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2011年10月の投稿

2011年10月31日 (月)

「大阪の教育不安の声」集会 大盛況御礼とお詫び

 「大阪の教育の明日を考える会」主催。『大阪の教育「不安の声」~教育基本条例案を「事実」をもとに考える~』集会は112名の参加者と5名の登壇者のご参加で大盛況のうちに終えることができました。

「たいへん盛況な会で、様々な立場の方たちの教育基本条例案に対する危機感を共有できました」「なかなか内容がよかったと思います。とくにシンポジストの二回目の発言は4人ともすごくよかったです。」などの反響をいただいています。また機会を改めてご報告したいと思います。

 なお、当初告知していたインターネットによる中継が、事情によりできませんでした。主催者として深くお詫びいたします。その事情についてはあらためてお知らせできればと思っております。期待していただいたみなさん、本当に申し訳ありませんでした。(S)

2011年10月30日 (日)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】いよいよ本日です!

みなさん、こんにちは。事務局長・首藤です。

『大阪の教育「不安」の声~基本条例案を「事実」をもとに考える~』はいよいよ明日30日の18:00~20:30 阪大中之島センターで開催です。

多くのご要望に応え、Ustreamで生中継配信します。時間は同時刻 <放送アドレス>http://ustre.am/EdCk 「会場まで行けない」という方はぜひ、どうぞ。

この間、朝日新聞が3回にわたって条例案の特集をくんでいました。なかなか読み応えがありました。
 私の職場では教頭が毎日、この記事を掲示してくれてました。このシンポの案内記事も朝日に載りましたので添付しています。

私は、昨日のインタビュー記事、尾木ママの末尾「・・・荒れた生徒や問題のある生徒にこそ愛情が必要だと考え、寄り添い続けてきたつもり。でも大阪ではD評価かもねえ・・。」の部分にちょっと惹かれました。「多様な価値観を認めず時代錯誤」という主張も共感します。

今日の、シンポ、ぜひお越しください。

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

<生中継放送アドレス>   http://ustre.am/EdCk

チラシは、以下で。
http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

2011年10月29日 (土)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】いよいよ明日。高生研関係者だけで50名超えました。

 明日のシンポ。
 参加者申し込みなしで結構という企画なので、正直、参加者数が読めません。
 高生研関係で把握した方だけですでに50名超。
 下記、シンポジストの方おのおのが超魅力的な方ばかりなので、

「○○さんの話をききに、ぜひ行きます」

 という方もかなりおられるときいてます。

 当日、梅田・清風堂書店さんの関係書籍販売もあります。
 どうぞお気をつけてお越しください。

 ●シンポジスト
○藤田城光(保護者・大阪府立高等学校PTA協議会会長)
府立高校のPTA協議会会長として、深く学校に関わってこられている藤田さんにとって、この条例案はどう映るのだろう? 現行のいいことよくないことも含めて、親からみる「公立学校の役割」について語っていただきます。

○羽田好貢(公立高校卒業生・現 電設会社経営)
高校在学時代、停学6回! 「卒業」を勝ち取れたのは、「本人以上にまわりの友人や先生たちが、あきらめず見捨てなかったから」。いま、会社社長として若い従業員たちを育てる立場の羽田さんが、「フツーの高校で学んだこと」を語ってくださいます。

○山下晃一(教育行政学。神戸大学大学院准教授)
今回の「条例」と同様の法律(NCLB法=落ちこぼれゼロ法)がすでにアメリカで施行されていた。そこで報告されている数々の「失敗」「弊害」は、さながら「近未来の大阪」の姿なのか。気鋭の研究者に、「映し鏡」としての外国の状況を語っていただきます。

○杉田義郎(精神科医。大阪大学保健センター教授)
国際競争に「勝てる」エリート育成を主張する条例案。しかし、いまでさえ、「エリート」と呼ばれる学生たちは追い詰められ、乗り越えられないのは弱いから、と自分を責めています。さらに競争を強いると……。学生たちの衝撃的な姿を語っていただきます。
                  
     ほか、大阪の「オカン」、教師をめざす学生さんらの発言など予定しています。

●司会 小野田正利(教育制度学。大阪大学大学院教授)
「保護者からのイチャモン」を研究してこられた小野田先生は、今回の条例を「社会全体に渦巻く不満や不安を背景に、学校への八つ当たり的批判を基にした、無茶な改革を進めているようにしか思われない」と喝破されます。
●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
● 資料・会場代 500円 

●当日生中継放送アドレス   http://ustre.am/EdCk

            主催:大阪の教育の明日を考える会
事務局 TEL:090-7344-9254 
taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp

2011年10月28日 (金)

【速報】生中継決定! 10/30(日)のシンポがネットで観られます。

多くのご要望に応え、Ustreamで生中継配信します。

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

<日時> 2011年10月30日(日曜日) 18:00~20:30
<放送アドレス>  
http://ustre.am/EdCk

「残念! 当日、 会場まで行けない」という方、ぜひ、どうぞ。

2011年10月27日 (木)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】教育委員も!

