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2012年8月の投稿

2012年8月31日 (金)

大阪高生研も「新」

「事務局会議は9月9日(日)9:30~。新「大阪高生研」の論議や秋の例会、大阪総会などいろいろはかりたいこともありますのでよろしくお願いします」
  と、首藤事務局長から。

 この夏、「新」高生研が発足し、大阪高生研は「大阪支部」から名実ともに「大阪高生研」へとなりました。
 
 さて、何が変わって何が変わらない?

 秋には「臨時総会」構想もあります。

 じっくり練り上げていきます。

2012年8月30日 (木)

【本】『えーっ!バイト高校生も有給休暇とれるンだって!』

「タイトル通り、高校生でも有給休暇がとれることを書いてあり、非常にわかりやすい内容の本でした。
 こういった基本知識があった方がアルバイトを始めたりする学生さん、あと教師側も知っておいた方が良い知識だろうと思います」
             (「アマゾン」についたコメントより)

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%88%E3%83%BC%E3%81%A3-%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%82%82%E6%9C%89%E7%B5%A6%E4%BC%91%E6%9A%87%E3%81%A8%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%B3%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%A6-%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BALaw%E2%98%86Do-%E8%88%AA-%E8%96%AB%E5%B9%B3/dp/toc/489428801X

  なお、作者の「航薫平(わたり・くんぺい)」は、ロンドン五輪で金メダルをとった内村「航平」選手と松本「薫」選手からいただいたペンネーム……ではないらしい。

 ありがとうございます。

2012年8月29日 (水)

湯浅誠さん、大阪へ

「いままでは、このメールニュースはイベントのおしらせばかりでしたが、これか
らは少し私の意見もお伝えしていければと思います」ということで、湯浅誠さんから、以下。

<転載>

■大阪でも活動を始めました
  「民主主義をテーマにした市民団体」と言っても「???」という感じだと思い
ますが、社会運動家としては、言ったことをカタチにしないことには「何かをした
」とは思えないので、ささやかながらも注目の地・大阪でも活動を始めました。
  その動機や内容は、上記の本に記載してあることだと思っていただければ。
  名前をAIBO(Action Incubation Box Osaka)と言います。
  大阪に来られた際には、ぜひお立ち寄りいただければ。

〈AIBOホームページ〉
http://www.aibofund.net/

■「たね蒔きジャーナル」ってご存知ですか?
  大阪・MBS毎日放送のラジオ番組に「たね蒔きジャーナル」という報道番組が
あります。たねまき~を一躍有名にしたのは、昨年の原発事故以来、京都大学原子
炉実験所助教の小出裕章氏を連日インタビューし続けたことかと思いますが、それ
以前から良質な報道を心がけてこられた真摯な番組です。
  そのたねまき~が、主にMBSの経費削減のために打ち切りの危機にある、との
こと。
  私自身は、たねまき~の前身番組にしか出たことはないのですが、ひょんなこと
から、その小出裕章氏らとともに、?過去の出演経験者などが無料ボランティア出
演を申し出ることでMBSの経費削減に協力する、?「たね蒔きジャーナル」の市
民スポンサーとなるべく寄付を集める、という活動の事務局を担うこととなりまし
た。
  よろしければ、みなさんも賛同/寄付をご検討いただければ幸いです。

〈すきすきたねまきの会ホームページ〉
http://www.tanemakifan.net/
(小出さんのビデオメッセージやその他の呼びかけ人のメッセージ、呼びかけ文
等々ご覧いただけます)

  27日18時には、これまで集まった寄付(5日間、8月20日時点で約157万円)をもっ
てMBS本社にお願いにあがります。こちらも関心のある方はぜひお越しください
。小出裕章・京都大学原子炉実験所助教も来られます。詳しくは上記ホームページ
で。

■夜な夜なカフェ、はじまってます
  あまり得意でなかったインターネットによる情報発信も、AIBOのITスタッ
フの協力で可能になりました。
  毎週月曜よる9時から10時に、公開対談&ユーストリーム配信で、「夜な夜なカ
フェ」を始めました。
  夜な夜なカフェのキャッチフレーズは「多彩なゲストをお迎えして、日本の難題
を少しユルめに語り、考える」。対談はビールを飲みながら、硬くなりすぎずに。
  初回8月13日は、辻元清美×イダヒロユキ×桂むつ子でテーマは「リベラル」、20
日は柴山桂太×中島岳志で「保守」、次回27日は雨宮処凛×ラボルテ雅樹で「右翼
と左翼」というように続きます。

