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2011年11月29日 (火)

【立ち読み】早蕨10月号⑧ こんな大阪ワンディウォーク・大阪の渡船 一気に走破だ!!

(前略)

 大阪には「渡し舟」、正式な言い方をすれば「渡船場(とせんば)」が8か所(も)残っている。観光用ではなく、今なお地域住民に欠かせない交通機関として活躍しているのが大阪の渡船。

(中略)
 前置きが長くなった。いざ渡船巡りへ。

 まずは大正区の東側、木津川へ。なんばから市バス鶴町方面ゆきに乗って「大正区役所前」で下車。千鳥公園(戦後の地下鉄工事の残土を積んでつくった丘)を抜けると大型SC、その近くに「落合上渡船場」がある。対岸へは1分余の渡船だ。木津川左岸を西成高校、西成公園を左に見ながら少し歩くと、今度は「落合下渡船場」だ。再び大正区に戻り、川沿いの工場外を南へ南へ(無味乾燥な道を歩かねばならぬのが難点)気分転換にはこの近くの「平尾商店街」をぶらつくのがいい。大正区は別名「リトル・オキナワ」、とりわけ平尾界隈には沖縄出身の方が多く、ソーキそばにゴーヤチャンプルーで腹ごしらえだ。(沖縄好きには平尾商店街詣でをお勧めする)

 眼前に大きな橋が迫ってきたら「千本松渡船場」。ループ状の千本松大橋の下を渡船が往復する。この橋、両岸側が2重のループ状になったユニークな形で歩いて渡ることもできる。ループの歩道を5分かけて上らねばならぬが、水面から35mの橋上から見る大阪の風景は眺望絶佳。5分かけて上り下りせねばならぬ橋は歩行者、自転車組にはあり得ない。なので、架橋後も渡船が残ったわけだ。

 渡ったところが西成区南津守。ここから南西方面へ工場地帯の中を2km余歩けば、大きなアーチ型の美しい橋。アーチ橋としては日本最長の新木津川大橋だ。この橋の下にあるが「木津川渡船場」。ここまでくると木津川も川幅が広く、乗り応えのある渡船だ。他の渡船は15~20分間隔で運行されるが、ここ木津川渡船はデータイムは45分間隔、待ち時間を覚悟せねばならないが、待合所のベンチで川面を渡る風に吹かれるのも一興!?
 住之江区からまたまた大正区になって中山製鋼所を左に見ながら10分余、今度は「船町渡船場」。木津川運河を渡る渡船だが、対岸はすぐ目の前。それもそのはず幅は75mしかない。昭和30年頃には船を繋いでその上に板を並べて橋代わり(これを「舟橋」という)にしていた!?のもうなずける。

(下略。中村貴彦。「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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