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2011年10月25日 (火)

【基本条例案を「事実」をもとに考える】 卒業生代表・羽田さんは「繊細な豪傑」です。

大阪高生研応援企画

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

 シンポジストの1人、羽田さんの紹介は、こんな。

○羽田好貢(公立高校卒業生・現 電設会社経営)
高校在学時代、停学6回! 「卒業」を勝ち取れたのは、「本人以上にまわりの友人や先生たちが、あきらめず見捨てなかったから」。いま、会社社長として若い従業員たちを育てる立場の羽田さんが、「フツーの高校で学んだこと」を語ってくださいます。

 羽田さん、「はねまる」とのペンネームで、自分史的な本を2冊発刊されておられます。
はねまる著
(日本文学館、2010年3月、1500円+税)
 去年に出された『背中に羽があったらなぁ』(日本文学館、2010年3月、1500円+税)には、こんなフレーズがあります。
 まるで今回の条例、そしてシンポを予言しているかのよう。

<以下>

教育がどうだ。市政がどうだ。大人たちが言い争う。
こどもたちの成績を公表して、学力の低下だ、現場の先生たちが悪いだとか。こどもたちの意見はどんなんやろう……? こどもたちの視覚はどこをとらえているんやろう……?

学力学力……そうまでして皆がお望み通り学力だけが上がったとしたら、高校や大学の「定員」はいらんやん……。人を批判することが知的な大人? 私もある意味会社の従業員を教育する立場。「吠えるだけなら犬にもできる」って。自分の悪いところって自分が一番知っていて、そんなこと本当はずっっっっと前からわかってて、でもやっぱり自分だけが知ってる自分の悪いところをしっかりと見つめるのは恐いことで……。認めて自分を変えようとすると、頑張ってきた道すら否定することのように思えてツライ。私がそれをしたとき体調不良になった。
   (中略)

 受験、就活、入社試験、昇進……出会い、恋愛、結婚、出産、マイホーム……その他いっぱいの人生。たまには「だらしなくたっていいじゃないスか」。
 どれだけこどもたちの学力を上げても『人は違うからおもしろい』んだって教師をやってるセンパイが語ってた。どれだけこどもたちの学力を上げても『暑苦しいほどのおせっかいが必要なんちゃうの?』って、DJやってるセンパイが語ってた。どれだけこどもたちの学力を上げても全員で学年のトップにはなれない。目標をそこに置くことはすげぇ大切なことやってわかるけど……、順番じゃなく『全体のレベルを上げるために』。そっかそれは素晴らしい。

「家のこどもたちはみんなイイ子で成績も優秀なの(誇)」。
「我が市は県でも学力が高く優秀な市なのだ(誇)」。
「我が県は全国でもトップの偏差値なのだよ(誇)」。
「我が国は世界でも……」。

 小さな壁を自分で乗り越える力も育てないまま大きな壁に叩きつける……。そのとき挫折して心が折れた者たちは、平均値を下げるだけのお荷物ですか? できて当たり前の人間たちが、できなくてもがいている人間をバカにする……。「できる」「できない」よりも「やる」「やらない」の気持ちをハッキリしようぜ。ハッキリ表現できる場所を探そうぜ。ハッキリ表現する力を付けようぜ。もう身近な人間が自ら命を絶つところは見たくないよ。それを防げなかった残された人間たちは、どうやってトップを目指し復活するのよっ。
「ちかんはあかん!」じゃないけれど、
死んだらあかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。

(出典:『背中に羽があったらなぁ』の8-10頁より)

『大阪の教育「不安」の声
       ~基本条例案を「事実」をもとに考える~』

●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53  TEL 06-6444-2100
 ● 資料・会場代 500円 

チラシは、以下で。

http://homepage3.nifty.com/komaki-shiho-shoshi/20111030.pdf

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