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2010年8月の投稿

2010年8月31日 (火)

【立ち読み】早蕨8月号② 大阪各人の「組織案」は見事にばらばら!?

 2008青森大会総会での「2012年全国常任解散宣言」から2年、2009大阪大会総会後の「組織問題検討委員会立ち上げ」から1年、そして、2012年まであと2年。大阪高生研がようやく組織問題を語り始めた。とはいえ、いつものごとく意見はバラバラ!まあ、いろんな意見出し合って…、ってもう2012年はそこまで…。この先、議論はどう展開してゆくのでしょうか?

「全国組織を残したい」ということで、組織検討委原案を積極的に応援する案もあれば、「全国高生研連絡協議会構想」や「地域高生研連合体構想」も。一方、「大阪遷都論」まで出てきたぞ。

 さてさてどうなることやら。
 次号「早蕨」では、大阪会員各位の意見や感想を掲載予定です。

2010年8月30日 (月)

【立ち読み】早蕨8月号① 届きましたか?8月号。

 (前略)10年ほど前に2年間、このさわらびの編集長をしていた時期がありました。 いまから考えると、よくまあそんなセンスもないのにやってたなあと思いますが、当時は勢いというか、そんなんで引き受けたんでしょうねえ。あの頃のさわらびは6ページだてとか8ページだてが普通で、10ページ以上になると大作と言われていました。

 ところが最近は今回も28ページだて。32ページ以上になることもしばしばです。また、ページ数だけじゃなくて、内容も例会報告をはじめ、活動の報告が大半を占めています。いうなれば、10年前に比べて大阪高生研の活動がそれだけ厚みを増してきた。また、書き手も若手を含め実に上手にまとめて、しかも、締め切りを守って送ってくる。これも、10年前にはないことでした。さわらびを通じて、書ける人材が育ってきたということでしょうか。

   (以下略。「凡凡雑記帳」(今週の編集担当・西村)より。詳しくは6月号へ。「早蕨」購読希望は左記にメールください)

2010年8月29日 (日)

文チャ化チャンプルーズ!!??

09大阪大会文化班あらため、文チャ化チャンプルーズです。
文チャ化チャンプルーズは、なんと10月9日ホテルニューオータニでステージのお呼びがかかりました。
で、先日、久しぶりにガットネロにて練習会。
夏休みが終わる(もう終わった?)というのに、蒸し暑い夜でした。
でも、久々の練習は、やっぱりスカッとしましたね。今日は12人でガットネロ狭し!と歌いました。オーナーのMさんが「なんだかチャンプルーみたいね」とひと言。おっと、それいただき!とばかり、さっそく「文チャ化チャンプルーズ」と改名。いい名前だと思いませんか。

さて、参加者の感想です。
Tくん:楽譜忘れてすみません!リズム感を磨くため、カラオケ行ったらタンバリンバリバリ叩きます!
Nさん:歌ってみると、忘れている所もありましたが、「去年歌ったの楽しかったなぁ♪」という気持ちは覚えていました。また、楽しい気持ちを味わえるよう、頑張ります(^0^)/
Iさん:お疲れ様でした!「ありがとう」は女性ソロがあまり聞こえなかったので、もっともっと歌いこんで欲しいですね。あとは思い出す練習でしたね。9月の2回の練習で完成度アップだ!!
Mさん:1年ぶりに歌ったけど、結構覚えてるものですね。新しい歌にまだついて行けないので、これからがんばります!

2010年8月28日 (土)

ブログにみる「札幌大会」 

 あの「夢のような札幌の日々」から早や3週間――。

 種々のブログで語られた「札幌」をいくつかご紹介。

●時計台の街からの風 高生研2010札幌大会_応援ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kouseiken/20100817

●よしべえ主夫の自然&遊び&出会い・いっぱい
http://plaza.rakuten.co.jp/pamashunryu/diary/201008150000/

●逸予亭B級評論
http://ityti.blog48.fc2.com/blog-date-20100810.html

2010年8月27日 (金)

若者企画第4弾 「ぴらっと1枚実践交流会」やりました!

 いまどきの学校は「まわりの目」を気にして失敗をさらけ出せない状況があります。
 しかし、「ぴらいち」では、「困ってます」「助けてください」「どうしたら良いと思う?」という会話が飛び交っています。
 こんな場が学校にあったらいいなあ……。

8月も後半に差し掛かり、夏休みの旅行やボーナスを使ってのショッピングなど、楽しいことは一段落した先生も多いはず。冬のボーナスまではまだ遠く…楽しかった休みも過ぎ去った夏の終わりは、日々の生活や仕事に対するモチベーションも下がり気味では?そんな気持ちの時は「ぴらいち」で充電充電!

 今回は若手の不安と、ベテラン教師も不安を共に語り合い2学期にむけて気合いを入れ直せる有意義な時間になりました。
 9月発刊の『さわらび』特別号には、「ぴらいち通信」も入れてます。
                                        (城塚俊彦)
                    
 【情報・開催決定!】

10月例会  10月24日(日)1:00-5:00pm 
 若手とベテランによる「ぴらっと1枚ネタ実践交流会スペシャルバージョン」開催決定。

「こんなに素敵な場、今度はもっと多くの人たちと共有しあおう」

 またまた若手たちが情宣~運営まで担当します。
 いつもの“普段着の実践”と高校生活指導秋号所収の実践分析の2本立て交流。
 詳細後日発表。今からご予定を。

2010年8月26日 (木)

第28回 日本生活指導学会が名古屋であります。

この夏、札幌大会で大阪高生研と一緒に問題別分科会を担当くださった比嘉靖さん(沖縄)が
「最高の研究者、最高の実践家が集まっている学会だよ」
 と推奨するのが、ここ、日本生活指導学会。

 その、今年の学会は、9月4日(土)~5日(日)に、中京大学 名古屋・八事キャンパスで行われます。

 要項をみると、大阪高生研でもお世話になった方々のお名前があちこちに。
「近いことやし、いっぺん行ってみようかな」という声も。

 詳しくは、こちら。

http://jasg.blog54.fc2.com/

2010年8月25日 (水)

北海道大会に感謝(報告4)

 庄井さんは、フィンランドで出会った少女の話をされました。その彼女が「・・高校で人生について学んだ。自分はソーシャルパーソンで、それはこれからも世界と自分について学びながら成長すると思うから。環境や政治、人権、自然の問題が私にとってどういう意味があるか、わたしにとって社会はどういう意味があるか、社会で自分が生きるとは、生かされるとはどういうことか、そのために解決しなければならない問題は何か、自分ができることは何か・・を考えている。」と語ったそうで、その彼女に「貿易の不均衡についてどう思うか」と質問され、自分と世界をつなげる教養の質について考えさせられたということです。そして、彼女が「自分は、今の自分を過去の自分と比べて評価するようにしている。まったく違う人間を比べるのは愚かしい。」と述べたと紹介されました。この評価について、フィンランドでは「その子だけに責任があるのではなく、苦手なところは先生と一緒にがんばろう。時間をかければ大丈夫。」という姿勢で、評価を受ける側も安心できると言います。フィンランドの先生にとって評価とは「トレランス(寛容)とエンカーレジメント(励まし)」であるということでした。そういう評価の中で育った高校生たちが自己と社会のかかわりについて考えられるようになっている。そこに考えさせられたと庄井さんはまとめられています。