  9月のラインナップはこちら。
http://www.aibofund.net/応援プロジェクト紹介/#yonayonacafe

  ユーストリーム配信はこちらから(手話通訳あり)。
http://www.ustream.tv/channel/aibofund
  大阪にお住まいの方はAIBO事務所へ(開場20:45。保育あり(要予約))。
  そうでない方はユーストリームを。

2012年8月28日 (火)

早蕨8月号は東京大会特集号

 24ページだての予定、編集担当:井沼さんで制作が急ピッチに進んでいます。

<目次>
特集① 全国大会に行ってきました!
 新高生研の出発に思う 
 田村哲樹講演 
「セーフティーネットの学校づくり」序章 
「3回目の文化祭…」 
「A男の成長に係わって」
「主権者は主催者から」 
「市民になるための学び…」
「ケアが必要な子どもがいる学級…」
「福島の現状とどう向き合うか」
「政治と教育の“間”…」
 交流会「居場所論」 

特集② 7月例会 響と交流して

連載
 文化祭見てある記 心に残るベストセレクション⑨
 ぼんのる・く・る② 
 東京イケ麺ず&スイーツパラダイス

  お楽しみに。

2012年8月27日 (月)

【立ち読み】「高校生活指導」194号 ⑤ 「「教育基本条例」を私情をまじえず教えてみた」

「条例案自体を読んだ生徒は皆無、報道等で「内容を少しでも知っている」者も各クラス1~2名しかいない状況」の高校3年生たち。
 彼ら相手に教師の考えは一切述べず、ポイントを特集した毎日新聞の記事、条例制定側の意図と反対論とを特集した朝日新聞の記事を資料にていねいに解説した佐藤さん。「前文」と1章のうちの「基本理念」部分を一節ずつ読み説明していった結果、この時点での生徒たちの条例案に対する意識は、

条例賛成29%、反対55%、わからない、無回答16%

 となりました。
 条例案を読んだ高校生たちの「賛成」「反対」両方のリアルな意見も載せられています。

「同時期に、朝日新聞がこの条例案について行った世論調査結果は、「賛成49% 反対26%  わからない、無回答25%」で、本校生の「賛成29%、反対55%」とは
賛否真逆である(2011,11,1『朝日』)。

 私は、朝日の質問文言が、「大阪維新の会は、知事が学校の教育目標を決めることなどを盛り込んだ教育基本条例案を府議会に提案しています。この教育基本条例案に賛成ですか。反対ですか」だけであり、世論調査が、質問のしかたによって数字がいとも簡単に変わってくる=結果的に世論誘導になってしまう例だと考えている」

(後略。佐藤功「高校生活指導」194号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2012年8月26日 (日)

いつの間にか11万超え

いつもいつもありがとうございます。

注目していた11万アクセスも、いつの間にやら突破600。
ちょうど4月アタマに10万超えをして、4ヶ月半。

これからも無理せず地道に更新していきます。
どうぞヨロシク!

2012年8月25日 (土)

「理屈も多少入っている」

 高生研で「ワークショップを考えるワークショップ」などの講座でお世話になっている、フリーの教育研究家、浅野誠さん。

  ……というより、大阪メンバーたちが沖縄にうかがうたび、「やんばるのペンションO」とともに、毎回、お世話になっています。
 滋賀での高生研大会のあと、後泊ツアーで琵琶湖に泊まり、その後、昼間っから鞍馬温泉に一緒に入ったのも懐かしい思い出です。

 1日に数記事アップされる浅野さんのブログに、「スキマ時間の小ワザ100連発」も紹介いただきました。
 
 ひと言で言うと、「とにかく楽しくて、すぐに使えるワザが100連発なのだ。理屈も多少入っている」。

 詳しくは、こちらへGO! http://makoto.ti-da.net/e3522111.html

2012年8月23日 (木)

「「教育基本条例」を私情をまじえず教えてみた」

サトウ@ウチの学校は夏休みが今日で終了=ブルーです。

「全冊売り切るぞ」との井沼編集長の号令のもと、全国各地で「高校生活指導」最新号(194号=「新」高生研第1号)の大売り出しが行われています。

皆さん、もうすでにお持ちですか?