大阪府の教育委員5名の連名で、「教育基本条例案に対する教育委員の見解」が出されました。(25日付)

(テレビ)http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE111025225800507024.shtml
(新聞)http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111026-OYO1T00264.htm?from=main4

「条例案は白紙撤回されるべき」で、「可決されれば私たち教育委員は総辞職する」としています。

テレビ番組のなかで、「対案を出す」と一度はおっしゃった陰山委員(思わず「何すんネン! そりゃアカン!」とテレビに向かって叫んだ人も数多いことだろう)も、「この条例は「教育独裁条例」」と言い切っておられます。

弁護士会、ペンクラブに続き、PTA協議会、教育委員……続々出そろってきました。

30日のシンポも部屋に入りきらない可能性が出てきたので、急きょ、机を撤去しキャパを増やすことにしました。
学校講演を何度もしておられる小野田先生やPTA協議会会長の藤田さんも登壇されるので、「行くよ!」と名言されている校長先生も何人か。

「釣り用の小さなイスを買おうか」と本気で考えています。
教育委員の皆さんも、どうぞお越しください。
でも……満員御礼の場合は立ち見もご容赦くださいね。

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

2011年10月26日 (水)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】大歓迎!

「今回のシンポジウム、高校生は参加しちゃダメでしょうか?」

  シンポ事務局に送られてきたメールです。

 なんでも、彼の学校では、PTAが保護者全員に30日のシンポジウムのチラシを配ったらしい。

「今回のシンポジウムにタイヘン興味があり参加したいんだけど、手紙が配られたが保護者向けだったので……」

 いえいえ、どうぞ来てください。
 高校生、大歓迎! です。

 きみたちの子どもが大きくなったとき、果たして大阪の教育はどうなっているのだろう?

「当事者たち」の参加、待ってます。

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

2011年10月25日 (火)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】 卒業生代表・羽田さんは「繊細な豪傑」です。

大阪高生研応援企画

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

 シンポジストの1人、羽田さんの紹介は、こんな。

○羽田好貢(公立高校卒業生・現 電設会社経営)
高校在学時代、停学6回! 「卒業」を勝ち取れたのは、「本人以上にまわりの友人や先生たちが、あきらめず見捨てなかったから」。いま、会社社長として若い従業員たちを育てる立場の羽田さんが、「フツーの高校で学んだこと」を語ってくださいます。

 羽田さん、「はねまる」とのペンネームで、自分史的な本を2冊発刊されておられます。
はねまる著
(日本文学館、2010年3月、1500円+税)
 去年に出された『背中に羽があったらなぁ』(日本文学館、2010年3月、1500円+税)には、こんなフレーズがあります。
 まるで今回の条例、そしてシンポを予言しているかのよう。

<以下>

教育がどうだ。市政がどうだ。大人たちが言い争う。
こどもたちの成績を公表して、学力の低下だ、現場の先生たちが悪いだとか。こどもたちの意見はどんなんやろう……? こどもたちの視覚はどこをとらえているんやろう……?

学力学力……そうまでして皆がお望み通り学力だけが上がったとしたら、高校や大学の「定員」はいらんやん……。人を批判することが知的な大人? 私もある意味会社の従業員を教育する立場。「吠えるだけなら犬にもできる」って。自分の悪いところって自分が一番知っていて、そんなこと本当はずっっっっと前からわかってて、でもやっぱり自分だけが知ってる自分の悪いところをしっかりと見つめるのは恐いことで……。認めて自分を変えようとすると、頑張ってきた道すら否定することのように思えてツライ。私がそれをしたとき体調不良になった。
   (中略)

 受験、就活、入社試験、昇進……出会い、恋愛、結婚、出産、マイホーム……その他いっぱいの人生。たまには「だらしなくたっていいじゃないスか」。
 どれだけこどもたちの学力を上げても『人は違うからおもしろい』んだって教師をやってるセンパイが語ってた。どれだけこどもたちの学力を上げても『暑苦しいほどのおせっかいが必要なんちゃうの?』って、DJやってるセンパイが語ってた。どれだけこどもたちの学力を上げても全員で学年のトップにはなれない。目標をそこに置くことはすげぇ大切なことやってわかるけど……、順番じゃなく『全体のレベルを上げるために』。そっかそれは素晴らしい。

「家のこどもたちはみんなイイ子で成績も優秀なの(誇)」。
「我が市は県でも学力が高く優秀な市なのだ(誇)」。
「我が県は全国でもトップの偏差値なのだよ(誇)」。
「我が国は世界でも……」。

 小さな壁を自分で乗り越える力も育てないまま大きな壁に叩きつける……。そのとき挫折して心が折れた者たちは、平均値を下げるだけのお荷物ですか? できて当たり前の人間たちが、できなくてもがいている人間をバカにする……。「できる」「できない」よりも「やる」「やらない」の気持ちをハッキリしようぜ。ハッキリ表現できる場所を探そうぜ。ハッキリ表現する力を付けようぜ。もう身近な人間が自ら命を絶つところは見たくないよ。それを防げなかった残された人間たちは、どうやってトップを目指し復活するのよっ。
「ちかんはあかん!」じゃないけれど、
死んだらあかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。

