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2012年1月15日 (日)

【立ち読み】早蕨12月号③ 10月例会報告「セーフティネットとしての学校づくり・序章」

「10月例会での長野報告は24ページにも及ぶため、実践者の同意を得て、短縮化しています」との編集部注釈がついた長野実践。
 長大な記録から、最終節を転載。

  (前略)
  セーフティネットの学校に必要なものは「居場所」と教師の対人援助職としての役割だと考えている。自尊感情の低い生徒たちには、自尊感情を育てる機会と場が必要だ。それは、学校においては日常の授業であるし行事のとりくみである。また、厳しい線引きだけではなく、生徒の生活実感とその思いに則した教師の応答のスキルも重要だと思う。
 
 昨日、研究者や現場教師と酒席で話す機会があった。ある現場の先生は、「こじんまりした学校」という言い方で、生きづらさを抱えた若者が多い学校のあるべき姿を語ってくれた。それをもとに考えると、私なりにはH高校の将来像を次のように考えている。

「地元密着・中高連携・地域の教育資源の活用・外部専門家との協働・福祉の視点・労働の視点・職業スキル育成・パーソナルサポートサービス(対人援助)」

 2学期も、賽の河原の石積みのような毎日を送っている。主のいない教室の机の個数を数えるたびに、わたしたち教師は、どういうアプローチならば生徒たちは生き生きと学校生活をすごせるようになるか、苦悶する日々である。

  (下略。長野仁志。「早蕨」12月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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