大阪メンバーたくさん書いてますので、どうぞお手元に一冊(高生研会員には送られてきます)。

さて、「今の大阪の状況が一番わかるサイト」と言われている「堺からのアピール」ブログ(毎日1000を大きく超すアクセス数)が、「高校生活指導」の拙文を紹介してくれています。

http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/14749555.html

湯浅誠さんや小野田正利さんの記事と同じ日の掲載です。
どうぞご覧になってくださいね。

●高生研『高校生活指導 18歳を市民に』194号。問い合わせ等は
 
http://kouseiken.jp/

2012年8月22日 (水)

『“はたらく”を学ぶ』第3集完成しました!!

教師と法律家の協働による授業実践集『“はたらく”を学ぶ』第3集が完成しました。よくぞ3集までできたものと感慨も一入です。目次は「アルバイトの光と影」「国民健康保険の授業」「アルバイトの雇用契約書をもらえなかったら、どうする?」「雇用契約書をもらおう番外編」「それってDVなんじゃない?」「マサオのたたかい」「労使子どもたちの前で並び立つ」コラム「相談できる力にとことんこだわって」、そして巻末は座談会、「なんか変だからアクションへ」というラインアップです。

頒布価格は500円。shutti21@yahoo.co.jp までお申込みください。

2012年8月21日 (火)

今年の生活指導学会は、京都で。

9月1日(土)~2日(日) 立命館大学で。
学校の教員以外の、「生活指導」に造詣の深い方々とお会いできるのも魅力です。

詳しくは→ http://jasg.blog54.fc2.com/blog-entry-26.html

2012年8月20日 (月)

【立ち読み】「高校生活指導」194号 ④ 児玉重夫講演(「シティズンシップ教育再入門」)をきいてのコメント

若手の山野さんがコメンテーターの1人を担当しています。

(以下)

(前略)「教師の権力性」は手放せない

 小玉講演の中で「教師の権力性」について触れられていた。私が勤務する学校は厳しい校則で生徒に規範を教え込むという姿勢の強い学校である。そこで権力性を放棄するなら、生徒にヘゲモニーを奪われ、授業が成立せず指導ができなくなるという点で自分の立場を危うくするのではないかと思う。

  そう思ってしまうのは、校則違反の生徒に対しても、授業中の規律維持においても、「生徒になめられてはいけない」と考える教師が少なからず存在するからである。つまり、生徒に規範を教えることが教師としてのアイデンティティとなっている教師も少なくないのである。
 
 これに対して小玉の言う、コーディネーターとして関わるという視点は、正解を教えることが教師の第一義的任務と考えがちである自分を揺さぶるものだった。

(後略。「高校生活指導」194号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2012年8月19日 (日)

いろんなテーマで。

大阪府高教三島支部教研(京都・花のいえ)にて、ワークショップ。

 神戸女学院・石川康宏さんが『橋下「維新の会」がやりたいこと』というテーマで明快な講演。
 それに引き続いて、佐藤、首藤で「教育基本条例」関係の実践報告ほか。
 佐藤「教育基本条例案を私情をまじえず教えてみた」。

「高校生活指導」最新号に佐藤が載せた実践記録の報告だけど、そのあと、なぜか「高校生活指導」より「スキマ時間の小ワザ100連発」のほうがよく売れたのは、なぜ?

 来週は同じ「花のいえ」で中村が「学級通信をつかた学級づくり」について講演(府高教南支部)。

 行く夏惜しんで(?)あちこちで語っています。

2012年8月18日 (土)

【立ち読み】「高校生活指導」194号 ③ 「ぴらっと1枚」実践報告

                                                                               
新「高校生活指導」では、「気軽にぴらっと実践交流」という連載ページが登場。
初回は、和歌山大・堀内さんの実践とおなじみ「ほめ」「けなし」等です。
(以下)

