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2012年3月29日 (木)

しおちゃんまんたちの本

全生研・千葉の「しおちゃんまん」こと塩崎義明さんから、新著を贈呈いただきました。

「スマホ時代の学級づくり」(学事出版刊・1800円+税)

 なるほど、スマホやパソコンですぐダウンロードできる便利なワークシートも豊富にあるけど、本書のネライは「ミニ実践」「コラム」「ぶれいくたいむ」など、手を変え品を変え、の「読ませる」内容にあると見た!

 わが、おまかせHR研究会の会是(※そんなタイソーなもんじゃないけど)は、「ハウツー本に見せかけた実践書づくり」ですが、通じるものがあるなあ、と思いました。

 若い先生に対しての視線がやさしい本です。「子ども集団づくり年間シート」(P14)や「学級地図」(P21)など、「こんなこと、職場ではなかなか教えてもらえないよ」的内容も、「ああ、ベテラン先生はこうやってるんだあ」の具体がイメージできるよう構成されています。教師歴5年でいろいろとカベにぶち当たりながら日々過ごす山崎先生のことばや、ぶれいくたいむ「亀が暴れた(P66)」の話など、若い先生の「不器用だけどまじめ」が着実に実を結ぶようすは、若者教師を勇気づけるだけでなく、「ああ、昔は自分もあんなときがあったよなあ」と年配者のこころも呼び覚ましてくれます。

 なお、本書の難点をあえていうと、「スマホ時代」という聞き慣れないコトバがタイトルとなっていて誤解をうむこと。
 最初、スマホ(スマートホン)どころかケータイさえ持たないサトウは、「あかん。ぼくには使えん」とハナから思ってしまった。本書が本屋に並んでいても、よくある「エクセルを使った~」とか「ウインドウズ攻略~」いったような「最新兵器指南書」と間違って手に取らなかった可能性があります(少数者にもやさしいシャカイを!)。

 ここでいう「スマホ時代」が「今どき」という意味なんだな、と理解できたのは、ひととおり読破したあとだった――そりゃいくらなんでも鈍感すぎるよなあ、のぼくでした。

しおちゃんまん&集団づくり研の皆さん、ありがとうございました。
                  (サトウ)

           

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