 こうして、庄井さんは「自分で、自分の心と身体と相談することも、自分の正直な感情と向き合うこともできないまま、強く、明るく、元気に、前向きな自分を、演技しつづけるしかないとしたら、それは、誰のための幸福なのか」と生活指導にあたる教員として考えなければならないとあらためて指摘されます。その子が困った時こそ、「なんでそんなことで困るのだ」という指導ではなく、援助者としてとなりにそっと居て、その子が困ったときこそ、強権的な善意ではく、ほどよい距離を保ちながら、その子に対して何ができるかを確かめながら接していくことが大切なのだと強調されていました。

 次に庄井さんは、今、教師や援助者どうしが連帯することが難しくなっていること、同僚のヘルプメッセージをどう聴き取るのかが教育実践の課題として必要であると言います。それは、生徒の集団づくり実践にも関係することで、その中では「素直に感じることへの罪悪感を抱かせないこと」がとても大切であると指摘します。これは、いわゆる相手を「受容」するという問題で、独立した人格として相手の感じていることを尊重し、自分の感覚とも互いにすりあわせていくことだと言います。

 まとめにかかって、庄井さんは、「・・・安心して聴きとりあう、抱え込まないで、互いの弱さをいとおしみながら共に絆をつくっていってコミュニティを形成していく・・・それが、戦前戦後から続く仲間づくり集団づくりを支えてきた底流を流れた思想ではないか、困った時はお互い様、支え合おう、一人で抱え込まないで教師集団や地域もふくめて解決していこうじゃないか、そういうのを考えてきたのが生活指導ではないか」と述べています。そして、集団づくりの三層構造として、アジェンダスーキングコミュニティ(次は何をやろうかという課題追求のコミュニティ:生徒を大きく成長させる何かを成し遂げていくコミュニティ)・プロブレムソルビングコミュニティ(困った時には一人で抱え込まないで相談しあえるコミュニティ)・ナラティブコミュニティ(自分の言葉で心と身体で感じたことを話し合い、物語をつくっていくコミュニティ)というモデルを提起されました。

 そして最後に、「まちがわない完璧な人間であるよりも、抱え込まない人間、相談する勇気のある人間、ゆるしあいながら他者とともに成長し続ける人間、そういう人間が生かされる新しい福祉国家像をイメージしながら、矛盾が激しい中で、教師が自分は一人ではないと思い、そういう仲間をこの研究会でもはぐくんでいただきたい。」とエールを送っていただきました。

2010年8月24日 (火)

熊本高生研ブログ開設

   「子どもたちを生き生きと輝かせたい。そのためのHRづくりを、模擬授業やレポートをもとに討論し研究しています。 学んですぐに取り組めそうな実践を紹介します」

 という趣旨文とともに、熊本高生研・浦崎さんから「熊本高生研ブログ」の開設案内がきました。

 さっそく当大阪高生研ブログでもリンクさせていただきましょう。

 以下、どうぞご訪問ください。

 集まれ!先生(わくわくホームルーム・熊本高生研)
http://kumamoto.blog.so-net.ne.jp/

2010年8月23日 (月)

生活指導について(下)

 きのうの続きです。
「原稿書いてもいいけど、そもそも私、「生活指導」の意味がわかりませんというTさんに対して、『高校生活指導』秋号編集長の  U先生(埼玉)からのお返事、後半です。

<以下>

 先日、自分の職場で文化祭の食品取扱規程改正をめぐり職員会議で議論がありました。生徒に食品衛生を考えさせる指導をする大事な機会なのだから、生徒の正当な要求には応えるべきだとの改正提案と、ルールを緩めると生徒はさらにもっとひどいことをするからルールを緩めるべきではないとの理屈がぶつかりました。ルールを緩めるべきではないと主張する人たちは、実際には生徒達に事細かな不必要な手続き・ルールを機械的に押しつけるだけで、必要な指導をしていないのですが、その点を議論することが出来ず、この改正提案は否決されました。このとき、ルールを緩めると生徒は際限なくルーズになると不安を煽る理屈に、十分な議論をつくることができずに否決されました。

 こういった、ルールを守らせないと、ルールを緩めたら、生徒はどんどんいい加減なことをして、教師の指導が入らなくなる、学校がますます荒れて大変になる、といった不安をあおる主張は様々な場面で出てきくるのではないでしょうか。(もちろん生徒の安全に関わるような、何が何でも守られなければならないルールもありますし、生徒の状況によりいろいろな場合がありますが)

 学校秩序への適応主義といったらよいのでしょうか。実質的に学校でなされていることの多くが、権威性の維持のためであったり、適応を強いているだけで、生徒が実質的に育つことには役立たないと思える場合が多々あります。生活指導は、それに対抗するものです。

 出発点としてTさんの言われた

>授業中に化粧したり、私語が止まない生徒に、「つまらない・生徒にとって意味ない(と教師ですら思うような)」授業をしているときは、「化粧するな」とか、「しゃべるな」とか言いにくいなあという感性を教師は持たないといけない・・・

 これは、大事な感性ですね。
 おそらく、こういった感性をお持ちの方であれば、様々な場面で生活指導的なことをされているのではないでしょうか。
 テーマは、「生活指導と授業」としてありますが、Tさんが日頃やってこられている、こういったこういった感性から出発した指導を、小さなことでもよいですから、整理して書いてみてはどうでしょうか。

  <以上>

 編集担当のIさんから、「秋号、全部の原稿が揃い整理校正が済み、印刷所へめでたく入稿された」との連絡をいただきました。
 完成が楽しみです。

2010年8月22日 (日)

生活指導について(上)

   今度の『高校生活指導』秋号には、なんと大阪の実践が4本載ります。

 意識的に初執筆の書き手をさがし、大阪高生研のメンバーが各執筆者ごとに「ナビゲーター」としてやり取りしながら原稿を書いてもらいました。

「原稿書いてもいいけど、そもそも私、「生活指導」の意味がわかりません」

 そう言ってたT先生の疑問を今号編集担当のU先生(埼玉)にぶつけると、U先生からていねいなお返事が。
「どうぞ転載ください」ということなので、以下、転載。

<以下>

 生活指導について

 生活指導は、もともとは「生活が指導する」とのとらえ方から出発し、生徒がつくりだす生活・活動にたいして、様々な指導をします。それは、彼らが多様な人間関係をつくりやすくし、深化させること、自分のみの周りにいる様々な他者を意識できること、身の回りの親密な他者だけではなく、その周りにあるつながり、さらには社会を意識できるようにすることなどを目的にしています。そのために活動を指示したり、彼らの生活・活動に条件を付けたり、活動を誘ったりもします。生活・活動を彼らがふり返ることが出来るように、学級通信などで取り出して記述したり、意味づけたりします。彼らの生活・行動の中に現れる問題を、事件化し追求することもあります。

