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2011年6月の投稿

2011年6月30日 (木)

 今週土曜日(2日)、府高教北支部教研で講座します。

 講座タイトルは、「この3カ月をふりかえる!?~若手・新人に「ワザ・わざ・技」のシャワーを!?~」

 府高教北支部教研が7月2日(土)に淀川区民センターであります。1:00~おまかせHR研究会のワークショップ「この3ヶ月をふりかえる」。

 そして、3:00~5:00は法政大学の児美川孝一郎さんによる講演『若者はなぜ「就職」できなくなったのか』~自己責任論と競争主義を超える高校教育を考える~です。
 児美川さんからは6頁のレジュメが届きました。とても期待できる内容です。

 以下、府高教のご案内から。

★2011府高教市内北支部教研★★★
日時:2011年7月2日(土) 13:00~受付 淀川区民センター

①13:10~14:10 ワークショップ「この3カ月をふりかえる!?」
ゲスト:おまかせHR研究会のみなさん

若手・新人に「ワザ・わざ・技」のシャワーを!?
「教研の講師をお願いします!」という要請に応えて、全国各地で100回を超えるワークショップを積んできた「おかませHR研究会」。
府立高校の教員によるサークルです。HRや授業、行事が活性化するコツやアイディアをワークショップでひねり出します。特に新採用
の方や初担任の方は、怒涛の3カ月ではなかったでしょうか。生徒の顔を思いうかべながら、こんな時はどうする!?のピンチをみんな
で出し合い、考えましょう。ベテランももちろん勉強になるあなたが主役のワークショップです。

15:00~17:00 学習会お話しと意見交流

『若者はなぜ「就職」できなくなったのか?』

~自己責任論と競争原理を超える高校教育を考える~
お話:児美川孝一郎さん(法政大学キャリアデザイン学部教授)

非組合員の方は500円です。よろしければぜひ。

http://www.fukokyo.org/data/docs/sibukyouken_sinaikita.pdf

2011年6月29日 (水)

早蕨6月号を発送しました。

28ページ仕立て。皆さんのところへも届きましたか。

特集は「4月例会in和歌山大学」報告と「新天地、頑張ってます」。
その他、「文化祭見てある記」「沖縄史上最強の修学旅行下見報告」「ほっとひと行き」「イケ麺ず&スイーツ」「大阪ワンデイ・ウォーク」など、盛りだくさん。

順次【立ち読み】報告していきますね。

(「早蕨」6月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2011年6月28日 (火)

高校普通科の職業的意義を問う

「―ポスト近代における<能力>と<学力>の変容をふまえて―」との副題がついた、 大阪担当の問題別分科会。

 以下、井沼さんの見どころ案内です。
 
 「1990年代に、若者の仕事は大きく変貌した。非正規社員の増加、不安定な雇用、劣悪な賃金…。なぜ若年労働者ばかりが、過酷な就労環境に甘んじなければならないのか。」(ちくま新書「教育の職業的意義」より)

 若者の労働と生活世界の現実に向き合ってきた本田さんはストレートに問いかける。その義憤にも似た問いに、教え子たちの卒業後の過酷さを垣間知る私たち高校教師はとても共感してしまうのだ。それが本田さんを再び高生研大会に呼びたい一番の理由といってもいい。

 本田さんは、その問いに次のような仮説を立てる。

(ここから先は、「名古屋大会応援ブログ」へGO!
http://d.hatena.ne.jp/kohseiken_nagoya/20110623/1308821312

2011年6月27日 (月)

「皆まで言うな」の名古屋大会宿泊情報

「わがままだけどわがまま聞きますお互いに」のSATOツーリストです。

 きのうは別件で名古屋に行き、「名古屋駅で時間待ちで食べられる名古屋名物」のお店をいくつか取材してきました。
 手羽先の「風来坊」、昼間からやってます。

さて、「今年の安宿は?」の声にお応えし、今年の名古屋情報を。

○名鉄イン名古屋金山
 今回の名古屋大会、現地実行委員会は宿泊あっせんはしませんが、紹介してくれているのがこのホテル。「高生研の○○」と予約すれば、1泊朝食つきシングル6200円。けっこう便利で素敵なホテルです。

〒460-0022 名古屋市中区金山一丁目11-7 TEL 052-324-3434

○ホテル キヨシ名古屋第2
 「できる限り安く」を追求し、「金山最安」で選んだのがここ。SATOツーリストで何室か確保しています。今のところ、大阪メンバー12名ほどがこのホテルに宿泊予定。今日現在、まだ数室余裕がありますので、ご希望の方はSATOツーリストまでお早めに。

住所〒460-0021 愛知県名古屋市中区平和1-15-22  TEL052-321-8188
1泊朝食つき 4500円

○ビジネスホテル寿屋
会場の大同大学から南に下って探した安宿。複数で泊まれば、1人3000円弱で泊まれます。楽天トラベルで予約ください。

住所〒475-0918 愛知県半田市雁宿町1-37
TEL0569-21-1843

2011年6月26日 (日)

