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2010年3月の投稿

2010年3月31日 (水)

年度末風景点描④

 2009年度も本日が最終日。昨日は、私の学校で職員会議があり、2010年度校内人事の最終発表がありました。ギリギリまで調整が続いて、最終的には落ち着くところに落ち着いて、教科内での持ち科目の調整も終了し、新年度を迎える準備ができました。ちなみに私は3年の日本史と1年の現代社会を担当することに。担任をはずれた気安さで、またおもしろいことができたらなあとあれこれ思案しています。

 さて、職員会議では、転出される方が挨拶。それぞれに万感の思いがこもった挨拶で、中には「私、苦手なんです・・・。」と涙を浮かべながら、挨拶された方も・・・。みなさん、同僚への感謝の思いがこもった心打つ挨拶をされました。あらためて、うちの職場は本当に恵まれているなあと実感した次第。

 名残惜しいけれど、新天地でがんばってください。そして、4月1日に新しい同僚を職場に迎えます。新しい出会い・・・本当に楽しみなことです。

 2010年度、大阪高生研にも新しい顔を迎えたいものです。4月以降のとりくみにぜひ新人さんをお誘いください。新年度も変わりませず大阪高生研を御贔屓に。

2010年3月29日 (月)

年度末風景点描③

 来年度の学校体制を作っていく上で欠かせないのが講師の確保です。中でも非常勤講師の確保に管理職は躍起になっています。私の学校でも、講師の確保は大変なようです。聞けば、講師がいないとのこと。府教委に登録している講師の方々はすでに行き先が決まっていて、探す宛もない状態だと言います。講師が決まらないというのは言うまでもなく大変なことです。直接的には授業に穴があいてしまいますし、校務分担上いろいろな障りが出てきます。でも、問題の本質は、そんなところにあるのではないのでしょう。それは「教育に“臨時”はない」ということだと思います。

 大阪の非常勤講師の待遇は、今年に入って非常に劣悪なものになっています。給与も授業時間に応じて決まる形となって、授業の準備や採点などの時間は考慮されない形になってしまい、給料の削減がすすんでいます。そうした待遇では人が集まるはずもなく、「大阪で非常勤講師はできない」という声も大きくなっているようです。

 私の学校でも講師の先生方は本当に熱心に生徒に向き合ってくださる方ばかりなので、結果的にサービス残業を強いている現状になっています。そして、非常勤の方には労働条件がきちんと明示されていない事例も多いようで、今年からの制度変更がきちんと周知されず「そんなはずではなかった」と戸惑われる方が続出したようです。

 組合でもこの講師問題にはとりくんでいます。当面はこの非常勤講師の待遇を改善させることが大きな課題なのだと思います。非常勤講師を官製ワーキングプアにしてはいけない。校内人事の調整を横目でみながら、非常勤講師の制度の在り方について考えざるをえない今日このごろです。

2010年3月28日 (日)

年度末風景点描②

 年度末の風景・・・。3月の学校は卒業式や人事異動など「別れの季節」でもあります。これは別に学校に限らないことではありますが・・・。どことなく寂しく慌ただしい感じがするのですが、みなさんはいかがでしょうか。

 今、この時期、学校で頭を悩ましているのが、校内人事も調整を担当する人かもしれません。誰にしんどい役回りを引き受けてもらうか、どうすれば全体や個人の納得を得られるか・・・そして何より生徒や学校のためになるか、腐心することしきりという方が、管理職と教諭とを問わず、きっとおられることでしょう。

 かく言う私は、人事委員会から「悪いけど来年は3年担任を降りてもらえますか・・・。」と申し渡された一人。クラスが減ることにともなって誰かが担任を降りなければならない状況で、私に白羽の矢が立ったわけ・・・。

 そういう人事調整を職員が選挙で選んだ人事委員会がやることはとても大切なことだと思います。管理職の意向がトップダウンで押しつけられるのは、何としても避けたいところです。人事委員会発足後、希望調査や調整作業に人事委員会の面々はずいぶんご苦労されている様子。担任に心残りがあったことは事実ですが、そこは納得してすんなり了承。こういうご苦労があって、さあみんなで4月からがんばって仕事しようという気になるんだと思います。

 さて、来年は学校で何をしてやろうか・・・。あれこれ考えています。

2010年3月27日 (土)

年度末風景点描・・・①

 みなさん、こんばんは。事務局長の首藤です。この年度末、大阪のメンバーは新潟やら千葉やら北海道やら、全国に散ってあれこれ「蠢いて」います。

 私は大阪に残って、年度末のさまざまな光景を見つめています。私事で恐縮ですが、今日は私の末娘の学童保育の「卒室式」。上の子から数えて14年の保育生活に終止符をうつ1日です。「卒室式」は指導員・保護者そして児童の協働による手作りの心温まる出し物が続きます。小学校低学年の3年間での成長を親と子どもが一緒になって確かめ合う最後の締めくくりの行事です。3年親たちの出し物は、いま子どもで流行っている「ピラメキ体操」・・・。働くお母さんを中心に時間を忙しい時間をやり繰りして練習につぐ練習。衣装も踊りもばっちしで、素晴らしいパフォーマンス。お父さんたちも5人が、合間の寸劇で花を添えます。子どもたちには大受け。親たちも感激の涙を流すという感動的な式でした。

 今、子育てはとても大変な時代で、その背景には子どもを中心にして親がつながる機会がだんだん希薄になっていることがあると思います。しかし、文化祭をつくるノリで親たちが子どもたちのために寸暇を惜しんでつながりあう姿は感動的で、かつその中に自分も関われたことはうれしく思われました。

 高校につとめる身にとっては、親と教師のつながりのあるべき形を見せられた感じもします。もちろん、小学校と高校ではまったく条件も環境もことなりますが・・・。打ち上げの飲み会で、あるおかあさんが、「私は、○○さんの子どもに対する関わりかたとか、考え方にすごく教えられた・・・。」と語られる姿が印象的でした。

 出会いと別れ、さまざまな区切りと出発の季節ですね。

2010年3月26日 (金)

立ち読み】あわただしい4月こそスキマ時間(下)

