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2012年1月25日 (水)

【立ち読み】「早蕨」12月号④ 長野実践報告感想(抄) 

○途中からの参加できしたが、所謂「底辺校」での生徒指導のとりくみとかかえる問題について、実例をふまえた報告を聞かせていただいたのは勉強になりました。
 全体の感想としては、教師が「そこまでしなくても」という意識をもって対応していることも、処分を受ける生徒が不満をもちやすい原因となっている気がします。「話をきく」スタンスは大切だが、Cくんの時のように条件を変えてやらせても「ゴネたら処分が軽くなる」という意識をもたせることになりそうで恐く感じました。

○長野さんの苦悩と絶望(言いすぎ?)の日常がつむぎ出されたレポート。いろいろ考えました。「とる」という用語に、背筋が寒くなりました。学校が辛くて、嫌いな子どもたちに立ちはだかる“適格者主義”の高いカベ・・・そんな子どもたちだからこそ、“初めて学校で勉強がわかった 初めて先生が話きいてくれた 初めて学校が好きと思えた 初めて、初めて学校に行きたいと思った”そんな思いになれる学校に。長野さんの最前戦で挑戦にこれからも注目しています。ガンバレ!

○学校にはそれぞれ、支配的な「風」のようなものがあります。長野さんは、個人としてではなく学年担任団を引き連れて、職場の人間関係をなるべく壊さないように、その「風」に抗いながら、自身の教育観に沿って、「学校づくり」を進め始めています。本当に大変だとは思いますが是非がんばってほしいと思います。

結果的に生徒がやめてしまうのは仕方がないとは思いますが、基本的に「大変な子は排除するという」思想を学校の思想としてしまうことは、「セーフティ・ネット」としての役割を放棄することだと思います。本来、許されるはずの、反抗期、甘え、自分たちの文化を大人に試すことが許されていない状況は異常です。私たち教師も「寛容」であるべきでしょう。しかし今回の条例案は教師がそういう「寛容」さを持つことがばっさりと否定されているような気がします。H高校は、学校再編の中で、政策的にしんどい役割を担わされているような学校でもあります。しんどいとは思いますが、がんばってください。応援しております。

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