大阪の大会プレ例会

「名古屋大会応援ブログ」に載せた記事を抜粋再録します。

名古屋大会まであと40日余。

各地で大会に向けた企画が考えられていることでしょう。

大阪では、今年も「大会プレ例会」として、以下を企画しています。

<第1弾>

7月3日(日) 西淀川区民会館(阪神なんば線「福」駅下車10分)

3:00~4:30pm「三木レポートを読む」

4:30~5:30「基調発題を読む」

<第2弾>

7月28日(木)。 「原発問題を授業化する」という企画を検討中です。

大阪高生研7月例会で、「原発問題を授業化する」という企画を検討中です。
この日をどうぞチェックください。

 まだまだ未確定の部分ありますので、それを承知でおききください。

 今、考えているのは第1部午後3:00~5:30 第2部6:00~8:00です。場所はたかつガーデンで30名の部屋です。

第1部は現場教員の実践報告を予定しています。
「原発問題」は、いろんな取り上げ方があると思います。「原発と放射能」「原発に絡む利権構造」「原発依存の私たちの生活のとらえなおし」「原発と地域経済」「原発とエネルギー問題」・・・・この部分は先生によっていろんな視点があると思います。

社会科のみならず国語や英語、理科などいろいろな教科でとりあげられると思います。それで、今回は第1弾として、まずはいろんな実践を集めてみてはどうかと思います。

第2部は、フリージャーナリストの西谷文和さんが、今、原発問題のDVDを制作中でまもなく完成とのことで、このDVDを見て、意見交換をしようと思っています。西谷さんもお招きします。 

大阪高生研会員以外の方も参加歓迎です。

     (記:サトウ)

2011年6月25日 (土)

大阪からは「若きエース!」の初担任記

名古屋大会の一般分科会メニューが出そろいました。
HR、学年、全校、生徒会、授業……バラエティ豊かです。

全国各地のベテランたちの実践のなかに、大阪からは三木さんの初担任の1年間を報告します。

8月7日 午前。楽しみです。

<以下、リーフレットより>

(2)三木啓司(大阪/HR/生徒に言葉が届かない!!からの出発)
初めての担任ということで、「いいクラスを創ろう」なんて意気込んで臨んだはずが、クラスで起きるのは問題ばかり。挙げ句の果てに、生徒からは「担任と思っていない」などと言われ、どうしようもなく落ち込む日々。そんなサンドバックのような状態から、いかにして終業式に色紙を渡されるまでになったのか、実践者としての1 年間の軌跡を追う。

 全国大会~8月6日~8日。
応援ブログへGO!→ 
http://d.hatena.ne.jp/kohseiken_nagoya/

2011年6月24日 (金)

「東日本大震災への支援活動から学ぶ」

   みなさん、こんにちは。首藤です。大阪府立大学の山野則子さんから案内が届きました。

「・・・新しくなる府大の社会福祉の紹介をします。教育福祉となります。SSWや教育と福祉の課題を真正面から取り組む学科になるわけです。先生方の関心にも少し近づければと思うのですが、是非、高校生に紹介してほしいことを加えていただいて、先生方のメンバーの先生にご案内いただけませんか?」ということで、紹介いたします。

私の勤務校では5月から独自の予算措置でSSWのTさんに来て頂いています。1度教頭と3人で家庭訪問もしました。SSWは本当に心強い存在です。Tさんのおかげで、教員の生徒観が豊に広がるのではないかと思っています。何かの機会にご報告できればと思っています。

「学びの夏」の研修にぜひ。
公開講座         
東日本大震災への支援活動から学ぶ

2011年7月30日(土)
  14 : 00 ~17: 00(13:30より受付)
会場
大阪府立大学 学術交流会館 多目的ホール
          ( 定員 200名・参加費無料)

詳しくは、

http://opu-collabo.com/admin/document/2011_07_30.pdf

2011年6月23日 (木)

7月28日。 「原発問題を授業化する」という企画を検討中です。

大阪高生研7月例会で、「原発問題を授業化する」という企画を検討中です。
日時は決まっています。7月28日(木)。
この日をどうぞチェックください。

 まだまだ未確定の部分ありますので、それを承知でおききください。

 今、考えているのは第1部午後3:00~5:30 第2部6:00~8:00です。場所はたかつガーデンで30名の部屋です。

第1部は現場教員の実践報告を予定しています。
「原発問題」は、いろんな取り上げ方があると思います。「原発と放射能」「原発に絡む利権構造」「原発依存の私たちの生活のとらえなおし」「原発と地域経済」「原発とエネルギー問題」・・・・この部分は先生によっていろんな視点があると思います。

社会科のみならず国語や英語、理科などいろいろな教科でとりあげられると思います。それで、今回は第1弾として、まずはいろんな実践を集めてみてはどうかと思います。

第2部は、フリージャーナリストの西谷文和さんが、今、原発問題のDVDを制作中でまもなく完成とのことで、このDVDを見て、意見交換をしようと思っています。西谷さんもお招きします。 