10分でできる!すべらない自己紹介ネタ

【39発目】イマドキ、生徒にしたら自己紹介でヘタなことを言うと、1年間、ネタにされてしまうコワサがあって、なかなか個性を見せてくれない。そこで、「最初はカンタン、あとでじわじわ楽しくなる」自己紹介のネタ。
準備:黒板に、4つに区切った血液型コーナーを書いておく。マグネット式ネームプレート(注:一番最後のオマケ編参照)があるとよりカンタン。
先生「今日のホームルームは、自己紹介します」
生徒(かたい表情で黙っている)
先生「ネームプレート配るから、黒板の“血液型コーナー”の自分の血液型のところに貼ってください」
生徒(ざわざわしながらも貼っていく)
先生「はい、終わり」
生徒「えー!それだけー??」
先生「おもしろくない?じゃ明日のSHRで“今日の運勢”を発表するから、楽しみにね!」
 こんな感じで、毎朝のSHRのお楽しみにしてしまえば、何度でも使えてしまう。血液型はどうも…という人は、“星座”でも、“好きな動物”でも、好きな“色”でもOK。占いの本が1冊あれば、ネタは仕入れられる。  

【40発目】オマケのちょいワザ~あれば便利!
☆マグネット式ネームプレート
 ウラが磁石になっていて黒板にぺたり貼りつくマグネットシート。最近はPC入力した文字を印字できたりするので、クラス全員のネームプレート(たとえば井沼とか佐藤)を2セット作っておく。
1セットは座席表にしよう。後ろの黒板にビニールテープで座席枠だけ作っておけば、あとは張りかえるだけ。もう1セットは、日直名や呼び出し、行事の班分けなど、なんにでも使えて便利!
☆ 黒板イレイザー(特大)
通常サイズの2倍の大きさの黒板消し。黒板を速くきれいに消すことができる。チョーク受けの幅の幅にあった刷毛も重宝。
☆ラインマーカー
意外と時間を取られるのが出席簿の整理。欠席、遅刻、早退、出停などがひと目でわかるように、色を決めてラインマーカーでなぞっておくと集計が確実にラク。

(おわり。『月刊HR』(学事出版)4月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 井沼淳一郎)

2010年3月25日 (木)

【再掲】今週末。おまかせHR研究会、千葉・新潟・札幌へ

春休み。「おまかせHR研究会」メンバー分かれて各地へ。

お近くの方、どうぞお気軽にお越しくださいね。(再掲)

●第35回千葉高生研春の合宿    
日 時  2010年3月27日(土)13:00~28日(日)13:00
会 場  ホテルポートプラザちば 27日は会議室「房総」 28日は1階 ライフプランコーナー(JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと駅」のモノレール側の駅前)
宿 泊  宿泊費は6900円(シングル素泊まり)
日 程 27日 13:00から
講演 井沼淳一郎 『困難校』でここまでできた! はたらく・つながる・いきる力を育てる授業

●「春。自信満々さあ担任やるぞ講座」
日時 3月27日(土) 13:00~16:00
会場   NSG学生総合プラザSTEP  新潟駅南口より車で7分。
講師 おまかせHR研究会  佐藤功・中村貴彦
主催 新潟県公立高等学校教職員組合 新潟県私立学校教職員組合連合

  多忙化すすむ教育現場。そんな中で、教師がつちかってきた「ワザ」と「ちょっとした発想の転換」を出しあい、“パクリ”あいする中で、ワザにかくれた教師の“まなざし”を学びあいます。ベストセラー『担任のアイデア100連発』『教室の裏ワザ100連発』の著者集団が山海の味覚につられ(?)やってくる。目からウロコの大発見から、明日使える小ネタまで。きっと何かが見つかる得する180分。
 さあ新学期。明日への「元気」生まれる本講座に、ぜひ、連れだってお越しください。                                             (主催者チラシより)

●2010年 北海道高生研春季ゼミナール 「ホームルーム担任実践講座」
日時 2010年3月27日(土)13:00~3月28日(日)15:00まで
会場 北海道高等学校教職員センター 4F大会議室
           札幌市中央区大通西12丁目   ℡(011)231ー0816
参加費 3,000円 (会員2,000円 学生1,000円)

3月28日(日)9:00~12:00
「春、自信満々さあ担任やるぞ講座」
講師 「おまかせHR研究会」(牧口、中村、西村、佐藤)

 今年の春季ゼミナールの目玉はこれだ!あの有名なベストセラー「担任のアイデア100連発」「教室の裏ワザ100連発」(学事出版刊)の著者集団である大阪高生研「おまかせHR研究会」のメンバーが、再び北海道に大挙して上陸です。現場教師がつちかってきた「ワザ」と「ちょっとした発想の転換」を出し合い、パクリあいする中で、ワザにかくれた教師の「まなざし」を学びあいます。さあ、新学期。明日への「元気」が生まれる名物講座に、是非とも職場の仲間を連れ立ってご参加下さい。
                        (主催者チラシより)

2010年3月24日 (水)

【立ち読み】あわただしい4月こそスキマ時間(中)

【37発目】諸連絡は顔文字つきで
 新学期は連絡事項がいっぱい。それだけで貴重なショートホームルーム(SHR)の時間を消化してしまうこともある。
黒板に書くにせよ、プリントで配るにせよ、連絡のあとに、先生や生徒の気持ちを表す顔文字をつけてあげる。たとえば、連日のオリエンテーションで疲れた新入生には、「新入生歓迎会(^_^)」、絶対忘れたらいけない提出物の〆切には、「忘れたら、<(_ _)>」などなど。
 学校生活に大切なのは、緊張と緩和のリズムとコントロール。何度も念押しして同じ話を繰り返すより、記号化して気持ちを共有してしまおう。

 【38発目】ものぐさ学級通信
 学級通信を毎日発行しているスゴイ先生もいるけれど、なかなかマネできるもんじゃない。そこで、封筒用のタックシールを用意。書いてほしいことを、あらかじめ印字しておく。たとえば、
「今日のイチオシ!」(クラスの出来事を書いてもらう)、
「○○へ」(言えなかったひと言をどうぞ)、
「やったね!」(行事成功の時に)、
「どんまい!」(行事失敗の時に)、など。
終わりのSHRで書いてもらい、学級通信の題字だけ印刷した用紙にぺたぺた貼れば、次の朝には学級通信が発行されるというわけ。

