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2011年7月19日 (火)

大学の教室から・・・

非常勤講師として某教育大学で担当している授業で、おまかせHR研究会編『教室のピンチをチャンスに変える実践のヒント100連発』を使いました。

 15コマのなかで「特別活動」も扱わないといけないのですが、その他のところに時間をかけすぎて「特別活動」に当てる時間が少なくなってしまいました。でも、事例から学ぶ時間はとりたいと思い、同書のなかの行事指導編①「入学式で「ぼくは『おめでとう』と言わない」」を使わせてもらいました。7071頁の「事例」を読み、以下の項目別にワークシートに記入してもらいました(時間がなかったので宿題)。

東村

凡夫先生は、どのような思いをもっていたのか?

・生徒たちの実態は?(生徒たちの反応から想像されること)

・明日、どう仕切り直しをするか?

 翌週の授業の冒頭で、三番目の項目に記入したことを数名に発表してもらって交流しました。出てきた意見・ワークシートに書いてあった意見は、主に次のような内容に分かれました。

・自分が語りかけるだけだったので、明日は生徒たちに話してもらう。例えば自己紹介をしてもらい、生徒同士が自ら関係をつくるきっかけづくりをする。受け身型から能動型へ。

・先生の思いを伝えたので、次は生徒の思いを一人ひとり聞いて、高校生活での夢・進路を語り合って信頼関係を築けたら。

・休み時間や掃除の時間などに会話を重ねていく。はじめから全員を動かすことは難しいので、一対一の関係づくりを行ってから学級づくり、学年づくりを行っていく。

・「卒業して欲しい」ではなく「学校を楽しむ」ように生徒たちに仕向け、助け合う友だちづくりを優先させる。

・何かに熱中することの大切さを伝えてみる。頑張りしだいで卒業後の進路も広がると(学力的コンプレックスを抱えている子が多い)実際の例を出して話してみる。すべて伝わらなくても、引かれてもいいので、とにかく話すだけ話してみる。目標を立てさせる。

・気にせず自分らしさをつき通せば良いと思う。生徒も理解してくれたら仲良くなれると思う。生徒の「試し」にいかに応えてやれるかが重要。

 その他、「ちがうゲームをする」という意見もありました。それに対しては「ちがうゲームをやって盛りあがるのか」「生徒たちの実態を分析せずにゲームを変えても、盛りあがらないのでは?」と迫りましたが、分析・想像しにくかったかなと感じました。

意見交流ののち、「私ならこうする」のAさん・Cさんの場合を紹介し、教師と生徒の一対一の信頼関係づくり、そして生徒同士の関係づくりをどうするか、一人で抱え込まず同僚に打ち明けてみることの大切さを確認しました。

一人でどうにかしようと頑張ってしまう傾向が見えたので、「ベテラン」と「若手」の協働による学年・学校づくりの例として、4月例会のR高校の話もさせていただきました。

H

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