(出典:『背中に羽があったらなぁ』の8-10頁より)

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

2011年10月24日 (月)

あちこちで紹介――ありがとうございます。

 30日のシンポジウム「大阪の教育「不安」の声 ~基本条例案を「事実」をもとに考える~」、こちらで把握している参加者は30人を超えました。

 とともに、あちらこちらのブログ等で紹介していただいてます。
 ありがとうございます。

●逸予亭B級評論
 おなじみ千葉高生研の逸予亭さんのブログ。WTCとの関係も詳しいです。

http://ityti.blog48.fc2.com/blog-date-20111010.html

●お世話になっている司法書士のKさんも。
http://blog.goo.ne.jp/k-mie_2006/e/c7d0cf629940730c0c5c682d8fd09f0d

●他にも「拡散して」に応えていろんなところで。
http://osakasyaho.blog81.fc2.com/blog-entry-3791.html

http://blog.goo.ne.jp/0902kibou/e/492b710d133bede3af0ba2a3a691747c

http://journalistnetannex.blog74.fc2.com/blog-entry-670.html

ありがとうございます。

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

2011年10月23日 (日)

10月例会感想② 例会参加学生さんたちの感想です。

●15日の活動は自身としては全国大会以来の参加になりました。
学生の私としては高生研の活動は現場の声を聴き、学ぶことができる大変貴重な空間と感じています。
今回はセーフティネットとしての学校づくり・序章~定員割れ高校の逆襲~ということで、大阪府の条例が制定されると統廃合される可能性のある学校の現状を知る素敵な機会になりました。(Yさん)

●レポート「セーフティネットとしての学校づくり・序章」の中には、私の全く知らなかった世界がありました。罰則規定がはっきりとしており、停学や退学処置が行われている現場を見る機会が今までなかったので、正直ビビってしまっています。自分が希望している学校種とは違うとは言え、自分にそのような現場と向き合えるだけのカクゴがそなわっていなかった事を痛感しました。
 また、現場で活躍されている先生方の熱い議論をまのあたりにして、あたり前の事なのですが、大学生とベテランの先生の間にある大きな差を感じました。薄っぺらい意見も言えていない自分に恥ずかしさすら感じています。今日は参加させて頂けて本当に良かったと思います。ありがとうございました。(Hさん)

●現場にまだ出ておらず、実際の現状を聞いて驚かされることが多々ありました。学校の現場で働く人の声、考え方はとても勉強になりました。
 指導内容がその子どものためになっているのか、社会に出て本当に意味があるのか、という点についても色々な意見がでて、とても参考、勉強になりました。
 参加させていただき、ありがとうございました。
(大阪で教職を目指すからには、もっと様々なことに意識を高くもとうと感じました。)

2011年10月22日 (土)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】 かなりでっかく紹介されました。

大阪高生研応援企画

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

 が、大阪日日新聞ででっかく総会されました。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/111020/20111020026.html

  どうぞご覧ください。

2011年10月21日 (金)

【立ち読み】「早蕨」全国大会特別報告号①  よみがえる知多半島の旅

早朝大阪を発ったいぬまのクルマ、途中大和郡山で西村、三木を拾い名阪国道を東進、東名阪 伊勢湾岸道 知多半島道路を行けば半田着10時過ぎ。知多半島は思いの外近い。 中京圏のモーニングで一憩の後「博物館酢の里」を見学。

ここ知多半島では、酒、酢、味噌、溜などさまざまな種類の醸造が行われてきた。江戸と上方の中間に位置するところから「中国酒」と呼ばれた、知多の酒は18世紀後半には大消費地である江戸でシェアを伸ばす。半田周辺には約100軒の酒蔵があったという。そして、19世紀前半に酒の搾り粕を原料とした粕酢がつくられるようにになった。この粕酢の醸造に成功したのが半田の中野又左衛門。いわば産業廃棄物の酒粕が原料の安価な粕酢を大量生産し江戸へ運び、それが江戸前の握り寿司の普及につながるのだが、これが後の中埜商店(現ミツカン)。ミツカンの本社は今もここ半田にある。

半田、なればこのことをぜひ。 1944年(昭19)12月7日の「東南海地震」。当時半田にあった軍用機製造工場(中島飛行機、現富士重工)は、レンガ造りの紡績工場を改築したものでこの地震で壊滅的被害に遭う。この震災で倒壊家屋約5万、2千人近い死者が出るのだがその多くが、学徒動員でこの工場で働いていた地元の中等学校や高等女学校の生徒だった。 (東南海地震の被災も含めて)このことはずっと封印(秘匿)されてきた。地震があったのは12月7日…翌12月8日は!?そう、3回目の「開戦記念日」とあって新聞各紙の1面トップは昭和天皇の写真。その下の片隅に1段の記事で地震と「損害軽微」の文字があるだけ。
さて、前泊の目的はというと、井沼が属する「基調何とかグループ」が南知多の民宿で合宿検討会をする…とかで、そこに3人がくっついてきた……(下略)

