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2011年11月 8日 (火)

【立ち読み】早蕨10月号② 「キュウリの一本漬け」は、いかに?

  10月号は、文化祭の季節。各地からの報告満載号です。
 まずは私立高校の若手・Yさんの「一本漬け」です。
                                                                               
                                                                  Y(私立高校)
                                                                               
(前略)
文化祭の企画決めは6月末から始まりました。LHRの前にどのように進めていくか、委員長と相談をしながら慎重に決めようとしました。しかし、数名のやんちゃ男子が、おっとり委員長にとってかわり、結局どこからともなく降ってわいた「キュウリの一本漬け」の販売という案がぼんやりと決まりました。実際、一本漬けに決まったあとに、味付けはマヨネーズにケチャップなどの論議を行っていました。「漬け物やねんけど・・・」意気消沈しながら、そのことを先輩の先生に話すと、「この学校の農園でキュウリを栽培してはどうか」と提案してくれました。私は、目からウロコが落ちました。しかし、驚きと同時にとても希望が湧いてきました。なぜなら、種からキュウリを育てることができれば、種を植えたり水をやったり、雑草抜きをしたり、少しの作業ではありますが、やる気のない生徒でも文化祭企画に関われるのです。いける。本校ならではの企画、最後の文化祭にふさわしい企画だと思いました。

 農園の先生に早速聞きに走ります。「果たして今(7月上旬)からキュウリを育てて、9月末の文化祭に間に合うのか。」結果、キュウリは40日程度実をつけることがわかりました。しかし、収穫のピークを持ってこなければ売れるほどは採れないので、種を植える時期を慎重にしなければなりませんでした。委員長に話し、彼からクラスへ話をしてもらいました。本当にできるのかということもあり、反応はいまいちでしたし、私自身にも不安がありました。この段階で、委員長と相談し、彼の口からしっかりとした計画案を提示できていれば、生徒たちの不安を取り除けたし現実味を持たせることができたのではないかと思います。しかしテスト前や進路のこともあり、私自身に明確なヴィジョンが見えていない中でのスタートでした。それが仇となりました。水やり当番を終業式に発表しようとしていたのですが、式が台風のため式が中止となり、そのまま夏休みに突入してしまったのです。

(後略。「早蕨」10月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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