ざっとした案ですが、みなさんいかがでしょうか。こんな実践を知っているとか、発表したいとか立候補やご意見あれば、左記へメールください。

2011年6月22日 (水)

熱気ムンムン

   寝屋川市教職員組合・連続教育講座、無事相勤めました。

40人の参加…熱気ムンムン。
好評裏に終わったと思いますが、メニューの並べ方配置に反省点あり。(詳しくはいずれ)。

  話は変わって。
7/2(土)の府高教大阪市内北支部教研に引き続き、7/31(日)府高教和泉支部教研でもおまかせHR研究会にワークショップの依頼が。

 夏のご依頼、受付中です。 (中村)

2011年6月21日 (火)

また、この島で伝説が生まれた…「史上最強の遠足」日記⑤

 炭臭くなった体でこの遠足を振り返ると、「クタクタ~」の一言です。早起きをし、10分前集合!をめざしてひた走り、知らない先生方の中へ飛び込む。わくわくの一方で、不安一杯の始まりでした。誰と話そう・・・と思う間もなく、ゲームでメンバーが決まり、その過程であっと言う間に仲間になりました。楽しみながら自然と打ち解けられ、集団行動ができる。初対面のはずだったのに、心の底から楽しめる遠足となりました。生徒も同じ気持ちなんだろうなとふと感じ、この気持ちを大切に生徒と接していきたいなと思いました。遠足の価値・目的、次に自分が担任として生徒を連れて行くならどうする?などこの遠足を通して、多くを学び考えました。忘れぬようにもう一回、サバイバルしたいななんて思うような素敵な経験でした。ありがとうございました。(初参加 Kさん)

2011年6月20日 (月)

「新機関誌を考える」担当者会議をしました

 サトウです。
 2012年以降の新高生研仮事務局で、「新高生研を考える」担当の1人をしています。

 出版不況がすすむなか、教育雑誌は「売れない」のが常識。ほかの民間教育団体の機関誌も同様で、「廃刊」「休刊」等が続いています。

 そんななか、新高生研は、「高生研型」の「活動の基軸としての機関誌」をめざし、この間、3度にわたる構想会合を開いてきました。

・5月28日 東京:湯島にて(5名で)

・6月17日 大阪:上本町にて(4名で)

・6月18日 京都:京都駅前にて(6名で)

 「拡大機関誌会議」と称し、高生研草創期を知る方から最近、深く関わるようになったという方まで意見やアイディアを出し合う。出版社との交渉や雑誌編集・発行経験者からの聴き取りなども行ってきました。

 京都駅前の某ファミレスで4時間近く粘って行った先日の会議で確認した、「新機関誌」の編集コンセプト。出された意見を列挙します。

・相互の応答がある

・全国の実践をさがす1つの手段

・理論と実践をつなぐ手段

・にぎやかな総合教育情報誌(「ぴあ」のような)

・トクしたなと思えるような実践、論文が1つある。

・複数立場、視点からの分析

・目の前の生徒から、教室からの視点を明確にしたもの」

・読者参加型(「すごい実践」から「ちょっとした取り組み」までにぎやかに)

・新しい教師がつながるマガジン

・いっぽうで「あぁ、こんな見方ができるのか」と気づくことができるもの

(下略)

 せっかくの「チャンス」ですから、かなり「大胆」な機関誌提起をしたいもの。

「機関誌を考える」ことが、そのまま「新高生研で何ができるのか」を考えることになるなあ、を実感しています。

 7月18日に行われる仮事務局会議で確認したあと、名古屋大会での会員総会で提起しますので、旺盛な議論を期待! です。

 どうぞお楽しみに。

2011年6月19日 (日)

また、この島で伝説が生まれた…「史上最強の遠足」日記④

「あ~現実に戻ってしまう…」参加者みんな、友が島を背に少し寂しげな笑顔で満ちあふれていた。

帰りのバスは、恒例の「○○なMVP」でしめる。

「○○なMVP」

・「悪女なMVP」N村めいちゃん(※参加者N氏令嬢・4歳)…イケメンに始まりイケメンに終わる。

・「恐怖を覚えたMVP」売店のおばちゃん…何もしてないのに殺意を感じた。

(それ以外は近日後日発行の遠足通信3号をご覧あれ!)