(つづく。『月刊HR』(学事出版)4月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 井沼淳一郎)

2010年3月23日 (火)

【立ち読み】あわただしい4月こそスキマ時間(上)

スキマをつくりだす4月の準備あれこれ

 「1年の計は元旦にあり」といいますが、先生にとって、1年の計は4月。これは、新人もベテランも変わりありません。ゆっくりと楽しみながら、クラス・学年・授業づくりの構想を練りたいところ。
ところが、4月は新しい学年・クラスに向けて、もっとも忙しい時期でもあります。うかうかしているとみんなから置いてけぼりにならないか?特に昨今は、学校のあちこちで「成績主義」の視線が感じられるようになり、新人はもとよりベテランも不安をかきたてられるようです。
「とにかく最初が肝心です。生徒や保護者に甘く見られないように毅然と対処してください!」なんて言われるとねえ。「クラスびらきに何しますか?」なんて言ってられない???
いえいえ、そういう心の余裕のない時こそ、“スキマ”をひねりだし、楽しんでしまう“遊びごころ”が大切なんです。

5分で生徒を惹きつける小ネタ

【36発目】出席簿見ずにフルネームで呼ぶ
 何かと忙しい新年度だけど、これだけははずせないのが、最初の出会いで生徒の名前をフルネームで呼べること。個人写真を見ながら名前を覚えるのは少々時間がかかるけれど、がんばりましょう。 教室に入ったら出席簿を閉じたまま、「出席を取ります。一番、青木佑太くん。二番、井野千恵さん…」自然と目を合わせて頷く生徒たち。もし間違ったら?
その時は、「○○くんのこと、これでゼッタイ忘れられなくなりました!」と言おう。

  (つづく。『月刊HR』(学事出版)4月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 井沼淳一郎)

2010年3月22日 (月)

手帳にチェック! 早や「5月例会」のご案内第1弾② スクールソーシャルワーカー(SSW)のケース会議を体験しよう!②

(昨日記事のつづきです)

2月14日、社会福祉学セミナーで
1月10日のご講演の際に、山野さんから大阪府大で行われる社会福祉学セミナーのご案内をいただいたので、2月14日に行われたそのセミナーに参加してきました。そこで、「次世代育成施策(SSW事業含む)、実践から政策へ、政策から実践へ」と題されたパネルディスカッションが行われ、箕面市・尼崎市・大阪府のそれぞれの担当者の方が報告と討論をされました。当然のことながら、学校現場の方がはじめからSSWに来てほしいと要請することはなく、行政や研究者が啓蒙を進める中で少しずつ現場にSSWが入っていったそうです。はじめの頃は「SSWって何やねん?」という感じで教員の反応も鈍かったといいます。それが、実際にケース会議を開き、SSWが支援体制のコーディネートをしたり、各種機関との連携をとったりという具体的な動きをする中で、認知度も高まり、必要性も認識されていった(いきつつある)ということのようです。

 
5月16日、ワークショップ
大阪高生研では、再度山野さんをお招きして、実際のケース会議に近いものを体験してみようということになりました。ケースの叩き台は、Sさんが用意してくれることになりました。SSWって何?でもなんか面白そうと思われた方、是非お越しください。

   (おわり。今例会担当・牧口誠司)

2010年3月21日 (日)

手帳にチェック! 早や「5月例会」のご案内第1弾① スクールソーシャルワーカー(SSW)のケース会議を体験しよう!

■ ワークショップ
スクールソーシャルワーカー(SSW)のケース会議を体験しよう!

日 時:5月16日(日) 時間はまだ未定です
場 所:大阪府立大学
テーマ:SSWによるケース会議のワークショップ

○1月10日、大阪総会で
 今年の1月10日に武庫川女子大学の教室をお借りして行われた高生研の大阪総会で、2つの興味深い企画に参加することができました。一つは、落語家の桂蝶六さんによる発声に関するワークショップで、もう一つは大阪府立大学の人間社会学部で教鞭をとっておられる山野則子さんによる、「教育と福祉をつなぐ」と題したご講演でした。

 虐待・不登校・いじめといった子どもをめぐる現在の諸問題に対し、教師や医師・親・行政など様々な立場の人をつなぐのがスクールソーシャルワーカー(以下、SSWとします)のお仕事なのだそうです。カウンセラーのように、原則としてその本人に対してのみの支援を行うのではなく、より広い視野に立って、様々な立場の人が有機的につながれるようにコーディネートするのだとか。

 だ、そもそもSSWというものの存在をご存じない方も多いと思いますし、具体的にどのようなお仕事をするのかもまだまだ認知されていないのが現状でしょう。お話を伺って、これはぜひ学校現場に導入してほしいと思いましたが、現在、大阪府下の市町村で、小中学校には何らかの形で配置されているそうですが、高校にはまだ予算がついておらず、さらに私立高校ではもっと遅れるのだろうと思われます。

(そこで、大阪高生研でワークショップとして、SSWの方入った模擬ケース会議をやってみよう、との企画。詳細案内は、次回掲載。担当・牧口誠司)

2010年3月20日 (土)

【立ち読み】早蕨2月号② イケ麺ず&スイーツ・ウォーカー

(今号よりスタートした新連載・「イケ麺ず&スイーツ・ウォーカー」。オススメ情報満載です)

 

麺のあとはスイーツでシメましょう。 こんにちは、甘党かじこです。

 
第1回は「北浜レトロ」。国の登録有形文化財に指定された建物を利用した英国式ティールームです。2階にあがるとシンプルな佇まいに古いトランクケースやタイプが配置されていて異次元へトリップしたみたい。おすすめは好きな飲み物とケーキが選べるケーキセット1100円で、写真は「ロイヤルブレンドティー&特濃チーズケーキ」。

 
海外から取り寄せられるこの紅茶は土日祝限定。ミルクをいれると香がひきたちます。豊富な種類の中から選んだ特濃チーズケーキは、絶妙の蒸焼でスフレのような食感としっかりした舌触りが特長。バニラのきいた生クリームをあわせると甘さピッタリです。ボリュームもあっておなかも心もいっぱい。

 
階段あがって左側の席は土佐堀川と中之島バラ園が臨めるベストポジション。おなかをすかせてサンドイッチセット(平日のみ:1000円)やアフタヌーンティー(2100円)をチョイスしてもgood♪ お持ち帰りのケーキやスコーン、茶葉は1階でお買い求めあれ。

 

            堺筋線北浜駅26番出口から東へ徒歩1分  不定休
           11:00~21:30(土・日・祝は~19:00)℡06-6223-5858

2010年3月19日 (金)

プロジェクト「史上最強の遠足」!!②

みんなの叡智を絞って、「最強の遠足プラン」を立ち上げ、実際に試してみよう!というのがこの企画。バスレク、現地レク、雨プロ、食事、温泉?から業者・現地との交渉など、やってみて初めてわかる知恵とワザがある。しかも、本番の遠足ではないから失敗しても平気。大いに実験的な「史上最強の遠足」を創ってみませんか。もちろん「ピラいち交流会」(注)は「私の遠足ネタ」交流でアイデアいっぱいもらえること確実。今回の企画、修学旅行にも応用できるネタとワザの一大ワークショップは、かならずあなたをパワーアップするでしょう。

(注)「ピラいち交流会」とは?…大阪高生研緒春の定番例会。一人の実践をじっくり分析するいつもの例会ではなくて、全員でぴらっと一枚程度のミニレポートを気軽に発表しあおうよ、という交流会。ミニレポートは、B5版1枚程度(800字~1200字程度)の簡単なものでよい。ただし、今回は、遠足に関わる自分の実践やアイデア(実践してなくてもOK)にテーマを絞って交流します。

条件は、予算一人4000円まで。貸し切りバスを使用すること。現地での企画は自由だが、ピラいち検討会用の会場と時間(90分)を確保すること。「ぴらっと一枚ミニレポート)を用意すること の4つ。

行き先は、制作委員会で、5.1企画コンペをおこない決定する予定。
*     詳細は、「史上最強の遠足」説明会(4月4日(日)10:00 エルおおさか601号室)にて

さあ、あなたも説明会へ!!

「史上最強の遠足」実行委員会呼びかけ人 井沼淳一郎・中村貴彦

2010年3月18日 (木)

プロジェクト「史上最強の遠足」!!①

実際、やってみなくちゃわからないことがある!

プロジェクト「史上最強の遠足」(定員40名 若手教員優先・先着順)

6月27日(日)予定

高校で、生徒の期待度にくらべて、「遠足」ぐらいテキトーに扱われている行事は少ない。多くの場合、係の先生におまかせ、「ご苦労様です(あんたも好きだね)」ではい終わり。あるいは、「生徒の自主性」を言い訳に、生徒にまる投げ、の先生も。

けれど、春の遠足は、クラスづくりのトーンを決める第一歩。秋の遠足は(少なくなったけど)、クラスの総括にも使える場。「たかが、遠足。されど、遠足」である。かのおまかせHR研究会では、「ザ・遠足」という本を出しているくらいなのだ。

遠足づくりは、教師にとっても、大きな学びの場だ。

①     行き先選びは、遠足の質を左右する。どこに行って何をするか。生徒の現状を分析し、いま、クラスに必要な課題を見極めるのだ。

②     バスの手配、行き先との交渉力。自分の思い通りに活動できる場所はそうあるわけではない。施設、値段、可能なアクティビティ、雨天の時は…?与えられた条件であきらめるのではなくて、先方とどう交渉し、巻き込めるのか。

③     目的地までの交通機関を教育に活かす。 ただ移動するだけでは能がない。優れた教師は、行き帰りで教育する。さて、そのアイデアは?

④     団結3原則「いっしょに作って食べて寝る」を活かす企画力。

⑤     仕込み力。遠足を全部教師がお膳立てするのは愚の骨頂。生徒たちを巻き込んで遠足の話し合いを盛り上げるあの手この手こそ、教師の仕込み力の神髄。

さて、そこで。「史上最強の遠足」制作委員大募集!!

つづく

2010年3月17日 (水)

<2月例会感想⑤>なんと、宇都宮健児弁護士から。

井沼です。

宇都宮健児弁護士が、日弁連会長に当選しました!
まさに、時代が人を求めた、という感じですね。

宇都宮さんには、昨年11月に福泉で僕の公開授業に参加してもらい、また講演していただきました。
実は、2年間の金融教育報告書を作成するにあたって、宇都宮さんに「前文」をダメモトでお願いしたところ、超ハードスケジュールにもかかわらず、送ってくれました。もう感激です。

以下に、紹介します。

<ここから>

福泉高校における公開授業と懇談会の感想

 弁護士 宇都宮 健児

 2009年11月19日,福泉高校で井沼淳一郎先生の「3年生現代社会の授業」~自殺者3万人社会を考える授業~を見学しました。

 グループ毎に分かれて,自殺の原因や年代,職業などについて考えをまとめさせ生徒に発表させる授業でしたが,一人一人の生徒が,時には冗談を交えながらも積極的に発言し,生き生きとした授業になっているなと感じるとともに,井沼先生の授業は,単なる知識を教えるのではなく,生徒一人一人に“考える力””生きる力”を養っていく授業になっていると思いました。

 また,校長室での懇談会では,ある女子生徒が「自分の家は生活保護を受給しているんだけど」と恥ずかしがることなく堂々と発言していたことが大変印象に残っています。

 憲法25条は,すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障しており,この権利を具体化したものが生活保護法なのですが,まだまだ日本社会には生活保護受給者に対する多くの偏見が存在しています。生活保護受給者の側にも,当然の権利を行使しているというよりも,国の世話になって申し訳ない,生活保護の受給は恥ずべきことであるとの感情を有している人も多いのが現実です。その中で,福泉高校の女子生徒が皆の前で堂々と自分の家は生活保護を受給していると発言したことに大変感心させられましたし,このような生徒を育てている福泉高校は大変素晴らしいと思いました。

2010年3月16日 (火)

今年もやります始業式直前講座!

夏の大会でもお世話になった清風堂書店の研究部門、「授業研究所」の企画。
清風堂の奥村さんから、ご案内です。

<以下ご案内。転送歓迎>

今年もやります始業式直前講座!

「奇跡をおこす3日間! ―学年はじめの学級づくりはこれで安心!!―」  

 日時 2010年4月4日(日)  午後1:30から4:30
 場所 エルおおさか 南館 1023
     
http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

第1部    お話・・岸本ひとみ先生(学力研)
 1年のうち子どもが一番やる気になっている新学期はじめの3日!そのやる気を最大限に引き出すために必要なことをお話します。    

第2部   ワークショップ・・おまかせHR研究会との  コラボにより学級びらきに役立つネタをゲット
●EX 自己紹介ゲーム・スピーチ用さいころ・朝の会などの進行マニュアル・マグネットで作る時間割・教室をきれいにする便利グッズなどなど

【講師紹介】
  岸本ひとみ先生
 現在 兵庫県加古郡稲美町立小学校で1年生担任。学力の基礎をきたえどの子も伸ばす研究会(学力研)事務局長。学級づくりも学力づくりも何でもござれのオールマイティー。
         著書「奇跡をおこす3日間」(フォーラムA)
           「中級・上級 算数習熟プリント」(清風堂書店)

 おまかせHR研究会
 大阪の高校教師を中心にしたHR実践研究&執筆集団。大阪弁を駆使して講演・ワークショップを全国で展開。
 著書 100連発シリーズ(学事出版)=「担任のアイディア100連発」「教室の裏ワザ100連発」「職員室の裏ワザ100連発」など。「ザ・遠足」(学事)、「今こそ学校で憲法を語ろう」(青木書店)ほか。

●今年の特典は
※学級びらきにスグに役立つグッズのお土産つき
※おまかせHR研究会による学級びらきを大阪大学で体験見学できる参加券進呈
※会場にて講座に使用した書籍を特別価格にて販売

 受講料 2000円(3人そろって申し込むと1人1000円になります)

 去年は120人を超す申し込みで、満員札止めとなった春講座。おまかせHR研究会も企画の一端を担っています。それゆえ、左記「メール送信」にて申し込みされた方には「ええっ!」という「HP特典料金」OKだ!

 どうぞお気軽にお申し込みください。

2010年3月15日 (月)

大阪高生研ブログ、40000アクセスありがとうございます。

「いやあ、いつのまにかアクセス数が4万人を超えてる!すごいなあ」とのたぬきさんのコメントにもあるように、めでたく40000の大台に乗りました。
 ありがとうございます。

 2月例会や近ブロのこと、「早蕨」や「スキマ時間」「高校生活指導」の「立ち読み」記事、そして4~6月にすでに続々と決まってきている大阪高生研やおまかせHR研究会の企画・講座案内など、掲載したい、暖めている記事は今もいろいろ。
  必然、「ぜったい毎日」とは決めていないのですが、結果的に「ほぼ日刊」ペースでブログ更新しています。

 大阪大会を終えて、一時期1日10~20人の訪問者だった当ブログも、最近はコンスタントに30人~50人前後の方に訪問していただいており、うれしい次第。

「毎日書いてたら、「これぞ!」の気合い入った記事にならないので軽い記事も書きやすい」
 日刊学級通信で得た教訓です。

 今後とも、「硬軟とりまぜいろんな記事掲載」を目標に「目標なるだけ毎日更新」でいきたいと思いますので、どうぞごひいきに。

         (ブログ担当・サトウ)

2010年3月14日 (日)

近畿・北陸ブロックゼミin滋賀の報告です②

  (きのうの記事のつづきです)

  2日目は城塚くんの「朝刊太郎は孝行息子か?」の分科会に出ました。が、これはちょっとタイトルから感じるイメージと内容にギャップがありまして、新聞作成ソフトの「朝刊太郎」を用いた学級通信作りは、今回の報告のメインではありませんでした。体育祭、文化祭といった全体行事と、それらを盛り上げるために城塚君が企画したかき氷大会等を通じ、担任の掲げた「自治のできるクラス」になったかどうか、報告の2日前に起こったクラスでのつかみあい事件をどうとらえるか、といったことが議論の中心になりました。
 
 新任(採用2年目)の担任にもかかわらず、目先のことだけにとらわれず、いろいろと布石をうちながらクラス経営を薦めている様子に、「なんで初めての担任でこんなにできるねん?」と驚いてしまいました。城塚君の初担任にかける意気込み、高生研や同僚の藤田さんらから学んだことをどん欲に生かす力量に感心させられました。
 
 一方、体育祭での問題に対し、「この失敗を文化祭に生かそう」と考えて(そのこと自体は悪くないと思うのですが)、生徒に問題行動の理由を問わないのはなぜだろうとか、12月や3月のもめ事は、確かに問題ではあるが、それは決して「暴力が支配するクラス」というわけではないのではないか、といった意見が出されました。議論の最中に、中村さんの「岸和田理論」(だんじりで培われた仲間意識やリーダーシップが城塚君の発想や行動の基盤にあるというもの)まで飛び出して、笑いの絶えない(でも厳しい件の連続でもある)分科会になりました。

                    (牧口誠司)

2010年3月13日 (土)

近畿・北陸ブロックゼミin滋賀の報告です①

   近畿・北陸ブロックゼミに参加された皆さん、ご苦労様でした。全体会、分科会とも示唆に富んだ内容の濃い講演・報告で、いろんなヒントを得ることができました。

 1日目の児美川さんのお話は、2月例会の井沼さんのお話ともつながるものでした。戦後の民主教育(平和・平等を目指すもの)への反動として新自由主義的教育施策が行われるようになり、つまりは剥き出しの資本主義が自己責任論の席捲と共に幅を利かせてきました。戦後すぐはパイ全体を大きくし、なるべく全体に行き渡るような施策が行われてきたのですが、それが限界に達し、一部のエリート、「勝ち組」にとってのみ住みよい社会に変えられてきたわけです。ところが、自殺者は11年連続で3万人を越えるし、景気は一向に上向きにならず、いわゆる「勝ち組」にも暮らしにくい社会になってしまいました。


