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2012年2月27日 (月)

カンカンガクガク。「維新」とのコラボ「大阪教育のこれから」集会③

●この日の集会、当日の朝日新聞報道です。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201202200014.html

●一番詳しい報告(だと思う) 門真市職労委員長のブログ
http://kadoroso.jugem.jp/?eid=402

さて、参加してくれた高生研会員メンバーのなかには、批判的なご意見もくれた方もいます。これら多様な意見を言い合えるところがありがたいもの。

●(C) 私は、あの集会には強い違和感を覚えています。あえて「甘い」と言わせてもらいます。冒頭の、司会者二人の「両極端な二人、同じ方向性を向いて物事考えていけるかな」「考え方は違うけど、何とか大阪の教育良い方向に」という挨拶から私は違和感を覚えました。そして、考え方の違いを埋めることはあったのかどうか聞きたいと思います。「同じ方向性」とか「何とか良い方向に」というのは、ばくっとしたどうとでもとれる言い回しで、結局どんな中身なのかが大切なのです。

井沼さんは、教育基本法を引きながら、教育の目的のそもそも論を語り、批判を述べられました。そして教育基本法はその目的を達成する方法を書いていないのが弱点と言いましたが、その目的をかいていないことこそ大事なんだと思うのです。つまり、各学校で議論しながら教育法規に則って教育をすすめていくこと。その議論が弱いのは事実でしょう。それで、今回の条例は、おまえたちは考える必要がない。この条例通りにやれというのが構図です。その条例の理念は競争と自己責任。それよりも何りも、学校を適正配置にリストラしダメ教員を排除することが大きな目標です。私は同じ方向を向いてはいけないのだと思っています。

●(D)個人的にはとても面白い集会でした。
維新の議員さんたちの話は「効率的」「合理的」でわかりやすく「教育現場の空気をすっていない」一般の人が支持してしまうのもやむを得ない、という感じがしました。

ただ彼らの視野の中には「有権者である、民意のもとである」保護者はあっても、児童・生徒は入っていない感じもうけました。まさにそこが条例案の問題点であり、『議員さんに本当に「子どもたち」や「大阪の教育のこれから」をしっかり考える人になってもらう』ことは難しいなあと思いました。なんといっても彼らは「時流に乗っている」政治家ですから。

でも良かった点は、井沼さんの条例案に対する不安点や「大阪の公立教育なかなかいいよ!」の話はおそらく学生たちにはわかりやすく、維新を支援する学生たちにも「届いた部分」があったのでは、と思いました。

シュウさんの司会といい、抑制の効いた運営で「意義のある」集会だった思います。
ただ直接の当事者である高校生が少なく、最後に発言した子が「結局対立している大人たち双方が自分たちを利用してる気がした」的なことを言っていましたが、無理ないなあとも思いました。

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