感想

・とても楽しく過ごせました。チーム決め、買い出し、テーマに沿った料理と、たくさんの工夫があり、楽しみながらチーム内で親しくなれました。多くの人と知り合えて嬉しかったです。

・教員と生徒の両方の視点からいろいろ考えられた1日でした。久しぶりに集団行動をする側になり、改めて自分の言動を振り返ることが出来ました。

・ホンマに楽しい遠足で初めて身近にある戦争跡を見ることが出来ました。これぞまさに最強でした。

・自然が多く癒されました。時間設定が難しかったと思いますが、臨機応変さの勉強にもなりました。

(おわり。BY城塚)

2011年6月18日 (土)

【本日】各所でいろいろ

いろんなところでいろんなことを。

○寝屋川市教職員組合・連続教育講座
「クラスを盛り上げるヒント100連発」
講師:おまかせHR研究会
6月18日(土)午後1時30分~4時
寝屋川市民会館 講義室(3階) 参加費300円

○高生研名古屋大会事務局会議
6月18日(土)午後3時30分~5時
みえ県民交流センターミーティングルーム(アスト津3F)
※第31回三重高生研県研究集会の一企画です。

○新高生研仮事務局「拡大機関誌担当者会議」
今回の話のメインは、「機関誌の中身」について。
6月18日(土)午後6:00より。京都、京都駅八条口東のエルイン京都1Fガスト

2011年6月17日 (金)

また、この島で伝説が生まれた…「史上最強の遠足」日記③

船は意外に満員。「友が島が見えてきた~」あれが商大堺が数々の伝説を残したという友が島だ。桟橋から歩いて20分のところでBBQ!「先生~いつまで歩くん?先生さっきあと5分って言うたやん(怒)」「サバイバルや!」

きれいな芝生広場と目の前には太平洋。ロケーションは完璧。「料理の鉄人BBQ始め!」各班、趣向を凝らした料理ばかりでした。「仲間班」は沖縄出身でチキンラーメンのCM出演からヒントを得て、「チキンラーメンゴーヤチャンプル」ただ混ぜただけやろ、とお思いの皆さん。これが意外とおいしい。なんと審査結果では優勝でした。「大橋のぞみ班」はポニョをテーマに、アルミホイルの器を魚の形にし、中にフルーチェと果物できれいに盛りつけて出品。BBQでデザートが食べられるというところに票が集まり、2位。ジョニーデップは海賊ということで、海賊焼きにスペアリブ。とってもおいしかったのだが、審査員にスペアリブを食わせなかったのが敗因。3位でした…。同じく同率3位で「金本班」。スタミナのつくガーリックライス。それを野球のボールに型どり、紅ショウガでボールの縫い目を再現。バットはフランスパン。中にはスタミナのつくものばかり。いぶし銀の金本だけに、燻したチーズが入っているという手の懲り具合。チーズ大好評だったが、食べにくさが減点対象に……。

BBQが予想以上に盛り上がり、クラスレク時間は省略。要塞跡の平和学習へ。中村ガイドの引率で砲台跡や弾薬庫の見学。あまりのリアルさに一同言葉を失うシーンばかり。これは一見の価値あり。

あっという間に過ぎた遠足だったが船の時間が来てしまった。と思いきや。海パンに着替えて海に飛び込むどうしようもないヤツがやっぱり現れる!!「お~い!もう船出るぞ~」「もうあんなヤツほっとけ!(笑)」

(つづく。BY城塚)

2011年6月16日 (木)

【立ち読み】「月刊生徒指導」7月号  鍵になる早期発見・早期指導

  休刊となった「月刊HR」的要素を取り入れることになった「月刊生徒指導」。各月の特集にまつわる実践を「おまかせ」各氏が書いてみることになった。

特集:つくらない!被害者・加害者・傍観者

鍵になる早期発見・早期指導   豆井 洋子

 (前略)この春、私の勤務校に入学してきた新入生は、初対面の人とも気軽にメールアドレスを交換し、それぞれの「ブログ」に遊びに来て、と早速個人情報の交換をしていた。担任の私がそれに気付いたのは、4月下旬に二者懇談(生徒と担任のみ)を始めた頃だった。生徒の一人が言うには、「もう、女子とはほとんどブログ上で仲良くなったで。」昭和生まれの私には馴染みのない世界だと思ったが、彼ら彼女らにとっては、それが「リアル」な交流手段になっているようだ。

 前任校では、この「ブログ」をめぐって暴力行為が起きてしまった。学校でお互いに面識はあるが、それほどの仲良しではない女子生徒2人が、悪口を書いた・書いてない、で揉めてしまったのだ。当事者の2人で話し合うのではなく、一方が多勢で、もう一人の当事者を呼び出したうえ、殴る蹴るの暴力が行われた。そもそも事のきっかけは、「誤解」なのだ。

 私自身も高校時代に、「バイバイしたのに無視すんなよ」と友人に言われたことがある。その時、私には手を振られた覚えがなかった。携帯電話やブログの存在していなかった日常でも誤解は付き物なのだから、ブログ上での誤解を解くにはずいぶん時間がかかる。

(以下略。学事出版「月刊生徒指導7月号」 特集:つくらない!被害者・加害者・傍観者)

2011年6月15日 (水)

また、この島で伝説が生まれた…「史上最強の遠足」日記②

(きのうの記事から続きます)

