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2011年2月 3日 (木)

3年生の授業を終えて ~受験雑感~

   今年はフリーで、3年生ばかりを担当した。かねてから、3年生は受験が近づくと学校に来ない生徒が出ていたが、今年は、以前にも増して、すごい状況だった。11月後半から結構たくさんの生徒が来なくなり、1月は、クラスの半分が欠席というクラスもいくつかあった。

  入試もどんどん早くなり、入試の直前は来ない生徒が増えていることもあって、欠席者は増える一方。入試だけではない。「受験のためなら高校なんか行ってる場合ではない」という塾も有ると言うし、予備校はこの頃、午前中もやっている。生徒は受かるためにひたすら塾へ。高校って何だろうか。高校教育はこれでいいのか、と思う毎日。


  大学で今、就活のため学生がまともに勉強できないので、もっと就活の時期を遅らせてしっかり学んで社会に出るべきだという意見が、経済界からも出ているということが、新聞に 載っていた。その通りだと思う。大学で必要なことをしっかり学び、その時しかできないことをさせてやるべきだ。


 高校生も、今しか出来ないことがある。しかし、今、高校教育はいろいろなことでゆがめられている。子供を「ちゃんとした」大人にするのが教育であろう。発達してゆく過程で、さまざまなことを学びさまざまな経験をしながら、子供は育ってゆく。今、その機会はどんどん奪われてゆく。うちでも、授業は3年後半は受験に向けての演習になるし(勿論それも有る程度必要だが)受験に備えて行事の縮小をいう人もいる。3年生は有志参加という極端な意見さえある。(少数ではあるが)


  高校で何を教え、どんな力をつけるのか。私は評論家になるのではなく、どんなことができるか考えたいと思う。来年のためにも。
                                                    (匿名希望)

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