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2011年2月22日 (火)

シンポジウム、「子ども・若者の貧困 何ができるのか -貧困施策と学校施策のリンク」に参加しました(中)

((上)記事から先にお読みください)

 次に、和歌山県有田郡湯浅町の指導主事川口さんが、湯浅町家庭教育支援チーム「トライアングル」の取り組みを紹介されました。湯浅町では、2008年度からSSWを配置しています。2009年度からは家庭教育支援員も加わり、「つながろう 湯浅!」をコンセプトとした家庭教育情報誌を作成(学校紹介やレシピ、子育て体験談等を掲載)しています。それを持って家庭教育支援員が各家庭を訪問することで、家庭状況の把握や相談の受け入れをしています。

 月一回の定例会議でケースを検討し、学校とケース会議をする場合もあるそうです。こうした取り組みによって、気になる家庭の見守り・全世帯状況把握、家庭支援を行う上でのSSWのかかわり等が成果として挙げられていました。この取り組みを、「小さな町だからできること」と片付けてしまうのではなく、家庭と地域と学校がつながって、子どもを「社会の子ども」として育てていく方途を学ぶことが必要だと思いました。

 板橋区板橋福祉事務所の池谷さんは、生活保護行政における支援として、高校就学費(生業補助)の支給や高校進学支援プログラム等の子ども支援が提起され、広がっていることを紹介されました。高校進学だけでなく、課題のある子は小学生からみようという次世代育成支援プログラムや、ひきこもり改善支援プログラム等の自立支援プログラムを作成しています。

 福祉事務所が直接に新高校一年生に渡しているプリントを読み、高校生にもわかりやすいなと思いました。中学三年生の勉強会をする費用がないため、塾の費用を支給するというユニークな取り組みも紹介されました。福祉事務所と教育委員会が連携するようになり、学校と福祉事務所の組織的な連絡体制が構築されたという話も、具体的なケースをもとに理解することができ、興味深かったです。

(H。つづきます)

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