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2012年10月12日 (金)

【立ち読み】「早蕨」8月号⑭ 問題別分科会 「福島の現状をどう考えるか」に参加して

 昨年度大学の授業やゼミで原発問題に取り組んだこと、福島から遠く離れて「日常生活」を送っている私たちはともすれば福島を忘れがちであるという危惧から、この分科会に参加しました。

 この分科会に参加してよかったと思ったのは、まず、遠藤さんのリアルな語りが聴けたこと、これからを担う私たちが(私は遠藤さんより一回り年上だと思いますが・・・)何をすべきかを世代を越えて考えられたことです。福島県浪江町で暮らしていた遠藤さんは、東日本大震災と福島第一原発事故によって生活を大きく変えられました。その直後に秋田大学で学生生活を送りながら、「ふくしまの集い」という団体を立ち上げて、福島県出身の学生たちで福島の現状に向き合おうと考えて活動をしておられます。

  避難者の状況を把握し、子どもたちの学習の遅れに注目して学習支援教室「きびたきの家」を開いたとりくみは、子どもたちを学習面でサポートするだけでなく、遠藤さんご自身がおっしゃっていたように、保護者が息抜きできる貴重な時間にもなっています。住み慣れた地域から出て行かざるをえなくなり、友だちや地域の仲間たちと離れ離れになる・・・避難してきても周りの人たちに妙に気を使われる・・・。おとなも子どもも自分の居場所が物理的にも精神的にも見えなくなるなかで、「わたしはここにいていいんだ」と思える空間をつくっておられるのだと感じました。

(下略。平田知美。「早蕨」8月号。購読申し込みは、左記、「メール送信」へ)

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