゼンの仕方を話し合う時間も確保し、班ごとに発表させると、楽しい2学期の始まりだ!

(おわり。『月刊HR』9月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今号の担当 西村 康悦)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »