おすすめ情報

本の紹介

« 箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(上) | トップページ | 箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(下) »

2010年6月17日 (木)

箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(中)

(昨日記事のつづきです)

●西村案骨子
 諸条件が苦しくなってきたとき、地方組織は自分たちだけでは立ちゆかない。いくつもの支部が、日常活動も滞り困っている現実がある。首藤案は「地方を大切に」と言いながら、かえって地方切り捨ての案だ。しんどいところは居住地域関係なしに支え合う。そのためにも「全国高生研」は必要なのだ――西村さんの主張は、個人加盟をさらに前面におしだした高生研である。

・全国大会は必須。毎年、顔を合わせて大会を行うことで、理論は蓄積され会員の元気も生まれる。
・全国会費も必要。現行と同じ9000円。ただ、活動状況によって(例えば機関誌発行の回数が減った場合など)は、減額される。
・現行の各都道府県支部活動は継続するが、全国高生研としての各活動単位は、「都道府県」だけではなく「有志」もOKとする。「全国=支部の連合体」ではない。全国的な活動は、「チーム機関誌」「チーム大会」「チーム基調」など、できるところでやりたい人が有志運営を行う。有志がいなくなれば、その部分は活動を休止する。自分は「チーム金庫番」を担うつもりだ。 

●いつもなら
 こんなとき、一番に極端な案を出してあきれられる(or嫌がられる?)のがいつものサトウのポジションなんだけど、今回は、「地方」を論じる首藤さんと精神的な面も含めての「全国相互援助」を主張する西村さんの議論を確認する役割でいた(損だ!←シツコイ!)。
 じゃあサトウはどう考えているんだ?
  ……ここでは上記2案をみて、思うことを述べるにとどめます。

①ポイントは、「基調」だと思う。
「リクツはあとからついてくるんじゃなかったの?(キャラが違うぞ!)」と言われそうだけど、サトウのこだわりは「基調」と「機関誌」。
 これがなくなって、単なる「実践交流団体」になるのなら、それは高生研でなくてもいい。
「じゃあ、サトウが基調を書くのか」
 書きません(書けません)って。
 でも、最近、大阪高生研だけでも有望な若手研究者がたくさん集っておられるじゃないですか。ほかにも、熊本のSさん(※この方との出会いが今回の東京行きの一番の“収穫”です)、北海道のTさんやIさん、あっ、愛知のHさんもおられるぞ。
 フィールドは宝の山。レフェリーつきの学会論文にも耐えうる基調論文を、皆で応援して書いてもらう。「現場をよく知る研究者」を「育てる」のも実践家の使命だと思います。

 (つづく。佐藤功)

« 箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(上) | トップページ | 箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(下) »

早蕨(さわらび)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(上) | トップページ | 箱根の夜明けに、高生研のあしたをみる(下) »