おすすめ情報

本の紹介

« 10/30(日)のチラシもできました。 | トップページ | 10月例会、いよいよ本日です。 »

2011年10月14日 (金)

連続定員割れの理由は何か

大阪高生研 10月例会
『セーフティネットの学校づくり・序章』
                          ~定員割れ高校の逆襲!?~
                                         報告:長野仁志 (大阪府立高校)

たっぷり4時間。
「でも、4時間かけても聞き込めないのでは?」と思われるほど、B5版10pを越えるレポートには、いろいろ「現実」が語られています。

「あんまり逆襲できてないなあ・・・。」「生きづらさを抱えた生徒たち、向き合う教師たちの今、学校の展望を参加者とともに探りたいと思います・・・。」とHさん。

この「定員割れ」を「学校ががんばっていないから」と言えるのか?

資料準備の関係上、左記アドレスに「行くよ」と連絡いただければありがたいです。

【レポート「1,はじめに」より】

 私が勤務するH高校は全日制普通科の府立高校で、募集定員を充足しない定員割れが数年続いている。(中略)公立高校が無償化された2010年度生の入試は2次募集で定員を超え、久しぶりに不合格者を出した。しかし、2011年度の新入生は、私学実質無償化の影響で、公立高校後期入試で42校が定員割れするという煽りを受け、定員を大幅に下回った。(中略)留年した生徒で学校にきちんと来ると誓約した生徒28名と連絡がとれないなどの形で「在籍のみ」の留年生徒16名。(中略)私は1月にこの1年生の学年主任に選出された。

 この定員割れは政策的に作られたものであろう。私学実質無償化は大きな前進ではあるが、私学による受験生の“囲い込み”がすすんで、たとえば1年20組のある学校が生まれるなど「弊害」も生まれている。生徒数に応じて補助金を出すという一見当然のように思われつつも、公立を巻き込む形で生徒の獲得競争に追い立てる府の政策的矛盾である。私学・公立前期・公立後期の順ですすむ大阪の高校入試。「早く決めたい」「より偏差値の高い学校に」という意識のもとで、進学希望者はより上位校に吸収される傾向にあるから本校には定員割れへの推力が働く。

また、学区が2008年度生の入試から9学区から4学区に学区再編され、通学区域が拡大された。このことは受験生に選択肢が増えたように見えて、実はより遠方からの通学を強いられる生徒がでることになり、「通学がしんどい」という生徒を増やしたように思う。交通費がないので遠方から1時間くらいかけて自転車で通う生徒は多い。

(下略)

    日時:10月15日(土)
      午後3:00~7:00 
    場所:大阪市立社会福祉センター
      第3・4会議室  
    アクセス:近鉄大阪線上本町駅 徒歩3分
        地下鉄谷町線谷町9丁目駅 徒歩7分
      
http://www.shakaihukushi-center.jp/access/index.html

« 10/30(日)のチラシもできました。 | トップページ | 10月例会、いよいよ本日です。 »

例会・学習会」カテゴリの記事