(by中村貴彦。 届きましたか? 「早蕨」全国大会特別報告号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2011年10月20日 (木)

【速報】大阪のPTA「教育基本条例案再考を」橋下知事に要求

「大阪府立高等学校PTA協議会」が知事ほかに「嘆願書」を提出しました。

http://www.asahi.com/national/update/1019/OSK201110190192.html

 同会会長の藤田城光さんをシンポジストの1人として、30日にシンポジウムが行われます。
 大阪高生研応援企画です。

    記

「大阪の教育「不安」の声 ~基本条例案を「事実」をもとに考える~」

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

2011年10月19日 (水)

10月例会感想① 「レポートにこめられた思い」って?

 わざわざ遠方から駆けつけてくださった研究者・HMさんの感想です。

 私は、長いレポートにこめられた思いや、参加者の発言からひきだされる長野先生の言葉を、もっと聞きたい気がしました。

 すぐれた場面/異常に感じたところという二分法での指摘の仕方は、レポートを読んだ人のアンテナに引っかかったところを話題として取り出すのに有効だと思った反面、丁寧にしないと、行為のみをとりだしてその是非を問う議論になってしまいがちな気もしました。一つひとつの指摘に対して報告者や他の参加者とのやり取りができる時間があってもよかったように思います。文脈やそこに居た人たちの考えや発したメッセージを丁寧に読み取っていくことは、省察の中でだからこそできることなので。

 キャリア・デザインノートは、一つ一つが積み重なっていく3年間の見通しが見れてよいと思いました。「キャリア」のわりには、枠だけを見ると将来の話や社会の話が少ないとも感じたのですが、それは高校生活の一つ一つを通して、書かれる内容の中に記されていくものなのだと思います。そんな生徒たちの声を、ぜひもっと聞いてみたいです。

2011年10月18日 (火)

「ハシモトドオリ」って?

ジャーナリスト・西谷さんからの案内です。
こんな団体つくったんだって。

   <以下>

「橋下徹さんが普通のテレビタレントに戻られることを願う大阪府民の会」(略称ハシモトドオリの会)が10月20日(木)に結成総会を行います。

ハシモトドオリの会では、橋下知事が強引に進めたWTCへの庁舎移転に関する無駄な税金の支出をストップさせるべく、住民監査請求に取り組みます。20日の集会で賛同人を募集し、賛同者の輪=反ハシズム市民連合を広げていく計画です。

また、20日当日は、橋下知事と維新の会が進めようとしている教育基本条例についても分かりやすい解説とビデオ上映があります。以下の要領で進めますので、ぜひハンコを持って(賛同人になるために必要です)集まってください。

     記

日時:10月20日(木)午後7時から

場所:エル大阪南館 南ホール (京阪・地下鉄「天満橋駅」下車徒歩5分)

内容:住民監査請求について

   橋下知事の「独裁」に反対する市民リレートーク

   初公開「ハシモトドオリ劇団」による反ハシズムビデオ

   スライドで説明。ここが問題「教育基本条例」

入場料:無料(ただしカンパ要請あり)

お気軽にご参加ください。お待ちしております。

2011年10月17日 (月)

10月例会謝辞

10月例会でレポートをさせていただいた長野仁志です。たくさんの参加者の方々に実践を斬っていただき、感謝に堪えません。結局B5版で表紙を入れて28頁立てのレポートになってしまいました。聞かれた方はとてもしんどかったんじゃないかと思います。でも、学年団発足当初2月からのとりくみ、指導目標と指導方針を掲げて、いろんなことにとりくみましたし、生徒や保護者との間で本当に怒濤の日々の「現実」があって、それを全部とは言いませんが、たくさん聞いていただきたかったという思いがありました。

大阪でも最底辺といわれる高校で、多くの生徒が中退し社会に投げ出されている現実があります。何とか、学校に定着させてそれなりの力をつけて送り出したいという思いがなかなか通用しない現実を赤裸々に報告させていただきました。聞いていただいてすっきりしたという思いがあります。目標のうち到達しているところと未達のところ・・・指摘を受けた点を反映させてまた「セーフティネットの学校」づくりの戦略を練っていきたいと思います。

今回は序章でしたので次は第1章を3月にできたらなあと思います。また、よろしくお願いします。

2011年10月16日 (日)

【速報】10月例会に29名!