 それに対し、普通に学校の中で行われる指導は、生徒達が学校の決めたルールに従っているのかばかりを気にし、学校の価値観が唯一であるかのように、生徒をすぐに断罪します。そこでは、生徒が自ら考え・発見し・育つ機会をつくることよりも、学校・教師の権力性・権威性の維持が優先されることが多く見られます。(権力性・権威性が内包がよいといっているわけではありません)

       (つづきます)

2010年8月21日 (土)

北海道大会に感謝(報告3)

全体会Ⅰの庄井先生の講演「自分の弱さをいとおしむ」の中で、庄井さんは、学校というシステムがサポーティブな関係ではなくて「責め合う関係」になってしまっていて、それが一人で背負い込むという「不安や困難の私事化」・生活指導の困難を生みだしていること、また、たえず評価の目にさらされる中で、「見捨てられ不安」が生徒にも教師にも高まっていることを指摘されます。そこを克服するには、「脅しで人を動かす」戦争の文化ではなく、「脅しで人を動かさない文化」すなわち「平和の文化」を構築することが必要だと言います。私たちの指導(要求)が「脅しの文化」として生徒に甘受されるのではなく、「平和の文化」で受け入れられるような指導の質を子どもの視点から問い返したいと問題提起されました。

 庄井さんは、人間は自分を恢復しながら成長できる存在であると言うことをレジリエンシー(Resiliency)という言葉で表します。強さも弱さも含めて生徒まるごとを理解する、指導の可能性をさぐっていくその枠組みがレジリエンシー(Resiliency)です。表題の「自分の弱さをいとおしむ」という意味もそこに通じると言います。対人援助の専門家として生涯必要な力、それが「自分の弱さをいとおしむ」感覚の大切さなのだと言います。高度成長期のような「生徒の強さを伸ばす」という生活指導の思いこみではなく、「生徒の弱さとどう向き合うか」「生徒の弱さをどう理解して支援していくのか」、この視点に立つとき、庄井さんは、25年前にあるカウンセラーから言われたことの言葉の意味が大切なのだと言います。今、高校生は強さに脅迫されている。自分が「強くなければいけない」という観念、脅迫的な弱さへの嫌悪感(「脅迫感覚」)にとらわれているのではないかと指摘されました。

 続けて、高校生は自分の弱さを隠して自己を守るために、明るくなければならないとハイテンションな「躁的防衛」に陥り、子どもの「弱さへの不安感・嫌悪感・拒絶感」の反映であると言います。実は子どもたちは、自分の弱さも強さも丸ごと受け止めあえるような友だち・他者を求めているのであり、一方で、弱さをだしてしまうと周囲との関係が断ち切られてしまうという恐怖感があると言います。だから、子どもたちは「他者よりも弱くならないための闘いを続け」、「他者との比べクセを脅迫的に身体化」していて、しかし、一方では「上から目線」「強権的善意」(教師が生徒の都合を無視してあれこれ与えて・用意してしまう)への違和感を感じていると言います。

2010年8月20日 (金)

【立ち読み】教科でやってるゲームを拝借(下)

【57発目】性格テスト(血液型) 10分

 となりにいる生物の先生に、教科でやっている面白いゲームはないかと尋ねると、性格テストを教えてもらった。しかも、血液型に関するもの。
 このテスト、あらかじめ仕込みがいることをお断りしておかなければならない。わたしが頂いたのは、40問の性格に関する事柄を書いたプリント。

質問 次の文章が、自分に当てはまると思うものに○をつけなさい(10個程度)。
1.何事に対しても手を抜かずに丁寧に取り組む。(   )
2.「明日できることは今日やらない」というのがモットーだ。(   )
3.たくさんの人に見られているような場でも、滅多に緊張しない。(   )
4.世話を焼くのが好きだが、「おせっかい」と言われるととても傷つく。(   )

というような項目が40問ある。これらについて一つひとつ自分の性格に当てはまるかどうか回答させる。
 実はこの質問、市販の血液型性格判断からの引用で、1はA型・2はB型というようにあらかじめこちらは分かっていて、回答後、それぞれの項目が、何型の性格だと書かれていたか種明かしをする。そして、全回答数分の自分の血液型の性格と思われる回答数を算出すると、おおむね25%をピークとした正規分布というものになるら

しい。この結果は、ランダムで○をつけても同じようになるらしく(なにしろ、自分の血液型と思われる文章表現は4分の1、すなわち25%なのだから)血液型と性格の間には相関関係はないことの証明になる。
 クラスでやってみた。最初は性格判断と聞いて楽しくやっていたが、計算もさせて
種明かし(血液型と性格の間には相関関係がない)しても生徒はピンとこないらしく「せんせー、血液型性格テストって、よう当たるよなあ」などと言う者も出てくる。「そういうあなたってぜったいB型」と思う自分も、かなり血液型性格判断難易に毒されているのは確か?
時間があれば、血液型を取っ掛かりに「偏見」に関する人権学習につなげたい。
紙面の都合で40問すべて載せられないのが残念だが、血液型性格判断の本を片手に40問の問題をつくってみては。

(おわり。『月刊HR』(学事出版)9月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 西村 明子)

2010年8月19日 (木)

【大会留守番隊も躍動②】祝・4連覇!

「京阪高生研」を自称する札埜さんが顧問を務める京都教育大学附属高校の「模擬裁判甲子園チーム」が、このほど見事大会4連覇を達成!

<以下、札埜さんから>

いろいろ7月末には興味深いコラボがありながら残念ながら行けませんでした。
第4回高校生模擬裁判選手権大会に向けて連日の準備のためです。

甲斐あって先日7日大阪地裁で開かれた大会で優勝、4連覇を果たし、しっかり「宇都宮健児」日弁連会長名入りの賞状をいただきました。

大阪高生研メーリングストで議論されていたことが、ヒントになって今年は初めて合宿を組んだことが功を奏しました。

>いっしょにメシを食って、(一部は今回)いっしょにフロに入って…あとはもういっしょに寝る(これを団結三原則という)

遠足のときに出てきた「3原則」。
遠足をテーマの議論はいろんな汎用性があります。

今回準備から本番まで朝日放送がせっせと
足を運び、今日(※10日)の夕方のニュース番組「NEWSゆう+」(6時17分から7時)の中で、特番で10分ほどオンエアするとのこと。プロセスの場面もあるので興味ある方は見てやって下さい。

クラスでも授業でもクラブでもない集団ですが、もめごともあったり、感動もあったり、随所随所で授業、クラス・クラブ経営で培ったことが生きるのが面白いところです。生徒のもつ成長課題も見えたりします。

<以上>

2010年8月18日 (水)

【再掲】明日、「ぴらいち」やります。

大阪・「若手」のMです。

このたび、「若者企画」第4弾を開催したいと思います。

まだまだ夏休みは続きますが、2学期のことを考えると憂鬱な気分もちらほら出てきませんか?

