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2010年1月25日 (月)

【立ち読み】早蕨12月号⑧ 実は悩んでるんです~授業編~③

(「ベテラン」と言われるトシなっても、日々悩みながら・・・。Nさんのつぶやきです)

 教師生活22年間、ほとんどの授業のイメージはこんなん<以下、心の内なる声>である。

 授業前は今でも緊張する。基本各時間50分始まりなので45分すぎたあたりから気分の憂鬱は最高潮である。

 
 教室まで行ってドアを開ける前に、ひと呼吸<“ごくせん”でヤンクミが「ファイトー」とやる気持ち、ほんとよくわかる!>、そして教室に入って生徒達の顔は見られず<いやそうな顔されたら傷つくからである!>、おもむろに教卓にたつ<ほんとは「おはようー」とか、にこやかに「さあはじめるぞー」なんて言いながら生徒達の顔色をチェック、なんてことをするのがベテラン教師と思うのだが・・・>。

 生徒は当然だるそうに「ねむい社会科やー」なんて感じで<「地理いややー」なんて聞こえよがしの声も聞こえたりして>ダラダラ起立するので、こちらも一層テンションが下がる。「はよ立て!自分の席もどれー!前向けー!しゃべるなー!」なんて連呼しながら、適当なころあいで<決してびしっと1年間させた例しはないので、礼もどんどんいい加減になっていくー>妥協し着席させる。出席を取っている時にざわざわがおさまらないと、また頭にくる。

 <「最初から怒らせるなよ~」とばかりに>しばらく騒がしい輩をにらんでいるが、大概は気づいてくれず<物わかりよく振る舞おうと思う下心があるとひきつった笑顔になったりして余計に侮られ、結局>「静かにせんか!!」と怒鳴り、気分が悪くなるし授業の空気も悪くなる。

  となるとせっかく和やかに、生徒をいじりながら導入に入り「雑談だと思ったら授業だったか?」みたいな雰囲気に持っていこう<これはめったに成功しない!>という気は消え失せ、「さっさとノートを開いて黒板写さんかい!今日はノート提出じゃ~」みたいなことをといってしまって自己嫌悪になり、淡々としかも理屈っぽく授業を展開し、1人また1人と生徒が寝ていく。でも自分の持っていき方にそもそも自分で落胆しているので起こしたくても起こせない<おまえの授業がおもろないからやー、みたいなこと言われたらどうしよう~、でもその通りやもんね~>のである。でも多くの生徒が寝てしまったりすると“冷や汗びっしょり”で「ノートかいてなかったら平常点やらんぞ!!」的なことを言い放ち、僕のハートはずたずたに<オレって最低!!>なって一刻も早く教室から立ち去りたくなるのである。でも反応がないと授業ははやく進むのである。(下略)

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