【堀内さんの報告】
〈複式授業について〉
今回の複式学校教育実習で何より悩んだのが、授業の組み立て方です。複式指導とは、異学年異単元の授業を、一人の教師と異学年の児童によって同時進行する授業形態です。当然、片方の学年についている間はもう片方の学年に指示を出しづらく、直接指導と間接指導(橋渡し)をうまく使いこなす必要があります。また、授業の盛り上がりをずらす等しなくてはなりません。つまり、たった四十五分間の授業一つを成立させるためにも演劇の台本を書くかのごとく、綿密な計画を立てておかなくてはならないのです。チョークで板書している暇すらありません。間接指導の間は子ども主導で学習活動を進めさせる必要があり、そのために”今から何をしなくてはならないのか”を明確に指示しておく必要があります。一度に多くを指示してしまうと忘れてしまいかねないので、掲示物などを予め用意しておき、黒板に指示を残しておくなどするのが有効です。

また、複式授業では単式の授業以上に躓かせてしまった子どもが現れた場合の事も想定し、抽象から具体へと戻れる手立てを考えておかなくてはなりません。単式授業であればその場でいったん全体の問題として立ち戻ることもできますが、複式の授業は同時に二学年分の本時のめあてにたどり着かなくてはなりません。片方の準備不足は、もう片方の学年の授業にまで影響を出してしまいます。私自身その点に関しての認識と準備が非常に甘く、研究授業をはじめ多くの失敗をする事になりました。これに関しては複式授業だけでなく単式授業においても心がけるべき点であるので、今後の大きな課題でもあります。

ただし、数ある難しさのなかにも複式授業ならではの面白さがあります。複式授業に慣れたこどもたちは、基本的に自分たちで相談しながら授業を進めていく事ができます。また人数が少ないがゆえ、積極的に黒板や半具体物(マグネット)等を有効に使って前に出て相談し合ったりすることもできます。軌道にさえ乗せてしまえば勝手に学習活動が進んでいき、子ども同士での学び合いが得られるのです。教師は押さえるべきポイント(その一時間で教えたい所)だけを押さえておけばよいのです。それだけではありません、異なる学年の授業が同じ部屋で行われる事により、例えば一年生の子どもは二年生が勉強している内容を先取りして知る事ができ、また二年生は去年勉強した事を思い出すこともできるのです

(後略。「高校生活指導」194号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2012年8月17日 (金)

安宿ご利用御礼!

皆さん、全国大会お疲れさまでした。
SATOツーリストです。

「今回の高生研での、宿泊の件ありがとうございました。
場所も近く、値段も良く、本当に助かりました」

秋田の学生さん、Wさんからメールいただきました。

いえいえ、サトウもマイレージいっぱいポイントいただいてます。
こちらこそ、感謝! です。

今回の配室は、各日20~22名分。
皆さまのおかげで滞りなく。

では、来年また京都で!
(来年は後泊ツアーもやりたいな)

以上、わがまま言います聴きますお互いに! のSATOツーリストでした。

2012年8月16日 (木)

【立ち読み】「高校生活指導」194号 ② 高校生と楽しむ行事のアイディア 研修旅行でダンス!

 若手のFさん。修学旅行を盛りあげようと……。

<ここから>
 
  今年2月29日から3月2日まで2年生は沖縄の宮古島へ研修旅行に行ってきた。3泊のうち2泊がファームステイ、3泊目だけホテルということで生徒はかなり不安気で、「絶対楽しくない」だとか、「全部ホテルに泊まりたい」などと不満を漏らしていた。
 
  何とか学年やクラスで盛り上がることをしようと学級代表の生徒を中心に3泊目の夕食後に学年レクかクラスレクを考えていたのだが、学年レクやクラスレクをする場所がないことが分かり……、時間も多くとれないことが分かり……、学級代表の生徒たちも「それならレク無しで、自由時間にしよう」となってしまった。
 
 結果、学年・クラスレクは無しになり、有志で出し物をしたい人だけやることになった。
 私はせっかくの研修旅行なのに、少し寂しい気持ちになった。いや、有志でやりたいという生徒がたくさんいれば盛り上がるじゃないか! そう期待していたのだが、有志を希望したのは女子八人のひと組だけだった。

 ある日、その女子生徒たちが社会科準備室にやってきた。
「先生、一緒に有志に出てくれませんか? ダンスをしようと思っているんです。」
  私に出演のオファーだった。正直私は少し悩んだ。今まで生きてきた中で舞台や人前でダンスをしたことがないからだ。しかもどんなダンスをするのか尋ねると、SKB48だという答え。恥ずかしいという気持ちもあった。
しかし、生徒が盛り上がるなら、思い出を作れるならと思い、私は有志に参加することを快く承諾した。

