おすすめ情報

本の紹介

« 「盛会御礼!!大阪総会」⑤ 大満足!の桂蝶六師の落語講座(下) | トップページ | 【立ち読み】早蕨12月号⑦ 実は悩んでるんです~授業編~② »

2010年1月22日 (金)

【立ち読み】早蕨12月号⑥ 実は悩んでるんです~授業編~①

 先日、「この人にきく」でお呼びした北村年子さん(ジャーナリスト)から、

「大阪高生研の通信にすっごい感動しました。あんなふうに、素直に、教師はつらいよ~ってのが書ける、出せる、なんて、すごい」というメールがきました。

 大好評の「悩んでるんです」、 若者もベテランもみんな悩んでおっきくなろうとしている。
 まずは今年新任のMさんから。

        <ここから>

試行錯誤しながら授業をする日々

(前略)

とはいえ、生徒と向き合う中で何も悩みがないわけではなく、日々これでいいのかと思いながらやっています。昨今、「授業崩壊」とまでもいかなくとも、「授業が成立しにくい」状況にあると言われていますが、自分が勤務する学校でもそういう状況はあると思います。今年は「授業規律」をきっちりやっていこうと、教職員の中で合意をもって指導しているせいか、去年に比べてエスケープや無断早退などは減っているそうですが、それでも生徒が学んだという実感は得られにくいように私自身が感じます。

* * * * * * * * * *

 こうした自分の仕事に対する達成感のなさは何なのか。考えてみると、「授業で教えることは何だろうか」という疑問にあると思います。「授業規律」についてはここでは述べませんが、その疑問の背景には、生徒の「知識」対する不信感―勉強して何になるの―があると思います。高校では7割の生徒が落ちこぼれると言われていますが、自分の学校ではもう少し多いかもしれません。そんな状況だからこそ、「もっと基礎的な学習を取り入れていくべき」との声が上がるのは無理もないと思います。確かに、基本的な計算の徹底や、漢字の定着を徹底は生徒もわかる喜びが得られ、自己肯定感も得ることができると思います。そして何より、今日の就職難の時代に、就職試験で内定を勝ち取るためには「基礎学力」が必要であると思います。

 ですが、それでいいのだろうかという疑問もあります。運良く就職が決まる生徒もいれば、非正規雇用で働かざるをえない生徒もいます。今の社会で最も苦しい働き方をしているのは、非正規で働く人たちであり、最も社会に対して要求をしていなければならない人たちは、失業などによって貧困状態にある人たちと思います。(以下略)

« 「盛会御礼!!大阪総会」⑤ 大満足!の桂蝶六師の落語講座(下) | トップページ | 【立ち読み】早蕨12月号⑦ 実は悩んでるんです~授業編~② »

早蕨(さわらび)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/203805/47357320

この記事へのトラックバック一覧です: 【立ち読み】早蕨12月号⑥ 実は悩んでるんです~授業編~①:

« 「盛会御礼!!大阪総会」⑤ 大満足!の桂蝶六師の落語講座(下) | トップページ | 【立ち読み】早蕨12月号⑦ 実は悩んでるんです~授業編~② »