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2011年7月14日 (木)

【立ち読み】早蕨・6月号⑥  新天地、頑張ってます!②

「2校目」は思いもかけず、超進学校。
 Iさんの手記、つづきです(昨日記事よりつづきます)。

<ここから>
 
 そんな現任校の生徒にも気になる生徒がいます。中学校で上位の成績しかとったことがなかった彼らも、高校では1位から最下位まで順位がつく。まさかの今回の数学の中間テストで1ケタ得点だった…だからといって授業のレベルを下げるわけにはいかない。

 そんな彼らをおいたまま、国立大学を目指す授業を続けることに葛藤はあります。前任校の生徒は感情をストレートに表現してくる子が多かったため、問題行動が目立った。現任校では確かに生徒は賢い。だから感情を抑えてイイ子でいる子が多いように思う。本心は違うところにあるのではないかと思う生徒がいます。

 トップ校にはトップ校ならではの悩みを抱えた生徒がいる。たった2ヶ月の勤務で感じることができる。まだ彼らとの日も浅く、人間関係もできていません。いつか彼らとそのような話ができるように、この学校で自分を出していきたいと思います。学校が変わっても、高校生には変わりない。間逆の学校かもしれないが、本質は何も変わりない。高校生は高校生。時に彼らに紹介され、ホームページを見ることがあります。その中には赤裸々に書きこまれています。親も知り得ないこともあります。顔の見えないところに本心が書かれているのです。第三者のように自分のことが書かれていることも。それは現任校の生徒も前任校の生徒にも共通して言えます。

 「教師の務めは“質の高い授業”だけではない」と前任校を経て考えるようになりました。前任校を知らなければそうは思えなかったと思います…もちろん“質の高い授業”に対して手を抜くことはしません。しかしその裏で自分のできることを探していきたい。そう感じるようになった転勤3ヶ月目です。

(おわり。「早蕨」6月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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