(後略。「高校生活指導」194号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2012年8月15日 (水)

【立ち読み】「高校生活指導」194号 ① 政治と公教育の関係を考える

大阪の書き手満載の194号。まずは、大阪大学小野田正利教授の論文です。

(前略)
2.教育行政はなぜ特別なのか
 これから書くことは、そうとうにザックリとした整理であり、学問的にはいくつかの疑義が出されるものですが、理解を容易にするために、大雑把となることをお許しください。私が大学院学生として学んだ、30年前の1970年代の比較教育行政制度での概括的な整理です。

 「教育を誰がどのように統制するか」という課題、言いかえれば「政治と教育の関係」を法制度として作り、機能させていくかについては、どの国にあっても課題となってきたことでした。19世紀の近代国家の成立と、その後の公教育の確立期においては、急ぎ「国民」を育成することが、国家の発展にとっても重要な課題でしたから、相当に上から強権的に整備することが多くの国で見られました。

  やがて選挙制度や議会制度が作られ、執行機関との関係性が明確になってくるにつれて、それぞれの間でのチェックアンドバランス(抑制と均衡)をとりながら、教育をどのようにコントロールするかが求められるようになりました。そしてそこに民意を反映させる方法が模索されます。
 
  道路の建設や、公衆衛生のために上下水道を整備したり病院を作ったりすることと同じように、権限を一箇所(一人)に集中させておこなえばいいのではないかと思われるかもしれませんが、人の成長に関わる教育の営みは、モノを作るのとはわけが違った慎重さが求められました。それは優れて人間の尊厳と自由との関わりで、単に知識の教授や技能の伝達にとどまらない、一人ひとりの精神構造の構築あるいは内面形成に関わるものであり、かつ親がわが子に対して本来的に持っている養育・教育権との調整が必要であるがゆえに、権力(統治機構)が教育に関与することの限界という問題でした。
 
  むろん学校を作ったり、教具を整備したりすることは、モノの建設・廃止と同じようにとらえることができるでしょう。しかし中核ともいうべき「学校が教師が、子どもに何をどのように教えるか」に直結する可能性を色濃くもつ教育行政については、別の慎重さが求められてきました。
 
  「教育に対する統制は抑制すべきものである」ことについては、おおかたの合意があるものの、国家権力や地方権力機関の独走や一人歩きをどのように防止するかについて、その理念構造や仕組みのあり方には、実に多様な議論があります。教育水準の維持向上を使命とする国家が、具体的にどのような権限を行使すべきか、そして実際の学校や教室の場で、教授・学習活動の展開における教員の教育方法と教材の裁量性の程度、あるいは子どもの学習権の確保と向上のために、保護者を含めた利害関係者(ステークホルダー)の関与の構造は、常に論争の的でもあります。

(後略。「高校生活指導」194号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

2012年8月14日 (火)

東京大会盛況のうちに閉幕

みなさん、こんにちは。事務局長の首藤です。高生研第50回東京大会は200名近い参加者で盛況のうちに閉幕しました。今年は50回の節目であるとともに、暫定会則を採択して新「高生研」として生まれ変わる歴史的な大会だと言ってよいでしょう。また、今年は学生を中心にして若い世代の参加者も多く、その若い人たちを中心にベテランもまざって新旧交代を感じさせる活気のある大会でした。詳しくはこれからまたアップしていきたいと思います。

2012年8月13日 (月)

7月「響」太鼓例会、ぜいたくな1日でした。

例会初参加、Hさん(20代・女性)からいただいた感想です。

☆☆☆

ワークショップを挟んだ二部構成の演奏に引き続き、メンバーとの座談会に懇親会と、「響」漬けの贅沢な一日でした。

響の演奏からは、「踊れる和太鼓」という言葉が頭の中に浮かびます。和太鼓の伝統的なリズムをベースに据えながらも、異国情緒あふれるグルーヴ。それぞれの太鼓が織りなす音の重なりがとっても心地よく、踊り出したい気分に駆られました。
ワークショップでは、ぶちあわせ太鼓を教えていただき、演奏側の快感を味わうことのできた一時でした。腕を真っ直ぐ上げて、息を吸って吐くタイミングでバチを下ろすなど、リーダー山口さんからのわかりやすいアドバイスと、メンバーの皆さんからの励ましがあって、最後の一打が決まった瞬間の達成感と参加者全員の一体感は、最高でした!

