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2010年7月10日 (土)

 夏にこんなのやります。「自己責任」「アリとキリギリス」論ってどうよ?!ワークショップ③

 つづきです。

 
  この女生徒の「ホンネ」の声に触発?されたのか、出てくる出てくる。「ホームレス」支援の方からすれば、「これはキツイなあー」と思われるまでの生徒たちの声、続々。

 
●ホームレスに無料でおにぎりをわたすことは、捨て猫にエサをやっていることと似ているのではないか。「無料」でわたしていることによって、「人間」として見ていない。「かわいそうな人」と思っておにぎりを渡している。そういった活動は、自分の自己満足ではないか。
●ホームレスって、リストラとかされて、もう働く気を失って「頑張って努力」をしない人だ。そこから、たくさん努力すればいいが、もうあきらめている。そこで手助けをすると甘やかしている。ダンボールを集めたぐらいでホームレスは努力したつもりだろうけど、違う。ホームレスの人は自分をなぐさめている。死ぬ気になれば、人は何でもできる。それをしようとしていない。おにぎりを渡すことによって、自立しない。これでいいやって思ってるだけ。逃げ。
●やっぱり自分がいけなくてホームレスになったわけだから、甘えてちゃいけないと思う。高校などを中退したのも自分のせいだし、派遣会社に勤めたのも自分がいけないと思う。
●いくらあのDVDを見てもやはり「ホームレス」の人は「こわい」などと思ってしまいます。
●私も気持ち悪い、汚いと思う気持はぬぐえない。

 さて、この「生徒会本部役員の女子生徒」の意見を、柏木さんは「意外」ととらえ、「この意見を何とかして変えてもらうための教材を用意し、考え直させたい(※もちろん、「道徳的な教え込み」にならないよう)」と考えて授業を展開されておられます。しかしサトウの感覚では、この生徒の意見は、決して「意外」なものではない。生徒たちのなかに(あるいは教師なかにも)数多く見られるものではないか。そもそも、「あの人たちの生き方に共感はできない。かと言って、暴力をふるったりするのは絶対だめだ」と考えることは、1つの到達点として「あり」なんじゃないか、とも思いました。

   さて、この感想をどうみる? このあとの指導は?

             (つづきます)

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