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2011年9月 7日 (水)

【立ち読み】早蕨・8月号② 東北被災地見聞:石巻、女川、そして福島を歩いてみた…

  今号の特集は、7月例会、「「震災」「原発」を教室でどう語っていますか」。
 まずは井沼さんの「歩いてみた」。

(前略)

3.11から5ヶ月。メディアから流される現地映像や報道を前に、「大阪にいる自分にできることは何があるのか?」を考えてきた。自身を振り返ると、社会科教師でありながら、「原発」を私たちの抜き差しならない問題として語ってこなかったことに忸怩たる思いがあった。
7月15日から18日、井沼、中村、佐藤の3人は、K先生のお誘いで秋田高教組での講演とワークショップを行った足で石巻、女川へ。福島のSさんの紹介で現地の災害対策連絡会議のKさん(元宮城高教組委員長)に案内をお願いした。

  (中略)

Kさんが通った門脇小学校。津波と石油タンクの炎上で黒こげになった校舎には、いくつかのランドセルがそのまま転がっていた。幸いにも子どもたちは全員無事に避難できたが、小学校区域全体が瓦礫の山に化したため、将来的にここに子どもたちが戻れるかどうかはわからないという。

石巻から隣の女川町に続く小高い峠を登り切ったところで、Kさんは車を止めた。そこからは坂を下って海まで続く女川の街並が見渡せるはずだった。かつて勤務した女川高校(おそらく教師最初の勤務校だったのではないか)への通勤路だったその峠から見る街並は、きっと希望に燃えた青年教師・Kが毎日目にした思い出の風景だったに違いない。だが、そこは本当に何もなかった。石巻線終点の女川駅は線路すらなく、わずかにホームの土台とおぼしきコンクリートが残るだけだった。 (井沼淳一郎)

(後略。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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