班が決まったら、次はどきどきの料理テーマ発表!今年のBBQのテーマは「料理の鉄人」。出されたテーマに沿った料理を作らなければならない。予定では「エビ料理」とか「米料理」にするはずだったけど、ひとひねり無いと、エビを焼いただけで「エビ料理」は困るのでこの4つのテーマにした。「仲間由紀恵に食べさせたい料理」「金本選手に食べさせたい料理」「ジョニー=デップ食べさせたい料理」「大橋のぞみ(ポニョの主題歌の歌手)食べさせたい料理」。

途中のスーパーでの買いだし時間20分!「え~!短いやん!!」の声には無人島だけに「サバイバルや!!」が有効。これ以降何を言われてもこのフレーズが役に立った。みんなスーパーで走る走る。走っている人を見ると全員遠足参加者!恐るべし。

みんな時間通り買い出し終了!いざ加太港へ!加太港までの20分は少しゆっくり時間が過ぎた。N先生お手製のしおりを見ているウチに到着。ここから船でいざ伝説の「友が島」へ。

(つづく。BY城塚)

2011年6月14日 (火)

また、この島で伝説が生まれた…「史上最強の遠足」日記①

今年の梅雨入りは予想外に早く、週間予報では雨……。しかし、晴れ男中村先生のおかげで、なんとか天候にも恵まれました。中村先生の「丁寧に企画した遠足は晴れるんやぁ」という根拠無き言葉は2年連続当たっている……。これは本当かも。

というわけで、当日中百舌鳥駅集合!担任役の僕は7時30分に到着。もちろん誰もいない。「でも、8時ころには、大人だからほぼ全員集まっているだろう」という甘い読みは見事に外れた。出発時間になっても8時35分になっても、まだ集まらない。中村先生も怒り出すし、ヤバい……。「わざと遅れて担任に試練を与えようとしているんだろう」と思っていたら、やっと全員集合。早速、出発。

班決めは、4種類の7コマ漫画を1コマずつバラバラに配り、ストーリーを頼りにしながら、みんなで話し合い、班を決めるというもの。7コマ漫画の1コマ目だけ印を付けていて、その人がストーリーを予測しながら1人ずつ集めていくのだが、少し難しかったようだ。10分の予定が40分もかかってしまった。けれど、みんなで話し合いながら班集めしていく過程が楽しくて、その中で名前を覚えたりその人のキャラが見えてきたりで、逆に成功だったかも!

班が決まったら、次はどきどきの料理テーマ発表!

(つづく。BY城塚)

2011年6月13日 (月)

定員寸前! 今年の「アフター」は、世界遺産・白川郷合掌民宿1軒貸し切りだい!

SATOツーリストです。

 大阪高生研&SATOツーリスト恒例の全国大会アフターツアー、 今年は「世界遺産」をたどります。

 築280年の老舗民宿「孫右衛門」は、その囲炉裏端の歴史あるたたずまいに定評。
 種々のつてたどって、1軒貸し切りが実現。
 村落共同体の実話から、「世界遺産」になって実際どうよ? の裏話まで聞けます。
 非公開部分、見せてもらえるかな?

 1泊2食 9800円。きっちり「定価」で泊まります。郷土料理、豪華です。交通費アタマ割り。

 8月8日(月)、大会後、3時発、4時発 2便の車に分乗。9日の行程は、参加者合議で行います。
(参加される方、「書籍返本作業」にご協力ください)

 定員17名まで(きっちり)。定員まであと若干名となりました。
「行くよ」という方、どうぞお早めに。

●お申し込み、お問い合わせは、「わがまま言いますききますお互いさまで! のSATOツーリスト」 taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp まで。

2011年6月12日 (日)

おまかせHR研究会、東北へ走る

「現地をこの目でしっかり見て、何かしたい」と思うものの、なかなか行けなかった東北。
 7月に秋田から呼んでいただき、それに伴って下記を企画することができました。

<記>

東日本大震災支援「おまかせ出張ワークショップ」

○目的
・被災地の現状をまず知り、何ができるのかを考える。
・被災地での出張ワークショップ
・夏の大会交流会(「東北の先生にきく」)の打ち合わせ

○日程
●7/15(金)
・関空 →羽田経由→秋田(泊)

●7/16(土)
・全日、秋田高教組(秋田市内)で講座。キャリア教育関係の講演(井沼)と「おまかせ」ワークショップ(「ぴらっと1枚」ワークショップ)。

 その後、岩手もしくは仙台に移動。(泊)

●7/17(日)
・被災地でボランティア。
・要望があれば、岩手、仙台、福島のいずれかで「おまかせ」ワークショップ。
・夜、福島にて、夏の交流会(東北の仲間にきく)の打ち合わせ。
                           (福島泊)

●8/18(月)
・福島空港→伊丹


○備考
・基本的に被災地での講座は「支援無料講座」とする。
・「宿泊手配や交通手配自分で」がボランティアの基本。
・少なくとも、「現地に気を遣わせない」「無理のないところで」が原則。

「こんなことができるぞ」「ここでワークショップを」等あれば、お知らせください。

2011年6月11日 (土)

