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2011年2月24日 (木)

シンポジウム、「子ども・若者の貧困 何ができるのか -貧困施策と学校施策のリンク」に参加しました(下)

 最後に、大阪府立大学人間社会学部の西田さんは、「こんなひどい時代に生まれ育つ子ども達に、学校教育は何ができるか」というタイトルで、ご自身が2009年に実施した「若年ワーキングプア調査」にもとづいて話されました。

その調査は、20代から40代の人々を対象としたインタビューで、3分の2が「住居喪失」経験者だそうです。未定稿のため引用等はできませんが、生育家庭の不安定性や学校教育経験とその後の生活との関連性を丁寧に描かれていて、一人ひとりが現在の生活に至った要因が浮かび上がってきました。

2003年に実施された「大阪フリーター調査」でのインタビューのなかで、生きている世界がせまく閉じられた世界で生きているゆえに、「若くてかわいい母親に早くなりたい」という展望を複数の女性が語ること、20歳で未婚だと「いき遅れ」と語ることに、衝撃を受けました。いま生きている世界の外の世界とどうつながるかは、貧困の世代間連鎖を考えるときの鍵となると改めて感じました。


 十分に理解できていないかもしれませんが、現在の子どもや若者が抱えているものの背景がみえてきましたし、具体的な取り組みをお聞きして展望も少しひらけました。これからも深めていきたいテーマです。

(H。おわり)

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