座談会では、ツアー裏話から浦商定時制の太鼓部時代の話、現役高校生へのアドバイスなど、多岐に渡ってお話を伺うことができました。かつて不登校の経験を持つ若者がなぜ、ここまで‥という疑問は常に私の喉元に出かかっていて、その回答の全てを知るには及びませんでしたが、彼らの繊細で豊かな感性が浦商で見出だされ、それを生かす場のあったことが大きかったのだろうなぁと、強く感じました。本来学校とはそんな場所であることを改めて認識し、私も教育者として目の前の生徒を信じることから始め、生徒と教師が共に成長できるチャンスを見失わずにいきたいと思います。

今回のような場に、教師が現場で生かせるヒントがたくさんつまっているように思います。貴重な機会を、ありがとうございました。

2012年8月12日 (日)

全国大会、お疲れさまでした!!

いま、東京から帰ってきました。

200人近くの参加者。
学生も多く、「コトバ」をどう伝えながら、議論も深められるか――。

皆で知恵を出し合った大会。大会をつくってこられた方々、参加された方々、皆さんありがとう&お疲れさまでした。

さあ、高生研リニューアル! スタートです!

2012年8月10日 (金)

大阪高生研から15名(+α)

いよいよ大会が始まります。

「大阪、早く申し込みしてよ!」

ずっと「申し込み数4」だった大阪人、なんとか公称12名の参加予定。

でも、「大阪高生研の人」たちは、大阪以外にも、和歌山、奈良、兵庫、なぜか神奈川など、あちこちに。

それら加えると、今のところ15名。それ以外にも、何人か「帰省がてら行きます」や「仙台帰りに寄ります」などの情報も。

SATOツーリストご利用の皆さまも各日21人~22人完売!

さあ、今年も楽しみましょう。

2012年8月 9日 (木)

さあ先発。教科研大会と高生研大会、ハシゴしてきます。

・教科研大会~法政大学(日比谷)。8/9~11。
・高生研大会~東洋大学(城山)。8/10~12。

サトウは教科研大会の「社会認識と平和」分科会で、「教育基本条例を授業で高校生たちと考えた」実践を報告します。

この報告内容、「高校生活指導」最新194号に寄稿したものそのまま。

ということは、「詳しくはこれをご覧ください」と、いっぱい最新号を売ってこよう!

で、このあとは、

・「渡部謙一さんを囲んで「教育改革」を改革する道を考える」交流会(8/10 夜)
・8/12午前 問題別分科会
「政治と教育の“間”を考える 大阪の状況から、全国の状況から」
提起:大阪高生研 ゲスト:岡本厚 氏(岩波書店『世界』前編集長)

 にぜひお越し! と宣伝してこよう。

<教科研大会チラシ>
http://homepage3.nifty.com/kyoukaken/2012taikaichiRM_0630.pdf
<高生研大会応援ブログ>
http://tokyotaikai2012ouen.blog.fc2.com/

2012年8月 8日 (水)

今年の「高生研大会応援ブログ」はグレード高い。

以下、管理人・三重のアンドウさんの記事をそのまま転載。

<ここから>

高生研2012東京大会応援ブログ「ふいのまじわり」担当のアンドウです。

いよいよ大会が近づいてきてこの応援ブログも先が見えてきました。
約8ヶ月もの間、多くの執筆者(延べ145の記事が更新されています)に
支えられじわーっと東京大会を応援してきました。

左側のリンクもつたないタグの知識を駆使して、使い捨ての記事にならない工夫をしています。それから、右肩のクリップマークのあるArchiveをクリックすると過去の記事全てのタイトルを見ることが出来ます。もちろん携帯やスマホにも対応していますので、出先からでも気軽に見ることが出来るはずです。間際になって「あの全体会はどうなっていたっけ?」という疑問にも対応できるのです。
今からでも「ふいのまじわり」を職場や仲間にPRして下さい。

結構見応えあると思っているのです。

10日(金)の大会初日に更新を済ませて、私も東京、東洋大学へ向かいます。

<ここまで>

で、応援ブログ「ふいのまじわり」へGO!