【再掲】写真家・長島さん、東北へ走る

大阪大会交流会で「ほろよい対談」を行ってくださった写真家・長島義明さん。
このたびの震災でも居ても立っても居られずすぐさま東北へ。

写真展の案内は、以下。

<以下>

長島義明写真展の案内

東日本大震災「その傷跡」

(内容)、
宮古、陸前高田、山田町、大槌、釜石、小御湊、南三陸、気仙沼、石巻、牡鹿半島、仙台、福島を回り震災と津波の傷跡を記録しました。
その時の写真から60点を選び、展示します。また、95年に起きた阪神大震災の写真も数点展示します。全点、カラー写真

場所、ギャラリー TOON
   大阪市西区京町堀2-3-4サンヤマトビル1F
TEL & FAX 06-6444-5141

開催日、2011年6月7日から19日(月曜、休)

以下、「ギャラリー TOON」のブログに詳しい。

http://toon5141.exblog.jp/m2011-06-01/

2011年6月10日 (金)

さすが遠足! やっぱり遠足!

 名古屋大会応援ブログに、京都高生研の大野さんが、「さすが遠足! やっぱり遠足!」という学年主任としての一文を寄せておられます。

「中高一貫といっても高校から入学してくる生徒もいるので、この生徒たちと、中学から少人数クラスで家族のように親密な関係を築き上げてきた生徒たちがどのように交流し、新しいクラスの人間関係を作っていくのか、お互いに牽制し合って、変なグループ対立が起こったりしないかと、学年をスタートさせる前から心配していました」

 そこで大野さんが忙しい年度当初に、「半ば強引に」実施したのが春の遠足。
 
「どんな遠足にするかを考えるための参考にさせてもらったのが、「おまかせHR研究会 編著」の「ザ・遠足 クラスづくりは遠足から」です。
 春休み中、この本を読みながらどんなふうにしていくか、ずっと考えていました」

 いやあ、ここにもいましたHR派!

「遠足を実施した次の週から、かなりクラスの空気が変わっていました。さすが遠足! やっぱり遠足!」のようすは、「名古屋大会応援ブログ」へ、GO!

http://d.hatena.ne.jp/kohseiken_nagoya/

2011年6月 9日 (木)

授業研究所で、講座担当してきました。

5月28日(土)、授業研究所の1日講座のなかで、「クラスづくり講座」を担当してきました。

<以下、授業研究所・Oさんからのメール、転載です>

いつもお世話になります。
先日の授業研もおまかせの先生がたにお世話になりました。

参加人数はそんなに多くなかったですが、受講者の方は「楽しかった」「すぐ使ってみたい」と感想文にくださっていて、遠く埼玉から参加くださった方もあったようで、好評でよかったです。
うちのAも参加して、「いろいろ深い悩みの話しにもなりとってもよかった」と言っておりました。
ありがとうございました。

6月18日(土)にまた寝屋川でおまかせのワークショップがあるのですね。
書籍販売の依頼が来ました。
おまかせの本も持っていかせていただきますのでよろしくお願いいたします。

2011年6月 8日 (水)

いざ、無人島!

 行ってきました無人島――。

「史上最強の遠足・第2弾」、友が島無人島遠足が6月5日(日)、「絶好の曇天」のもと、参加者総数29人(+子ども2人)で行われました。

栄えある「料理の鉄人企画優勝!」を射止めた「仲間由紀恵に食べさせたい班」班長・山畑さんからの旅日記です。

<以下>

 この遠足に初めて参加しましたが、「史上最強」と自称しているだけあって、生徒が楽しむための様々な工夫が随所にみられてとても先生として参考になったし、生徒のつもりで楽しむことができました。

メンバー決めの7コマ漫画のストーリーで決めたり(私は猫のコマを持っていて、非常に苦労しました)、料理の鉄人では隣のI先生と冗談半分で話していた「チキンラーメンチャンプルー」がみるみるうちに現実のものとなっていき、見事に優勝できたことはうれしいと同時にとても驚いたし、仲間由紀恵班の先生方のパワーに助けられながらではありましたが、不出来ながら班長をさせてもらって本当によかったと思います。

後半の遺跡見学では、社会科の教員としてとても興味深いものを見学できてよかったです。ただ、山登りは正直きつかったです。

帰りのバスもMVPの発表など多いに盛り上がりました。ただ残念だったのが、料理の鉄人優勝でもらった「岩のり」、友が島でとれた、まではよかったのですが、「そこの売店で買った」とか言わないでよS先生・・・

いろいろな先生方にパワーをもらったとても楽しい遠足でした。まさに史上最強!! 