そこで、今回の若者企画は1学期のことを振り返って、いろんな意見をもらいたいということで、大阪高生研恒例の「ぴらいち(「ぴらっと1枚 実践報告会」)」を行いたいと思います。

夏休み中に旅行に行ったり、残りの休みをのんびりと過ごすのもいいですが、「ちょっと聞いてよ」という感じで話せば新たな発見もあると思います。

 なんとか1学期を乗り切ったけれど、2学期以降は大丈夫かと不安に感じておられる方、体育祭でバッチリ成功して話したくてたまらないと思っている方、管理職が変わってちょっと…と思っている方、初任者なのにどうも仕事を振られていると感じる方、どなたでも歓迎いたします。「発表するの?」と硬くなる必要はないので、お気軽にお越しください。

参加される方は
 A4サイズの紙に、1学期の実践を振り返ってまとめてください。その際、文章でなく箇条書きになっても構いません。イメージがしやすいように、具体的なエピソードを交えてもOK。25枚、印刷ください。

※「ぴらいち」=「ぴらっと1枚 実践報告会」。B5版1枚で実践(とりくみ)の要点をまとめ、それをもとに参加者がほめ役・けなし役になって意見を出し合う各5分ほどの相互短発表会です。

日程:8月19日(水)
時間:18:00-21:00
場所:たかつガーデン3階 「蘭」 
※定員24名 「大阪高生研」でとっています。

参加希望の方は、左記「メール送信」にてご連絡ください。
ぜひとも、職場の若い方々をお誘いの上、ご参加ください。

2010年8月17日 (火)

北海道大会に感謝(報告2)

こんにちは、首藤です。大会報告というか、いくぶん私の感想や意見を交えることになりますが、勝手に報告を行います。

 まず、全体会ⅠとⅡ まずⅡの田中容子さんの基調発題から。これはそれまでの基調とは異なり、授業と生活指導の関係を正面から扱っていて、私にはとても大きな意味がありました。田中さんは、タイトルの「授業を生活指導を問い返す」という生活指導という言葉の意味について、「もともとその言葉が使われ始めたときに、学校教育の中で教育の内容を子どもたちの生活の文脈からとらえなおして、子どもたちが自分の生活を主体的に生きていくように育つための学校教育の中味をつくっていこうという努力の中で使われてきた言葉ととらえ、その意味で使っている。」と述べています。

 そして田中さんの授業には、「高校生にとって本当に必要な学びとは何か」ということ、そしてそれをどのような関係性(教師-生徒、生徒-生徒、生徒-学習集団)の中で学ぶのかという問題、そして生徒がどのような思考や活動のプロセスをたどりながら知識や思考方法を獲得していくのかという具体的な「学び方」(これは教師の指導に大きく関わります)に 大きな示唆をあたえるも
のだったと思うのです。田中さんの報告は『高校生活指導』185号に載っていますのでご覧戴きたいと思います。

 田中さんの授業の目標は、どんな学力の生徒でも、辞書を引けば何とか英文が読めて話せる力をつけることだとはっきりしています。その目標設定の中で、生徒のつまづく箇所や思考パターンを的確に予想しながら教材の選定と授業方法を考えています。また、グループの共同作業も取り入れています。また、とりあげられる教材もチャップリンの独裁者の演説であったり、海外からみた日本という視点の英語ニュースであったりします。
そこには「教科学習がものの見方を鍛える」という田中さんの信念のようなものを感じます。

 また田中さんの授業は、生徒どうしの関係性を再構成したり、生徒自身が集団の中で内省的な自己対話を深めながら、新しい自分をつくっていくように考えられていて、まさに練りに練った授業だと思いました。そういう意味で、田中さんの授業には生徒の心と身体を他者と世界に開き、その応答の中で新しい自分をつくっていく可能性を大きくもった授業なのだとおもいました。

 報告・質疑のあとの討論で感じたことは、やはり教科教育と教科外教育(特別活動)は切り離されたものではなく、教科教育と生活指導は不可分のものではないかということです。会場からは「生活指導は、子どもたちが自分の幸せをつくっていけるようにしてあげること、不幸せから抜け出せるようにその手だてを子どもたちに発見させるようにすること、どういう生活をつくれば幸せになることができるかを教えること」だという発言がありましたが、まさにそこには生徒が何をどう学ばねばならないかという「教師の構え」(あるいは思想性)の問題があると思います。

 授業の中で生徒は何をどう学ぶのか、教師対生徒の1対多数の閉じた関係性の中ではなく、教師を中心に生徒同士が教材を通じて応答しつつ他者と関係をつくりながら学ぶ。それが、新しい自分を生み出す力となり、そして自分を幸せにする世界を構想してその世界をつくるためにまた他者とつながっていく授業。そうした授業構想を教師がもつことがあらためて大切なのだと思った次第です。

 では、こうした田中さんの「教師性」ということと、全体会Ⅰの庄井先生の講演のかかわりについて次は考えたいと思います。

2010年8月16日 (月)

【立ち読み】教科でやってるゲームを拝借(中)

【56発目】ウサギとカメ   10~30分

 前出のハングマンゲームの応用版。ハングマンゲームは、出題グループが問題を出して、解答グループが答えるという図式だったが、ウサギとカメはお互いに問題を出し、解答しあう。
 黒板を半分に分けて、ウサギグループ、カメグループ、どちらも問題の単語の文字数分のアンダーバーを黒板に記入する。先攻・後攻を決め、お互いに解答していく。ヒットしなかった場合の図柄は、ウサギの場合、耳2・頭・胴・前足・後足・しっぽの7画、カメの場合、胴・頭・足4・しっぽの7画。

対抗戦にした場合の難しさは自分たちの答えで自分のグループのアンダーバーも埋まってしまうこと。答えがわかっていても自分のが埋まってしまうので答えられな

かったり…。
 
 さらに応用で、英語の単語だけでなくて、カタカナ等、日本語の単語でもできる。国語なら四字熟語、社会なら都道府県名、国の名前や首都名・都市名、理科なら元素名や物質名と、自分の専門に合わせてアレンジしてください。

(つづく。『月刊HR』(学事出版)9月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 西村 明子)

2010年8月15日 (日)

北海道大会に感謝(報告1)

 みなさん、こんにちは。事務局長の首藤です。高生研全国大会は大きな感動を残して終了しました。現地実行委員会のかかげた大会目標は、現地北海道高生研の「つながりなおし」でした。大会参加者の約半分は現地の方々ということでした。現地実行委員会の予想を上回る現地の参加者数だそうで、この目標はひとまず達成できたということでしょう。そして大会後にさらにこのつながりが強まることでしょう。大阪からも12名が参加。大会成功に大きく貢献できたのではないかと思います。和歌山からはじめて参加されたM・Nさん。早蕨会員にもなっていただきました。和歌山にも高生研の支部ができそうな気配?でしょうか・・・。大きな収穫でした。ぜひMLで自己紹介もよろしく。

 さて、今回の大会をふりかえるといろんな意味で1つの節目になる大会であったかもしれないなあという思いがあります。それは、「全体会講演」や「基調発題」、大阪発の2つの交流会と問題別分科会、大交流会、そして総会です。それぞれに報告の担当があるので、総花的になりますが、今回の大会について感じることを述べてみたいと思います。

まず、全体会の田中基調ですが、これはそれまでの基調発題とは異なり、授業と生活指導の関係を正面から扱っていて、私にはとても大きな意味がありました。田中さんは、タイトルの「授業を生活指導を問い返す」という生活指導という言葉の意味について、「もともとその言葉が使われ始めたときに、学校教育の中で教育の内容を子どもたちの生活の文脈からとらえなおして、子どもたちが自分の生活を主体的に生きていくように育つための学校教育の中味をつくっていこうという努力の中で使われてきた言葉ととらえ、その意味で使っている。」と述べています。

 そして田中さんの授業には、「高校生にとって本当に必要な学びとは何か」ということ、そしてそれをどのような関係性(教師-生徒、生徒-生徒、生徒-学習集団)の中で学ぶのかという問題、そして生徒がどのような思考や活動のプロセスをたどりながら知識や思考方法を獲得していくのかという具体的な「学び方」(これは教師の指導に大きく関わります)に 大きな示唆をあたえるものだったと思うのです。(田中さんの報告は『高校生活指導』185号に載っていますのでご覧戴きたいと思います。)



2010年8月14日 (土)

文化班、再開します!