総勢29名。
学生さん3名、研究者3名、マスコミ記者さん2名……今回もバラエティ豊かなメンバーでさまざまな視点から意見が飛び交いました。

足もと悪いなかの参加ありがとう。

詳報、感想等、順次掲載します。

2011年10月15日 (土)

10月例会、いよいよ本日です。

「またちょっとレポートを書き換えています。全部で24頁立てです。悪しからず・・・」

最後の最後(?)までレポート書き換えに余念のない長野さん、さて、いよいよ本日です。

●10/15(土) 大阪高生研10月例会

10月15日(土)3:00~7:00pm 大阪高生研10月例会:教育実践分析「セーフティネットとしての学校づくり・序章~定員割れ高校の逆襲?~」を開催します。

場所は大阪市立社会福祉センター(第3・4会議室)です。
 
http://www.shakaihukushi-center.jp/access/index.html

レポーターは府立高校の長野仁志さん。

H高校は、定員割れでかつ半数以上が中退する“困難校”。条例案では真っ先に廃校になりそうな学校です。今こそ学校にセーフティネットとしての役割が求められています。困難校の現実と課題をふまえ、緒についた学校のとりくみの報告をもとに、「セーフティネットとしての学校」について考えたいと思います。

余席あります。
どなたでも、参加お待ちしています。

2011年10月14日 (金)

連続定員割れの理由は何か

大阪高生研 10月例会
『セーフティネットの学校づくり・序章』
                          ~定員割れ高校の逆襲!?~
                                         報告:長野仁志 (大阪府立高校)

たっぷり4時間。
「でも、4時間かけても聞き込めないのでは?」と思われるほど、B5版10pを越えるレポートには、いろいろ「現実」が語られています。

「あんまり逆襲できてないなあ・・・。」「生きづらさを抱えた生徒たち、向き合う教師たちの今、学校の展望を参加者とともに探りたいと思います・・・。」とHさん。

この「定員割れ」を「学校ががんばっていないから」と言えるのか?

資料準備の関係上、左記アドレスに「行くよ」と連絡いただければありがたいです。

【レポート「1,はじめに」より】

 私が勤務するH高校は全日制普通科の府立高校で、募集定員を充足しない定員割れが数年続いている。(中略)公立高校が無償化された2010年度生の入試は2次募集で定員を超え、久しぶりに不合格者を出した。しかし、2011年度の新入生は、私学実質無償化の影響で、公立高校後期入試で42校が定員割れするという煽りを受け、定員を大幅に下回った。(中略)留年した生徒で学校にきちんと来ると誓約した生徒28名と連絡がとれないなどの形で「在籍のみ」の留年生徒16名。(中略)私は1月にこの1年生の学年主任に選出された。

 この定員割れは政策的に作られたものであろう。私学実質無償化は大きな前進ではあるが、私学による受験生の“囲い込み”がすすんで、たとえば1年20組のある学校が生まれるなど「弊害」も生まれている。生徒数に応じて補助金を出すという一見当然のように思われつつも、公立を巻き込む形で生徒の獲得競争に追い立てる府の政策的矛盾である。私学・公立前期・公立後期の順ですすむ大阪の高校入試。「早く決めたい」「より偏差値の高い学校に」という意識のもとで、進学希望者はより上位校に吸収される傾向にあるから本校には定員割れへの推力が働く。

また、学区が2008年度生の入試から9学区から4学区に学区再編され、通学区域が拡大された。このことは受験生に選択肢が増えたように見えて、実はより遠方からの通学を強いられる生徒がでることになり、「通学がしんどい」という生徒を増やしたように思う。交通費がないので遠方から1時間くらいかけて自転車で通う生徒は多い。

(下略)

    日時:10月15日(土)
      午後3:00~7:00 
    場所:大阪市立社会福祉センター
      第3・4会議室  
    アクセス:近鉄大阪線上本町駅 徒歩3分
        地下鉄谷町線谷町9丁目駅 徒歩7分
      
http://www.shakaihukushi-center.jp/access/index.html

2011年10月13日 (木)

10/30(日)のチラシもできました。

今週末の10月例会と「連弾企画」として大阪高生研も関わっている企画

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

 の詳細が決まってきました。

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

内容は、これから順々に紹介しますね。

【今週末】
大阪高生研 10月例会
『セーフティネットの学校づくり・序章』
                          ~定員割れ高校の逆襲!?~
                                 報告:長野仁志 (大阪府立高校)
 

    日時:10月15日(土)
      午後3:00~7:00 
    場所:大阪市立社会福祉センター
      第3・4会議室  
    アクセス:近鉄大阪線上本町駅 徒歩3分
        地下鉄谷町線谷町9丁目駅 徒歩7分
      
http://www.shakaihukushi-center.jp/access/index.html

2011年10月12日 (水)

『セーフティネットの学校づくり・序章』再掲です。

いま、公立高校の役割は?