 20年かけて変えられてしまった競争・対立の社会を、これから20年かかるかもしれないが、協力し支えあう社会にしていこう、そのために教育が果たすべき役割を担おう、というお話でした。

  この後の企画ですが、添付したように5月16日(日)、大阪府大でスクールソーシャルワーカーについてのワークショップを行います。


                    (牧口記・ワークショップの詳細はつづきます)

2010年3月12日 (金)

<2月例会感想④>若手研究者の方より

 最近の大阪高生研のイベントには、若手の研究者の方が多く参加してくださります。
 教育方法学を専攻されるMさんからは、今回の例会の「つくりかた」についての感想をいただきました。

<以下>

 井沼さんの「授業のやり方」が「例会の作り方」にとても表れていたと思いましたし、授業では、「やり方(方法)」と「内容」とは結びついて存在している(あの教材なくして、あの授業は成立しませんよね、一方で、あのやり方だからこそ、教材が生きたという側面も大きいと思うのです)と思うので、いつかそんなところも議論してみたいです。

 検討会は、具体的な分析枠として「内容/方法」「良し/悪し」という枠を明示しながら、その枠で整理することを目標とするのではなく、あくまでも、参加者同士、井沼さんと参加者が考えていることの議論が柱にあったことが面白かったです。議論の中で、今まで気付かなかった自分の考え方、自分と井沼さん、自分と他の参加者との考え方の違いに気づく点が多かったので。その違いはどこから生まれ、何に影響するのだろう?と考えていました。

 こういう検討会のもち方そのものが、井沼さんが授業で大切になさっている部分と通じているのだと思いました。授業づくりに最も大切なのは、そういった授業者の思想の部分だと思っているので、それを顕にするような素材と枠と進め方だったと捉えました。時間はあっという間に過ぎましたが、たぶんそういう考え方の部分ってすぐに出てこないし、いっときに整理しようとすると無理が出てくるので、下手に整理しておわるより次につなげるようなあり方もひとつなのだなと思いました。各自、お持ち帰りの「考える素材と刺激」が生かされるのかは不明ですが。井沼先生にとってどうだったのか、知りたいです。

                    若手研究者 Mさんより

2010年3月11日 (木)

飛びます飛びます

春休み。「おまかせHR研究会」メンバー、あちこちから呼んでいただきうれしいな。
さて、どんな新しい出会いが生まれるか?

お近くの方、どうぞお気軽にお越しくださいね。

●第35回千葉高生研春の合宿    
日 時  2010年3月27日(土)13:00~28日(日)13:00
会 場  ホテルポートプラザちば 27日は会議室「房総」 28日は1階 ライフプランコーナー(JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと駅」のモノレール側の駅前)
宿 泊  宿泊費は6900円(シングル素泊まり)
日 程 27日 13:00から
講演 井沼淳一郎 『困難校』でここまでできた! はたらく・つながる・いきる力を育てる授業

●「春。自信満々さあ担任やるぞ講座」
日時 3月27日(土) 13:00~16:00
会場   NSG学生総合プラザSTEP  新潟駅南口より車で7分。
講師 おまかせHR研究会  佐藤功・中村貴彦
主催 新潟県公立高等学校教職員組合 新潟県私立学校教職員組合連合

  多忙化すすむ教育現場。そんな中で、教師がつちかってきた「ワザ」と「ちょっとした発想の転換」を出しあい、“パクリ”あいする中で、ワザにかくれた教師の“まなざし”を学びあいます。ベストセラー『担任のアイデア100連発』『教室の裏ワザ100連発』の著者集団が山海の味覚につられ(?)やってくる。目からウロコの大発見から、明日使える小ネタまで。きっと何かが見つかる得する180分。
 さあ新学期。明日への「元気」生まれる本講座に、ぜひ、連れだってお越しください。                                             (主催者チラシより)

●2010年 北海道高生研春季ゼミナール 「ホームルーム担任実践講座」
日時 2010年3月27日(土)13:00~3月28日(日)15:00まで
会場 北海道高等学校教職員センター 4F大会議室
           札幌市中央区大通西12丁目   ℡(011)231ー0816
参加費 3,000円 (会員2,000円 学生1,000円)

3月28日(日)9:00~12:00
「春、自信満々さあ担任やるぞ講座」
講師 「おまかせHR研究会」(牧口、中村、西村、佐藤)

 今年の春季ゼミナールの目玉はこれだ!あの有名なベストセラー「担任のアイデア100連発」「教室の裏ワザ100連発」(学事出版刊)の著者集団である大阪高生研「おまかせHR研究会」のメンバーが、再び北海道に大挙して上陸です。現場教師がつちかってきた「ワザ」と「ちょっとした発想の転換」を出し合い、パクリあいする中で、ワザにかくれた教師の「まなざし」を学びあいます。さあ、新学期。明日への「元気」が生まれる名物講座に、是非とも職場の仲間を連れ立ってご参加下さい。
                        (主催者チラシより)

2010年3月10日 (水)

<2月例会感想③>参加された皆さんから

当日、会場お越しの参加者の方の感想抜粋です。

●ありがとうございました。何よりも1つのものを多勢で見て勉強できたことがよかったです。自分と感覚や考えの違う人の意見を聞けたことで、脳みそに良いシゲキを受けました。また、みなさんの真剣で、1年目にして諦めかけている私の心、とても勇気付けられました。(Kさん)

●生徒たちの身近な問題ということもあると思うのですが、教材や井沼先生の言葉1つ1つが生きたものになっていて、素敵な授業だなと感じました。 (匿名)

●4月からの井沼先生の授業1時間1時間の積み重ねが感じられました。班を作る、対話する(それが認められる)経験をひとつひとつ生徒さんもがんばってやってきたんだなぁ。授業で前やった知識が他の所で活用できる機会があって、生徒さんたちも自分の生活場面と往復しつつ学びを深められているところがとても良かったです。見習いたいところでした。ただ、客観的データを見ながら、社会問題を紐解くとき、個々人の生活背景をどこまで配慮すべきなのか、は悩むところだなと思います。 (Kさん)

