« うれしい報告 | トップページ | 【立ち読み】「早蕨」8月号⑫ 西谷文和さんとDVD「原発~その利権と構造~」をみる »

2011年10月 3日 (月)

原発の授業

長野です。原発の授業を再開しました。前回は、『つなみ』をとりあげたのですが、今回はうちの生徒にはめちゃ難しい新書に挑戦しています。児玉龍彦著『内部被曝の真実』(幻冬舎新書)です。児玉さんは医師で放射線の専門家です。7月の国会での証言を収録した冒頭部分を印刷すると、B4版2枚になります。それで、順番に生徒と一緒に読み、意味を解説しながらすすめます。当然、ぼくも素人ですからわからないところは「わからん」とやりすごしつつやるえわけですが、生徒の反応は面白いものです。一番、面白かったのは、総量としての放射線量がどれだけ出ているか、国も東電も発表していないという行で、私が「なんでやろうなあ?」と独り言を言うと、生徒が、「そら、知られたら、やばいんちゃうん。」と言います。なかなか鋭いなあと思うのです。本当のことを情報として出すとパニックになるかもしれない。菅前総理は首都圏の3千万人の避難も一時考えたそうですが、情報統制について生徒は生徒なりの感覚でかぎとっているのかもしれません。私は、「実は分かってないのかもしれないよ。」とも言いました。実は誰にも本当のことはわかっていない・・・。そんな怖さを原発はもっています。この児玉さんの文章は、科学者らしい知見と政府や東電への怒りがよく出ていて、なかなか読み応えがあると思います。読みすすむうちに生徒がどんな応答をしてくれるか、楽しみではあります。

« うれしい報告 | トップページ | 【立ち読み】「早蕨」8月号⑫ 西谷文和さんとDVD「原発~その利権と構造~」をみる »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« うれしい報告 | トップページ | 【立ち読み】「早蕨」8月号⑫ 西谷文和さんとDVD「原発~その利権と構造~」をみる »