   昨夏、大阪大会で大会歌「僕らに力を!」などの歌声を聞かせた文化班が、「文チャ化ばんど009」のなまえで、活動再開します。きっかけは、今秋、大阪で開かれる全教女性部交流集会で歌ってみませんか?というI女史のお誘い。某ホテルのディナー会場で30分の歌と演奏にチャレンジします。

 さっそく、忙しい中12人のメンバーが集まり、2時間、和やかに密度濃い打ち合わせを行いました。

 約1年ぶりの再会ということで、それぞれの近況報告から。

Aさん:3年学年主任、アコースティック部の指導で毎日、学校へ。

Bさん:九州出張シェフの旅から帰ったばかり。数日後は北海道へ。北へ南へ放浪の旅?

Cさん:生徒会ひとすじ。文化祭実行委員の生徒たちが一生懸命でかわいいかわいい!

Dさん:結婚して姓が変わりました。学校もかわって、いい意味カルチャーショック??

Eさん:今年から初担任。バスケ部顧問。12月に結婚します?

Fさん:3年担任終わって1年担任に。毎日、教室でギター練習してます。

Gさん:12月に事故、母の骨折入院でタイヘンだったけど、無事回復できました。

Hさん:今年は、9種類10コマの90分授業!でタイヘンです。

Iさん:初担任。クラブはラグビー部とテニス部をかけ持ち。とにかく元気!

Jさん:民間企業に勤めて4ヶ月。クレーム処理で遅くなりましたー(;_;)

Kさん:Fさんのお友だち。VoとG担当で新加入です。

Lさん:昨年秋から、母が2度の骨折入院。タイヘンでした…。

 みなさん、いろいろあった1年間でしたね。さて、曲の選定と構成。30分の持ち時間なので、以下の5曲に決定しました。

  「花」「ありがとう」「手紙」「僕らに力を!」「島人ぬ宝」

 夏の終わりから、練習予定です。

2010年8月13日 (金)

【立ち読み】教科でやってるゲームを拝借(上)

 2期制の学校が増えている昨今では、この時期はちょうど前期末考査を控えている頃では。とはいえ、まだまだ残暑厳しい上に、夏休みの余韻も残っていて、どうも頭と身体の切り替えが難しい…。こういうときは、クラス全員で参加できるゲームはいかがでしょう。

【55発目】ハングマンゲーム
            10~30分

 英語教師のわたしがお勧めするのは「ハングマンゲーム」。英語の世界では知る人ぞ知る「単語当てゲーム」である。

やり方
■ クラスを2~6グループに分ける。既存の班を使えればベター。出題グループ、解答グループの順番を決めておく。それ以外のグループはジャッジまたは観客。

■ 出題のテーマを決める。たとえば、動物や食べ物など。動詞、形容詞などでもよい。あるいは、いま習っているレッスンの単語でもよい。

■ 出題グループは、問題の単語を決めて、その単語の文字数の分だけアンダーバーを黒板に書く。例えば、問題がelephantなら、8本のアンダーバーを黒板に書く。

■ 解答グループは、26文字のアルファベットから1つを選んで答える。例えば、「e」と答えたら、問題を出したグループは1番目と3番目のアンダーバーに「e」を記入する。

■ 解答がヒットしなかった場合、例えば上記の問題で「o」と答えたら、あらかじめ黒板に書かれたハンガー(図1)に人形の絵が記入される。この絵は「顔」「胴」「右手」「左手」「右足」「左足」「右目」「左目」「口」の9画(図2)で、このぶら下がり人形が全部描かれる前に単語を完成させてしまわなければならない。すなわち、9回間違えるとドボン。

みんなでワイワイ、ちょっとスリルを味わいながら、英語の復習もできる。こんな一石二鳥のゲーム、ホームルームにいかがでしょうか?

(つづく。『月刊HR』(学事出版)9月号発売中。おまかせHR研究会の連載「スキマ時間の小ネタ100連発」今月の担当 西村 明子)

2010年8月12日 (木)

【大会留守番隊も躍動①】 「若者企画第4弾」はご存じ「ぴらいち」だ!

大阪・「若手」のMです。

このたび、「若者企画」第4弾を開催したいと思います。

まだまだ夏休みは続きますが、2学期のことを考えると憂鬱な気分もちらほら出てきませんか?

そこで、今回の若者企画は1学期のことを振り返って、いろんな意見をもらいたいということで、大阪高生研恒例の「ぴらいち(「ぴらっと1枚 実践報告会」)」を行いたいと思います。

夏休み中に旅行に行ったり、残りの休みをのんびりと過ごすのもいいですが、「ちょっと聞いてよ」という感じで話せば新たな発見もあると思います。

 なんとか1学期を乗り切ったけれど、2学期以降は大丈夫かと不安に感じておられる方、体育祭でバッチリ成功して話したくてたまらないと思っている方、管理職が変わってちょっと…と思っている方、初任者なのにどうも仕事を振られていると感じる方、どなたでも歓迎いたします。「発表するの?」と硬くなる必要はないので、お気軽にお越しください。

参加される方は
 A4サイズの紙に、1学期の実践を振り返ってまとめてください。その際、文章でなく箇条書きになっても構いません。イメージがしやすいように、具体的なエピソードを交えてもOK。25枚、印刷ください。

※「ぴらいち」=「ぴらっと1枚 実践報告会」。B5版1枚で実践(とりくみ)の要点をまとめ、それをもとに参加者がほめ役・けなし役になって意見を出し合う各5分ほどの相互短発表会です。

日程:8月19日(水)
時間:18:00-21:00
場所:たかつガーデン3階 「蘭」 
※定員24名 「大阪高生研」でとっています。

参加希望の方は、左記「メール送信」にてご連絡ください。
ぜひとも、職場の若い方々をお誘いの上、ご参加ください。

2010年8月11日 (水)

やがて大地一面に花を~札幌大会成功を祝う~

8日に札幌大会が成功裏に閉幕したあとも、大阪高生研のメンバーは十勝方面に足を伸ばす者、函館方面に南下する者等、さまざま。
いまだ道内をさまよっている人もいるようです。