●初めは、授業におけるテクニックや問題があったときの対処など、具体的な内容、即戦力になる技術を期待していた。内容的にも、授業の答えを教えてもらえなかったり、突き放された感もあるが、そのおかげで、自分で勉強して身に付けてやろうという気が起きた。今回の授業風景の資料や議論したことは、そのための材料になると思う。 (匿名)

2010年3月 9日 (火)

<2月例会感想②>東京からわざわざ参加くださった竹内常一さんから

「「社会科」と言い「現代社会」と言いますが、その「社会」というものどのようなものか、どのようなものとして学んだらいいのかずっと考えてきました。「集団づくり」という際の「集団」とはなにかをかんがえてきたようにです」(竹内常一氏感想メールより)

 例会にはわざわざ東京から、竹内常一さんも来阪、出席いただきました。
 限られた時間の例会ゆえ、例会内での竹内さんの全体発言はありませんでしたが、例会後、大阪高生研のMLでは、小分けにした旺盛な授業分析が送られてきています。

  当日、フロアーから出された「私語」や「ホンネ」ということばとそれに対する井沼さんの応答について、など。
 
「もしかしたら、生徒たちは自分たちの生きている「社会」の現象をどう名づけるのか、その言葉を(「私語」ということばにみられるように)どう定義するのかを学んでいたのではないでしょうか」(同上)

「40年ぶりに箕面、桜井あたりを散策できて、思い出に浸ることができました」とにこやかに帰京の途につかれましたが、どうぞご自愛のうえ、また来阪いただけることをお待ちしています。

2010年3月 8日 (月)

【立ち読み】「早蕨」2月号② こんな大阪ワンデートリップ

                今も人々の暮らし息づく寺内町をそぞろ歩き 富田林

(前略)寺院が主導してできた場所が寺内町のほとんどだが、富田林は例外だ。元禄年間(1558~1561)一向宗の中でも有力な興(こう)興正寺(しょうじ)正寺第16世門主・証(しょう)証秀(しゅう)秀上人が「富田の芝」と呼ばれていた荒れ地を銭百貫文で買い取り、興正寺別院を建立する。そこを中心に近隣千カ村の有力庄屋「八人衆」が町の開発を行い、合議制で自治が営まれていた。

 富田林は戦国時代に形成された都市なので、石川の河岸段丘をうまく利用し、竹藪や石垣に築かれた土井に囲まれていた。まちなみは東西6筋、南北7町に整然と区割りされ、街路を直行させずわざと曲げて見通しを妨げる「あて曲げ」や、防火を兼ねた小路である「用心堀」なども残っている。

 江戸期に酒造業が発展、河内木綿の問屋も集まって商都となり、寺内町の隆盛は明治以降も続く。現存する建築物からもその繁栄ぶりがうかがえる。

 近鉄長野線富田林駅を降り、南へ5分ほど歩くと、寺内町のまちなみ保存地区に入る。狭い道端に沿って大きな町家が軒を並べて建ち、時代劇の世界に来たような気分だ。中でも歴史的な景観が最も味わえるのは、城之門(じょうのもん)城之門筋(すじ)筋。名の由来は、桃山城の門の一つを移築した興正寺別院の表門から。「日本の道百選」にも選ばれた。

 じっくりと見ていくと、建築物それぞれに趣が異なる。例えば二階の明かり取りと風通しのための「虫籠窓」(むしこまど)、時代ごとの形の移り変わりが見てとれる。釜屋(台所)の上の「煙出し」、屋根に備えつけた防犯用の「忍返し」(しのびがえし)…ここは町家建築の博物館だ。(以下略)
                               (中村貴彦)

2010年3月 6日 (土)

さあ、次は「近ブロ」3月6・7日⑧ いよいよ本日!

   いよいよ本日。主催の滋賀高生研・藤本さんから「最後のお願い」文章がきました。
 以下、全文掲載です。

<以下>
6日の児美川さんの講演は、「『競争の教育』から『本質的な学び』へ~もうひとつの教育改革を構想する~」です。

 児美川さんから事前に送られてきたレジメをもとに今われわれ高校の教師が置かれている状況を私なりの言葉にしてみました。われわれは状況を変える言葉を持たなければならないと思います。

 なぜ我々高校の教師は、「本質的な学び」を追求する方向に行くのではなく、「競争」に巻き込まれてしまうのでしょうか。

 競争に勝つためには、行事なんかにエネルギーを注いでいる場合ではない。ある程度盛り上げさせるガス抜き程度はよいにしても、まず進路保障を優先しなければ。そのためには勉強する雰囲気を作って勉強させなければならない。多くの教師はこのように考えるのでしょう。あるいはそのように言われると反論不能となるのでしょう。なぜ多くの教師はそう考えてしまうのでしょうか。

 なぜ、「競争」に巻き込まれてしまうのでしょうか。次のような答えが考えられるのではないでしょうか。
①競争に勝たなければ学校が定員割れして大変なことになる。定員割れまで行かないにしても入ってくる生徒のレベルが落ちていく。(「良い子とり」)
②生徒の進路を保障しなければ、生徒が路頭に迷うことになる。あるいは路頭に迷うまでいかないにしても生徒の能力を伸ばしてやり、良い大学良い会社に入れてやることは、その子の幸せにつながることであり、それが子どもの責任を持つと言うことだ。
③受験に成功することを目指して努力することは達成感を与えるし、生徒の成長にとってもプラスになることだ。そういう経験の中で勉強の楽しみを覚えるのではないか。

 大学に行っても非正規になる学生が多いといわれても、できるだけ有名な大学に入れば、それだけリスクも低くなるではないか。今のうちに首根っこを捕まえてでも、はっぱをかけてでも、勉強させた方がその子の将来のためになるのだ。生徒の将来を台無しにしてもいいのか。親もそういうことを望んでいるのではなか。

 こういうリアルな思いに有効に説得的に反論できなければ、学校を「競争の教育」から「本質的な学び(質の高い学び)」に転換していくことは、難しいのではないのでしょうか。もう一つの教育改革といっても絵に描いた餅になるのではないか。是非明日はこういうところも深めたいものです。

 2日目の分科会の実践報告もどれもおもしろそう。それぞれ児美川講演とつながる実践かもしれません。

 成績処理もあって、ちょっと面倒だなと思っているあなた。ぜひ参加を!1日だけと思っている先生も2日とも参加してください。まず集まることが大切です。もうひとつの教育改革はまず集まることからしか始まりません。

2010年3月 5日 (金)

さあ、次は「近ブロ」3月6・7日⑦ (2)滋賀の三浦誠レポート(B) 初めての進路指導(滋賀/三浦誠)

「進路指導は、行き先探しではなく、幸せ探しである」この言葉を聞いたみなさんの頭にはどんな思いがよぎるのでしょうか?

