おすすめ情報

本の紹介

« 「大阪の教育の明日を考える会」ミーティングします。 | トップページ | 【ご案内】学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都 »

2012年9月25日 (火)

【立ち読み】「早蕨」8月号⑥  鼓集団『響』大阪公演 &浦和商業高校定時制のお話会④

おまちかね、「響」メンバーとの座談会

  最後に、「響」のメンバーを囲んだ座談会。「響」の太鼓に合わせて参加者がじゃんけん列車をし、1列になったところで4班に分けました。「響」の6人も4班に分かれ、班長を中心に、浦商定時制のこと、「響」の皆さんの小中学校時代のこと、太鼓のこと、「響」のことなどについて、議論を深めました。以下、各班の議論の概要です。

■1班(「響」よりIさん)

  1班ではIさんにお話をうかがい、「響」に関わるきっかけや浦商定時制での生活について話を聞きました。
 
  中学校時代は不登校で、当初は不安を抱えながらの高校生活だったようです。そんIさんが太鼓を始めたきっかけは、平野先生が担当する1年生の体育の授業で太鼓を叩いたことでした。最初はあまり快く思っていなかったそうですが、学校生活においても1年生のときは「しんどい」と感じることが多かったと仰っていました。ところが、太鼓部に入部したり生徒会活動に参加したりする中で次第に不安を感じなくなっていったそうで、生徒会活動を通じて成長をすることができたとおっしゃっていました。
 
  たとえば、定時制は自販機が使えないことになっており、そんな理不尽に対する改善要求をしてみたり、「生徒が主人公」の行事、特に卒業式をみんなで作るという経験をしたそうです。そんな中で最も印象に残っているのが、統廃合撤廃運動に関わったときだとおっしゃっていました。自分たちは「いい学校」と思っていても、その声は届かず潰されていく浦商定時制を見て、「いい学校」ということをわかってもらう―言葉で相手に伝える―ことの難しさを実感したそうです。このときの経験があって、現在、「響」では人に思いを伝えたり、人とつながったりすることを念頭において活動されていると仰っていました。

(つづく。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

« 「大阪の教育の明日を考える会」ミーティングします。 | トップページ | 【ご案内】学びサポート×暮らしサポート全国実践交流会 in 京都 »

早蕨(さわらび)」カテゴリの記事