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2011年9月19日 (月)

『つなみ』の力・・・

1年生の「総合的な学習の時間」で、大震災を作文にした80人の子どもたちによる文集『つなみ』(文藝春秋増刊号)から2つの作文をとりあげました。まずは、NHKスペシャル『巨大津波』の冒頭の部分で津波の恐ろしい様子を5分ほど視聴。もう生徒たちは画面に釘付けです。そして、作文から『止まれえ~、止まれえ~っ』(東松島市・小学校3年生のSさんの作文)を読みます。淡々と見たこと経験したことが綴られ、素直な思いが記されています。ふだんガチャガチャすることの多い生徒たちも、真剣に字を追っています。わたしがとても感じ入った場面は、お母さんにやっと再会した場面なのですが、読んでいて思わず泣けてきました。その後、もう1編『おかあさんを必ず見つけます』(大槌町・小学校5年生のYさんの作文)を読みました。これは、作文用紙のまま掲載されています。最後の2行。「みんな、がんばりましょう」には泣けます。作文を読んだあと、この文集をとりあげたNHKのクローズアップ現代を視聴し、Yさんの今の生活やお父さんの思いの部分を視聴しました。

生徒たちはいつになく真剣に聞いてくれてよかったと思います。この授業のねらいは、まず大震災を忘れないことです。あれだけの辛く苦しい思いをした人たちがいることを忘れてはいけないということ。大阪にいるとどうしても遠い世界のように思えてきます。そして、子どもたちの作文からきっと生徒たちはいろんなことを感じてくれるだろうということ。感じ方はそれぞれでいいのですが、私は、つらい体験の中で何とかそれを受け止め、がんばっている子どもたちそれぞれの思いに共感してほしいなあと思っていました。

今度は「現代社会」で原発事故・原発をとりあげようと思っています。これも現在進行形の重大な問題です。生徒たちと共に向き合って考えたいと思います。(S)

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