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2011年7月30日 (土)

見て見ぬ振り!?小論文のゴーストライター

そろそろ大学のAO入試が始まり、小論文の添削に追われている国語教員が多いのではないでしょうか?そう、私も小論文指導の待機生徒が分かっているだけでも10人……。これから、さらに増えると思うとゾッとします。あと40人程度かな…しかしそれが国語教員の宿命なのでがんばるしかないんです。

そもそも、なぜこんなにも大学入試で小論文が人気なのかというと、大学の論述形式のテストが全然書けない学生が増えてきたのが要因の1つでしょう。暗記型テストは得意で大学は合格しても、論述できないんじゃ……。だから小論文を入試で課すことは、まぁ、理にかなっているなぁ。しかし、小論文を当日試験会場で書かせるのではなく、願書のなかに入っている課題を家で仕上げ、事前に郵送で提出する、「事前提出型」が主流になってきている。ここで、よこしまな人間は「先生に書いてもらおっと!」と考えるはずである。大学側も「担任の先生にきっちり見てもらってきて下さいね」と受験生に言う始末。文章能力を向上させる気あるのか(怒)

さらには、小論文を書けない高校生に目を付けた、悪い大人達が小論文を金儲けの手段として利用しているのだ。1週間もあれば小論文代行業者が仕上げ、あとは郵送するだけの手間いらず。これが現在の入試である。このお手軽感に味をしめた学生は大学生になってからも課題が出る度に業者に頼んでしまう。また、他のサイトでは論文を共有するサイトまで登場。「1課題500円~」みたいな感じで売られ、通信大学の論文や果ては卒業論文まで売られている。この実態を大学側は把握しているにも関わらず、生徒集めに躍起になり「見て見ぬ振り」をしているのだ。

あぁ…日本の未来はあるのか。せめて「当日型小論文」にシフトすることを期待して、小論文添削を今からがんばります。(城)

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