 
「粘り勝ちのあきらくん」のあきらくん、「自立には支えが要る」の花子さん、そして「生活保護課の窓口で」の五郎君をめぐる三つの物語は、「反貧困の教育」を深く考える確かな問題提起です。

 児童家庭課、障害者職業センター、働き暮らし応援センター、生活支援センター、保護課、・・・ さまざまな関係機関と連携し、生徒といっしょに幸せを探す三浦さんの熱意と行動力、その源は何か? いっしょに考えましょう。 (滋賀・夏原)

(3月7日(日) 9:00~12:00。近ブロ詳細は2月24日記事を参照ください)

2010年3月 4日 (木)

さあ、次は「近ブロ」3月6・7日⑥ 分科会(C)”朝刊太郎”は孝行息子か ~学級通信を使ったクラス運営~(城塚俊/大阪)

  Aさん、Dさんに続く本校が送る「シリーズ・希望」第3弾は…城塚俊彦君!
レポートの聞き所は……。

  
 城塚君は、学校側からの(生徒の実態に全くかみ合わない)「特進コース的プレッシャー」をものともせず、「これでほんまに初担任?」と目を見張るほど、担任ライフ・教師ライフを楽しんでいます。クラスで次々起こる事件に、絶えず攻勢的に打開を図ろうとするところがイイんよなぁ。先輩教師からの「最近の10組はアカンで」という助言(?)には頭を垂れつつ、それで終わらないたくましさ、したたかさも魅力です。

 レポートには、そんな彼の教師としてのスタンスが随所に見えるはず。はたして行事を軸にした彼のクラスで、生徒たちはどう成長したのか、し得なかったのか…。職場の女性同僚からは「かみかみ王子」と呼ばれる、滑舌の悪さもまた魅力的です。う~ん、田中容子も聞きたいけれど…という、そこのあなた。今回の近ブロは、城塚ワールドへ!(文責・藤田隆介)

(3月7日(日) 9:00~12:00。詳細は2月24日記事を参照ください)

2010年3月 3日 (水)

さあ、次は「近ブロ」3月6・7日⑤ 全体会の児美川孝一郎さんも興味深いぞ。

児美川さんは法政大学キャリアデザイン学部の先生で、教育学なかでも青年期教育、キャリア教育、教育政策などの分野を研究しておられます。 
著書には『権利としてのキャリア教育』『若者とアイデンティティ』などがあります。

 
 今回の講演は、2月に滋賀民研でお話しされたなかから、最後の端折られた部分で高生研の関心がありそうなところ(以下レジュメから抜粋)を「深めてください」とお願いしてあります。

 
*子どもと若者を、自らの学びと進路の主人公に育てるために
・政権交代の「成果」を座して待つわけにはいかない
・子どもと若者を”賢くしない”政策に抗して
・生きること、働くこと、社会に参加することの意味をつかませる
・子ども・若者が主人公になる学びを
・教師たち自身が新自由主義的な生活感覚から解放され、エンパワーされる必要性
・とりわけノンエリートの自立像を紡いでいくことが大切

(3月6日(土) 13:30~ 詳細は2月24日記事を参照ください)

   

                                 

2010年3月 2日 (火)

さあ、次は「近ブロ」3月6・7日④ 分科会 A)「学力差」を超えて ~共同作業を生かす授業つくり~ (京都/田中容子)

 昨年末の公開講座で実践報告、そして今年の基調発題をされる田中先生の続編。「英語なんか使わんし」と言い切る生徒たちにどう切り込む……。
 以下、田中先生のコメントです。

「近ブロの分科会では、英語の授業を報告します。年末の公開講座で報告した実践(一年前に卒業したクラス:英語大嫌いから始まったあの・・・)と、現在担任しているクラスの実践(超難関大学をめざす生徒から勉強嫌いの生徒まで多岐にわたるところでの)を紹介します。紹介しながら、表面的学力格差にかからわず授業には必要とされる共通の要素があるはずだし、それは何なのかを提起して議論を起こしたいと思っています」

    (3月7日(日) 9:00~12:00。詳細は2月24日記事を参照ください)

2010年3月 1日 (月)

「早蕨」2月号、届きましたか?

「貴研究会の活動を知り、大変強い関心と共感を持ちました。いままさに、教育と福祉、そして労働をつなぐ教育実践と研究が求められていると思いました」
   貧困問題の研究・教育を専門としておられる大学の先生からこんなメールをいただきました。早蕨会員にもなっていただけるそうです。
   うれしいなあ。

 先の2月例会でも、20~30代の若手研究者が3人も来てくださりました。
「教育現場、どうなってるの?」と関心お持ちの研究者の方、学生さん、どうぞご一緒しましょう。 

 ブログで「早蕨」の「立ち読み」をお読みいただいた方、「早蕨」の読者になりませんか。
年間2000円で年6回、濃~い通信が送られてきます。
北は北海道から南は沖縄まで、教員だけでなく、高校生の保護者の方や新聞記者さん、研究者の方など、多種多様の方々にお読みいただいている大阪高生研会報「早蕨(さわらび)」、ご希望の方は、どうぞ左記にメールくださいね。

「早蕨」2月号は若手の山崎さくら編集長作。
 特集は1月の若者企画第3弾「高校生の性とDVについて考える」。
  沖縄・伊江島のホームステイ紀行や研究論文から麺やスィーツのお薦めまで今号も読み応えありですぞ。

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