注目度も高い、15日の例会案内再掲です。

大阪高生研 10月例会
『セーフティネットの学校づくり・序章』
                          ~定員割れ高校の逆襲!?~
                                 報告:長野仁志 (大阪府立高校)
 
 先日発表された、大阪維新の会による「教育基本条例案」では、3年連続定員割れの府立学校は廃校になるといいます。

 しかし、定員割れの学校(それが何年続いていようと)であっても、そこに通う生徒にとっては大切な学びと発達の場です。むしろ、そうした学校ほど、背負いきれない生きづらさを抱えて、けなげにがんばっている生徒たちの姿があります。

 いま、求められているのは、生徒たちが他者や世界との豊かな関係性をつくりつつ、生きづらさを乗り越えていく「学び」と、全面的な発達を保障するダイナミックな生活指導実践ではないでしょうか。その学びと実践はどうすれば可能なのでしょうか。緒についたとりくみを検証し、教育と労働と福祉をつなぐ「セーフティネットとしての高校」のあり方を考えあいたいと思います。  

    日時:10月15日(土)
      午後3:00~7:00 
    場所:大阪市立社会福祉センター
      第3・4会議室  
    アクセス:近鉄大阪線上本町駅 徒歩3分
        地下鉄谷町線谷町9丁目駅 徒歩7分
      ※谷町六丁目にある、大阪社会福祉会館や大阪社会福祉指導センター、
        大阪谷町福祉センターではありません。ご注意下さい。

2011年10月11日 (火)

定員割れの学校で(下)

*今一年生の副担任をしています。うちでは、進路のHRの一部は副担任の仕事でこの間、進路についての希望・適正について1時間HRを行いました。大学から就職まで、生徒の希望はさまざまです。そのさまざまな希望に応えつつ、生徒を伸ばしたいと思います。

でも、基礎的な学力が本当に低い生徒が多いんです。この生徒達をのばすために、少人数にしてほしいと思います。今、小論文の授業を2クラス持っていますが、40人と23人では後者の方がだんだん力がついてきた気がします。問題集も、ヒントもつけますが、後者は自分で考えて答えを出し、要約も自分でアタックします。(もちろんヒント付きですが)

この間、ブレーンストーミングをやってみましたが、23人のクラスは盛り上がってやってました。基礎的な力の付いていない生徒の為にも、「ニーズ」に応えるため少人数にしてほしいです。前任校との学力差を思うと、定員を変えてほしいです。

      (おわり。河内  愛子)

2011年10月10日 (月)

定員割れの学校で(上)

転勤半年目、つらつら思うことを並べてみました。

*定員割れが続くと統廃合とかいう声もありますが、今年定員割れした学校に勤める者としては、あちこちの学校で、教育委員会に対して、納得できないものを感じていることでしょう。うちはいわゆるちょっと前の学校改革で「普通科総合選択制」とかいう、府教委として「新しいニーズ」に答えた学校として作られた学校です。でも。そんな学校が今年軒並み定員割れしました。

  それって、教員の頑張りが足りないからでしょうか?私は、転勤してみて、ニーズに合ってないなあと思いました。すべてが中途半端なんです。(今頃言わなくてもはじめから言われていたことですけどね)

  「改革っていうなら金と人をくれ!」府教委は責任は取らないのかなあ。

(つづく。河内  愛子)

2011年10月 9日 (日)

【立ち読み】「早蕨」8月号⑬  議論が続く佐藤・四反田実践

(静岡高生研の絹村さんから「佐藤・四反田実践へのコメント」の投稿がありました。「人権」という観点での違和感を指摘したものです)

佐藤さんは、たまたま望んでもいない「学年生徒指導担当」になった。新設5年目の比較的新しい学校で、頭髪や服装の指導という「苦手」ことを先頭切ってやらねばならない立場に立ったのだ。佐藤さんの中に「頭髪なんてどうでもいいやん」という自分があり、そういう指導をすることを「アブナイ!」と感じ躊躇する自分がいる、と述べる。実はこの佐藤さんの感覚は佐藤さんの中の「まとも」な感覚である。しかしその「まともさ」を学校の中・職員集団の中で前面に出す勇気はないようだ。勇気がなかったぶんだけ「押し付けられる」要素があったともいえる。ともあれ、そういう管理主義的な生徒指導が貫徹されている学校で、「まとも」な感覚をもった佐藤さんが管理主義の前面に立つことは意味があることなのであろう。

そのひとつは、管理主義からくる人権無視の生徒指導をどれだけ「緩和」できるか、という問題である。それは、いきすぎた「指導」の過程における体罰や授業に出さないという学習権を奪う行為などをどう防止するかということである。その意味で、佐藤さんが年度初めに生徒たちに「教師はきみたちにぜったい暴力はふるわない」、「みんなのことを『くん』、『さん』づけで呼びます」と宣言する意味は、生徒にとっても職員にとっても大きな意味があった。それは、「私たちは、君たち一人ひとりを一人の人間として尊敬し、平和的な関係をつくっていきますよ。」というメッセージであった。

また、フルメイクをして登校してきたA子に「化粧を一方的にとがめるのではなく」、そういう行為に至った理由を尋ねることでA子との対話をつくっている佐藤さんの生徒指導担当としての生徒へのアプロ―チは評価できる。生徒の行為・行動の裏には必ず「理由」がありそれにアンテナをはり、聞き取ることが生活指導にとっては大事なことだからである。

ただ、いくつかの問題点、それは「さわらび」誌上における実践分析会の報告の中でも指摘されているところの「違和感」「危うさ」にもつながるが、それを指摘しておきたい。

(下略。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2011年10月 8日 (土)

おっと。長島義明さん、アフガン放映が消えた!