さて、「札幌大会応援ブログ」に、大会事務局長・Kさんの「高生研札幌大会成功!ありがとうございました」という記事(8月9日付け)が載りました。http://d.hatena.ne.jp/kouseiken/

これに対する、井沼さんの返信、許可得て転載です。

<以下>

札幌大会実行委員のみなさま。

札幌大会、本当にお疲れさまでした。
プレツアーの余市ビバハウス訪問から、8日の最終便で千歳を離れるまで、胸に温かい気持ちが流れる4日間でした。

大会レポーターとしての久々の7時間は、かつてのような「実践を切る」雰囲気ではなく、学んだことをさまざまな角度から意味づけ、みんなでシェアしようとする空間の中で、認められ励まされ力をもらいました。

正直、「予算5000円はきついなあ」と思っていた大交流会も、教師物語(特に職員会議の場面の緊迫感と前向きなテンポは絶妙!)に引き込まれ、温かい交流に大満足でした。

個人的には、学生時代に住んでいた北24条界隈が懐かしく、時々大会を抜け出しては思い出を探しに行きました。大会終了後、飛行機までの時間、18条から札幌駅まで時間かけて歩きました。30年前とまったく様変わりしてしまったと思った街も、じっくり歩けば、まだ残っている昔ながらの風景に思いがけなく出会えました。
高生研運動も、様変わりする時代の中で急いで変わらなければならないように悲観的に考えられがちですが、長い時間の中でじっくり育てられてきた数々の財産をひとつひとつ確かめながら、時代の先端を行きたいものだと思います。

激しくはないけれど、じんわりと癒され、また歩き出せる勇気をもらった大会でした。

北海道高生研も集まった50人余の方々のつながりを大切に丁寧に育て、やがて大地一面の小さな花が咲くことを願っています。

ありがとうございました。

井沼淳一郎

2010年8月10日 (火)

7/30 ワークショップ報告第2弾

 九州出張シェフツアーから戻ったその足でワークショップに参加し、翌日は長浜で行われた北村年子さんと竹内常一さんの対談(全生研全国大会現地企画)を聞いてきました。

 ワークショップはまず柏木さんが実践報告の一部(DVDを見せた後書かせた感想文の中から、対照的なものを選んで紹介し、再度感想を書かせたところ、自己責任だと思う・そうは思わない・分からない・と意見が三分されたところまで)を報告しました。次に参加者が八つの班に分かれて「自分ならこのあとどうする?」をテーマにグループ討論を行いましたので、教員ではない参加者はさぞ面喰われたことでしょう。その後柏木さんがご自分の実践を最後まで報告されたのち、各班でどんな議論が行われたか、どこに目をつけてどんな工夫をして授業を続けるか、といったことを発表しました。

 そこでは、「そもそも自己責任について是か非かの二項対立でいいのか」とか、「貧困を扱った昔話を題材に授業をするのはどうだろう」、「紙上ではなく実際の討論はできなかったか」、「教師はどこまで自分の意見を言ってもいいのか(禁欲した方がいいのか)」、「努力してもうまくいかなかった経験を生徒に挙げさせてみてはどうか」といった様々なアイディアが出されました。

 竹内さんや北村さんもコメントを言われ、また岐阜・中津川のIさんは、詳細な資料を持参していただいた上、たぶん主催者から「短く」と言われていたからでしょう、とても控え目な報告をされてました。

 今日はどうしようかなと思ったのですが、昨日は北村さんも竹内さんも少ししかお話しされていなかったので、お二人がどう絡み合うのか見たくて長浜までバイクで行ってきました(往復五時間はきつい!)。でもどちらもお話ししたいことが溢れんばかりにあるお二人ですから、二時間では短すぎましたね。僕がタイムキーパーだったらさぞ胃が痛んだことでしょう。それでも、時にナイフのように鋭く、時に木漏れ日のように温かい言葉の数々を感じました。それと、竹内さんがおっしゃったことですが、死刑廃止がテーマである場以外で、永山則夫さんの執行と酒鬼薔薇事件の関係について聞いたのは初めてでした。(牧口誠司)

2010年8月 9日 (月)

7/30 ワークショップ報告~参加された皆さんからの感想から~

☆ 私は元教員で、社会的排除を独学しています。今日は現場の先生方を中心にさまざまな実践や意見をお訊きすることができ、たいへん有意義でした。教員である夫、大学院生の子供、友人たちにも伝えるつもりです。広い層を受け入れ、参加させて下さったことに感謝しています。また、意識の高い先生方に日本の教育ひいては社会を変えていってほしいと願っています。

☆ 現在の貧困を生み出しているひとつの有力な装置として「自己責任」論があると見ているから、柏木さんは「自己責任」論と闘っているんだと思います。自己責任論がどう作動しているのか学ぶことも必要だと思いました。

☆ 小学校教員ですので、がんばることが良いことと日々教えています。がんばってもどうしようもないことがあるというのは、まだ、教える気にはなりませんが、いじめと関連する部分も多くあり、本日は難しかったですが、勉強になりました。

☆ 私自身の中で迷いのあるホームレス問題。授業で取り上げようかと思う気持ちには結局至りませんでした。

☆本当に中身の濃いワークショップでした。ありがとうございました。特に同じ班になった、S先生、F先生のお話されたことは、奥が深かったです。自己責任と思うかどうかという対立軸ではなく、その枠組みそのものを問い直す必要があるのでは? 「がんばる」ということをどう考えるか?(Hさんが、自分の今の思いを一所懸命つたえてはりました)この紙上討論をとおして、友達の知らない内面、そして自分自身をも発見したのではというように、たくさんの考えさせられるお話を伺えました。また、Aの意見を言った女子生徒の意見を「なんとかして変えてもらうために・・・」という柏木先生のレポートのくだりに違和感を持つという意見には、「柏木先生のように『この子を何とかしなくては、こんなことほっといてはいけない』という思いがなければ、教師はできないよ」とおっしゃられたのがとても印象的でした。すごく短く感じられた、4時間でした。

☆ この授業の最終意見でも32名自己責任だと書いている子供たちは、実はまじめな教師にとっては良い生徒ではないか?柏木先生の見方はどうなのか?学校教育の中に゛ホームレスになってはいけない゛メッセージが大量に含まれているので、そのあたりの視点が自分としては考えてみたいと思います。              

☆ いろんな意見を聞くことの面白さ、あらためて感じました。つとめて頭をやーらかくして生きていこうとする私のがんばりは私が一番よく知っている。固くするがんばりと対立するのは仕方ないか。

☆ 教師ではない私ですが、朝日新聞の記事を見て参加させて頂いて本当によかったです。 神戸で炊き出しのお手伝いを続けているのは、自分でもなぜか?とまた、自分自身に問 いかけたいと思います。子供たちの支援センターでの仕事をしていて、親と子の関係や まわりの状況の危うさに日々「なぜ?」と問いかけている日々です。子供が一人でも多く共感を持つことができて、いろいろなことに関心と好奇心を持って育ってくれることを願います。ありがとうございました。

