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2009年12月21日 (月)

【立ち読み】無言…MUGON…むむむごん……(下)

【32発目】「無言」で、お悩み相談(15分)

 

 B6かA5サイズなど小さめの紙(白紙でもラインが入っていてもよい)を人数分用意。時間が余ったなと思ったらすぐできる。途中でチャイムが鳴っても、続きはまた次にといつでも再開できるのがこのワークの使いよいところ。

 

ひとりに一枚ずつ配り、「上半分に、どんなことでもいいから悩んでいること、アドバイスがほしいことを書いてごらん」と匿名で記入させる。

 

筆跡が…という生徒には利き手でないほうで書いても良しとする。「どうやったら数学で100点とれますか?」や「今度成績下がったら、部活やめるように親に言われてるんですけど、成績は上がりそうにないし、部活はやめたくないし…親を説得するいい方法ないですか?」、「将来やりたいことが、お金儲けにつながらないんですけど、諦めた方がいいでしょうか?」といった「高校生らしい」お悩みから、「芸能人の○○と●●がつきあってるってホントなんでしょうか?」とか「どうしたら彼女ができるでしょうか?」「クラスでネタがウケない僕はお笑いのセンスがないの?」など真剣なのか冗談交じりかわからないものまでいろいろ書いている。もちろん書いている最中の“カンニング”は厳禁。

 

書けた頃を見計らって、二つか四つ折りにさせ、帽子でも箱でも袋でも教室にある容れ物に回収し、担任がシャッフル。その後、くじを引いてもらう要領で生徒に一枚ずづひいてもらい、「あなたの親友の悩みだと思ってアドバイスを書いてあげて。あなたの名前は書いても書かなくてもいいよ」と指示する。ただし、「どんな悩みが書いてあるかをバラしたらダメ。万一誰のかわかっても口に出したらダメ。誰にも相談せずに(要はお喋りせずに)真剣に書いてね」とする。このやりとりが匿名ながらも後で公表されることは予め告知しておく。

 

アドバイスが書けた頃、再び担任が回収し、前で一枚ずづ開いて読み上げる。自分の「お悩み」にどんな助言が返ってくるのか、生徒は静まり返って授業より?集中して聞いている。あまりにリアルで皆に公表するのが憚られると担任が瞬時に判断を迫られる場面もたまにあるが、そのときは手に持った紙を「う~む」と眺め、「放課後面談しよか」と後に回すもよし。時間が足りなくなったら、「続きはまた今度ね」と次のスキマ時間に回すも良し、生徒達の了解を得て、学級通信に掲載しても良し。

 

これは、組合の新任向け教研で体験したものを生徒にもどうかとアレンジしたもの。担任は「机間巡視」の間にいろいろと生徒の悩みを知ることもできるというオマケつき。

 

(おわり。『月刊HR』(学事出版)1月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」 今月の担当 岸田康子)

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