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2012年5月 4日 (金)

【立ち読み】「早蕨」4月号⑨ 「舞い降りた奇跡の折り鶴」②

(Mさんの文化祭実践記録。(中略) 夏休み後の活動です)

5,9月

 2学期が始まり、鶴の目処もたってきたので、そろそろつなぎ合わせる作業に入らなければならない。文化委員と委員長が残り、試しに1本つないでみる。1本は149羽。図面通りの順番に、針と糸でつないでいく。6人がかりで1本つなぐのに30分以上かかってしまった。それを233本作らなければならない。そこにいた全員顔面から血の気がひく。これは……予想以上に時間がかかる。相談の結果、次の日から鶴を折る班とつないでいく班にわけることになった。

 鶴を折る作業は一人でできるが、つなぐ作業は少なくとも4人いなければできない。

(①必要な色をとってくる人 ②図面を見て順番を指示する人 ③針をさしていく人 ④糸に
  通された鶴を整える人)
 
  「おぉ、これだ!」と担任は思った。この作業を仲のいいグループではなく班でさせよう。そうすれば、普段あまりしゃべらない相手ともしゃべる機会ができる。
 
  そんなわけで、鶴をつなぐ作業は、生活班や、その日の担任の気分で決められたいろいろなグループ(もちろん男女混合)で行われた。普段はあまり話をしない子どうしでも、一緒に同じ作業をすれば話をすることになる。そうやって異色な取り合わせで作業を進めていく子どもたちの姿はとてもかわいらしかった。この作業を通して、かなり新しい人間関係が生まれた。

(つづく。M「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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