(山畑範明)

2011年6月 7日 (火)

【立ち読み】早蕨・4月号⑫ こんな大阪 ワンデイウォーク

久々に歩いたのは、淀川左岸堤防。
 赤川鉄橋~銀橋 貨物列車の脇を歩いて渡り、明治の河川改修工事に思いを馳せる。

大阪は別名「水の都」。大阪を「天下の台所」たらしめたもの、それは淀川水系を使った水運であった。今回はそれを少し実感してみる。

阪急京都線淡路駅を東口(京都に向かって右)に出るといきなりアーケードの商店街。総菜屋でアツアツのコロッケを仕入れて、下町のごちゃごちゃした路地を「方角は間違っていない」と自分に言い聞かせながら歩くこと15分余、淀川の堤防が見えた。上るとそこにベージュ色のトラスが連続する橋が。「城東貨物線淀川橋梁」が正式名称、通称「赤川橋梁」だ。JRの貨物線が淀川を渡る橋梁で長さは610m、1929年(昭4)の完成。

複線幅の鉄道橋だが貨物線ゆえ運行本数は少なく下流側にだけ単線の枕木とレール。余った上流側には板を敷き、人と自転車が通れるようになっている。人道部分には「赤川仮橋」の標識が掛かっている。東淀川区東淡路と都島区大東町を結んでいて大阪市が管理する市道扱いだ。鉄道橋と人道橋を併せ持つこの橋、「仮の橋」というだけに橋の構造物は木材のみ。(板を延々敷きつめていて金属は釘くらい!!当然木材は朽ちていく。留め金がはがれてきた木の板が所々で浮き上がり踏むとボコボコ…板が割れたら真下は淀川…高いところが苦手と言う人には結構スリルがある)

(以下略。「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2011年6月 6日 (月)

名古屋大会、書籍もあります!

大阪・サトウです。

今年は書籍を三重高生研・松尾さんを店長に、全国から「やったろ!」隊が集まって店開きします。

松尾店長からは、エクセルデータ満載の「今年の書籍注文一覧」が送られてきました。
今年、「新刊中心」でいろいろ選書してくださってます。

店長から仲間の皆さまへお願い。以下、つづきは「全国各地の仲間がそれぞれの場所でこんなことをを思いがんばってるんだなあ」――実感できる応援ブログへGO!→ http://d.hatena.ne.jp/kohseiken_nagoya/20110604/1307199315

2011年6月 5日 (日)

【本日です】無人島に行こう~天気予報も変える?~

「ダイジョウブ、雨天メニューはいらん! オレは究極の晴れ男なんや。オレが本気になって企画したとき、今まで雨降ったためしがない!」

 豪語する中村代表。
 そのとおり、きのうまで「曇りのち雨」だった天気予報が、しっかり「晴れ」マークに。

 かえって「暑さ」「日焼け」対策が必要?
 史上最強の遠足(無人島に行こう)、間近です。

<再掲>

昨年の泉州大発見ツアーから、早1年。今年も史上最強の季節がやってきました。

第2回は、6月5日(日)催行。目的地は、紀淡海峡に浮かぶ無人島「友が島」です!
大阪高生研の遠足マニアからしばしば語られてきた伝説の島についに上陸します。
企画も、「料理の鉄人~サバイバル編~」、「30分でクラスレクを作ってしまおう」、「思わぬところで平和学習」など目白押し。

すでに格安バスを確保し、ただいま申し込み受付中です。費用は、食費・バス・渡船代込みの激安価格3000円(飲み物は各自)。家族連れOK(子ども別料金)。
詳しくは、右側「遠足ニュース第1号」をクリックしてください。

集合場所:「8:30南海・地下鉄・泉北高速なかもず駅北口」。

2011年6月 4日 (土)

「史上最強の遠足」の日が近づいてきました。

 いよいよ6月5日(日)、「史上最強の遠足」の日が近づいてきました。


 数々の伝説を残してきたこの無人島。今回はどんな伝説を残してくれるのでしょう?……えっ?数々の伝説って??気になりますか?フフフ、それは当日のお楽しみ…!BBQも今回はバーベ急便に頼らず、石を組んでコンロを作ったり、食材テーマを当日発表したりのサバイバルなBBQだ。さらに平和学習とクラスレクを学べる、てんこ盛りの遠足だ。残すは天候だが……今のところ予報は曇り(涙)みなさんで祈りましょう。

(右側に遠足通信2号掲載中。ご覧ください)

      城塚

 

2011年6月 3日 (金)

【立ち読み】早蕨・4月号⑪ レポーターを終えて――「逃走中!」~あの夏の汗~

  近畿ゼミナールで実践を熱く語った初担任・玉井さん。
 討論を終えての感想です。

(前略)

「生徒全員が、自ら考え選び行動してほしい」という指針の下、文化祭に向けて私は行動したつもりであった。皆様のご意見のおかげで、その良かった点と悪かった点を明らかにできた。

とにかく全員が参加できる環境を作ろうとしたことと、生徒が自ら動けないときには活動の原案を提示し、そこから選び行動できるようにしたことは良かった点だ。後者は、当時完全に意識していたとは言えないので、これからは意識して行動できるようにしたい。

