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2009年12月19日 (土)

【立ち読み】無言…MUGON…むむむごん……(中)

【30発目】無言で、「誕生月順」(10分)

これまた、基本的には無言でやるグループワークである。 

7~8名の班を作り、まずは随意にタテに1列に並ぶ。

「はい、では誕生日順に並び変わってみましょう。先頭は11日生まれに近い人。一番後ろは1231日に近い人。早く並び変わったグループから、座る。

 

ただし、「お約束」が2つあります。

 

1つは、「声を出さない」。

 

もう1つは、「指文字(※指で1,2,3……などの例示)不可」。

 

さあ、しゃべっちゃダメよ、無言で無言で、よーいドンッ!」

 

声も指文字もダメだから、いきなり始まるジェスチャー大会。でも、雨なのか雪なのか、6月なのか12月なのかわからない。このころ、すばしっこいグループが拍手で数を伝えたり、机をたたいたり、教室は一気に騒然となる。そんななか、学生証を見せ合うグループなどが出てきて、高校生たちの柔軟さに驚かされる。

 

【31発目】「無言」で、拍手(10分)

グループで輪になって座り、班長を決める。ちなみに私は「班長」などと言わずに「ボス」と呼んでいる。普段の授業班でも「ボス、頼むで」と遊びゴコロ満点に班長を立て、「ボスの言う通りにやるんやで」とリーダー性をフォローする。響きが違うだけで雰囲気も変わる。

 

輪になって座っている状態で、まずは「時計回り」にパンと両手で一回拍手をするという行為を、ボスをスタートに隣の人に送っていく。一周すれば、また同じく「時計回り」でもいいし、ボスの気の向くまま「反時計回り」も良し。拍手のスピードもボス次第。

 

それがスムーズに流れるようになったら、こちらから「ランダム!」と指示を出す。今度は班内の誰に拍手を送ってもよしとする。ただし、「受け取る側」に「渡された」ことがはっきりわかるように、「渡す側」は相手の目を見て心をこめて拍手を「渡す」。「受ける側」は、拍手を“相手の大事な気持ち”だと思ってしっかり受け取るよう、注意を促す。「気持ちをこめて」「落としたらあかんで」と指示しながら、教室では「パン」「パン」「パパン」という音だけが響く。

 

単純なようで意外にムキになる高校生。目に見えないものゆえ見落とさないよう、各人の手の行方を班員全員が見守る。自分宛てかもしれないと相手の目や表情をまじまじ見る。「拍手=気持ち」のやりとり、始まり始まり。

 

ただ、無言でやり過ぎると疲れるので、流行の言葉を拍手にのせるのもよい。ちなみに「崖の上のポニョ」が流行なら、拍手と同時に「ポニョ」と声を出させる。響きが面白い擬態語・擬音語で場が和む。

 

(『月刊HR』(学事出版)1月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」 今月の担当 岸田康子)

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