5日記事で紹介した写真家・長島義明さんのテレビ放映&出演。
「テレビ局側の事情」で変更・中止になりました。

 まず、関西テレビ・「アンカー」が7日放映予定だったものをいきなり6日放映に前倒し。
 それは放映されたものの、「後れをとった」ABC、そして系列のテレビ朝日が放映を中止。

「テレビ局の事情はわからん。単なる「抜け駆け報復」でない別の事情があったのかも?」
 と、長島さん。

 残念ですが、また別機会で紹介されることをお待ちしています。

2011年10月 6日 (木)

長島義明さん、連続出演

 大阪大会の交流会で出演くださった写真家・長島義明さん。
 先日、念願かなって31年ぶりにアフガニスタンに飛びました。

 かつて長島さんを歓迎してくれたアフガンの村人たちは、いま……。

 以下の各番組でアフガンのいま、昔が放映されます。
  
①10/7(金) 17時台 ABC 「キャスト」(長島さん生出演)
②10/7(金) 18時台 関西テレビ 「アンカー」
③10/10(月) 22時台 ABC(テレ朝) 「報道ステーション」

楽しみ!

2011年10月 5日 (水)

「この条例に賛成!」の人へのアンサー本をつくっています

「橋下さん大好き! 48連発」と称して、「教育基本条例」賛成の声をいっぱい集めました。

それに対するアンサー本(ブックレット)の緊急出版に参加しています。
たとえば、こんな。
(まだまだ改訂前の一次稿です)

Q1 橋下さんは「大阪の教育を日本一」を掲げてきた。「教育基本条例」をつくり、いよいよ本格的に取り組むようや。いろんな「抵抗勢力」にも負けず、よぉがんばってはるやん。応援してあげなあかんと思うんやけど。

A 確かに、橋下さんの情報発信力はすごいし、橋下さんのおかげでいろいろと大阪が注目されたのは事実やと思うで。

 でも、しっかりナカミを見てや。この条例が通ったら、ほんまに大阪の教育はよくなるんやろか。現場の教師や教育委員会の先生だけでなく、教育を研究している専門家=大学の先生から教師をめざす大学生まで、少しでも教育に関わった人たちがこぞって、「大阪の教育がめちゃくちゃになる」と反対しているのはなんでやろ。

 ジャーナリストの堤未果さんが、2002年にブッシュ政権下で「落ちこぼれゼロ法」(NCLB法)を導入したあとのアメリカの学校教育と教員、子ども達の姿をルポされてます(※1)。結論は、「NCLB法が最悪の結果を招いた」。そしてこの「NCLB法」と「教育基本条例案」の内容は、多くの箇所で実によぉ似てるんや。まさしく5年後、10年後の大阪の姿と写し絵のよう。成績競争主義の中で、不正や改ざんがおこなわれ、教師は給与格差をつけられ孤立し、もともと高くない社会的地位と賃金の中で、2人に1人が5年以内に退職していったアメリカの事実。安定しない学校の中で、子ども達は荒れ、地域間格差は激しくなる一方、そして不満をもった保護者が、教師にクレームを言い続ける――いくら「がんばったはる」からと言って、現場や専門家の意見を何もきかずに知事が教育の世界に乗り込み、強力な「上意下達」を導入してええんやろか。

 専門家の指摘を無視して行ったWTCへの府庁移転問題では、今後30年間の財政負担が1201億円に上るという試算が出たばかり(※2)。確かに大損したけど、教育の失敗は、お金だけでは済まないだけに慎重に中身を見たいね。

(※1)堤未果『社会の真実のみつけかた』(岩波ジュニア新書、673)(2011年2月発行)
(※2)2011年9月6日 大阪府発表

2011年10月 4日 (火)

【立ち読み】「早蕨」8月号⑫ 西谷文和さんとDVD「原発~その利権と構造~」をみる

長年、イラクの子どもたちを救う会の代表として、一般マスコミからはなかなか知ることのできないイラク戦争の真実を伝えてくれているフリージャーナリストの西谷さんが、今度は原発問題のDVDを制作した。

 これまでも西谷DVDは、

①高校生にも、とにかくわかりやすい
②庶民目線(きどった市民より生活感がある)
③テンポがよくて途中であきてしまわない

など、授業で絶対ハズさないスグレモノだったが、今回のDVD「「原発~その利権と構造」も、即、生徒に見せたい作品である。その内容を簡単に紹介すると、

1.原発の真実がなぜ報道されないのか?
・電力会社を潤す「総括原価方式」→大量に流される原発CM→電力会社はマスコミの大手スポンサー→原発批判報道への圧力
・電力会社の独占の歴史
2.原発をめぐるさまざまなウソ
・原発の発電コストは安い?→本当の発電コストの試算→そのうえ莫大な税金が原発推進のために使われている・事故の賠償費用はそもそも計算されていない
・原発は環境に優しい?→含まれていないCO2排出量、高濃度放射性廃棄物処理の恐るべき実態 
・原発止めたら停電する?→日本の電気料金のしくみ、原発以外の発電能力
3.脱原発で日本再生
・日本でなぜ自然エネルギー利用が進まないか?→脱原発のアイデア「電気の産直」
・ナロジチ再生「菜の花」プロジェクトなど