http://tokyotaikai2012ouen.blog.fc2.com/

2012年8月 7日 (火)

7月「太鼓」例会、こちらでみられます②

太鼓集団「響」のブログに、参加された方々の感想があります。
どーぞ!

http://blog.livedoor.jp/hibikikizuna/archives/13252035.html

2012年8月 6日 (月)

新・高校生活指導194号、そろそろ届く頃です

7月29日、滋賀県にて、藤本、夏原、井沼の3人で引落会員分と著者分の発送、合計380冊余を完了しました。
瀧内さんが丁寧に準備しておいてくれたおかげで、初回のもたつきがあったとはいえ、2時間20分で作業を終えました。
そのあと、藤本さんと京都のクロネコに運び、無事発送。、まもなく皆さんの元に届きます。

作業を終えてから2時間、実務について検討しました。まだまだ決めなければならないこと、たくさんあることがわかってきました。
でも、とにかく大切なことは、売って売って売りまくることですね。

引落会員、大会までに500名目標。何としても近づきたい。
現金会員から移行の声掛けがまだ届いていない方、いませんか?
同時に、定期購読、今回のみ購入、まとめて購入など、あらゆる可能性を広げていくことが必要だと思います。
会員の皆さんが、草の根で1冊、2冊をまわりに勧めていってもらえることが、結局は一番の強みだと思います。

さっそく和歌山大学のHさんから6冊注文!ありがとうございます。
7月31日の大阪高生研例会では8冊販売。
明後日から、大学時代の同窓会と北大教育学部の集中講義で北海道に渡るのですが、20冊持って行きます。ゼッタイ完売するぞ~!
みなさん、ぜひ注文してください。

注文は、info@kouseiken.jpか、inuma@mug.biglobe.ne.jp(井沼)まで。

まだ新高生研の編集会計の振り込み口座が開設されていないので、代金支払いは大会などでお願いするとして、
スタートダッシュが肝心です。

井沼淳一郎

2012年8月 5日 (日)

7月例会、無事に終了しました。

高校生5人を含めた、24人が参加しました。

まずは、「響」の公演第一部。三宅太鼓など、トラディショナルの曲目と唄の演目がありました。
次に、参加者が実際に「ぶち合わせ太鼓」を習う太鼓教室。「響」の皆さんの指導のもと、基本となるリズムを繰り返し覚え、さらに演出に華やかさを出すため、ひとつの太鼓を3人が順繰りにたたく「回転」を教わりました。最後は、「ぶち合わせ太鼓」を通してたたき、どんどんスピードがあがっていく「回転」もそのあとに加え、会場がひとつになって太鼓教室のまとめとなりました。

そして、「響」の公演第二部。太鼓教室で、体が解放されたことにより、参加者と「響」メンバーとの距離も縮まり、誰もが息をのんで公演に聞き入りました。演目は、「響」が作曲したオリジナルが中心の7曲。「最後の砦」という曲は、浦商定時制が閉校となったときに作られたもので、特に印象に残って感動的だったという感想が目立ちました。

最後に、「響」のメンバーを囲んだ座談会。「響」の太鼓に合わせて参加者がじゃんけん列車をし、1列になったところで4班に分けました。6人の「響」メンバーも4班に分かれ、班長を中心に、浦商定時制のこと、メンバーの小中学校時代のこと、太鼓のこと、「響」のことなどについて、議論を深めました。

懇親会は、京橋で行い、13人が参加。いつものように、中盤で今日の感想を発表しあう「交流会」をやり、勉強になる意見を多く聞けました。そしてサプライズで「響」メンバーからお楽しみネタを披露していただき、芸達者だなぁ・・・と感心しました。

参加者の感想文は、次号の早蕨をお楽しみに!  (担当・S)

2012年8月 4日 (土)

7月「太鼓」例会、こちらでみられます①

太鼓集団「響」のブログです。
こちらで当日のようすをどうぞ!

http://blog.livedoor.jp/hibikikizuna/archives/13028512.html

2012年8月 3日 (金)

7/27 「大阪の教育これから2」、ここでみられます(下)

(つづきです)

