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2010年10月16日 (土)

【立ち読み】早蕨・全国大会報告号⑤ 記念講演 庄井良信先生 感想

(前略)
「弱さをいとおしむ」ってどこかで聞いたことあるなぁ…

「これまでの健康に立脚した強さを求めるの学校でなく、弱さを自覚した子どもたちと自分の無力さを自覚した教師とがケアと癒しを含みこんだ応答的な営みをおこなう場として、さらにはその応答的な営みを通して子どもたちとともに生きると同時に大人も育つ場として学校を再構築することである」

これは、昨年の高生研大阪大会での基調発題である「<弱さ>で支え合う関係を学校に」の中で紹介されていた大瀬敏昭氏の以下のことばです。これは庄井先生の講演とほとんど同じ響きをもつことばだなぁ、と思いました。昨年の私は、高生研は現代の高校教育の困難な状況に鋭い理論と緻密な実践で切り込んでいく<強い>教師たちの研究団体というイメージを持っていました。しかし、そうじゃないんだと驚かされたことを庄井先生の講演を聴きながら思いだしていました。(中略)

最後に庄井先生からの5つの贈り物です。

①「ひとりでがんばれ」というよりも「ひとりではがんばるな」と語りたい
②「甘えるな」というよりも「もっと上手に甘えなさい」と語りたい
③「早く、早く」というよりも「もっとゆっくり味わいなさい」と語りたい
④「やればできる」というよりも「時間かければ必ずできる」と語りたい
⑤「まちがうな」と責めるよりも「いっぱいまちがってみなさい」と語りたい

失敗をしたときに、ああ失敗をしたんだ、おれはやっぱりダメな人間なのだと、自分をいたずらに傷つけていくのではなくて、失敗をしたときに、人を信じて仲間の知恵と力を借りながら、そこをトボトボとのり越えていく。そうか、この激しい吹雪のときが春を準備するたいせつなときなのかと、しみじみと思えるような子どもたちをどう育てていくか。それをじっくり考えていきたいですね。

(「早蕨」全国大会報告号。「早蕨」購読希望の方は、左記へメールを。城塚俊彦)

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