さて、DVDにも増して魅力的なのが西谷さんの語りである。たくさんの中学・高校で話しているだけあって、途中で寝させないネタの豊富さがすごい!今回も、「日本の電力料金はアメリカの2倍!」、「原発ムラの芸能人、文化人」、「関電の株主総会に行ってみた」「関電役員の年収は?ボーナスは?」などなど、取材をつうじた興味深い話が盛りだくさんだった。授業や総合学習でDVDと西谷さんのお話をセットで実現すれば、生徒が引きつけられることは間違いない。

(下略。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2011年10月 3日 (月)

原発の授業

長野です。原発の授業を再開しました。前回は、『つなみ』をとりあげたのですが、今回はうちの生徒にはめちゃ難しい新書に挑戦しています。児玉龍彦著『内部被曝の真実』(幻冬舎新書)です。児玉さんは医師で放射線の専門家です。7月の国会での証言を収録した冒頭部分を印刷すると、B4版2枚になります。それで、順番に生徒と一緒に読み、意味を解説しながらすすめます。当然、ぼくも素人ですからわからないところは「わからん」とやりすごしつつやるえわけですが、生徒の反応は面白いものです。一番、面白かったのは、総量としての放射線量がどれだけ出ているか、国も東電も発表していないという行で、私が「なんでやろうなあ?」と独り言を言うと、生徒が、「そら、知られたら、やばいんちゃうん。」と言います。なかなか鋭いなあと思うのです。本当のことを情報として出すとパニックになるかもしれない。菅前総理は首都圏の3千万人の避難も一時考えたそうですが、情報統制について生徒は生徒なりの感覚でかぎとっているのかもしれません。私は、「実は分かってないのかもしれないよ。」とも言いました。実は誰にも本当のことはわかっていない・・・。そんな怖さを原発はもっています。この児玉さんの文章は、科学者らしい知見と政府や東電への怒りがよく出ていて、なかなか読み応えがあると思います。読みすすむうちに生徒がどんな応答をしてくれるか、楽しみではあります。

2011年10月 2日 (日)

うれしい報告

こんな「うれしい報告」が来る季節になりました。
春におまかせHR研究会の「教育実習事前指導」を受けてくれた大阪大学の学生さんからです。

よかったなあ。

<以下>

大阪大学 外国語学部 4回のYと申します。

前期に教育実習の事前指導を受け、色々勉強させていただきました。ありがとうございました。

この度、兵庫県の教員採用試験に合格し、来年度から兵庫県の高校の英語教員として働くことになりました。

講師経験もないので、経験豊富な先生方のご指導をいただけたらと思い、
メールさせていただきました。

今後ともどうぞよろしくおねがいします。

<引用以上>

 Yさん。
 さあ、スタートです。

 ともに勉強しましょう。
 これからもヨロシク!

2011年10月 1日 (土)

【立ち読み】「早蕨」8月号⑪ 授業実践 「原発」問題を現代社会の授業で・・・。

 今回のメイン、長沼さんの現代社会授業報告です。

<以下>

 自分は、生徒参加型の授業を日頃から実践していません。

 基本的には板書一斉講義で、生徒にはいまだに「先生の字、何書いてるかわからへん!赤と黄で色を変えているのは何か意味あるん?<特にありません(-_-;)>」と文句を言われながらも黒板に書きまくり、「口うごかしてるヒマあったら、手をうごかせ!」などとどやしつけ、「ノート提出してなんぼ!プリント貼ってなかったら平常点減点!」といいながら寝ている生徒を起こしてまわる、絵に描いたような“困難校型授業”を展開しております。

(中略)

( 1 )実際の授業は?

<一時間目>
思いつくまま、今後の展開に悩みながら板書や説明しているので、まったく整理されていない様子がノートからもみてとれます。でも原発問題ってホントいろんな切り口があるよな~、ということをしゃべりながら考えていました。
生徒達には「今起きている事実を知ったうえで、自分なりの意見を持とう」という話をして、
何はともあれ原子力発電のしくみを
→「お湯湧かした蒸気で羽根(タービン)まわしたら、自転車のヘッドランプの理屈で電気がおきんねん!」
→「ウラン燃料は発電止めても、普通の火とちがって消えないし、高熱と放射能を出し続ける!」
→「冷やし続けなあかんので大量の水がいるし、この汚染水がもれるとまずい!」
などを確認するためプリントの図をみながら学習。

(以下、後略。現在進行中の8時間目までの授業報告です。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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