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2010年2月 8日 (月)

【立ち読み】すきま時間 別れの季節に①

 3月に入ると3学期(後期)も大詰め。生徒たちの登校日も、学年末考査とテスト返却日、そして終業式を残すのみ。担任としては進級を控えた大事な時期だけに、欠点科目を抱えた生徒たちへの「追い込み指導」だけに心血を注いでしまいがちだ。しかし、1年間をともにしたクラスがこのまま「自然解散(消滅?)」なんて寂しすぎる。この一年間がクラスとそれぞれの生徒たちにとって、また担任自身にとって、どんな出会いと成長の機会となりえたか、しっかりとふりかえる時間を持ちたい。「檄(気合い入れ?)」と事務連絡に終始しがちなこの時期、わずかなすきまに取り組めるとっておきのネタを紹介したい。

   37発目  あのとき君は若かった(20分)

  3月は入試シーズン。多くの生徒にとって「人生初の選抜テスト」となったあの日から1周年(2年なら2周年)となる。この日が生徒たちの心に残っていないはずはない。「というわけで、来週の火曜日から3日間『入試休業』に入るが…」なんて話しをし始めると、口々に「あ~、あのときは絶対落ちたと思った!」とか「私の教室の試験官、先生だったよね」「もうあれから一年かぁ」「早すぎ~」など語る語る。

 この大切な人生の節目を軸に、この一年の自らの成長について考えてもらおう。作文でも構わないが、生徒には「アンケート形式」の方が評判がいい。タイトルは「あのとき君は若かった」「あの頃の僕は若すぎて」(古いか…)あたりで。

  質問項目の例としては、

①あの日の入試、5科目を受け終わっての帰り道、君は何を考えていたかな?
②ドキドキの人生初面接、本校への志望動機をなんて語った?
③そして運命の合格発表、その瞬間君は何を思った?
④あれから、もう1年(2年)経ったけど、何が一番心に残ってる?
⑤自分自身、ここはちょっと成長したって言えるところはどこ?
⑥自分自身、もうチョイここは変えたいなってところはどこ?
⑦そして来年のこの日、君はどんな君になっていたいかな?

  と言う具合だ。生徒たちは「あの日」を軸に自分自身の歩みに思いをはせる。この時期のLHR定番、「一年間をふりかえって」などというベタな作文書きよりよっぽど生徒たちにとって「これまで」と「これから」を考える機会になるだろう。僕自身、もう何十年も前の「あの日」の緊張を今でもはっきり覚えているのだから。

 (つづく。『月刊HR』(学事出版)3月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 藤田隆介)

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