悪かった点は大きく分けて2つ。1つは、私の中に、『リーダー』感が乏しかったことだ。『リーダー』を、ボスやトップダウンのトップととらえず、仲間との関係性に注目しながら全体を見渡すことができ、かつ影響力のある発言をする『役割』ととらえていれば、もう少し違うアプローチができたはずだ。それが不十分で、担任がリーダーに押し上げられる結果になってしまった。せっかく文化祭実行委員を立ち上げたのだから、その中で、「このクラスのあいつのことどう思う?」など関係性についてもっともっと話し合いをして、その内容に『意味づけ』をしていくべきであった。

 そうすれば、一個人としての『リーダー』は育たなくとも、BJIという組織が『リーダー』として成長できたかもしれない。私自身、人の関係性に踏み込んで話をすることが大変苦手な人間であり、それゆえに行動を起こすことができなかった結果、生徒の成長の機会を奪うことになってしまった。学級集団づくりのために最優先の課題として努力していきたい。(後略)

(「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2011年6月 2日 (木)

体育祭10日前

   テストが終わって、急に生徒は体育祭モード。朝早くからあちこちで踊っています。放課後も遅くまで踊っています。雨でもおかまいなし。衣装もうちは派手なのは禁止なので、Tシャツなんですが、でも、ハッピを作るのがうちの文化らしくて、一生懸命ハッピを作っています。家庭科の先生に迷惑をかけるのもなんなので、私がハッピ講習会を開きました。みんな熱心に質問して頑張っていました。

  体育祭直前なので、冊子も作らねばならないし、いろいろ文書も必要だし、もう忙しくて、実はここのところ毎日学校を出るのは7時を過ぎています。疲れがとれなくて、年を感じてしまう毎日です。

  今私の周りには若い人が結構いて、仕事を頑張ってくれています。でも、生徒が使えない(使わない?)体育祭のしんどさをしみじみ感じています。うちでは、行事は教師がやるのは当たり前なので、(勿論生徒会も仕事はしていますが、補助的な仕事が多いのと、人数が少ないので、手が回っていないのが現実です)去年までの、放課後コンピューターの前でしっかり働いてくれる生徒がいないのが苦しいなあと思う今日この頃。でも、今日体育委員を呼んで、冊子を綴じたのですが、みんなよく働いてくれました。雑な生徒も多くやり直しがいっぱい出たのですが、「誰か生徒会を手伝って」というと1年と3年で10人以上残ってくれました。もっと生徒を使えるよう組織が必要だなあと思います。前ほどではなくても、結構動けるのではと思うのです。

  今年は招集や誘導などに生徒を積極的に使おうと思っていますので、どんな感じかまずは見てみたいと思っています。
          (加藤  都)

2011年6月 1日 (水)

4月例会 研究者の方に多数来ていただきました③

 ホスト校、和歌山大学の越野先生よりいただきました、「感想」です。

 昨年度、やはり和歌山大で行われた井沼先生の実践報告以来、大阪高生研の催しには2度目の参加となりました。思想史を専門としており、これまで学校現場の実践にはほとんど触れてきていない私にとっては貴重な場となっております。部外者にも関わらず温かく迎えていただき感謝しております。

 さて、私は学校制度の創設期にまで遡って、「なぜ学校制度がつくられたのか」(その理由は一つではないのですが)を明らかにし、その後の歴史的経緯のなかで「どのような人々の/どのような要求が」学校に流れ込んできたのか、それがどのような教育理念と結びついていったのか、それらを明らかにするということを自分の研究の柱としています。近年徐々に技術主義化していく(ように見える)学校現場において、「なんのために」「どのような人間を」育てるのか、そのためにどのような実践が求められるのかを、改めて問い、論議し、共有できる一致点を見出していくことが重要な課題であるように思っています。

 その意味で今回の例会でご報告いただいた佐藤先生、四反田先生の実践は、生徒を「おさえる」ことと「伸ばす」ことの相克を止揚しようとする実践と私は捉えましたが、そこで目的としてイメージされているはずの生徒像について、実践と往還しながらあらためて意識的に議論していくという課題があるのではないかと感じました。

  私はそれを「市民」というキーワードで(学校という社会における市民/卒業後、社会に出て行った後の市民:という二つの意味で)捉えましたが、そもそも「市民」という言葉には歴史的に①現状の秩序に従順な(体制内化された)存在という意味と②基本的諸権利、なかでも政治に参加し、社会を変えていく権利をもつ主体という意味とが、矛盾を孕みながら絡みついています。現代において高校生に求められる「市民性」がこのどちらなのか(あるいは両者なのか/両者だとしたら段階的に捉えるべきものなのか/その場合両者の矛盾はどのように把握されるべきなのか)、そのためにどのような生徒指導のあり方が求められるのか、そういったところの議論を、例会の場でももう少ししたかったなぁ、という感想をもちました。

もちろん、そういう議論は他の場で十分にされているのかも知れませんが、だとしたらそこでどんな議論がなされたのか、またあらためてお話を聞かせていただく機会があれば幸いに存じます。ぜひまた集まりのある際にはお誘い下さい。

  (越野 章史)

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