おすすめ情報

本の紹介

« 全国大会回想記 その① | トップページ | さあ、「史上最強の遠足」第3弾は明日だ! »

2012年4月27日 (金)

【立ち読み】「早蕨」4月号⑦ 出会いの日を豊かに②

(入学式後、教室に来られた保護者の方と。)

保護者の表情には一様に疲れの色が見える。なにせ体育館での各分掌長からの「説明」ときたら、さっきまでの祝賀ムードからうって変わって、「高校は義務教育ではありませんので」をマクラに「あれをしたら退学」「これをしたら原級留置」と、適格者主義による「べからず」のオンパレード。担任からも同じような「説明」(説諭?)があると思うと、ウンザリと言うところだろう。

 「6組保護者のみなさん、入学式と学校生活ガイダンス、本当にお疲れ様でした。あらためまして、入学おめでとうございます。6組を担任することになりました藤田隆介と申します。私、『口べた』なものでして…」

 などと前口上を述べながら、学級通信保護者版を配布する。内容は先ほど配った生徒版と大差ないが、違いは自分の「親父」としての10数年間を綴っているところ。現在高校2年になる一人息子のこと。学校では「先生」などと呼ばれている自分も一人の「親父」としてはずいぶん悩み、動揺し、苦しんできたこと。そして、そんな自分を支えてくれたのはクラスの保護者のみなさんであったこと。

「これまで、クラスの保護者のみなさんには『親の先輩』として、いろんなアドバイスをいただいてきました。ここ数年は思春期の子を持つ『親仲間』として、子どもの成長を交流し合ってきました。みなさんとも、たくさん学び、交流しあいながら…」

 これまでの子育てと重なるのか、そんな話に目頭を熱くしておられるお母さんの姿もある。この後の「わが子自慢アンケート」や学級通信、クラス懇談会でそうした保護者の思いをたっぷりと。「『モンスターペアレンツ』など存在しない!」は小野田先生の口癖だが、そういえば、クラス担任を持って19年、一度も「クレーム」を受けたことがない。それは私のクラス担任としての仕事が完璧だったからなどでは決してない。50才を過ぎても粗忽で、若い頃から失敗と後悔の連続だったが、それでも基本的な教育の姿勢をよく理解し、辛抱してくれていたのだと思う。

 最後に「子育てアンケート」を紹介しておこう。

(……と言いながら、以下略。藤田隆介。「早蕨」4月号。「大好評の子育てアンケートってどんな?」という購読希望の方は、左記、「メール送信」へ)

« 全国大会回想記 その① | トップページ | さあ、「史上最強の遠足」第3弾は明日だ! »

早蕨(さわらび)」カテゴリの記事