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2011年7月 6日 (水)

「古典」「現代文」で取り組んでいます~7月例会「震災・原発をどう語ったかどう語るか」②~

 7月例会「震災・原発をどう語ったかどう語るか」は、理科や社会の教師の報告ばかりではありません。
 いま、この時期に教職に就き生徒たちに対峙する者として、それぞれの教師たちが、自分のできるところで生徒たちに「語って」います。

「上方高生研」を自称する札埜さんの実践(抜粋)です。

東日本地震・原発を受けて「古典」「現代文」で取り組んでいます(現在進行形)。

「古典」は方丈記の「大地震(おおない)」を取り上げ、そこから「火事」「飢餓」「遷都」「辻風」の記述や平家物語・徒然草や他の災害に触れた文献も扱いました。
方丈記が民衆の視点、平家が権力を持つ者の視点から書かれていることを生徒が発見したり、文献から以下の疑問を生徒が導きだし、そこから授業は中世の防災意識や対策にまで進んでいます(鴨長明が記録した地震は今でいうとM7.4ということもわかりました)。

・ 死体や崩壊した建物の処理は誰がどのように行ったのか。
・ 中世には今でいう避難所はあったのか?路上で死ぬしかなかったのでは?
・ 被災地以外からの支援はあったのか?
・ 災害孤児はどう過ごしていたのか?
・ 義援金のようなものはあったのか?
・ 復興にどれくらいかかったのか?
・ 死者の数はどうやって算出したのか?
・ 火災は同時に起きたのか?

現代文では投げ込み教材で宮沢賢治「永訣の朝」を取り上げました。
東北を意識して、です。
そのあとは、石牟礼道子さんの「水俣」の作品をやっています。昨年研修旅行で水俣を訪れたことが生きています。水俣病と今回の福島の原発問題は全く構図が同じです。授業でも水俣作品を取り上げる意義を説きました。

(以下略。後半は地震学者や、水俣訴訟で原告の患者さんたちを招いてのコラボ授業……のようすは、7月例会で)

▼7月28日(木)3:00~(場所:たかつガーデン)
▼第一部「授業の中で震災と原発をどう語ったか、どう語るか」
▼第2部 フリージャーナリストの西谷文和さんを招いて、西谷さん製作の原発問題DVD(タイトル未定:原発の利権構造をあばく内容他)視聴と第1部を受けての討論

◎会場が定員30名と狭いので、参加される方はぜひご連絡ください。

(左記 「メール送信」より)

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