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2011年1月25日 (火)

野球部員、演劇の舞台に立つ!~熊本高生研1月例会報告記~

 「甲子園はその先にあるものを僕たちに教えてくれる最高の場所でした」とナオトは言った。

 

一見ミスマッチな野球部と演劇部のコラボ、しかし、演劇部顧問・竹島由美子と野球部監督・西村慎太郎の、大きな夢のカンバスに二人の信頼と協同で描かれた物語があった。

 

 1月22日(土)~23日(日)、熊本高生研の例会があり、表題の講演に非常に興味を抱いて参加した。

 さて、皆さんは福岡の竹島由美子さんをご存じだろうか。2001年、原鶴温泉で行われた福岡大会の歓迎行事は高校生が演じる劇だったが、その演劇部の顧問であり、脚本・演出を手掛けた方である。また、分科会にもレポーターとして登場し、生徒から「ベラ(妖怪人間の)」と呼ばれたというエピソードをご記憶の方もあろう。後に、著書「虹を追う者たち」を書かれた際、2002年の門司で開かれた福岡高生研例会でもお会いした。その、超個性派・竹島先生が、甲子園に出た野球部の部員を演劇の舞台に引きずり出したという! ところが、話は私の勘違いだった。部員が舞台に立ち出した野球部が甲子園に出たのだ。これは大きな違いである。

 

西村監督は30代で野球部を2度も甲子園に導いた若き監督だか、当時、母校の監督を引き継いだころ、県大会の早い段階でまさかの敗退を喫した。野球ばかりをやっていては勝てないと思い始めていたところに、意気のよい男子部員を求めていた竹島先生が目をつけて、野球部員が舞台に立つことになった。公演の舞台上から甲子園出場宣言をした選手たちは、約束通り次の年に甲子園出場を果たす。竹島マジックでどんどん自分の言葉をモノにした選手たちは、冒頭の言葉のように甲子園をとらえるようになり、それが後輩にも受けつがれる。言葉は生きるための武器だという竹島先生の真骨頂だ。

 

 他にも感動して鳥肌が立ったり、涙ぐむ場面がいくつもあったが、このブログでは書ききれない。表題と同名の竹島先生の著書を5冊、熊本から重い目をして持って帰ってきたので、ぜひこれを読んでいただきたい。

 

なぜか竹島先生は2度しか会っていない私のことを覚えて下さっていて、西村監督と3人で少しの間お茶をして話した。その中で「来年のオフ(11月~2月)に、ぜひ大阪へ来ていただいて話して下さい」とお願いしてきたので、近々生で話が聞けるかもしれない!

     (大阪の西村)

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