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2012年5月20日 (日)

【立ち読み】「早蕨」4月号⑮  嵯峨山実践を振り返る②

(中略後、嵯峨山実践、以下、ラスト部分です)

 すべての先生の力と生徒の力で感動的な卒業式を迎えることができたが、卒業していった彼らの課題は大きい。彼らにどこまで、どんな力をつけさせることができたのだろうか。

Tが卒業式後のHRの終わりを迎えたころ「卒業証書もらいたくない!もらったら終わってしまうやん」といって、もらいに来なかった。Tにもらい泣きしている生徒も数人いた。そして最後にTに証書を渡そうとしたら、「最強3人娘」のT2が、トイレに行ったAを「Tさんが証書をもらうから早く帰っておいで」と呼びに行った。その姿にこの3年間のかけがえのない教育活動の成果を見た気がした。

新自由主義の嵐が吹き荒れ、ファシズムを許す土壌が生まれつつあるこの時代に、彼らはどう生きていってくれるか。この学校で学んだことが少しでも彼らの生き方に影響を与えることができたなら、三年間の教育活動に何かしらの意味があったのだと思いたい。

(おわり。嵯峨山聖。「早蕨」4月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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