・ツイッター中継はこちら→ http://togetter.com/li/346128

・参加してくださった会社員の方のブログ記事。わかりやすい。
http://aganama.net/2012/07/31/%e3%80%90%e7%86%9f%e8%ad%b0%e3%80%91%e3%80%8c%e5%a4%a7%e9%98%aa%e3%81%ae%e6%95%99%e8%82%b2%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%ef%bc%92%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%9f%e3%81%a9%e3%81%86/

維新の議員さんも共産党の議員さんも、高校生と同じテーブルにいるから、一生懸命に「わかるコトバ」で語られる。

 けど、この方法、すごく楽しいけど、「“熟”議」と言いながら、ゼッタイ深い話はできないよなあ。
まあ、出会いの第一歩とすれば、ま、いいかぁ……。

「議員は現場をもっと見に来て」という声に、議員が定員割れを続けている学校を見学に行く話や、保護者の学校へのかかわりについて議員と教員の意見交換の機会をすすめよう、等、実質的な部分で進んでいるところもあります。

一方で、府議さんと身近に話ができた高校生から、「維新の議員さんも案外いけるんだなあと思った」との感想も。

さてさて、大阪の教育を「よくする」ことに一役を担えたのか?
ぼくら単に「取り込まれた」だけ?

これらの疑問も含めて、試行錯誤の実践については、いよいよ来週に迫った全国大会、急きょ設定された、大会最終日(12日)午前の問題別分科会

「政治と教育の“間”を考える
      ~大阪の状況から、全国の状況から~」

 担当:大阪高生研
 ゲスト:岡本厚氏(岩波書店『世界』前編集長)

 で、皆さんのご意見もぜひうかがいたく思っています。

 東京でお会いしましょう!  

                    (大阪・サトウ)

2012年8月 2日 (木)

7/27 「大阪の教育これから2」、ここでみられます(上)

サトウです。

当日は、おかげさまで会場定員を超す、約70名もの方に参加いただき、意見を交換しました。

①さまざまな考えをもつ方が集まって、みんなで大阪の教育のこれからを考えよう。「敵」をたたきのめそう的発言はNG。
②「意見」に対する反論歓迎。ただし、「人」に対する人格攻撃不可。
③高校生にもわかるコトバで話すように努めること。

 上記、「3ルール了解者のみ参加」ということで行われた会でしたが、途中、エキサイトされる方も出そうになり、またそれをおさめようとする方が現れ・・・。

 苦労しながらも、おもしろかったです。

(会後の懇親会参加者が30人近くいましたモン)

 さて今回は、ツイッターやフェイスブックを使いこなす若者たちと共催できたので、当日は、ユーストリームとツイッターで生中継されました。

 まずは、当日の生中継をまとめたもの。
 お時間あれば、どうぞご覧ください。
 お時間ない方、下記Nさんが「永久保存版」という「エンディング=参加した若者たちの感想」部分だけでも、ぜひ!

●中継担当・Nさんからのメールを転載
≪7/27(金)≫「大阪の教育これから2 ~どうする?どうなる?大阪の教育~」のユーストリーム映像、はりつけておきます。
会場の狭さで音の反響が大きく、僕の実況はあまり聞き取れません…(汗)。
収録時間、そこそこ長いです。お時間のある時に、どーぞ♪

◇第1部 パネル・ディスカッション
http://www.ustream.tv/recorded/24276125
⇒‘レモンさん’に変身した山本シュウさんが司会。
高校教員2名&大阪維新の会府議会議員2名が、高校生を挟んでパネリスト出演。
会場も巻き込んだ展開で、終盤は‘ストーミング’状態?

◇第2部 参加者全員熟議
http://www.ustream.tv/recorded/24276968
⇒20分過ぎ頃に「いじめ」問題を議論するテーブルあり。
各テーブルの声、なかなか面白い!

◇各テーブルの最年少者からの感想発表~エンディング
http://www.ustream.tv/recorded/24277684
⇒この全体での締めくくりは必見!
永久保存版かも~♪

  (つづく)

2012年8月 1日 (水)

しおちゃんまん、ありがとう。

「しおちゃんまん」こと、全生研・千葉の塩崎さんが、ブログで「スキマ時間の小ワザ100連発」を紹介してくださってます。

元気が出る書評、ありがとうございました!

http://shiozaki.blog48.fc2.com/blog-entry-1636.html

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