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2010年7月28日 (水)

「正しくキレるチームづくり」②

(前回記事より続きます)

 続いて中嶌(なかじま)さんは、労働相談の事例から若者の労働実態を語っていきます。そこはまさしく「就職すれば違法に当たる」という状態。フツーに働き、フツーに結婚し、フツーに子育てできない人生。かつては通用していた「人生モデルの崩壊」がそこにあります。なぜそうなったのか。どんな選択肢があるのか。中嶌さんは、そこを明らかにしつつ、「正しく、賢く、キレよう」とよびかけます。そんな中嶌さんのもとを多くの青年が訪れ、イマドキの労働組合運動をつくっていきます。

  青年部が大切にしていることが5つ。それは「知識よりも体験する機会をつくること」「解決できることを活動の中心にすえること」「双方向型の情報共有」「参加したい人が参加する、できるようにする」「強みのコラボ」です。そして、「対案を作りだせ」!という追求。時にユーモアをまじえて語るその口調は生の現実に裏打ちされたリアリティがあります。そして、この5つの提案は、どこか「生活指導」に通じるものがあるんじゃないか・・・。そんな思いで聞いていました。

 休憩のあと、質疑応答と討論。
 中嶌さんのお話しから敷衍して、「若者に必要な力とは何か」「労働組合とは何か」を議論しました。中嶌さんのとりくみから言えることは、学校では、生徒たちが民主主義を経験することがやはり重要なのではないか、たとえば、学校で組合にあたるものと言えば生徒会ですが、「校則を変える」にしてもいわば生徒がなし崩し的に規則をやぶって形骸化させていくみたいなところがあるけれども、そうではなくて正しくキレて正しい手続きで変えていく経験が重要ではないかという指摘が出されました。

 
 また、おじさんおばさんの組合員からは、なかなか今の若い人は組合に定着しない、自分の要求が片づいたら去っていってしまう現実もあるという嘆きがでたのですが、これいついては、「やれやれ」ではなく「やろうやろう」を大切にしている中嶌さんのスタンスが参考になると思いました。中嶌さんは、運動が目の前の現実・課題に応えているのか、そして未組織の人たちにも「共感」を広げていくというのが大切だ指摘していましたが、大事な視点だと思いました。
               (つづきます)

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