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2011年5月22日 (日)

【立ち読み】早蕨・4月号⑩ 特集 学年づくりにチャレンジ!②

 
「生徒指導」一点突破型から、「生徒指導」と「総合」と「ホームルーム」三位一体型の学年指導へ
 
1.出会いがしらでトラブル発生!
 先生も生徒もピッカピカの入学式が終わったその日の夜の出来事。保護者からいきなりクレームの電話だ。「娘の髪の色は、生まれつきなんです。なぜ、学校はすぐに疑うんですか!」と、ものすごい剣幕である。とりあえず相手の言い分をじっくり聞く。中学時代も髪の毛のことで学校側とトラブルがあり、嫌な思いをしたことなどがわかってきた。「これまでのお母さんのイヤな気持ち、よくわかります。しばらく様子を見る期間をくださいませんか」と話して、その日は収めてもらった。

 就職希望の生徒が多い本校は、「時間」、「身だしなみ」、「言葉づかい」については、特に厳しい指導をしている。だが、規則を厳しく運用するだけでは、生徒の反発や保護者からのクレームが増えるのも必然である。特に、最初の出会いでトラブルがこじれ、保護者・生徒には「学校不信・教師不信」が、対抗して教師の方には「保護者不信」が生まれてしまうなら誰にとっても不幸だろう。
 いわゆる、「型にはめる」生徒指導が一定の安定した学校生活を確保するために必要ということは、保護者や生徒にも納得してもらえるだろう。(「いやいや」かもしれないが)だが、「管理は、“時抑え”」という言葉に示されるように、「型にはめる」生徒指導の効果は、どうしても一時的なのである。
 では、どうすればいいのか。高校生なのだから、「何が、どうダメなのか」の考えを深め、自分なりの規範を作っていく“学び”の指導、「ダメなこと」は自分たちで克服していく“自治”の指導を、「型にはめる」生徒指導とともに三位一体型で構想することが必要である。

(下略。 井沼淳一郎)
(「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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