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2011年2月19日 (土)

シンポジウム、「子ども・若者の貧困 何ができるのか -貧困施策と学校施策のリンク」に参加しました(上)

 2月5日に、大阪府立大学「子育て教育系キャリア・コラボ育成」シンポジウム、「子ども・若者の貧困 何ができるのか -貧困施策と学校施策のリンク」に参加しました。昨年の5月例会での山野則子さんとの模擬ケース会議がおもしろかったので、今回参加しました。

 名寄市立大学の青木さんの基調講演では、子ども・若者の貧困に「何ができるか」を問うにあたっての前提条件が話されました。「子どもの貧困」とは何かについて、その背景にある社会的不公正について、それに立ち向かうにあたって参考となるJ.ロールズの正義論についてでした。個人的には、日本では、「社会の子ども」として子どもをほとんどとらえていないというお話が心に残りました。

 その後のシンポジウムでは、まず、釧路市のケースワーカー櫛部さんが、「ありのままの自分でいられる『生きる場(居場所)づくり』:生活保護受給者自立支援からの気づき」をテーマに釧路の取り組みを紹介されました。同市の生活保護自立支援プログラムの全体像を知ることができただけでなく、中学三年生を対象にした勉強会について詳しく知ることができました。なかでも印象深いのは、DVDでみた、そこへ通っている生徒たちと元生活保護受給者の元チューターさんの生の声でした。ある女子生徒は、そこへ来て「明るくなった」「ふれあう人が多くなった」「親とコミュニケーションをとるようになった」、そこは「唯一の居場所」「学校も家も居づらかった」とインタビューアーに語っていました。元チューターの男性は、「やってておもしろい」「双方(生徒とチューター)が認められる」「今は生きているって感じ」だと話しました。勉強を教える・教えられる場だけでなく、精神的な居場所、自己肯定感がもてる場になっていると感じました。それと同時に、学校が居場所となっていない実態をどうみるかを考えさせられました。

(H。つづきます)

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コメント

 この集会には行きたかったんですよねえ・・・。青森に行ってたんであきらめたんですけど。こうやってかいつまんで内容を知らせていただけるとホントうれしいですね。

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