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2011年5月 7日 (土)

 転勤してやっと一ヶ月

  転勤して、やっと一ヶ月が経ちました。いきなりの生徒会主担ということもあり、3ヶ月くらい経った気分ですが、今日は、授業のことを書きます。

  受け持ち科目は2科目。一年生の古典と、2年生の選択の現代文演習2クラス。古典はいいとして、問題がこの現代文演習。コラムを読み、そのテーマに沿って、1年間小論文(作文ではありません!)を書かせるという授業。しかも、1クラス38人。2年生の担任の先生から「私がやろうとおもったけど時間割の関係で無理です。まかせますので、よろしく」と丸投げされ、「うそやろ」と思いつつ、生徒に授業の内容を説明したとたん「聞いてない」「そんなつもりでとってない」「できひん」「文書かれへん」「文読まれへん」と思った通りの(いや、思った以上の)大ブーイング!(うちの旦那にぐちったら、「小論文は生徒の要求にならないからなあ」とあっさり一言。この授業、2年生なら前任校でもついて来にくいぞと思うが、でも、やらないわけにはいかない)

  教師になって初めてといえるほど、うっとうしい顔をされ、へこみながらも、そうはいってられないので、旦那から中学生向けの小論文の書き方の本を借り、前任校で小論文指導をしょちゅうしていたことだし、何とか、小論文指導案を作成。もう一人の先生(今年来た人で、二人で担当)にも小論文の書き方・原稿用紙の使い方を印刷して渡し、二人で歩調をあわせることに成功。

  生徒には小論文の「型」を徹底して教え、そこに自分の意見を入れていくというやり方。もちろん、自分の書き方で書ける人には、「型」は無視していいと指示した。第一回目は「努力・友情・勝利のなかで、あなたが最も大切と思うもの」について述べるものだったので、身近な題材でもあり、生徒達は「型」に自分の意見を入れて、2クラスともけっこういい論文風のものができあがっていた。(まずは誉めておいた)

  2回目からが正念場である。今度は「働く者の弱い立場」についてというもの。(急に難しくなる!)「無理」という投げやりな声や「わけわからん」というヒステリックな声も聞きつつ、コラムをじっくり読んで、添付の問題をやり、現代文みたいに中身を解説した後、弱い立場の話をいろいろしてみた(福島原発の労働者の話とか)。自分のアルバイト先の話や、親に聞いた話などいろいろ考えさせて、「弱い立場」について意見を書かせて提出させるところまでやっとこぎつけた(ここまで2時間)。けっこういいものがいくつか有った。ある程度自信を待たせないと付いてこないので、論の「根拠」については、この次、浮かばない人向けの例を示すつもり。でも、これはいい方のクラスの話。今度の金曜日、やる気がなく、態度の悪い生徒がたくさんいるクラスはどうなるかなあ…。がんばろ。(都)

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