☆ この動きが各地に広がればいい。確実に襲撃は少しづつでも減ってゆくと信じています。゛希望 ゛ を感じさせる会でした。

2010年8月 8日 (日)

大会速報2・・・大盛況のうちに大会は終了

みなさん、こんばんは。首藤です。函館から更新しています。高生研全国大会北海道大会は大盛況のうちに終了しました。北海道の現地実行委員会のみなさんにはあらためて感謝申し上げます。すばらしい大会でした。特に2日目の大交流会は100名を越える参加者ということで、大いに盛り上がりましたし、また、参加者全員が記念撮影に納まるなど、たぶん私の経験でははじめてのことで。感動的でもありました。

最終日は問題別分科会があって、私は比嘉靖先生の分科会を担当しましたが、たいへんまなぶところが多く、これからの学校づくりの指針をあたえてもらった思いです。

また、総会では組織問題について突っ込んだ議論がなされました。大阪をたつ直前に組織問題検討委員会の原案についての私見を応援ブログに発表しました。総会でも、それに基づいて発言をさせていただきましたが、そうしたこともあってか、本当に議論百出の展開だったと思います。やはり北海道大会での成果が総会での議論に反映したと思います。総会ではあらたな組織を立ち上げるための事務局をおくということについてのみ合意がなされました。組織の骨格などはまた12月の全国委員会に持ち越しとなりました。わたしも、総会での私見をさらに深めていきたいと思います。

さて、大阪からの参加者は、アフターツアーに繰り出したもの。私のように単独行動に走るもの、一目散に帰阪するものなどそれぞれですが、この夏、大会での学びを肥やしに秋以降にのとりくみの鋭気を養いたいというところでしょう。すでに大阪の留守部隊は、夏の学びの企画にとりくみ中です。われわれも帰阪してから、しっかりととりくんでいきたいと思います。

これから順次このブログで大会報告や秋の企画を出していきます。みなさん、ぜひご注目ください。

2010年8月 7日 (土)

大会がはじまりました!!速報1

みなさん、こんにちは大阪の首藤です。高生研第48回大会がはじまりました。全体会1は北海道教育大学の庄井先生の講演、全体会2は京都の田中容子さんの基調発題。全体で100名あまりの参加、充実した学びができました。大阪発の交流会企画も盛況でした。懇親会も20名を超える参加。そこからまた親睦を深めにいく人もいて、長い1日が終わりました。今日は一般分科会。100名の大交流会も楽しみです。

2010年8月 6日 (金)

6/30 7月例会 若手からの報告です。

「ブログにて報告」係・Kです。
30日のまとめと自分なりの感想です。


 全国大会基調討論発題 田中容子先生の「授業を生活指導から問い返す」に参加してきました。

 かなり「しんどい」クラスに英語をどのように教えていくかという実践報告でした。サファリのような授業・誰も声に出してくれない授業を経験した田中先生。そのような大変「しんどい」クラスの授業を乗り越えて、卒業時には英語でキャプションを付けた卒業アルバムを作成したという事に驚きました。

 同じ「しんどい」クラスに英語を教える英語教師として、共感できた部分が何点かありました。その中でも、「しんどい」クラスが英語に興味を持ってもらうには、生徒と同じ目線に立ち、ある程度生徒の要望も取り入れるということという事が心に残っています。また生教材を授業の教材として、作り直す努力とそれを共有できる環境に感心しました。

  午後はホームレス問題と自己責任論を授業に取入れた柏木先生の実践。この内容は私にとって難しかった~!というのが正直な感想です。あれだけたくさんの教育関係者と一緒に一つのテーマに沿って考えることも新米教師の私にとっては素晴らしい体験でした。

 「自己責任論を全面的に出した感想文を書いたAさんとその他の生徒たちの意見を取りまとめる授業を考える」ということが大きな論点でした。各班で考えた授業は様々な案が出ていたので、とても参考になりました。私にとってこの日1日はとても実りある日になりました。

2010年8月 5日 (木)

本隊出発。いざ北海道!

「SATOツーリストです。皆さん、準備は万端ですか。さあ、北海道。楽しみましょう」

こんな書き出しで始まる「旅行ご案内書」を、SATOツーリスト、ツアー参加者にメールでまわさせていただきました。
関係者総勢30名。大阪以外にも数多くの方々にご利用いただき、ありがとうございます。

○行きの飛行機~大阪からは、伊丹、関空の2ヶ所に分かれて集合、千歳で合流します。

○6日、7日のホテル
SATOツーリスト指定宿は以下です。

ホテル翔SAPPORO(旧「ウイークリー翔すすきの」←名前が最近変わりました) 
〒064-0809 北海道札幌市中央区南9条西3丁目
Phone 011-511-2221 / Fax 011-531-4154
地下鉄南北線中島公園駅
1番出口より徒歩1分

http://www.sho-susukino.com/index.html

「この時期にホントにいいの、この値段!?」というこのホテル、「朝食タダ」とか「コピー10枚までタダ」など、うれしい。
でも、「連泊の場合、アメニティ、室内清掃別料金」なども注意を。
上記HPをご覧ください。

○大会後、札幌~新得アフターツアーに行く人
 すでに連絡のとおり、「先発組~レンタカー」「後発組~列車」で移動します。

○8日、9日 帰りの航空券
「株主優待」航空券ですので、空席あれば変更可能です。各航空会社に搭乗前に申し出て変更ください。

 われながら、あれあれこれこれと、限界以上に関わってしまいましたので、1つ2つの不慮事項覚悟ずみ。でも、何とか、1つ2つにおさめたいなー。
(すでに「飛び入り」の方にホテル予約を譲ってしまい、1部屋足らずの不慮事項1つ発生。サトウ、だれかの部屋にエキストラベッド入れて泊めてもらう予定です。だれか泊めてね)

 でも、「遊びココロ失わず」でいきたいもの。

 この「ご案内」の末尾には、こんな文章を入れさせていただきました。

<以下>
(前略)ひと肌ぬいで企画するほうも、「よっしゃ、おもしろそうやから行こう」と参加するほうも「どっちもオイシイ」をめざすため、事前にしっかり言わせてください。

 旅行社ではないので、「キャンセルは何日前までに」などの規約はありません。
 旅行社ではないので、「快適で至れり尽くせりの手配」もできません。
 ましてや中村・サトウが担当ですので、強引で、「そんなんありか!」と場合によっては気分悪い思いを強いることになるかもしれません。

 でも、参加者皆で合議しあい、場合によっては担当が強引に決定し、いつものように「だれもが満足でほかでは得られないような大きな学びが得られる」をめざしたいと願っています。

(以下略)
 これら、大会を運営いただいている実行委員のみなさん、同じ思いじゃないかな。

 毎年、文字どおり「有志」の人たちの気持ちあわせて、大会はつくられていきます。

 では、楽しみましょう。

 以上、「わがままだけど、わがまま聞きますお互いに」、SATOツーリスト」でした。

 行ってきま~す。

(大会関係の詳細は、左記「全国大会」カテゴリーをクリックください)

2010年8月 4日 (水)

お先に着きました!!

みなさん。こんばんは。首藤です。一足お先に札幌で遊んでいます。今日の札幌はうす曇。少し湿気がある感じで、30度には達しませんでしたが、歩いているとじとっと汗が滲みます。夜るには小雨もぱらつきました。気予報では明日から晴れて30度を越すとのこと。

今日は、札幌サンプラザと北区民センターの下見もしてきました。北24条駅から至近で便利です。期待が高まります。私はというと、札幌の街をブラブラフラフラ・・・。特に当てなく、食っては飲みでのんびりすごしてます。明日は。プレ企画のじはじまり。大阪からの仲間と合流して充実した大会にしたいと思います。みな、気をつけておいでや!!

お先に・・・出発しまあす!!

こんにちは、首藤です。いよいよ北海道大会ですね。楽しみ楽しみ・・・。この2日間で大阪関係の荷物を発送しました。・遠足新聞・交流会案内チラシと感想文・交流会看板・受付票・「文化祭見てある記」DVD・大阪の地酒・・・・サンプラザと大会事務局の高教組2カ所なので送料がけっこう高くつきました。さすがに北海道は遠いと改めて実感。でもその遠さが楽しみでもあります。私は今日の午前のANAで北海道に入ります。6年ぶりかな・・・。修学旅行の付き添い以来です。大阪の仲間よりも一足早く盛夏の札幌を満喫しようと思ってます。では、皆さん、大会でお会いしましょう。

2010年8月 3日 (火)

正しくキレるチームづくり③

(地域労組おおさか青年部・中嶌さんの講演記、最終回です)

   
 参加者の感想を読んでいると、ベテランから若手までずいぶん刺激を受けたことがわかります。若手の女性の方は「・・・当たり前の生活を続けるために、安心して働ける社会であるためには、知識と体験と、知識以外の頭の良さが必要だと思った・・。」と書いていますが、知識以外の頭の良さというのは、中嶌さんのスタンス、資質をさすのでしょう。

 なお、中嶌さんの活動の一端を紹介します。以下は、ほぼ毎日配信される「365日はたらくルール」です。若い人にもフィットするように、ケータイに向けて配信されます。少しでも多くの人に広げたいとのことでこの場を借りて転載します。ブログや動画もあります。ご参考までに。以上です。

以下転載。

【365日 働くルール】

Q:怒りっぽい店長が、ちょっとミスした店員をすぐ解雇する・・・。
A:違法です。懲戒解雇には合理的理由や適正手続が必要です。

★【解説】
ミスを理由とする懲戒解雇は、次の条件を満たす必要があります。
①懲戒処分される事例や処分内容がルール化されていること。つまり、どんな場合に、どういう処分を受けるのか事前に予測できること。
②他の従業員がミスをした場合との不平等がないこと。
③ミスの程度に見合った処分であること。(重すぎる処分は無効)
④ミスをした従業員が弁明や反論をできる機会(適正な手続)が保障されていること。

以上の条件を満たさずに、怒りっぽい店長が思い付きで解雇を乱発し、従業員が弁明の機会もないというのは、違法かつ無効です。

★【関係する法律】
労働契約法15・16条(懲戒処分・解雇には厳しい条件がある)

★【もっと知りたい】
「相談したい。」と思ったら、一人で悩まず、労働組合へ相談してください。

◆メルマガ発行者◆
~一人でも誰でも入れる労働組合~地域労組おおさか青年部

■電話:06-4801-7733
■メール:
seinenbu@local-union-osaka.org
■ブログ:http://seinenunion.blog33.fc2.com/
■ツイッター:http://twitter.com/norosy
■ニコニコ生放送:http://com.nicovideo.jp/community/co337208

バックナンバー

http://bn.merumo.ne.jp/list/00578945
                                 

                 (転載以上。おわり 首藤広道)

2010年8月 2日 (月)

【速報】8/6 大阪主催交流会が2つ!

札幌大会まであと5日。

「昨日(31日)、最後の実行委員会現地会議が行われ、最終的な打ち合わせと確認をおこないました。ここにきてようやく大会の全体的な体裁がととのってきたという感じです」

 現地実行委員会の川原さんからも、具体的メールが次々と送られてきて、いよいよ本番間近の様相です。

 大阪高生研は初日(8/6)の夜に、大会会場(札幌サンプラザ)すぐ近くの「北区民センター」で、同時2つの交流会を開催します。

大阪高生研Presents①!! 
 シリーズ『教育と労働と福祉をつなぐ』VOL,3

                      「若者たちの“社会的排除”を防ぐ」
              巣立ちのときを支える旧札幌星園高校のとりくみから学ぶ

  大阪高生研Presents②!! 
北の大地で考える戦争と平和『沖縄とアフガンをつなぐもの』
  ~アフガニスタン・沖縄最新報告会in札幌~

◆とき:8月6日(金)
    18:30~20:30
        21:00~懇親会
  ◆場所:北区民センター
 地下鉄南北線北24条駅(1番出口)徒歩7分
  ◆会費:どちらも1000円(高生研大会出席者は500円)
■主催:高生研   担当大阪高生研・西村(090-8653-6807) 

         
「どっちに出るか迷ってしまう」との声が早くも続出の充実企画、詳細は
札幌大会応援ブログ 
http://d.hatena.ne.jp/kouseiken/ をクリックください。

2010年8月 1日 (日)

【速報】札幌大会交流会で、西谷文和さんの「「最新アフガン報告会」(下)

高生研大会交流会大阪高生研PRESENTSvol2 

      最新! アフガニスタン・沖縄報告会in札幌

●とき   8月6日(金) 18:30~20:30
●ところ  札幌・北区民センター
●ゲスト  西谷文和(イラクの子どもを救う会)
      比嘉靖(沖縄高生研元代表・“幻の”名護市長候補)
         (コーディネーター)  西村康悦(大阪高生研)
●参加費 大会参加者は500円

「私たちは、平和は当たり前の空気のようなもの、と感じているかもしれない。しかし世界には「戦争しか知らない子どもたち」がいる」(西谷文和氏ブログより)

「戦後、長きにわたり、基地という重圧を押しつけてきた中央政府と現在も高圧的な態度で基地の移設を迫るアメリカ。まさに、私達の自己肯定感・有能感を奪い、やる気と希望を奪い続けてきたあのころの学校の世界と同じではないでしょうか」(比嘉靖氏名護市長選出馬表明での元教え子のあいさつより)

 この6月、西谷氏が単身アフガニスタンに乗り込み、そこで撮影してきた重篤な戦場の子どもたちの姿は、テレビ朝日「報道ステーション」でも大きな衝撃を与えました。いっぽう、「基地絶対反対」で稲嶺現市長と歴史的な革新統一を果たし勝利した比嘉氏は、市長選後も基地のゆくえをめぐって、地元と日本全国を飛びまわっておられます。

「「戦争しか知らない子どもたち」を空爆する米軍は、沖縄から飛び立っている」
                       (by 西谷氏)

 ここ札幌で、アフガンと沖縄が、最新の映像とお話で交差します。

                      主催 高生研(全国高校生活指導研究協議会)
        (担当:大阪高生研090-8653-6807 西村)

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